JPS605308B2 - 中空糸膜束よりなる血液処理装置 - Google Patents
中空糸膜束よりなる血液処理装置Info
- Publication number
- JPS605308B2 JPS605308B2 JP16262480A JP16262480A JPS605308B2 JP S605308 B2 JPS605308 B2 JP S605308B2 JP 16262480 A JP16262480 A JP 16262480A JP 16262480 A JP16262480 A JP 16262480A JP S605308 B2 JPS605308 B2 JP S605308B2
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- JP
- Japan
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- blood
- hollow fiber
- fiber membrane
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- processing device
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半透膜あるいは多孔膜を使用し、この壁膜を通
じて浸透、透析、限外櫨過及びガス拡散等の嫁理を利用
して血液中の物質を移動させるように構成した血液処理
装置、特に該膜が中空糸状をなしたものを使用する改良
された中空糸膜東よりなる血液処理装置に関するもので
ある。
じて浸透、透析、限外櫨過及びガス拡散等の嫁理を利用
して血液中の物質を移動させるように構成した血液処理
装置、特に該膜が中空糸状をなしたものを使用する改良
された中空糸膜東よりなる血液処理装置に関するもので
ある。
従来この種の血液処理装置は、賢不全患者、薬物中毒患
者等の血液から有害物を除去して血液の浄化を行なうた
めの人工腎臓装置、人工肝臓装置あるいは酸素と炭酸ガ
スとを交換する人工肺装置等として広く使用されている
。
者等の血液から有害物を除去して血液の浄化を行なうた
めの人工腎臓装置、人工肝臓装置あるいは酸素と炭酸ガ
スとを交換する人工肺装置等として広く使用されている
。
本発明はこれらの血液処理装置に使用される改良された
装置を提供するものである。
装置を提供するものである。
このような血液処理装置は一般に円筒型のものが多い。
従来型血液透析装置を例に、その構造を第1図に示す。
第1図中、1は血液を中空糸膜東5の内部空間に導くよ
うに、かつ外部と隔離する為に設けられた断面が円形の
入口側へツダーであり、血液10は導入口20より導入
される。laは中空糸膜の内部空間を通過してきた血液
を集合させ一定の大きさの管に排出口20aより排出す
るように、かつ外部を隔離する為に設けられた断面が円
形の出口側へッダーである。2はへッダ−1又はlaが
外筒3と分離しないように、また、ヘッダー内に導びか
れた血液が外部に洩れずに中空糸膜5の内部空間に導び
く為にへッダーー又はlaをバッキン12を介して中空
糸膜群を固定する隔壁6に密着させる為に設けられた固
定キャップである。
第1図中、1は血液を中空糸膜東5の内部空間に導くよ
うに、かつ外部と隔離する為に設けられた断面が円形の
入口側へツダーであり、血液10は導入口20より導入
される。laは中空糸膜の内部空間を通過してきた血液
を集合させ一定の大きさの管に排出口20aより排出す
るように、かつ外部を隔離する為に設けられた断面が円
形の出口側へッダーである。2はへッダ−1又はlaが
外筒3と分離しないように、また、ヘッダー内に導びか
れた血液が外部に洩れずに中空糸膜5の内部空間に導び
く為にへッダーー又はlaをバッキン12を介して中空
糸膜群を固定する隔壁6に密着させる為に設けられた固
定キャップである。
外筒3は好ましくは円筒形であってその内部が目視でき
るように透明で硬質の合成樹脂で作られ、その内部空間
9には数百乃至一方本程度の中空糸膜5が充填されてい
る。又この外筒3には、透析液の導入口4及び排出口4
aが設けられている。中空糸膜5は、外筒3の内部空間
9に多数充填され、その両端は血液適合性に優れた隔壁
6で液密に固定され、しかも中空糸膜5の内部空間はへ
ッダーの内部空間8を蓮適している。又隔壁6は一般に
ポリウレタン樹脂が使用されているがこの隔壁6によっ
てへッダーの内部空間8は、外筒3の内部空間9と隔離
され、ヘッダーの内部空間8及び外筒3の内部空間9は
中空糸膜5の壁膜を介してのみ接触するようになってい
る。すなわち導入される血液10はへツダ−内空間8を
経由して中空糸膜の内部空間に入り、中空糸膜の壁膜を
介して血液中の有害物を外筒3の内部空間9に排出し、
清浄になった血液は出口側へッダーlaの内部空間を経
由して体内にもどされ、逆に外筒3の内部空間9に排出
された有害物は導入管4より導入された透析液11によ
って運ばれ排出管4aを経由して外部へ取り出される。
るように透明で硬質の合成樹脂で作られ、その内部空間
9には数百乃至一方本程度の中空糸膜5が充填されてい
る。又この外筒3には、透析液の導入口4及び排出口4
aが設けられている。中空糸膜5は、外筒3の内部空間
9に多数充填され、その両端は血液適合性に優れた隔壁
6で液密に固定され、しかも中空糸膜5の内部空間はへ
ッダーの内部空間8を蓮適している。又隔壁6は一般に
ポリウレタン樹脂が使用されているがこの隔壁6によっ
てへッダーの内部空間8は、外筒3の内部空間9と隔離
され、ヘッダーの内部空間8及び外筒3の内部空間9は
中空糸膜5の壁膜を介してのみ接触するようになってい
る。すなわち導入される血液10はへツダ−内空間8を
経由して中空糸膜の内部空間に入り、中空糸膜の壁膜を
介して血液中の有害物を外筒3の内部空間9に排出し、
清浄になった血液は出口側へッダーlaの内部空間を経
由して体内にもどされ、逆に外筒3の内部空間9に排出
された有害物は導入管4より導入された透析液11によ
って運ばれ排出管4aを経由して外部へ取り出される。
しかしながら、このような従来の円筒タイプの血液処理
装置は次のような問題がある。すなわち第1図において
、使用されるへッダーーの構造上、ヘッダーの入口′点
Aよりへツダーの水平に曲がる点B迄の距離が、点Bよ
り中空膜群の切断面7上の点C迄の距離に比べて非常に
長く、しかも中空糸膜群の切断面7の上部空間に広がる
へツダーの平担部分の長さが相対的に長い。その為に、
血液が該へッダ−に導入された際、それ自身のもつ流速
をほとんど分散しないままに先づ中空糸膜群の切断面の
中央部に衝突し、次いで当該中空糸膜の内部空間の圧力
(又は抵抗)や当該中空糸膜群を固定する隔壁によって
大部分の血液が外周部の中空糸膜群へ分散される。従っ
て血液の中空糸膜の内部空間を流れる速度は、中央部は
遠く、逆に外周部は遅くなる。その結果、血液処理装置
としての性能も低下すると共に、血液処理後返血する際
、返血速度が中央部と外周部で異なる為、外周部に近い
中空糸膜の内部空間に残血現象を引き起こす。特に長時
間の血液処理を行なう場合、血液速度の遅い中空糸膜の
内部空間では凝血を起こし、血液の流れが停止する部分
も生じる。本発明は、係る事情に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは入口側へツダーの構造
を改良し導入する血液が固定された中空糸膜群の切断面
の全中空糸膜の内部空間に均一に流れ込む構造にした血
液処理装置を提供することである。
装置は次のような問題がある。すなわち第1図において
、使用されるへッダーーの構造上、ヘッダーの入口′点
Aよりへツダーの水平に曲がる点B迄の距離が、点Bよ
り中空膜群の切断面7上の点C迄の距離に比べて非常に
長く、しかも中空糸膜群の切断面7の上部空間に広がる
へツダーの平担部分の長さが相対的に長い。その為に、
血液が該へッダ−に導入された際、それ自身のもつ流速
をほとんど分散しないままに先づ中空糸膜群の切断面の
中央部に衝突し、次いで当該中空糸膜の内部空間の圧力
(又は抵抗)や当該中空糸膜群を固定する隔壁によって
大部分の血液が外周部の中空糸膜群へ分散される。従っ
て血液の中空糸膜の内部空間を流れる速度は、中央部は
遠く、逆に外周部は遅くなる。その結果、血液処理装置
としての性能も低下すると共に、血液処理後返血する際
、返血速度が中央部と外周部で異なる為、外周部に近い
中空糸膜の内部空間に残血現象を引き起こす。特に長時
間の血液処理を行なう場合、血液速度の遅い中空糸膜の
内部空間では凝血を起こし、血液の流れが停止する部分
も生じる。本発明は、係る事情に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは入口側へツダーの構造
を改良し導入する血液が固定された中空糸膜群の切断面
の全中空糸膜の内部空間に均一に流れ込む構造にした血
液処理装置を提供することである。
本発明は、「円形の断面を有する入口側へツダー及び出
口側へッダーにその両端が開□することにより、内部が
該へッダーに蓮通した状態にある中空糸膜東を有する血
液処理装置において、該入口側へッダーの円周内壁と中
空糸膜東の外周との間に環状の空間部を設け、かつ該入
口側へッダーの中央部が該入口側へッダーと中空糸膜東
端断面とに囲まれて形成される内部空間に向けて凸状に
張り出した部分を有し、さらに該入口側へッダ−に談環
状空間部の接線方向に開口した血液導入口を設けること
を特徴とする血液処理装置。
口側へッダーにその両端が開□することにより、内部が
該へッダーに蓮通した状態にある中空糸膜東を有する血
液処理装置において、該入口側へッダーの円周内壁と中
空糸膜東の外周との間に環状の空間部を設け、かつ該入
口側へッダーの中央部が該入口側へッダーと中空糸膜東
端断面とに囲まれて形成される内部空間に向けて凸状に
張り出した部分を有し、さらに該入口側へッダ−に談環
状空間部の接線方向に開口した血液導入口を設けること
を特徴とする血液処理装置。
」を要旨とするものである。本発明によれば、入口側へ
ッダーの断面が円形になっている部分の接線方向から血
液が流入し、中空糸膜東の切断面上に沿いらせん状に回
りながら、固定された中空糸膜の切断面上、すなわち中
空糸膜内部へ導入される。
ッダーの断面が円形になっている部分の接線方向から血
液が流入し、中空糸膜東の切断面上に沿いらせん状に回
りながら、固定された中空糸膜の切断面上、すなわち中
空糸膜内部へ導入される。
その際血液圧は各中空糸膜切断面上に均一に加わるので
、血液は一様に中空糸膜内部へ導入される。この際に血
液を中空糸膜東の切断面上にいきなり接線方向に流し込
むと、中空糸の切断端により血液が損傷を受ける危険性
があるが、本発明では血液はまず入口側へッダ及の外周
内壁と中空糸膜東の外周面により形成される流路に流れ
込むので血液損傷の可能性は大幅に軽減される。
、血液は一様に中空糸膜内部へ導入される。この際に血
液を中空糸膜東の切断面上にいきなり接線方向に流し込
むと、中空糸の切断端により血液が損傷を受ける危険性
があるが、本発明では血液はまず入口側へッダ及の外周
内壁と中空糸膜東の外周面により形成される流路に流れ
込むので血液損傷の可能性は大幅に軽減される。
又、返血側、すなわち出口側へツダーの血液排出口も入
口側へッダーと同様に、その円形断面部分の接線方向に
設けることは何ら差支えない。
口側へッダーと同様に、その円形断面部分の接線方向に
設けることは何ら差支えない。
かかる構造の血液処理装置は長さ方向の寸法を4・とす
ることができるので、コンパクトになる長所をも有する
。次に本発明の血液処理装置を図面をもとに詳述する。
ることができるので、コンパクトになる長所をも有する
。次に本発明の血液処理装置を図面をもとに詳述する。
第2図は本発明の血液処理装置の具体例であり、図中共
通のものは第1図と同一番号が付されている。
通のものは第1図と同一番号が付されている。
第2図は、ヘッダー部分を中心とした構造に特徴がある
。
。
すなわち第1図に示す従来型のへッダ−では、A〜B間
がB〜C間に比べて非常に長く、しかも中空糸膜群の切
断面7の上部空間に広がるへッダーの平坦な部分の長さ
が相対的に長い為に、導入された血液10は、導入され
る時にもつ流速を分散しないまま固定された中空糸膜群
の切断面7のほぼ中央に衝突し、その後外周部へ分散さ
れるのに対し、本発明のへッダーでは、血液導入口20
より導入された血液はらせん状を呈しながら中空糸膜群
の切断面7の外周部を回り、血液は外周部より内周部の
方向へ移動しながら中空糸膜群の内部空間へ導入される
。しかも本発明の入口へッダー1は、その上面が下方に
円錘状もしくは半円状にへこんだ形、すなわち、内部空
間8の上部が凹面状になっており、かつ血液導入口20
の位置は、中空糸膜東の切断面よりわずか下方の周囲に
設けられた中空糸膜東の外周に沿った円周状の空間部2
1に面して居り、その接線方向に血液が導入されるよう
に取付けられているので、中空糸膜東の切断面において
相対的に広い面積を占める外周部に対してらせん状に血
液が導びかれる為に外周部と内周部の中空糸膜群の内部
空間への血液導入速度にほとんど差を生じないばかりで
なく、血液の損傷も大幅にまぬがれることになる。
がB〜C間に比べて非常に長く、しかも中空糸膜群の切
断面7の上部空間に広がるへッダーの平坦な部分の長さ
が相対的に長い為に、導入された血液10は、導入され
る時にもつ流速を分散しないまま固定された中空糸膜群
の切断面7のほぼ中央に衝突し、その後外周部へ分散さ
れるのに対し、本発明のへッダーでは、血液導入口20
より導入された血液はらせん状を呈しながら中空糸膜群
の切断面7の外周部を回り、血液は外周部より内周部の
方向へ移動しながら中空糸膜群の内部空間へ導入される
。しかも本発明の入口へッダー1は、その上面が下方に
円錘状もしくは半円状にへこんだ形、すなわち、内部空
間8の上部が凹面状になっており、かつ血液導入口20
の位置は、中空糸膜東の切断面よりわずか下方の周囲に
設けられた中空糸膜東の外周に沿った円周状の空間部2
1に面して居り、その接線方向に血液が導入されるよう
に取付けられているので、中空糸膜東の切断面において
相対的に広い面積を占める外周部に対してらせん状に血
液が導びかれる為に外周部と内周部の中空糸膜群の内部
空間への血液導入速度にほとんど差を生じないばかりで
なく、血液の損傷も大幅にまぬがれることになる。
血液の流れの様子を理解するために第2図における入口
側へッダー1の円形断面部分1−1矢視の断面を第3図
に示す。又本発明の第2図に示す中央に凹の構造をもつ
へッダーの形状について述べると、第4図に示すように
、中空糸膜群の切断面の半径をR肋としその上の任意の
長さをy側、半径ッの断面積における流体の平均線速さ
を仏側/sec、半径y側の円周上の高さをy肌、高さ
y柳の円筒の外部から内部への流体の平均線遠をu,側
/secとした時、yの高さは、半径y側と線速比&/
u,に関係している事が判明した。つまり上部が凹の構
造をもつへッダーの形状は、y=f(u2/u,)×y
+aの一般式で得られるyの値を、y=0のときのy軸
を中心に360度回転した時に得られる曲面に流体の導
入口と外筒との接続面をもたせた構造基本とすべきこと
が明らかとなった。
側へッダー1の円形断面部分1−1矢視の断面を第3図
に示す。又本発明の第2図に示す中央に凹の構造をもつ
へッダーの形状について述べると、第4図に示すように
、中空糸膜群の切断面の半径をR肋としその上の任意の
長さをy側、半径ッの断面積における流体の平均線速さ
を仏側/sec、半径y側の円周上の高さをy肌、高さ
y柳の円筒の外部から内部への流体の平均線遠をu,側
/secとした時、yの高さは、半径y側と線速比&/
u,に関係している事が判明した。つまり上部が凹の構
造をもつへッダーの形状は、y=f(u2/u,)×y
+aの一般式で得られるyの値を、y=0のときのy軸
を中心に360度回転した時に得られる曲面に流体の導
入口と外筒との接続面をもたせた構造基本とすべきこと
が明らかとなった。
ここでfは比/u,にかかる函数である。本発明者等は
f(u2/u,)の最適値を、実用性を中心に鋭意検討
の結果、f(い/u,)の範囲は1/4f(u2/u,
)≦3′4であるのが最適であるという結論に達した。
f(u2/u,)の最適値を、実用性を中心に鋭意検討
の結果、f(い/u,)の範囲は1/4f(u2/u,
)≦3′4であるのが最適であるという結論に達した。
又aは、中空糸膜群の切断面からへッダーの中央部の天
井の最も接近した部分までの距離であり普通2側程度と
する。次に実施例によって第2図に示した本発明のへッ
ダーを有する改良型中空糸膜東よりなる血液処理装置(
以下改良型と略す)と第1図に示した従来のへッダーを
有した中空糸膜東よりなる血液処理装置(以下比較例と
略す)とにおける性能の比較を行う。
井の最も接近した部分までの距離であり普通2側程度と
する。次に実施例によって第2図に示した本発明のへッ
ダーを有する改良型中空糸膜東よりなる血液処理装置(
以下改良型と略す)と第1図に示した従来のへッダーを
有した中空糸膜東よりなる血液処理装置(以下比較例と
略す)とにおける性能の比較を行う。
実施例
比較例及び改良型の中空糸膜東よりなる血液処理装置(
内蓬500〃のポリアクリロニトリル中空糸膜使用、中
空糸膜本数960本、中空糸膜有効膜面積0.17〆、
中空糸膜充填率50%)に牛新鮮血(ヘマトクリット値
総%、全タンパク質濃度9.6g/d〆)を膿差圧(T
rans MembranePressure)2靴m
Hg、同一の装置の入ロと出ロの差圧△PB=25hm
Hgのもとで導入し、3時間後の血液通過量、限外櫨過
量及び返血後の残血本数について測定した結果を表−1
に示す。
内蓬500〃のポリアクリロニトリル中空糸膜使用、中
空糸膜本数960本、中空糸膜有効膜面積0.17〆、
中空糸膜充填率50%)に牛新鮮血(ヘマトクリット値
総%、全タンパク質濃度9.6g/d〆)を膿差圧(T
rans MembranePressure)2靴m
Hg、同一の装置の入ロと出ロの差圧△PB=25hm
Hgのもとで導入し、3時間後の血液通過量、限外櫨過
量及び返血後の残血本数について測定した結果を表−1
に示す。
表−1
以上のように本発明の改良型の血液処理装置では、比較
例の血液処理装置に比較して血液通過量及び限外猿過量
共に多く、又残皿本数は約1′3と少なくなり、本発明
の血液処理装置の有効性が認められる。
例の血液処理装置に比較して血液通過量及び限外猿過量
共に多く、又残皿本数は約1′3と少なくなり、本発明
の血液処理装置の有効性が認められる。
又、改良型の血液処理装置では、導入された血液は、ほ
ぼ均一に中空糸膜の内部空間に導入されたのに対し比較
例の血液処理装置では、導入された血液は、中央部が多
く逆に外周部が少なく流れると共に外周部付近に過流を
も起していた。
ぼ均一に中空糸膜の内部空間に導入されたのに対し比較
例の血液処理装置では、導入された血液は、中央部が多
く逆に外周部が少なく流れると共に外周部付近に過流を
も起していた。
従って本発明の血液処理装置は、装着型人工腎臓や少量
の血液量使用の際には大きな効果が期待される。
の血液量使用の際には大きな効果が期待される。
第1図は従来型の血液処理装置であり、第2図は本発明
の血液処理装置の例である。 第3図は第2図の1一1矢視断面図である。第4図は第
2図の構造をもつへッダーの内面の形状を示す説明図で
ある。1,la・・・…入口側及び出口側へツダー、2
・・・・・・キャップ、3・・・…外筒、4,4a・・
・・・・透析液導入口及び排出口、5・・・・・・中空
糸膜。 第1図第2図 第3図 第4図
の血液処理装置の例である。 第3図は第2図の1一1矢視断面図である。第4図は第
2図の構造をもつへッダーの内面の形状を示す説明図で
ある。1,la・・・…入口側及び出口側へツダー、2
・・・・・・キャップ、3・・・…外筒、4,4a・・
・・・・透析液導入口及び排出口、5・・・・・・中空
糸膜。 第1図第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 円形の断面を有する入口側ヘツダー及び出口側ヘツ
ダーにその両端が開口することにより、内部が該ヘツダ
ーに連通した状態にある中空糸膜束を有する血液処理装
置において、該入口ヘツダーの円周内壁と中空糸膜束の
外周との間に環状の空間部を設け、かつ該入口側ヘツダ
ーの中央部が該入口側ヘツダーと中空糸膜束端断面とに
囲まれて形成される内部空間に向けて凸状に張り出した
部分を有し、さらに該入口側ヘツダーに該還状空間部の
接線方向に開口した血液導入口を設けることを特徴とす
る血液処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16262480A JPS605308B2 (ja) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | 中空糸膜束よりなる血液処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16262480A JPS605308B2 (ja) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | 中空糸膜束よりなる血液処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5786360A JPS5786360A (en) | 1982-05-29 |
JPS605308B2 true JPS605308B2 (ja) | 1985-02-09 |
Family
ID=15758139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16262480A Expired JPS605308B2 (ja) | 1980-11-20 | 1980-11-20 | 中空糸膜束よりなる血液処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605308B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0376298A1 (en) * | 1988-12-29 | 1990-07-04 | Terumo Kabushiki Kaisha | Blood processing apparatus of hollow fiber type |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58188040U (ja) * | 1982-06-10 | 1983-12-14 | テルモ株式会社 | 体液用の物質または熱交換装置 |
JPS59139274A (ja) * | 1983-01-31 | 1984-08-10 | 株式会社クラレ | 中空糸型血液処理装置 |
JPS62101258A (ja) * | 1985-10-28 | 1987-05-11 | 株式会社クラレ | 改良された血液ポ−トを有する血液処理装置 |
IN2012DN02128A (ja) * | 2009-09-14 | 2015-08-21 | Univ Columbia |
-
1980
- 1980-11-20 JP JP16262480A patent/JPS605308B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0376298A1 (en) * | 1988-12-29 | 1990-07-04 | Terumo Kabushiki Kaisha | Blood processing apparatus of hollow fiber type |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5786360A (en) | 1982-05-29 |
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