JPS6052176B2 - ジヒドロキナクリドン類の製造方法 - Google Patents

ジヒドロキナクリドン類の製造方法

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JPS6052176B2
JPS6052176B2 JP2605078A JP2605078A JPS6052176B2 JP S6052176 B2 JPS6052176 B2 JP S6052176B2 JP 2605078 A JP2605078 A JP 2605078A JP 2605078 A JP2605078 A JP 2605078A JP S6052176 B2 JPS6052176 B2 JP S6052176B2
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tert
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formula
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五十雄 清水
重信 川上
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Nippon Petrochemicals Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特定の化学構造を有する溶剤を使用することを
特徴とする6、13−ジヒドロキナクリドン類の新規な
製造方法に関するものである。
6、13−ジヒドロキナクリドン類(以下DHQD類と
いう)をニトロベンゼンスルホン酸ソーダ、多硫化ソー
ダあるいは酸素等の酸化剤で酸化することによりキナク
リドン類(以下QD類という)を製造することができる
このQD類は赤色ない・し紫色系の顔料であり、色調が
美しいこと、着色力が大きいこと、淡色においても耐光
性が優れていることなどのほかに、耐熱性、耐溶剤性、
および耐薬品性等が優れているという理由から色剤工業
の分野で広く使用され、多量に生産されてい・る。従来
から2、5−ジアニリノー3、6−ジヒドロテレフタル
酸ジエステルまたはその誘導体からDHQD類を製造す
る方法は種々あるが、反応溶剤を使用する主なものは次
のとおりである。
〔1〕 特公昭36−1163吟公報に記載されている
方法で、不活性高沸点溶剤、特にジフェニルとジフェニ
ルオキシドとの共融混合物の存在下の加熱による製造方
法。
〔2〕 特公昭44−3216号公報に記載されている
方法で、ベンゼン、トルエンなどの低沸点不活性芳香族
炭化水素存在下の加圧加熱による製造方法。
しかるに〔1〕の方法では用いる不活性高沸点溶剤は高
価であり、かつ共融混合物なので、溶剤の回収がはなは
だ困難であるために、経済的に非常に不利であるという
欠点を有する。
また〔2]の方法は、ベンゼン、トルエン等を用いるた
めに毒性および臭気が公害の原因となり、また作業場の
衛生の点からも好ましくない。
一方アルキル基の炭素数が更に多いもの、またはポリプ
ロピルベンゼンのごときアルキルベンゼンは、毒性や臭
気の点では改善されるが、上記の゛アルキルベンゼンは
酸化による劣化を受け易いので、溶剤回収工程を経て反
応溶剤が繰返し使用される間に過酸化物が生じ、延いて
は加熱環化反応による製造されるDHQD類の品質や収
率に悪影響を及ぼすという欠点を有する。本発明者らは
、この問題を解決するために種々の構造のアルキルベン
ゼンからなる溶剤を調査検討し、実用上無害とみなせる
程度に安全性が高く、かつ環境汚染の原因とならないと
同時に繰返し使用しても色調の鮮明なQD類の原料とな
る.DHQD類を合成する事ができるものがあることに
着目し、その使用について研究した結果本発明を完成し
た。
従来の溶剤を、単にこの分野の溶剤として、公知の上記
のごときアルキルベンゼンに変換せしめ.て反応させた
場合には、得られるDHQD類は品質が不良であつて、
これより製造されるQD類顔料の色調は不鮮明で実用に
ならない。
本発明者らは鮮明な色調のQD類の原料となるDHQD
類を合成するために各種の構造のアルキルベンゼンにつ
い・て研究した結果、特定の構造を有するアルキルベン
ゼン溶剤中で、2,5ージアニリノー3,6−ジヒドロ
テレフタル酸ジエステルまたはその誘導体を直接加熱環
化することにより得られるDHQD類が色調の鮮明なQ
D類顔料となりうることを発見した。すなわち、本発明
は2,5ージアニリノー3,6−ジヒドロテレフタル酸
ジエステルまたはその誘導体を溶剤中で直接加熱環化せ
しめて、一般式(1)(式中、しA弔は置換または非置
換ベンゼン核を示す)で示されるDHQD類を製造する
方法において一般式()(式中、R1,R2,R3はア
ルキル基であつて、R1,R2,R3の合計炭素数は9
以下である)で示される化合物の単独もしくは混合物を
反応溶剤として使用することを特徴とするDHQD類の
製造方法である。
本発明によれば、溶剤として実用上無害とみなせるアル
キルベンゼンを使用するので作業場の環境衛生の改善お
よび公害防止に役立つ。
また、溶剤回収工程を経て繰返し使用しても鮮明な顔料
の原料となるDHQD類の合成が可能であり、しかも従
来法に優る品質のDHQD類を得ることができるので、
実用上の価値は大きい。本発明に使用する溶剤は、前記
一般式()で表わされるアルキルベンゼンであり、単独
もしくは混合して、または他の溶剤と混合物して使用す
ることができる。
前記一般式()中のR1,R2,R3で表わされるアル
キル基は任意に選択し得るが、R2およびR2がメチル
基またはエチルであり、R3がメチル基、エチル基、プ
ロピル基またはブチル基であるものが好ましい。
たとえばTert−ブチルベンゼン、Tel−アミルベ
ンゼン、Tert−ヘキシルベンゼン、あるいはTer
t−ヘプチルベンゼンなどが好ましい。しかし、Ter
t−ブチルベンゼンは沸点が169゜C〜170℃、引
火点が46℃であるのに対して、Tert−アミルベン
ゼンは沸点が197C1引火点が64eCでありTer
t−ヘキシルベンゼンは沸点が205℃〜210℃(異
性体により異なる)であり、梗にTert−ヘプチルベ
ンゼンは沸点が225あC〜230℃(異性体により異
なる)である。
一方、本発明のDHQD類を製造する際の加熱環化反応
は、通常200℃〜300℃に加熱して行なうものであ
つて、反応系を溶剤の沸点以上に加熱する場合には、加
圧することが必要であるが、例え加圧する場合でも、そ
の加圧の程度はできるだけ低い方が設備上および操作上
から望ましい。
また加熱装置を用いるので、防炎用の観点から溶剤の引
火点は高い方が良い。このような点から、より好ましい
前記一般式()のアルキルベンゼンは、Tert−アミ
ルベンゼン、Tert−ヘキシルベンゼンおよびTer
t−ヘプチルベンゼンである。なお、前記一般式()中
のR1,R2,R3の合計炭素数は9までであるが、炭
素数がこれより大なる場合には、原料である2,5ージ
アニリノー3,6−ジヒドロテレフタル酸ジエステルま
たはその誘導体に対する溶解性が劣るので反応溶剤とし
て不適当てある。また前記一般式()で示される化合物
は、そのアルキル基が第3級炭素でベンゼン核と結合し
ているのて、溶剤を繰返し使用する際に劣化が生じ難い
すなわち、溶剤の劣化によるパーオキサイドの生成およ
びこれが分解、再結合することによるタール状物質の生
成が認められない。したがつて、溶剤の劣化生成物が反
応物質に吸着されることによる収率の低下、顔料の純度
や鮮明度の低下等の品質低下を生じることがない。従来
公知のアルキルベンゼン類溶剤ではこのような溶剤の劣
化は避けられなかつた。
また、一般式()の化合物は石油化学工業における副生
物から得ることができ、安価であるといる経済的利点を
も有する。
前記一般式(1)で示されるDHQD類において、【A
]で表わされるベンゼン核はメチル基、エチル基、プロ
ピル基等の低級アルキル基;メトキシル基、エトキシル
基等の低級アルコキシル基;カルボキシル基;メトキシ
カルボニル基、エトキシカルボニル基等のアルコキシカ
ルボニル基;塩素、臭素等のハロゲン原子で置換されて
い゛てもよく、このようなりHQD類の具体例としては
、6,13−ジヒドロキナクリドン、2,9−ジメチル
、6,13−ジヒドロキナクリドン、2,9−ジクロロ
ー6,13−ジヒドロキナクリドン、2,9ージメトキ
シー6,13−ジヒドロキナクリドン、2,9ージカル
ボキシー6,13−ジヒドロキナクリドン、3,10−
ジクロロー6,13−ジヒドロキナクリドン、4,11
−ジメチルー6,13−ジヒドロキナクリドン等を挙げ
ることができる。
本発明は無害のアルキルベンゼンを溶剤として使用し反
応せしめるもので、溶媒の使用量は従来法と同様でよく
特に限定されないが通常は2,5ージアニリノー3,6
−ジヒドロテレフタル酸ジエステルの3〜1@量が適当
である。また反応温度は、2000C〜300℃、望ま
しくは250ある。この温度においては反応は約1時間
で終了する。当該反応温度での反応は適当な加圧容器を
使用し、加熱溶剤の蒸気または窒素ガス等の不活性ガス
圧による加圧下できわめて容易に行なうことができる。
このようにして得られたDHQD類は、公知の方法て酸
化することにより優秀な顔料であるQD類にすることが
できる。
次に本発明の実施例を示す。
実施例中の部は重量部である。実施例1 500mL加圧容器に、2,5ージアニリノー3,6−
ジヒドロテレフタル酸ジエチルエステル5Ci!I)と
、Tert−アミルベンゼン30娼とを入れ、窒素圧頷
気圧下にて250〜270℃で1時間加熱する。
加熱終了後室温まで冷却し、放圧して常圧にもどす。次
にろ過により結晶を分離し、アセトンで洗浄して乾燥す
ることにより淡黄かつ色の結晶37.9部を得た。対理
論収率は部%であつた。次に比較例として、イソプロピ
ルトルエンおよびジイソプロピルトルエンを使用し、他
の条件を本実施例と同様にしたところ、本発明の方法に
係るTert−アミルベンゼンは、溶剤回収工程を経て
繰返し使用することが可能であつたが、イソプロピルト
ルエンおよびジイソプロピルトルエンは繰返し使用する
間に、得られる結晶の純度と収率が除々に低下した。
Tert−アミルベンゼンとジイソプロピルトルエンに
ついて、それぞれ溶剤回収工程を経て、回収して繰り返
し使用した結果として、各繰り返し回数における対理論
収率を求めた。
また、ジフェニルメタンを溶剤として使用した場合につ
いても、比較のために同様に繰り返し使用したのでその
結果も併せて示す。なお、いずれも第1回目の収率を1
00とした相対値で示した。
すなわち、Tert−アミルベンゼンの第1回目は前述
の実験に相当し、その収率も同様に98%であつた。溶
剤の繰返し使用において、上記表1の如き収率の低下が
見られることのひとつの証明として、次のような実験を
行なつた。
500m1の加圧容器に、それぞれTert−アミルベ
ンゼン、ジイソプロピルトルエンおよびジフェニルメタ
ン300ntを入れ、20気圧の窒素圧下で、3時間、
270℃で加熱した。
終了後、測定試料を取り、各試料の420r1mにおけ
る吸光度を測定した。その結果を下記の表2に示す。す
なわち、Tert−アミルベンゼンは格段に着色が少な
く、タール物質の生成が少ないことが示されている。実
施例2 500m1の加圧容器に、2,5ージアニリノー3,6
−ジヒドロテレフタル酸ジエチルエステル(支)部と、
下記組成(*)のTert−・\キシルベンゼン3(1
)部を入れ、窒素圧20気圧下にて250〜270′C
で1時間加熱後実施例1のように処理し、淡黄かつ色の
結晶37.5部を得た。
対理論収率は97%であつた。この溶剤は実施例1のT
ert−アミルベンゼンと同様に繰返して使用すること
が可能であつた。(*)Tert−ヘキシルベンゼンの
組成1,1−ジメチル ーブチルベンゼン 42Wt%1,1,2−
トリメチル ープロピルベンゼン 42Wt%1−エチルー
1−メチル ープロピルベンゼン 16Wt%実施例3 500m1の加圧容器に、2,5ージアニリノー3,6
−ジヒドロテレフタル酸ジエチルエステル(イ)部と、
下記組成(*)のアルキルベンゼン300部とを入れ、
窒素圧2呟圧下にて250〜270℃で1時間加熱する
加熱後実施例1と同様に処理し、淡黄かつ色の結晶37
.5部を得た。対理論収率は97%であつた。(*)
アルキルベンゼンの組成(沸点195〜230℃)Te
rt−アミルベンゼン 22Wt%Tert−
ヘキシルベンゼン 55Wt%Tert−ヘプ
チルベンゼン 22Wt%Tert−オクチルベ
ンゼン 1wt%実施例4500m1の加圧容器
に、2,5ージアニリノー3,6−ジヒドロテレフタル
酸ジエチルエステル(至)部とTert−デカルベンゼ
ン(沸点265−2800C)30(2)とを入れ、窒
素圧5気圧下にて250〜270℃で1時間加熱する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2、5−ジアニリノ−3、6−ジヒドロテレフタル
    酸ジエステルまたはその誘導体を溶剤中で加熱環化せし
    めて一般式( I )▲数式、化学式、表等があります▼
    ・・・( I )(式中、▲数式、化学式、表等がありま
    す▼は置換または非置換ベンゼン核を示す)で示される
    6、13−ジヒドロキナクリドン類を製造する方法にお
    いて、一般式(II)▲数式、化学式、表等があります▼
    ・・・・・・(II)(式中、R_1、R_2、R_3は
    アルキル基であつて、R_1、R_2、R_3の合計炭
    素数は9以下である)で示される化合物の単独もしくは
    混合物を反応溶剤として使用することを特徴とするジヒ
    ドロキナクリドン類の製造方法。 2 前記一般式(II)において、R_1およびR_2は
    メチル基またはエチル基であり、R_3はメチル基、エ
    チル基、プロピル基またはブチル基である特許請求の範
    囲第1項記載のジヒドロキナクリドン類の製造方法。 3 前記一般式(II)で示される化合物が、tert−
    アミルベンゼン、tert−ヘキシルベンゼンおよびt
    ert−ヘプチルベンゼンのうちのいずれかである特許
    請求の範囲第1項に記載のジヒドロキナクリドン類の製
    造方法。
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JP3055365B2 (ja) * 1993-06-30 2000-06-26 東洋インキ製造株式会社 2,5−ジ(アリールアミノ)−3,6−ジヒドロテレフタル酸ジアルキルエステル類の製造法およびこれを中間体とするキナクリドン類の製造法
JPH07242836A (ja) * 1993-11-19 1995-09-19 Toyo Ink Mfg Co Ltd 6,13−ジヒドロキナクリドン類の製造方法およびこれを中間体とするキナクリドン類の製造方法

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