JPS6051860B2 - ロ−ル押え成形装置 - Google Patents

ロ−ル押え成形装置

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JPS6051860B2
JPS6051860B2 JP5394679A JP5394679A JPS6051860B2 JP S6051860 B2 JPS6051860 B2 JP S6051860B2 JP 5394679 A JP5394679 A JP 5394679A JP 5394679 A JP5394679 A JP 5394679A JP S6051860 B2 JPS6051860 B2 JP S6051860B2
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JP
Japan
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roll
presser
convex
presser roll
coating film
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Expired
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JP5394679A
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English (en)
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JPS55145564A (en
Inventor
徳寿 時本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kikusui Kagaku Kogyo KK
Original Assignee
Kikusui Kagaku Kogyo KK
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Application filed by Kikusui Kagaku Kogyo KK filed Critical Kikusui Kagaku Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は塗膜未乾燥時に凸形散在模様を塗装した板の
塗膜頂部を押えて、頂部を平坦にした凸形散在模様塗装
板を形成するロール押え成形装置に関するものである。
従来、建築現場内外壁塗装施工でよく見られる凸形散在
模様の凸形頂部をコア押え又はロール押えにより平坦に
成形した形状は、工場内生産による建築用化粧板の塗装
模様の場合はほとんど見られなかつた。それは基材にそ
り、ねじれ等があるため、従来の押え機では基材の不均
一さが押えに影響して均一な押え形状の製品が得られな
かつたためである。上記の従来欠陥を解決したのが、こ
の発明である。
この発明の目的の一つは工場で生産される建築用塗装板
の凸形散在塗膜面の頂部の均一な押えを安定して得られ
ることであり、他の目的の一つは頂部の押え面に型形状
を押付け、第二次的な模様を形成することを可能にした
ことである。
この発明装置の基本的な構成は水平に横架されて回転す
るバックアップロールの上部には所要間隔を保つ様に回
転する押えロールを水平に横架し押えロールの外周面に
は軸方向に所定間隔を保つて並行する様に環状凸条を周
設することにより構成したものである。
さて、この発明装置の理解を早めるために以下実施例図
に基づき詳細に説明する。
即ち、フレーム1の両側には平行軌条2を垂直に設け、
両側の平行軌条2の下部に夫々固定した下部軸承3には
横架したバックアップロール4の両端のシャフト5を回
転自在に遊嵌し、両側の平行軌条2の上部に夫々上下自
在に摺動する様に遊嵌した上部軸承6にはフレーム1の
両側上部に螺合した螺杆7の下端を連結すると共に夫々
の螺杆7の突出上端にはハンドル8を固定し、両側の上
部軸承6には横架した押えロール9の両端のシャフト1
0を回転自在に遊嵌し、フレーム1の下部に固定したモ
ーター11の回転を減速する減速機12の出力スプロケ
ットギヤ13と、バックアップロール4の一方突出端の
シャフト5に固定したヨ従動スプロケットギヤ14と、
押えロール9の一方突出端のシャフト10に固定した従
動スプロケットギヤ15と、フレーム1に遊転自在に支
持された遊転スプロケットギヤ16とにはバックアップ
ロール4と押えロール9とが挾送のための対向・回転す
る様に伝動チエン17を張架すると共に伝動チエン17
には常時緊張する様にフレーム1に装着されてコイルス
プリング18により牽引される緊張スプロケットギヤ1
9を係合して弾圧する。
押えロール9には周方向に回わる環状凸条20を軸方向
に所定間隔で並列する様に周設する。そして押えロール
9の中心軸線よりや)上部で回転方向の後方部位に位置
して対接する様に外周にゴム、ポレウレタン樹脂などに
よる弾性多孔質層21を周設した給液ロール22を横架
すると共に給液ロール22の両端のシャフト23は押え
ロール9の上部軸承6に共動する様に固定した軸承部2
4aに回転自在に遊嵌し、押えロール9と給液ロール2
2の対接箇所の上方に配置される様に液槽25をフレー
ム1に架設し、液槽25の下部には導出量を調節するバ
ルブ26を設けた吐出ノズル27を設け、押えロール9
の中心軸線よりや)上部で給液ロール22の反対側に位
置して対接する様に外周にポリアミド樹脂等を材質とす
る弾性線条28を群密植立した清掃ロール29を横架す
ると共に清掃ロール29の両端のシャフト30は押えロ
ール9の上部軸承6に共動する様に固定した軸承部24
bに回転自在に遊嵌し、押えロール9のシャフト10に
固定したギヤ31と給液ロール22のシャフト23に固
定したギヤ32とは押えロール9と給液ロール22とが
対接して上方から下方に挟送を行う様に直接に噛合せる
と共にギヤ31と清掃ロール29のシャフト30に固定
したギヤ33とは押えロール9と清掃ロール29との回
転方向が逆となる様に遊転するギヤ34を介在して間接
に噛合せる。さらに清掃ロール29の下部に配置される
様に受樋35を、バックアップロール4の下部に配置さ
れる様に受槽36を夫々フレーム1に架設し、バックア
ップロール4の外周上面とほぼ同一水平.面に位置し且
つバックアップロール4の前後に配置される様に滑り板
37をフレーム1に架設したことにより構成したもので
ある。
尚、図中38は板、39は凸型塗膜、Aは塗装板である
而して、本発明の成形装置に使用する塗装板Aは板38
の上に合成樹脂エマルジョンをバインダーとなした液状
塗材を吹付け塗装によりランダムに散在する凸型塗膜3
9を形成したものである。
この凸型塗膜39を形成する液状塗材はアクリル4酢酸
ビニールなどの単独重合体樹脂、またはスチレン・アク
リル、エチレン●酢酸ビニールなどの共重合体樹脂のエ
マルジョンをバインダーとなして、炭酸カルシウムなど
の充填材、酸化チタンなどの体質顔料、界面活性剤、硅
砂、寒水石などの骨材、添加剤などを混合して製造した
ものである。さて、本発明は前記の様に構成されるため
、液槽25にトルエン、酢酸エチル、キシレン、トルエ
ンなどの混合であるシンナーなどの有機溶剤を収容して
バルブ26の調節により吐出ノズル27から単位時間当
り適宜な一定量の有機溶剤を注出し、給液ロール22の
弾性多孔質層21の表面にノ有機溶剤を付着含浸させれ
ば、給液ロール22は押えロール9の表面に対接してい
るために給液ロール22から有機溶剤が押えロール9の
表面に転移して押えロール9の環状凸条20及びそれ以
外の部分面に有機溶剤の膜を形成する。
従つて、塗装板Aを押えロール9とバックアップロール
4との間へ滑り板37を介して挾入するに際し、凸型塗
膜39が完全に乾燥固化する前、即ち未だ可塑性を有す
る間に塗装板Aを押えロール9とバックアップロール4
との間に挟入すれば、第4図イに示す様な凸型塗膜39
が、第4図口に示す様に凸型塗膜39の頂部は押えロー
ル9により平坦に均らされ、カット形状に形成される。
このとき、押えロール9における環状凸条20及びそれ
以外の部分面に有機溶剤の膜が形成されているために押
えロール9の外周表面に液状塗材が粘着すること無く、
正確に押えられるものである。若し、押えロール9の周
面に有機溶剤の膜が形成されていないとすれば、塗装板
Aの凸型塗膜39の頂部に押えロール9の周面が粘着し
て、平坦に均らされるより、むしろ凸型塗膜39の形状
が崩れる。しかしながら、押えロール9における環状凸
条20及びそれ以外の部分面に有機溶剤の膜が形成され
ているために水に溶解しない有機溶剤膜と、凸型塗膜3
9の表面の水膜の部分とが接触するも、粘着、付着を生
起しないものである。
これは有機溶剤の膜により押えロール9の環状凸条20
及びそれ以外の部分面の総てが疎水面となり、離型性を
生ずるためである。しかも、押えロール9の環状凸条2
0が押える間隔を規制して均等にする作用を発揮する。
これは押えロール9の環状凸条20の頂周面とバックア
ップロール4の周面との間に塗装板Aが挾入されるため
上下部からの挾圧となり、環状凸条20の高さで規制さ
れた押え間隔となる。この押えロール9の環状凸条20
から凸型塗膜39の上を押えると凹みの筋が形成される
様に考えられるも、凸型塗膜39は未だ乾燥固化しない
以前の自己流動性を有するために環状凸条20の幅を適
当に設定することにより押えた際の痕跡を解消すること
が出来る。実験によれば環状凸条20の幅は1.5wI
n以下、高さは1.5〜2TnI!L環状凸条20の並
列間隔は100wIn前後が最適であつた。
また、押えロール9の環状凸条20の押圧痕跡を成形に
利用すれは、板38の表面に散在する凸型塗膜39によ
る塗装面に1凹み筋ョの模様を作ることが出来るので、
環状凸条20の大きさ、高さ間隔、形状など、意匠性を
付与せしめることにより種々の模様を任意に得ることが
出来る。
実施例ダイレクトロールコーターを改造して、本発明に
基づく図面の装置を使用し、スチレン・アクリル共重合
体樹脂エマルジョンの液状塗材により散在する凸型塗膜
を形成した塗装板に加工を施すために、凸型塗膜の未乾
燥固化以前の軟かい状態のとき押え成形を施した。
液状塗材の粘度は15000CPSであり、使用した有
機溶剤は脂肪族系炭化水素を主成分とする混合シンナー
であつた。
押え成形した結果は板のそり、ねじれに影響されること
無く、凸型塗膜の頂部平坦面も均一なものが得られた。
この加工の場合、押えロールの環状凸条の幅を1.5?
に設定したため、液状塗材の自己流動性のために凸型塗
膜の頂部平坦面に押えの痕跡が残らなかつた。しかし、
幅2Tfr1nの環状凸条を形成した押えロールを使用
したところ、痕跡が残り、筋模様が形成された。意匠性
は今までに見られない良いものが得られた。また、積み
重ねブロッキング性は従来の数倍良くなつた。乾燥性は
押えない物より1ゐ倍も早くなつた。以上の如く、本発
明の装置を使用すれば、板に形成した散在の凸型塗膜を
湿つた状態で押えるので液状塗材の部分が広がり、相対
的比較量で少ない液状塗材塗布量にても大柄の模様を得
ることが出来る。
また、凸型塗膜が押えられ、平坦面を形成するため工場
での製造工程中の乾燥炉内時間が短かくできて生産性向
上の利点がある。さらに、凸型塗膜が均一に押えられ、
厚みが均等になるため塗膜の乾燥が一定化し、塗膜物性
のばらつきが少なくなる。また、押えた後の模様は押え
る前と全く趣を異にし、別の意匠模様が得られる。他方
、押えロールの環状凸条の形状を平行配列、螺旋形、水
平垂直な又形、螺旋交又形、連続波形、断続波形、独立
円柱点在配置など適宜な形゛に形成して、環状凸条の幅
を液状塗材の自己流動性により平坦にならない幅に形成
すれば、それぞれの環状凸条の形状を有する意匠性の大
きい模様板が得られる等、幾多の特徴を有するものであ
る。:図面の簡単な説明 第1図はこの発明を実施した装置の右側面図、第2図は
図の左半分が同上装置の正面図、図の右半分が背面図、
第3図は同上装置の要部を示す拡大右側面断面図、第4
図イ及び口は本発明装置にフよる押え成形の作用を示す
拡大断面図てある。
4・・・・・・バックアップロール、9・・・・・・押
えロール、20・・・・・・環状凸条。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水平に横架されて回転するバックアップロールの上
    部には所要間隔を保つ様に回転する押えロールを水平に
    横架し、押えロールの外周面には軸方向に所定間隔を保
    つて並行する様に環状凸条を周設することにより構成し
    たロール押え成形装置。
JP5394679A 1979-05-01 1979-05-01 ロ−ル押え成形装置 Expired JPS6051860B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5394679A JPS6051860B2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01 ロ−ル押え成形装置

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JP5394679A JPS6051860B2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01 ロ−ル押え成形装置

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JPS55145564A JPS55145564A (en) 1980-11-13
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CN107055169B (zh) * 2017-05-04 2018-10-30 苏州晨钟自动化科技有限公司 一种横向可微调布料输送架
CN108043880B (zh) * 2017-11-30 2020-02-14 中冶南方工程技术有限公司 用于带材辊压的设备以及压力平衡方法

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