JPS6052826B2 - 生体内に埋込可能な生体組織刺激装置 - Google Patents
生体内に埋込可能な生体組織刺激装置Info
- Publication number
- JPS6052826B2 JPS6052826B2 JP52046702A JP4670277A JPS6052826B2 JP S6052826 B2 JPS6052826 B2 JP S6052826B2 JP 52046702 A JP52046702 A JP 52046702A JP 4670277 A JP4670277 A JP 4670277A JP S6052826 B2 JPS6052826 B2 JP S6052826B2
- Authority
- JP
- Japan
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- container
- metal
- biological tissue
- base
- coil
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/32—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
- A61N1/36—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents for stimulation
- A61N1/372—Arrangements in connection with the implantation of stimulators
- A61N1/378—Electrical supply
- A61N1/3787—Electrical supply from an external energy source
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/32—Applying electric currents by contact electrodes alternating or intermittent currents
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- A61N1/372—Arrangements in connection with the implantation of stimulators
- A61N1/375—Constructional arrangements, e.g. casings
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
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- A61N1/372—Arrangements in connection with the implantation of stimulators
- A61N1/375—Constructional arrangements, e.g. casings
- A61N1/37512—Pacemakers
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般的には生体組織の刺激装置に関し、特
に、改良された密封型の生体内への埋込可能な生体組織
刺激装置に関する。
に、改良された密封型の生体内への埋込可能な生体組織
刺激装置に関する。
現在、各種生体組織に刺激パルスを与えるための種々
の刺激装置が市販されている。
の刺激装置が市販されている。
最も広く知られているものは、患者の心得を規則的にす
るために患者の心臓に刺激パルスを与える心臓ベースメ
ーカである。197時2月25日付で特許された米国特
許第3867950号には体内埋込可能な、反復充電自
在の心臓ベースメーカが開示されている。
るために患者の心臓に刺激パルスを与える心臓ベースメ
ーカである。197時2月25日付で特許された米国特
許第3867950号には体内埋込可能な、反復充電自
在の心臓ベースメーカが開示されている。
そのベースメーカの利点は、典型的には電池である電源
が、外部交流磁界によつて反復充電可能であるため、電
池交換のためにベースメーカを体内から周期的に取出す
必要がなく、従つて外科手術を度々行なう必要がないこ
とである。 よく知られているように、塩を含有する体
液は導電性を有する。
が、外部交流磁界によつて反復充電可能であるため、電
池交換のためにベースメーカを体内から周期的に取出す
必要がなく、従つて外科手術を度々行なう必要がないこ
とである。 よく知られているように、塩を含有する体
液は導電性を有する。
しかも体液は、埋込可能なベースメーカの諸要素を収納
するためにしばしば用いられるエポキシなどのカプセル
材料を溶解する性質を有する。その結果、体液がベース
メーカの諸要素と接触するようになると、該諸要素を腐
食し且つ電気的に短絡して、ベースメーカの動作に影響
を及ぼすことになる。従来技術においては、この問題を
解決するために、パルス発生回路、電池、および反復充
電回路を包含するベースメーカ要素を、体液に侵されな
い密封金属容器内に収納した。該金属容器は、典型的に
は、0.254顛程度またはそれ以上の厚さの生体適合
性金属によつて形成される。従来技術における密封反復
充電式ベースメーカは十分満足できる動作を行なうので
あるが、顕著な欠点も有する。
するためにしばしば用いられるエポキシなどのカプセル
材料を溶解する性質を有する。その結果、体液がベース
メーカの諸要素と接触するようになると、該諸要素を腐
食し且つ電気的に短絡して、ベースメーカの動作に影響
を及ぼすことになる。従来技術においては、この問題を
解決するために、パルス発生回路、電池、および反復充
電回路を包含するベースメーカ要素を、体液に侵されな
い密封金属容器内に収納した。該金属容器は、典型的に
は、0.254顛程度またはそれ以上の厚さの生体適合
性金属によつて形成される。従来技術における密封反復
充電式ベースメーカは十分満足できる動作を行なうので
あるが、顕著な欠点も有する。
該ベースメーカに関する実験から、実際には、外部交流
磁界によつてベースメーカ内部に誘起される電力の極め
てわずかの部分しか、有効な電池充電電力に変換されな
いことが判明したのである。誘起電力の大部分は、熱、
特に密封金属容器を加熱する熱として消費される。いく
つかの理由により、これは望ましくないことである。全
誘起電力の極めてわずかの部分しか有効な電池充電電力
に変換されないと、充電効率が大である場合よりも電池
を頻繁に、かつ長時間にわたつて充電しなくてはならな
い。また、金属容器が加熱されるので、この加熱を抑制
しないと、患者に不快感を与え、かつ/または、患者の
体組織を損傷することになる。有効な電池電力に実際に
変換される電力を増大させるには、外部交流磁界の強度
を増大せしめて剌激装置内に誘起される全電力を増大さ
せればよい。
磁界によつてベースメーカ内部に誘起される電力の極め
てわずかの部分しか、有効な電池充電電力に変換されな
いことが判明したのである。誘起電力の大部分は、熱、
特に密封金属容器を加熱する熱として消費される。いく
つかの理由により、これは望ましくないことである。全
誘起電力の極めてわずかの部分しか有効な電池充電電力
に変換されないと、充電効率が大である場合よりも電池
を頻繁に、かつ長時間にわたつて充電しなくてはならな
い。また、金属容器が加熱されるので、この加熱を抑制
しないと、患者に不快感を与え、かつ/または、患者の
体組織を損傷することになる。有効な電池電力に実際に
変換される電力を増大させるには、外部交流磁界の強度
を増大せしめて剌激装置内に誘起される全電力を増大さ
せればよい。
しかし、その増大によつて金属容器において発生する熱
が一層増加することになり、最も望ましくない結果にな
る。このようにして、従来よりも高い効率で外部交流磁
界により反復充電しうる、改良された埋込可能な密封ベ
ースメーカが要一求される。また、外部交流磁界による
容器の加熱青最小限にした、改良された埋込可能な密封
ベースメーカが要求される。本発明の主要目的は、改良
された、生体内への埋込可能な、反復充電自在の密封型
生体組織刺激;装置を提供することである。
が一層増加することになり、最も望ましくない結果にな
る。このようにして、従来よりも高い効率で外部交流磁
界により反復充電しうる、改良された埋込可能な密封ベ
ースメーカが要一求される。また、外部交流磁界による
容器の加熱青最小限にした、改良された埋込可能な密封
ベースメーカが要求される。本発明の主要目的は、改良
された、生体内への埋込可能な、反復充電自在の密封型
生体組織刺激;装置を提供することである。
本発明の他の目的は、密封容器内に封入された、新しい
埋込可能反復充電自在の生体組織刺激装置であつて、外
部交流磁界によつて誘起される電力のかなりの部分が有
効電力に変換される該生t体組織刺激装置を提供するこ
とである。
埋込可能反復充電自在の生体組織刺激装置であつて、外
部交流磁界によつて誘起される電力のかなりの部分が有
効電力に変換される該生t体組織刺激装置を提供するこ
とである。
本発明のさらに他の目的は、埋込可能反復充電自在の生
体組織刺激装置の諸要素を体液に対して密封する新しい
金属容器を提供し、それによつて外部交流磁界によつて
誘起される電力のかなりの部分が有効電力に変換され、
該新しい金属容器の受ける加熱が従来よりも少なくなる
ようにすることである。
体組織刺激装置の諸要素を体液に対して密封する新しい
金属容器を提供し、それによつて外部交流磁界によつて
誘起される電力のかなりの部分が有効電力に変換され、
該新しい金属容器の受ける加熱が従来よりも少なくなる
ようにすることである。
本発明のさらに他の目的は、外部交流磁界の存在によつ
て加熱されることが少ないことを特徴とする、新しい金
属容器内に密封された、改良された埋込可能な生体組織
刺激装置を提供することである。
て加熱されることが少ないことを特徴とする、新しい金
属容器内に密封された、改良された埋込可能な生体組織
刺激装置を提供することである。
l 本発明の以上の、およびその他の諸目的は、埋込可
能反復充電自在の生体組織刺激装置を、高い電気抵抗率
を有し、好ましくは0.0762m以下の程度の厚さを
有する、生体適合性金属の極めて薄い膜で包囲すること
によつて達成される。
能反復充電自在の生体組織刺激装置を、高い電気抵抗率
を有し、好ましくは0.0762m以下の程度の厚さを
有する、生体適合性金属の極めて薄い膜で包囲すること
によつて達成される。
該極めて薄い金属膜は、体液に侵されないものを用いる
ので、刺激装置の全ての要素を体液と接触しないように
密封するための密封容器を形成することができる。本発
明の新特徴は、特許請求の範囲に詳細に述べられている
。
ので、刺激装置の全ての要素を体液と接触しないように
密封するための密封容器を形成することができる。本発
明の新特徴は、特許請求の範囲に詳細に述べられている
。
以下、本発明を明確に理解しうるよう、添付図面を参照
しつつ説明する。従来の生体組織刺激装置の欠点と、本
発明の利点とを、心臓ベースメーカに関して説明するこ
とにするが、以下の説明から、本発明が心臓ベースメー
カのみに限定して適用されるものではなく、任意の埋込
可能な生体組織刺激装置またはその一部を形成するため
にも適用可能であることが明らかになるはずである。
しつつ説明する。従来の生体組織刺激装置の欠点と、本
発明の利点とを、心臓ベースメーカに関して説明するこ
とにするが、以下の説明から、本発明が心臓ベースメー
カのみに限定して適用されるものではなく、任意の埋込
可能な生体組織刺激装置またはその一部を形成するため
にも適用可能であることが明らかになるはずである。
第1図は、従来技術における反復充電自在なベースメー
カ10の概略図であり、このベースメーカ10が、心臓
13の刺激を必要とする生体12内に埋込まれていると
ころが図示されている。
カ10の概略図であり、このベースメーカ10が、心臓
13の刺激を必要とする生体12内に埋込まれていると
ころが図示されている。
ヴースメーカ10は、心臓13内へ延長する電極16お
よび17を電極導線18を経て付勢するパルス発生回路
15に電力を供給するための電源、例えば電池14を包
含している。パルス発生回路15から発生したパルスは
、電極16および17の間に印加される。第1図に示さ
れているベースメーカ10は、電池14を反復充電する
ための反復充電回路20を包含しているものとした。
よび17を電極導線18を経て付勢するパルス発生回路
15に電力を供給するための電源、例えば電池14を包
含している。パルス発生回路15から発生したパルスは
、電極16および17の間に印加される。第1図に示さ
れているベースメーカ10は、電池14を反復充電する
ための反復充電回路20を包含しているものとした。
回路20はピックアップコイル21を包含しており、こ
のコイル内には生体12外から加わる交流磁界によつて
電流が誘導される。コイル21内に誘導されるこの電流
によつて、反復充電回路20は電池14を反復充電する
。ベースメーカの主要素はコイル21を備えた反復充電
回路20、電池14、およびパルス発生回路15と考え
られる。
のコイル内には生体12外から加わる交流磁界によつて
電流が誘導される。コイル21内に誘導されるこの電流
によつて、反復充電回路20は電池14を反復充電する
。ベースメーカの主要素はコイル21を備えた反復充電
回路20、電池14、およびパルス発生回路15と考え
られる。
これらはカプセルを形成している材料25内に保持され
る。材料25は、ベースメーカの主要素に対して電気絶
縁と構造上によつて侵されない障壁を形成するような性
質を有するものである。10が生体12内に埋込まれた
場合に、ベースメーカ10を取巻く導電性の体液26に
対し該体液によつて侵されない障壁を形成することであ
る。
る。材料25は、ベースメーカの主要素に対して電気絶
縁と構造上によつて侵されない障壁を形成するような性
質を有するものである。10が生体12内に埋込まれた
場合に、ベースメーカ10を取巻く導電性の体液26に
対し該体液によつて侵されない障壁を形成することであ
る。
カプセル材料25の例としては、各種の樹脂状材料また
はプラスチック材料、例えば、エポキシ、ゴム化合物、
ロウなどがある。説明の都合土、カプセル材料25をエ
ポキシであるものと仮定する。米国特許第386795
吟には、反復充電自在な定速心臓ベースメーカが開示さ
れている。エポキシ25は体液26に対し、それによつ
て侵されない障壁を形成するためのものであるが、実際
には不完全なものである。
はプラスチック材料、例えば、エポキシ、ゴム化合物、
ロウなどがある。説明の都合土、カプセル材料25をエ
ポキシであるものと仮定する。米国特許第386795
吟には、反復充電自在な定速心臓ベースメーカが開示さ
れている。エポキシ25は体液26に対し、それによつ
て侵されない障壁を形成するためのものであるが、実際
には不完全なものである。
時間の経過に伴い、体液はエキポシ25を透過すなわち
浸透して行く。体液は導電性のものであるから、このよ
うなことが起こると体液によつてベースメーカの内部要
素からベースメーカの外部へ漏洩電流を導く導電路が形
成されることなり、最も望ましくない。この漏洩電流は
患者に重大な危害を及ぼす恐れがある。また、体液が各
種電気要素を腐食するのでベースメーカ回路の電気的誤
動作が起こり、信頼性のある刺激を必要とする患者にや
はり重大な危害を与える。これらの危険をなくすために
、エキポシ25とその内部に封入されたベースメーカ要
素とを密封容器30内に収め、電極導線18のみが容器
の外部へ延長するようにする。
浸透して行く。体液は導電性のものであるから、このよ
うなことが起こると体液によつてベースメーカの内部要
素からベースメーカの外部へ漏洩電流を導く導電路が形
成されることなり、最も望ましくない。この漏洩電流は
患者に重大な危害を及ぼす恐れがある。また、体液が各
種電気要素を腐食するのでベースメーカ回路の電気的誤
動作が起こり、信頼性のある刺激を必要とする患者にや
はり重大な危害を与える。これらの危険をなくすために
、エキポシ25とその内部に封入されたベースメーカ要
素とを密封容器30内に収め、電極導線18のみが容器
の外部へ延長するようにする。
典型的には、容器30は0.254顛程度またはそれ以
上の厚さの生体適合性金属製のもの羨する。従来技術に
おける1実施例においては、容器30は、87μΩ−G
の程度の電気抵抗率と無視できる透磁率(116エルス
テッドにおいて1.0以下)とを有する鍜造可能なコバ
ルト−クロム合金によつて形成されている。この容器が
ベースメーカ要素を導電性体液から密封し、体液を経由
して該要素へ、または該要素から流れる漏洩電流を防止
する。また、体液がベースメーカ要素に達するのを妨げ
て体液が該要素を腐食しないよい&千し、ベースメーカ
の使用寿命を延長する。このような、従来技術における
密封ベースメーカは、十分満足できる動作を行なうので
あるが、いくつかの欠点も有する。
上の厚さの生体適合性金属製のもの羨する。従来技術に
おける1実施例においては、容器30は、87μΩ−G
の程度の電気抵抗率と無視できる透磁率(116エルス
テッドにおいて1.0以下)とを有する鍜造可能なコバ
ルト−クロム合金によつて形成されている。この容器が
ベースメーカ要素を導電性体液から密封し、体液を経由
して該要素へ、または該要素から流れる漏洩電流を防止
する。また、体液がベースメーカ要素に達するのを妨げ
て体液が該要素を腐食しないよい&千し、ベースメーカ
の使用寿命を延長する。このような、従来技術における
密封ベースメーカは、十分満足できる動作を行なうので
あるが、いくつかの欠点も有する。
まず、金属容器30の重量によつてベースメーカの全重
量が重くなることが望ましくない。さらに重要なことと
して、従来のベースメーカにおいては電池の反復充電の
ための外部交流磁界を加えた時、該磁界によつてベース
メーカ内に誘起された全電力の極めてわずかな部分のみ
しか、実際に有効な電池充電電力にならないことが判明
した。誘起された電力の大部分は、主として従来技術に
おける金属容器30を加熱する熱として消費される。約
0.254?の厚さの鍜造可能なコバルト−クロム合金
製の金属容器30内に密封された、従来技術による反復
充電自在のベースメーカに対して実験が行なわれた。
量が重くなることが望ましくない。さらに重要なことと
して、従来のベースメーカにおいては電池の反復充電の
ための外部交流磁界を加えた時、該磁界によつてベース
メーカ内に誘起された全電力の極めてわずかな部分のみ
しか、実際に有効な電池充電電力にならないことが判明
した。誘起された電力の大部分は、主として従来技術に
おける金属容器30を加熱する熱として消費される。約
0.254?の厚さの鍜造可能なコバルト−クロム合金
製の金属容器30内に密封された、従来技術による反復
充電自在のベースメーカに対して実験が行なわれた。
このベースメーカ内に約2ワットの電力を誘起する外部
交流磁界を用いた場合、約0.06ワットが有効な電池
充電電力に変換された。約1.8ワットは容器30内に
おいて熱として消費され、残余の約0.14ワットは充
電回路20において熱として消費された。誘起された電
力の極めてわずかの部分しか有効な電池充電電力に変換
されないのは、極めて望ましくないことである。
交流磁界を用いた場合、約0.06ワットが有効な電池
充電電力に変換された。約1.8ワットは容器30内に
おいて熱として消費され、残余の約0.14ワットは充
電回路20において熱として消費された。誘起された電
力の極めてわずかの部分しか有効な電池充電電力に変換
されないのは、極めて望ましくないことである。
そのわけは、誘起された電力のもつと大きい部分が有効
な電池充電電力に変換される場合に比し、ベースメーカ
を適正に動作・させるために電池を頻繁にかつ長時間か
けて充電しなければならないからである。さらに、誘起
された電力の大部分が容器30内において熱として消費
されることも、極めて望ましくない。容器30内で発生
する熱は容器の温度を体温以上に上昇,させるので、患
者に不快惑を与えるばかりでなく体組織に対する潜在的
損傷源となる。従来技術の欠点を克服し除去するため、
ピックアップコイル21を容器30の外部に巻きそのピ
ックアップ効率を高めることが提案された。
な電池充電電力に変換される場合に比し、ベースメーカ
を適正に動作・させるために電池を頻繁にかつ長時間か
けて充電しなければならないからである。さらに、誘起
された電力の大部分が容器30内において熱として消費
されることも、極めて望ましくない。容器30内で発生
する熱は容器の温度を体温以上に上昇,させるので、患
者に不快惑を与えるばかりでなく体組織に対する潜在的
損傷源となる。従来技術の欠点を克服し除去するため、
ピックアップコイル21を容器30の外部に巻きそのピ
ックアップ効率を高めることが提案された。
すな)わち、有効な電池充電電力に変換される誘起電力
の部分を増大せしめるためである。しかし、密封容器3
0の外部に巻かれるピックアップコイルは、該コイルか
ら、または該コイルへ、体液を通じて流れる漏洩電流を
防止するために、導電性の保護シールドで遮蔽しておか
なくてはならない。コイル21の効率をさらに増加させ
るために、コイル21を金属容器30ど比較的高透磁率
の材料からなる1つまたはそれ以上のスラブとの周囲に
巻くことが提案された。高透磁率の材料を使用する目的
は、容器の外部に巻かれたコイルを通る磁界を増大せし
め、また、金属容器からの磁界をそれさせてその加熱作
用を最小にすることである。以下に説明する実施例にお
いては、高透磁率の材料はフェライトスラブであるもの
と仮定し、その透磁率は100またはそれ以上、好まし
くは500またはそれ以上であるものとする。しかし、
もつと低透磁率の材料、例えば透磁率が10またはそれ
以上の材料でも使用できる。ここで用いる1高透磁率ョ
という用語は、10またはそれ以上の透磁率を意味する
ものとする。ピックアップコイルを容器30のような、
ピックアップコイル以外の全てのベースメーカ要素を密
封した、金属容器の周囲に巻いた反復充電自在なベース
メーカの実施例は、本出願と同時に出願され同一権利者
に帰属する同時係属出願に説明され、その特許請求の範
囲もそれに記載されている。
の部分を増大せしめるためである。しかし、密封容器3
0の外部に巻かれるピックアップコイルは、該コイルか
ら、または該コイルへ、体液を通じて流れる漏洩電流を
防止するために、導電性の保護シールドで遮蔽しておか
なくてはならない。コイル21の効率をさらに増加させ
るために、コイル21を金属容器30ど比較的高透磁率
の材料からなる1つまたはそれ以上のスラブとの周囲に
巻くことが提案された。高透磁率の材料を使用する目的
は、容器の外部に巻かれたコイルを通る磁界を増大せし
め、また、金属容器からの磁界をそれさせてその加熱作
用を最小にすることである。以下に説明する実施例にお
いては、高透磁率の材料はフェライトスラブであるもの
と仮定し、その透磁率は100またはそれ以上、好まし
くは500またはそれ以上であるものとする。しかし、
もつと低透磁率の材料、例えば透磁率が10またはそれ
以上の材料でも使用できる。ここで用いる1高透磁率ョ
という用語は、10またはそれ以上の透磁率を意味する
ものとする。ピックアップコイルを容器30のような、
ピックアップコイル以外の全てのベースメーカ要素を密
封した、金属容器の周囲に巻いた反復充電自在なベース
メーカの実施例は、本出願と同時に出願され同一権利者
に帰属する同時係属出願に説明され、その特許請求の範
囲もそれに記載されている。
第2図は、該同時係属出願に説明されている実施例の概
略図である。第2図において、コイル21は、密封金属
容器30と2つのフェライトスラブ32および33との
周囲に巻かれている。線35は、コイル21に接近して
これを貫く外部交流磁界を表わす。導電性の保護シール
ド36は、コイル21を取巻いている。この保護シール
ド36は、容器30の外部にあるコイル21へ、また−
はコイル21から、体液を通じて漏洩電流が流れないよ
うに保護する。シールド36は該発明の1部をなすもの
ではないので、第2図にはその小部分のみを示した。J
唯=崎4′.′,:g↓;マ★:[メFニ″いて反復充電
回路20に接続されるものと仮定する。
略図である。第2図において、コイル21は、密封金属
容器30と2つのフェライトスラブ32および33との
周囲に巻かれている。線35は、コイル21に接近して
これを貫く外部交流磁界を表わす。導電性の保護シール
ド36は、コイル21を取巻いている。この保護シール
ド36は、容器30の外部にあるコイル21へ、また−
はコイル21から、体液を通じて漏洩電流が流れないよ
うに保護する。シールド36は該発明の1部をなすもの
ではないので、第2図にはその小部分のみを示した。J
唯=崎4′.′,:g↓;マ★:[メFニ″いて反復充電
回路20に接続されるものと仮定する。
コイル21は密封容器30の外部に巻かれているので、
コイル21は体液による腐食に耐性を有する生体適合性
金属から成るものでなければな・らない。ある場合には
、外部に巻かれた遮蔽されたコイル21を含めて、全ベ
ースメーカ回路を生体適合材料の層38、例えば0.0
508m程度またはそれ以上の厚さのポリエチレン層、
によつて包囲し、滑らかで一様な生体適合性の表面を形
成することが望ましいと考えられる。第2図には、図を
簡単にするため、層38の小部分のみを示してある。第
2図に示されている反復充電自在な密閉ベースメーカは
、コイルのピックアップ効率が増大しており、金属容器
の加熱が減少しているなど、従来技術による反復充電自
在な密閉ベースメーカに比し、いくつかの顕著な利点を
有している。
コイル21は体液による腐食に耐性を有する生体適合性
金属から成るものでなければな・らない。ある場合には
、外部に巻かれた遮蔽されたコイル21を含めて、全ベ
ースメーカ回路を生体適合材料の層38、例えば0.0
508m程度またはそれ以上の厚さのポリエチレン層、
によつて包囲し、滑らかで一様な生体適合性の表面を形
成することが望ましいと考えられる。第2図には、図を
簡単にするため、層38の小部分のみを示してある。第
2図に示されている反復充電自在な密閉ベースメーカは
、コイルのピックアップ効率が増大しており、金属容器
の加熱が減少しているなど、従来技術による反復充電自
在な密閉ベースメーカに比し、いくつかの顕著な利点を
有している。
しかLし、その重量は従来のものに比し減少してはいな
い。そのわけは、両者とも0.25411!またはそれ
以上の典型的な厚さを有する密閉金属容器30を包含し
ているからである。また、矢印40によつて表わされる
方向をベースメーカの厚さの方向とすると、該厚さには
容器30の周囲に巻かれたコイル21が含まれ、かつ、
コイル21がシールド36によつて遮断された上に外層
38が含まれることになるので、実際のベースメーカは
厚さの大きいものになる。本発明の改良された密封型反
復充電自在ベースメーカにおいては、磁界によつてベー
スメーカ内に誘起された電力のかなりの部分が有効な電
池充電電力に変換され、密封金属容器の加熱に消費され
る誘起電力の部分は従来のベースメーカにおけるよりも
顕著に小さくなる。
い。そのわけは、両者とも0.25411!またはそれ
以上の典型的な厚さを有する密閉金属容器30を包含し
ているからである。また、矢印40によつて表わされる
方向をベースメーカの厚さの方向とすると、該厚さには
容器30の周囲に巻かれたコイル21が含まれ、かつ、
コイル21がシールド36によつて遮断された上に外層
38が含まれることになるので、実際のベースメーカは
厚さの大きいものになる。本発明の改良された密封型反
復充電自在ベースメーカにおいては、磁界によつてベー
スメーカ内に誘起された電力のかなりの部分が有効な電
池充電電力に変換され、密封金属容器の加熱に消費され
る誘起電力の部分は従来のベースメーカにおけるよりも
顕著に小さくなる。
さらに、ベースメーカの全重量および厚さも、同程度の
内部要素を包含する従来のベースメーカより小さくなる
。第3図には、本発明の好適実施例の、簡単化した断面
ブロック図が示されている。前述の諸要素と同じ第3図
内の諸要素は同じ番号で示されている。この実施例にお
いては、コイル21を除外した反復充電回路20、電池
1牡およびパルス発生回路15などのベースメーカの内
部要素は、エキポシまたは他の類似材料のブロック40
によつて機械的に支持されるものと仮定する。1対のフ
ェライトスラブ32および33または他の高透磁率材は
、エキポシブロツク40の両側に配置される。
内部要素を包含する従来のベースメーカより小さくなる
。第3図には、本発明の好適実施例の、簡単化した断面
ブロック図が示されている。前述の諸要素と同じ第3図
内の諸要素は同じ番号で示されている。この実施例にお
いては、コイル21を除外した反復充電回路20、電池
1牡およびパルス発生回路15などのベースメーカの内
部要素は、エキポシまたは他の類似材料のブロック40
によつて機械的に支持されるものと仮定する。1対のフ
ェライトスラブ32および33または他の高透磁率材は
、エキポシブロツク40の両側に配置される。
ピックアップコイル21は、これらのスラブとエキポシ
ブロツク40との周囲に巻かれ、コイル21の両端は反
復充電回路20に接続される。次に、コイル21は、ス
ラブ32および33、およびエキポシブロツク40と共
に、エキポシ層25によつて覆われる。この層25は、
ブロック40を包囲し、さらにコイル21とスラブ32
および33をも包囲して、ブロック40より大きいエキ
ポシブロツク42を形成する。次に、エキポシブロツク
42は、金属容器45内に密封され、該容器45外へは
電極導線18のみが延長せしめられる。容器45は、好
ましくは0.076論以下の程度の厚さを有する、生体
適合性金属の極めて薄い層すなわち膜によつて形成され
る。なお、この生体適合性金属としては、高電気抵抗率
と、極めて低い透磁率とを有するものを用いる。第2図
の装置、すなわち反復充電回路20、電池14、および
パルス発生回路15のみが比較的厚い(約0.254?
)金属容器30内に密封され、コイル21およびスラブ
が容器30の外部にある装置と異なり、第3図に示され
ている本発明のベースメーカの実施例においては、全て
のベースメーカ要素が容器45内に密封されている。
ブロツク40との周囲に巻かれ、コイル21の両端は反
復充電回路20に接続される。次に、コイル21は、ス
ラブ32および33、およびエキポシブロツク40と共
に、エキポシ層25によつて覆われる。この層25は、
ブロック40を包囲し、さらにコイル21とスラブ32
および33をも包囲して、ブロック40より大きいエキ
ポシブロツク42を形成する。次に、エキポシブロツク
42は、金属容器45内に密封され、該容器45外へは
電極導線18のみが延長せしめられる。容器45は、好
ましくは0.076論以下の程度の厚さを有する、生体
適合性金属の極めて薄い層すなわち膜によつて形成され
る。なお、この生体適合性金属としては、高電気抵抗率
と、極めて低い透磁率とを有するものを用いる。第2図
の装置、すなわち反復充電回路20、電池14、および
パルス発生回路15のみが比較的厚い(約0.254?
)金属容器30内に密封され、コイル21およびスラブ
が容器30の外部にある装置と異なり、第3図に示され
ている本発明のベースメーカの実施例においては、全て
のベースメーカ要素が容器45内に密封されている。
従つてコイル21の周囲の導電性保護シールド36の必
要はなくなる。さらに、コイルは任意の低抵抗金属、例
えば銅などによつて形成でき、その材料を生体適合性で
あると共に抗腐食性でもあつて一般に高抵抗率を有する
少数の金属に限定する必要はなくなる。従つて、細くて
軽い線を用いてコイル21を形成することができる。ま
た、外部層38の必要もなくなる。この場合、容器45
は極めて薄い金属膜によつて形成され、全てのベースメ
ーカ要素の密閉容器をなすので、以下においてはこれを
金属薄膜密封容器と称する。容器45は全てのベースメ
ーカ要素を密封するので、重い金属容器30、コイルシ
ールド36、層38の必要がなくなり、さらに、コイル
21は細くて軽い線で作れるようになる。
要はなくなる。さらに、コイルは任意の低抵抗金属、例
えば銅などによつて形成でき、その材料を生体適合性で
あると共に抗腐食性でもあつて一般に高抵抗率を有する
少数の金属に限定する必要はなくなる。従つて、細くて
軽い線を用いてコイル21を形成することができる。ま
た、外部層38の必要もなくなる。この場合、容器45
は極めて薄い金属膜によつて形成され、全てのベースメ
ーカ要素の密閉容器をなすので、以下においてはこれを
金属薄膜密封容器と称する。容器45は全てのベースメ
ーカ要素を密封するので、重い金属容器30、コイルシ
ールド36、層38の必要がなくなり、さらに、コイル
21は細くて軽い線で作れるようになる。
また、容器45は極めて薄い金属膜によつて形成される
のでベースメーカの重量および寸法は、第2図のベース
メーカに比較してかなり減少する。本発明のベースメー
カの実施例においては、外部交流磁界35は容器45を
貫通してコイル21に達する必要がある。
のでベースメーカの重量および寸法は、第2図のベース
メーカに比較してかなり減少する。本発明のベースメー
カの実施例においては、外部交流磁界35は容器45を
貫通してコイル21に達する必要がある。
しかし、容器45が0.127?以下、好ましくは0.
076論の程度またはそれ以下の厚さを有し、比較的高
抵抗率、例えば、75μΩ−dの程度またはそれ以上の
抵抗率と極めて低い透磁率とを有する生体適合性金属に
よつて形成されている限り、封入されているコイル21
のピックアップコイル効率は極めて高くなることがわか
つた。従つて、電池の充電頻度と充電時間とは顕著に減
少せしめられる。また、このような容器を用いれば、磁
界によつて誘起された電力のうちの容器を加熱する部分
は比較的小さくなる。前述のように、第1図に示されて
いるような従来のベースメーカ、すなわち、約0.25
411mの厚さの鍜造可能なコバルト−クロム合金で作
られた容器30内にコイル21が密封されているベース
メーカにおいては、磁界によつて約2ワットが誘起され
た時、わずか0.06ワットのみが有効な電池充電電力
に変換され、全誘起電力の約(社)%にあたる約1.8
ワットが容器30内において熱として消費されることが
わかつている。残りの約0.14ワットは電気的諸要素
内で熱として消費される。この従来の容器30を、厚さ
0.076′!:m以下のチタン6−4の薄膜によつて
形成した容器に換えれば、磁界によつて誘起された約2
ワットの電力のうち、約0.9ワットが有効な電池充電
電力に変換され、全誘起電力の約35%すなわち約0.
7ワットのみが容器45の加熱に消費される。誘起電力
の残余の部分は電気的諸要素内において熱として消費さ
れる。チタン6−4は、約170μΩ−dの電気抵抗率
と、極めて低い透磁率、例えば20エルステッドにおい
て約1の透磁率、とを有するチタン合金である。 以上
の説明から、金属薄膜密封容器45を、外部交流磁界に
よる反復充電自在なベースメーカの諸要素の密封に用い
れば、顕著な利点が得られることがわかる。磁界によつ
てベースメーカ内に誘起される電力のうち、容器内にお
いて熱として消費される部分は、同量の電力を誘起する
磁ノ界によつて従来の容器30内で消費される電力より
も少なくなる。従つて、磁界による大きい電力が容器を
透過することになるので、ピックアップコイルおよび反
復充電回路20によつて有効な電池充電電力に変換され
る誘起電力部分も顕著に増;大する。容器45内におい
て熱として消費される電力が少なくなるので、容器の温
度上昇も従来の容器30の場合より大幅に小さくなる。
従つて、容器の加熱による患者の不快感および/または
体組織の損傷が起こる可能性も大幅に減少する。) 金
属薄膜密封容器45が実際に構成される以前は、約0.
076論またはそれ以下の厚さの金属薄膜では、必要な
機械的強度が得られないと信じられていた。しかし、実
際に実験してみると、エキポシブロツク42の周囲に該
金属薄膜を形成した場合には、エキポシブロツク42が
金属薄膜に対して十分な支持体となり、金属薄膜は、十
分な機械的強度を有する金属薄膜密封容器を形成しうる
ことが判明した。本発明は、第3図に示されているよう
な、エキポシブロツク42のようなリブセル材料のブロ
ックを包囲する金属薄膜によつて形成された容器のみに
関するものではない。
076論の程度またはそれ以下の厚さを有し、比較的高
抵抗率、例えば、75μΩ−dの程度またはそれ以上の
抵抗率と極めて低い透磁率とを有する生体適合性金属に
よつて形成されている限り、封入されているコイル21
のピックアップコイル効率は極めて高くなることがわか
つた。従つて、電池の充電頻度と充電時間とは顕著に減
少せしめられる。また、このような容器を用いれば、磁
界によつて誘起された電力のうちの容器を加熱する部分
は比較的小さくなる。前述のように、第1図に示されて
いるような従来のベースメーカ、すなわち、約0.25
411mの厚さの鍜造可能なコバルト−クロム合金で作
られた容器30内にコイル21が密封されているベース
メーカにおいては、磁界によつて約2ワットが誘起され
た時、わずか0.06ワットのみが有効な電池充電電力
に変換され、全誘起電力の約(社)%にあたる約1.8
ワットが容器30内において熱として消費されることが
わかつている。残りの約0.14ワットは電気的諸要素
内で熱として消費される。この従来の容器30を、厚さ
0.076′!:m以下のチタン6−4の薄膜によつて
形成した容器に換えれば、磁界によつて誘起された約2
ワットの電力のうち、約0.9ワットが有効な電池充電
電力に変換され、全誘起電力の約35%すなわち約0.
7ワットのみが容器45の加熱に消費される。誘起電力
の残余の部分は電気的諸要素内において熱として消費さ
れる。チタン6−4は、約170μΩ−dの電気抵抗率
と、極めて低い透磁率、例えば20エルステッドにおい
て約1の透磁率、とを有するチタン合金である。 以上
の説明から、金属薄膜密封容器45を、外部交流磁界に
よる反復充電自在なベースメーカの諸要素の密封に用い
れば、顕著な利点が得られることがわかる。磁界によつ
てベースメーカ内に誘起される電力のうち、容器内にお
いて熱として消費される部分は、同量の電力を誘起する
磁ノ界によつて従来の容器30内で消費される電力より
も少なくなる。従つて、磁界による大きい電力が容器を
透過することになるので、ピックアップコイルおよび反
復充電回路20によつて有効な電池充電電力に変換され
る誘起電力部分も顕著に増;大する。容器45内におい
て熱として消費される電力が少なくなるので、容器の温
度上昇も従来の容器30の場合より大幅に小さくなる。
従つて、容器の加熱による患者の不快感および/または
体組織の損傷が起こる可能性も大幅に減少する。) 金
属薄膜密封容器45が実際に構成される以前は、約0.
076論またはそれ以下の厚さの金属薄膜では、必要な
機械的強度が得られないと信じられていた。しかし、実
際に実験してみると、エキポシブロツク42の周囲に該
金属薄膜を形成した場合には、エキポシブロツク42が
金属薄膜に対して十分な支持体となり、金属薄膜は、十
分な機械的強度を有する金属薄膜密封容器を形成しうる
ことが判明した。本発明は、第3図に示されているよう
な、エキポシブロツク42のようなリブセル材料のブロ
ックを包囲する金属薄膜によつて形成された容器のみに
関するものではない。
所望ならば、全てのベースメーカ要素を、エポキシ、ゴ
ム化合物などのカプセル材料の薄層で形成した中空の内
側容器内に封入して、容器45を形成する金属薄膜層で
該内側容器を完全に包囲するようにしてもよい。このよ
うな構造を第4図に示してある。第4図において、番号
50は全ての主要なベースメーカ要素を示しているもの
とする。内側容器52はカプセル材料の層53によつて
形成され、これが金属薄膜密封容器45によつて包囲さ
れている。層53は十分な厚さ、例えば0.580醜ま
たはそれ以上の厚さにして、これを覆う金属薄膜容器4
5に十分な機械的強度を与えうるようにする。本発明の
利点を実現するためには、密封容器を体液および体ガス
の両者に侵されない金属薄膜によつて形成しなければな
らない。
ム化合物などのカプセル材料の薄層で形成した中空の内
側容器内に封入して、容器45を形成する金属薄膜層で
該内側容器を完全に包囲するようにしてもよい。このよ
うな構造を第4図に示してある。第4図において、番号
50は全ての主要なベースメーカ要素を示しているもの
とする。内側容器52はカプセル材料の層53によつて
形成され、これが金属薄膜密封容器45によつて包囲さ
れている。層53は十分な厚さ、例えば0.580醜ま
たはそれ以上の厚さにして、これを覆う金属薄膜容器4
5に十分な機械的強度を与えうるようにする。本発明の
利点を実現するためには、密封容器を体液および体ガス
の両者に侵されない金属薄膜によつて形成しなければな
らない。
また、金属薄膜の厚さは0.1277m以下、好ましく
は0.0762?以下でなければならない。この金属は
75μΩ−d以上、好ましくは100μΩ−0以上の高
い電気抵抗率を有する必要がある。また、この金属は体
液に接触するので、生体適合性のものでなければならな
い。一般に、最適の結果を実現するために本発明の密封
容器を形成する生体適合性金属の厚さと電気抵抗率とが
満たすべき条件は次式によつて表わされる:ただし、T
は?を単位とする金属の厚さ、ρはμΩ−dを単位とす
る金属の電気抵抗率である一(上記関係式はTをMie
単位で表示すればT/pく0.03と表示される)。
は0.0762?以下でなければならない。この金属は
75μΩ−d以上、好ましくは100μΩ−0以上の高
い電気抵抗率を有する必要がある。また、この金属は体
液に接触するので、生体適合性のものでなければならな
い。一般に、最適の結果を実現するために本発明の密封
容器を形成する生体適合性金属の厚さと電気抵抗率とが
満たすべき条件は次式によつて表わされる:ただし、T
は?を単位とする金属の厚さ、ρはμΩ−dを単位とす
る金属の電気抵抗率である一(上記関係式はTをMie
単位で表示すればT/pく0.03と表示される)。
容器45内で発生する熱が、時々1熱域ョと呼ばれるこ
とがある局所に集中する傾向を有する場合は、容器45
を形成する金属薄膜の外側を、第一4図に番号55で示
した熱絶縁材の薄層で被覆すればよい。
とがある局所に集中する傾向を有する場合は、容器45
を形成する金属薄膜の外側を、第一4図に番号55で示
した熱絶縁材の薄層で被覆すればよい。
0.254−0.5お?またはそれ以上の厚を有する該
薄層は、容器45の1つまたはそれ以上の熱域に集中す
る加熱を、もつと大きい表面区域に分散せしめることに
より、患者の不快または体組織の損傷が起こる可能性を
さらに減少せしめる。
薄層は、容器45の1つまたはそれ以上の熱域に集中す
る加熱を、もつと大きい表面区域に分散せしめることに
より、患者の不快または体組織の損傷が起こる可能性を
さらに減少せしめる。
層55に用いる材料の例としては、シリコーン、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、などのような、体内埋込可能
な医学的品質を有するプラスチックがある。これらの材
料は全て、極めて熱伝導率が小さい上、少なくとも金属
容器45の電気抵抗率の100f8以上という、高い電
気抵抗率を有する。前述のように、容器45の材料金属
の1例としてはチタン6−4がある。
チレン、ポリプロピレン、などのような、体内埋込可能
な医学的品質を有するプラスチックがある。これらの材
料は全て、極めて熱伝導率が小さい上、少なくとも金属
容器45の電気抵抗率の100f8以上という、高い電
気抵抗率を有する。前述のように、容器45の材料金属
の1例としてはチタン6−4がある。
チタン6−4の特徴は約170μΩ−dの抵抗率と極め
て低い透磁率とを有することである。容器45の材料金
属の他の例としては、126μΩ−Gの電気抵抗率を有
するチタン合金であるチタン3−2−5、約羽μΩ−d
の電気抵抗率を有する鍜造可能なコバルト−クロム合金
、74μΩ−0の電気抵抗を有する316Lステンレス
鋼、および、101μΩ−0の電気抵抗率を有しMP3
5Nとして知られている多相ニッケル″合金がある。こ
れらの金属は、全て低い透磁率を有する。金属薄膜密封
容器45を形成するためには、各種の公知技術を用いる
ことができる。
て低い透磁率とを有することである。容器45の材料金
属の他の例としては、126μΩ−Gの電気抵抗率を有
するチタン合金であるチタン3−2−5、約羽μΩ−d
の電気抵抗率を有する鍜造可能なコバルト−クロム合金
、74μΩ−0の電気抵抗を有する316Lステンレス
鋼、および、101μΩ−0の電気抵抗率を有しMP3
5Nとして知られている多相ニッケル″合金がある。こ
れらの金属は、全て低い透磁率を有する。金属薄膜密封
容器45を形成するためには、各種の公知技術を用いる
ことができる。
薄く圧延した金属箔によつて該容器を形成し、継目を、
電子または継目ビーム溶接技術によるなどして、溶接す
ることにより密封容器を形成すればよい。またエキポシ
ブロツク42上に金属薄膜を溶着または電気めつきして
容器45を形成することもできる。もちろん、形成方法
によつて、ある程度選択される金属が制限を受けること
になる。ある生体内埋込可能なベースメーカが、反復充
電自在であるか否かに拘らず外部交流磁界信号に応答可
能な設計のものである場合に、該ベースメーカの諸要素
を密封するのに本発明を用いると利点が得られる。
電子または継目ビーム溶接技術によるなどして、溶接す
ることにより密封容器を形成すればよい。またエキポシ
ブロツク42上に金属薄膜を溶着または電気めつきして
容器45を形成することもできる。もちろん、形成方法
によつて、ある程度選択される金属が制限を受けること
になる。ある生体内埋込可能なベースメーカが、反復充
電自在であるか否かに拘らず外部交流磁界信号に応答可
能な設計のものである場合に、該ベースメーカの諸要素
を密封するのに本発明を用いると利点が得られる。
体内埋込可能ベースメーカを付けた患者に対して外部磁
界が存在すると、高周波加熱炉におけるように作用する
。すなわち、該磁界は皮膚を通して密封容器を加熱する
。もし容器が従来技術において用いられていたものであ
れば、容器は、患者に不快感を与え患者の体組織を損傷
しかねないほど熱くなる。しかし、本発明の新規の金属
薄膜密封容器をベースメーカに用いた場合は、外部交流
磁界による該容器の加熱は少ないので、患者が受ける不
快感および/または体組織の損傷は大幅に減少する。以
上においては、本発明の特殊な実施例について説明し図
示したのであるが、本技術分野に精通する者ならばこれ
を容易に改変し変形しうるはずである。
界が存在すると、高周波加熱炉におけるように作用する
。すなわち、該磁界は皮膚を通して密封容器を加熱する
。もし容器が従来技術において用いられていたものであ
れば、容器は、患者に不快感を与え患者の体組織を損傷
しかねないほど熱くなる。しかし、本発明の新規の金属
薄膜密封容器をベースメーカに用いた場合は、外部交流
磁界による該容器の加熱は少ないので、患者が受ける不
快感および/または体組織の損傷は大幅に減少する。以
上においては、本発明の特殊な実施例について説明し図
示したのであるが、本技術分野に精通する者ならばこれ
を容易に改変し変形しうるはずである。
そのような改変および同等の諸装置は、特許請求の範囲
に包含されるようにしてある。
に包含されるようにしてある。
第1図は、従来技術における生体内埋込可能で反復充電
自在な生体組織刺激装置の概略断面ブロック図である。 第2図は、生体内埋込可能な生体組織刺激装置の他の実
施例の単純化した部分図である。第3図および第4図は
、本発明の説明に用いられる概略図である。14・・・
・・・電池、15・・・・・・パルス発生回路、18・
・・・電極導線、20・・・・・反復充電回路、21・
・ピックアップコイル、25・・・・エキポシ層、32
,33・・・・・・フェライトスラブ、40,42・・
・・エキポシプロツク、45・・・・・・金属薄膜密封
容器、55・・・・・・熱絶縁材の薄層。
自在な生体組織刺激装置の概略断面ブロック図である。 第2図は、生体内埋込可能な生体組織刺激装置の他の実
施例の単純化した部分図である。第3図および第4図は
、本発明の説明に用いられる概略図である。14・・・
・・・電池、15・・・・・・パルス発生回路、18・
・・・電極導線、20・・・・・反復充電回路、21・
・ピックアップコイル、25・・・・エキポシ層、32
,33・・・・・・フェライトスラブ、40,42・・
・・エキポシプロツク、45・・・・・・金属薄膜密封
容器、55・・・・・・熱絶縁材の薄層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の回路装置を含む形式の生体内に埋込可能な生
体組織刺激装置であつて、該生体組織刺激装置が該回路
装置の少なくとも一部を密封する密封装置を包含してお
り、該密封装置がT〔mm〕の厚さの金属薄層で形成さ
れた密封容器を包含しており、該金属がT/ρ≦7.6
2×10^−^4の関係を満足するρ〔μΩ−cm〕の
電気抵抗率を有しており、該金属層が塩を含有する体液
および体ガスに対する耐性を有している、生体内に埋込
可能な生体組織刺激装置。 2 特許請求の範囲第1項の装置であつて、該金属が実
質的に170〔μΩ−cm〕の電気抵抗率を有するチタ
ン合金であり、該装置が該金属薄層の外側に熱絶縁性材
料の層をさらに包含しており、該材料層が該金属の電気
抵抗率の100倍以上の電気抵抗率を有し且つ塩を含有
する体液による腐食に対する耐性を有している、生体内
に埋め込み可能な生体組織刺激装置。 3 特許請求の範囲第1項の装置であつて、該金属が生
体適合性金属であり該装置が該金属層の外側に熱絶縁性
材料の層をさらに包含している、生体内に埋込可能な生
体組織刺激装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/653,464 US4041955A (en) | 1976-01-29 | 1976-01-29 | Implantable living tissue stimulator with an improved hermetic metal container |
FR7712897A FR2388568A1 (fr) | 1976-01-29 | 1977-04-28 | Stimulateur en boitier metallique hermetique perfectionne, implantable en tissu vivant |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53132192A JPS53132192A (en) | 1978-11-17 |
JPS6052826B2 true JPS6052826B2 (ja) | 1985-11-21 |
Family
ID=66099997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52046702A Expired JPS6052826B2 (ja) | 1976-01-29 | 1977-04-22 | 生体内に埋込可能な生体組織刺激装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4041955A (ja) |
JP (1) | JPS6052826B2 (ja) |
CA (1) | CA1091300A (ja) |
DE (1) | DE2720011C2 (ja) |
FR (1) | FR2388568A1 (ja) |
IT (1) | IT1076689B (ja) |
Families Citing this family (106)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4333469A (en) * | 1979-07-20 | 1982-06-08 | Telectronics Pty. Ltd. | Bone growth stimulator |
US4852620A (en) * | 1988-04-20 | 1989-08-01 | Eastman Kodak Company | Pipette with inverted bellows |
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