JPS6050756B2 - 畜糞処理方法及びその装置 - Google Patents

畜糞処理方法及びその装置

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JPS6050756B2
JPS6050756B2 JP57159638A JP15963882A JPS6050756B2 JP S6050756 B2 JPS6050756 B2 JP S6050756B2 JP 57159638 A JP57159638 A JP 57159638A JP 15963882 A JP15963882 A JP 15963882A JP S6050756 B2 JPS6050756 B2 JP S6050756B2
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盛一 福地
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

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  • Fertilizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、畜糞を生石灰と硝酸を使用して両者の化学反
応に伴う発熱を利用して製品肥料を製造する畜糞処理方
法及ひその装置に関する。
鶏の糞は約1万羽で毎日1屯の発生があり、大型養鶏場
(100万引)から小型養鶏場(数千羽)に到るまで、
この糞の処理は企業的にも環境的にも重要関心事となつ
ている。
一般に、この処理としては糞を火力乾燥して乾燥鶏糞と
して肥料業界に販売していたが、石油価格の高騰により
採算がとれなくなり、これに代る処理として、醗酵促進
剤を添加して堆積自然醗酵を行なわせ堆肥化したり、活
性汚泥方式で浄化水として放流したり、無機薬品を添加
して酉鍵膵を止め半乾状態で肥料化したり等様様な方法
て処理されているのが現状である。
また、牛、豚等についても事情は鶏の事情と全く同様で
ある。種々の処理方法はあるが、他に敷地、処理費、人
件費、製品肥料の品位価格問題等多くの未解決な問題が
残されている。本発明による畜糞処理方法及び装置、何
時何処ででも入手容易てありしかも製品肥料としての収
入と均衡のとれる価格の無機薬品てある生石灰と硝酸を
使用して、この両者の化学反応に伴う発熱を利用して、
この熱量を完全に近いまで糞に吸収させて乾燥に必要な
熱量を可能なかぎり節減して高品位の肥料を製造するも
のである。
本発明による処理方法を説明すると、入手容易で比較的
に安価でありしかもこれらの添加により肥料としての価
値の向上があるものとして生石灰Jと硝酸を使用する。
これら両者の化学反応熱を糞の含有水の発散に利用する
。CaO+2H2O■Ca(OH)2+H2O+15.
600■alCa(OH)2+2HNO3■Ca(NO
3)2+2H2O十50.60Ocal7上記のように
生成されたCa(NO3)2すなわち通称ノルウエー石
灰は窒素の施用と同時に石灰が施用されるのて土壌の酸
性化を防ぎ、速効性肥料としてこれ自体て市販されてい
るもので、これと有機遅効性の畜糞と混合された高品位
の肥料を出来る限り省工ネギーで製造するのが本発明に
よる畜糞処理方法である。
本発明による上記処理方法を実施する処理装置を説明す
ると、連続的に送り込まれてくる糞に規定量のCaOを
添加し十分混練した後にHNO3を添加する。
逆の順序て混合することもできるが、糞へ発生反応熱を
完全に吸収するのに難点がある。すなわち、HNO3は
強力な酸化作用を持つもので、これは糞と接触すると即
座に糞に反応して同時にNOxの刺戟性のガスが発生し
て希望の反応の支障となる。それ故、HNO3の濃度を
下げるか、又はHNO3と反応しない硅藻土のようなも
のを添加して解決することもできるが、低水分の肥料を
製造する場合には水で稀釈することや異物を混入させる
ことは好ましくない。そこで、本発明による処理装置に
よれば、これらの欠点を解消し、発生反応熱及びガスを
完全に糞に吸収させるために、一部堅型の攪拌機を備え
た反応筒体すなわち缶に底部より連続的に糞を圧入し、
これに相応する規定量の生石灰CaOと硝酸HNO3を
順次に缶内に連続的に供給し、缶内で反応を行なわせ、
反応熱と同伴するガスを完全に糞に吸収させる。更に、
化学反応熱のみでは含有水分の発散不足のものを大量の
外気との機械的な接触により乾燥させ、低水分の肥料を
製造することのてきるものてある。以下、図面を参照し
て本発明による処理装置を詳述する。
本発明による畜糞処理装置はシリンダ内に充填された糞
を油圧で圧出させる圧送ポンプ1すなわち圧送装置を設
置している。装置の底部.にバイブ18を連結したのは
、発生する熱量と同伴する刺戟性のNOxガスを装置外
に漏らすことなく吸収させるためであり、反応部分の上
部には常に糞によつて密閉させた状態にしておくことが
好しいからである。そのために、装置への糞の供J給も
装置の底部から圧入される。運転中、油圧ポンプ14の
油圧は減圧弁15で任意設定の油圧に調整された油圧が
常に保持されている。図示は油圧ポンプ14の1サイク
ルを終つた瞬間を示す。電磁弁16,17の切換りによ
り弁開閉用油圧シくリング11のロッドが前後進する。
糞用シリンダ13の先端はロッド先端の弁の圧着で弁座
となるように製作されており、ロッドの前進でシリンダ
13内の糞は密閉されるAタイマー時限中に、Aタイマ
ー時限で電磁弁17は切換り圧送用シリンダ12のロッ
ドが前進して糞はバイブ18によつて処理装置の底部よ
り圧入される。Bタイマー時限中に、Bタイマーの時限
で電磁弁16が切換りロッドは復帰し、ホッパー中の糞
はシリンダ13内に吸込まれる吸込不充分でもロッド1
1の前進の時に押込まれる。Cタイマー時限中に、Cタ
イマー時限で再び電磁弁16,17の繰返し運転を行な
う。) 生石灰供給機3及び硝酸供給機2が設置されて
おり、該供給機2,3は各々駆動伝動機21,31の回
転制御によつて行なわれ、いずれも無段変速機付減速機
を備えている。
硝酸の供給に関して、硝酸は液体であるので、プランジ
ャー型のポンプで圧入され得る。生石灰の供給に関して
、生石灰は微粉のために、送込みスクリュー32は、反
応装置入口部は羽根なしに構成し、生石灰自体圧縮密閉
し、糞の流入を防く。反応装置4は図示のように攪拌翼
付きの堅型の筒体41と水平型の攪拌搬送の筒体44か
ら成る。
圧入される生石灰と硝酸とがそれぞれ単独に糞との反応
を出来るだけ避けるように、糞は筒体1の中央底部から
圧入され、生石灰と硝酸は筒体4の下部側壁部より入れ
られる。ます、これらは遠心翼43で攪拌され、次いで
求心翼42で攪拌され、これらの攪拌を繰返して油圧ポ
ンプでの糞の圧力で逐次に上部へと搬送されながら反応
を行なわせる。筒体41は発生ガスを糞中に完全に吸収
させるのに十分な高さに設計されており、筒体44で発
熱によつて水分の発散を行なう。筒体44内には搬送に
必要な任意角度付きの掻羽根付きの2本の軸45が歯車
伝動によつて互に逆転させられており、混練しながら搬
送して水分の発散と反応作用が完結される。筒体44で
は常に既定の水位での混練を行なわせるように排出孔側
に水位保持板46を設け、生成物をこの板46より溢流
させる。反応装置4では、熱の吸収、反応の完結及び生
成物Ca(NO3)2と糞との十分な混練等を行なつた
が、次いで、水分発散筒体5を設置して、そこで水分の
発散促進を行なわせる。筒体5内には、歯車伝動で互に
逆転する2本の軸に掻上羽根51が取付けられている。
筒体44から落下して生成物はこの羽根で掻上げられ、
互に逆転中の羽根相互間に挟まれ、衝突して脆く疎関し
、大部分は筒体中に浮土の状態で搬送される。一方、排
風機57は外気をこの流れと向流にこの筒体44経由で
吸引しているので、水分発散の表面積が拡大された生成
物は、空気と充分に接触して、水分発散を行ない、しか
も粗砕が行なわれ、外気を遮断する排出弁53を通じて
装置外に取出される。経験によれば、水分70%以下の
糞の場合には、この装置の処理によれば、肥料として市
販されるときは水分45%で好ましいものとなり、化学
反応熱のみに依存した水分の発散でなく、大量の外気と
の完全な接触による空気の水分同伴であり、このまま製
品となるが、高水分の糞の場合には筒体5の底部に設置
した熱風発生炉52を点火して不足分の熱を供給する。
炉52は耐火物製の燃焼室であり、ここで発生した完全
燃焼ガスは外気取入口54より吸込まれる大量の空気で
稀釈される。排調機57よりの排ガスは水蒸気と共に悪
臭を伴うことは糞処理の悩みてあるが本装置のものは火
力乾燥の如く高温ガスと糞との接触により発生する臭気
は極めて微少となる。次に、本発明による処理の場合の
所要熱量と従来の火力乾燥による処理の場合の所要熱量
とを比較する。
1本発明による処理の場合 水分70%の鶏糞1000k9を生石灰100k9と濃
度98%の硝酸225k9で処理する。
製品肥料はこの処理のものは二次酉欝の心配がないので
、製品の水分は45%てあるので、水分45%として計
算する。無水物 :1000×0.3=300(K9)
CaOlOO(K9)11N03:225X0.98=
220.5(Kg)計 62
0.5(K9)水分45%のものは水507.7k9、
無水物620.5k9で、1.128k9止りてある。
必要発散水は700−507=163(Kg)必要熱量
水蒸発所要熱量550×193=106150(Kca
′)充填物が吸収する熱量0.9X(1000+100
+225)×(80−20)=71550(Kca′)
合計177.700kCae 発生熱量CaO+2HN03=Ca(NO3)2+Il
2O十66.4kCae66.4×(100.000+
225.000)/(56+126)=118.570
kCae不足熱量177.700−118.570=5
9.130kcaf59.130kcafは重油換算で
約6′に相当する。
2火力乾燥による処理の場合 この場合は二次醗酵の恐れがあるのて鶏糞を市販されて
いる水分12%に乾燥するものとして計算する。
水分70%の鶏糞1000k9中の無水物は300kg
である。
水分12%のものは水41kg、無水物300k9て3
41kg止りである。必要発散水は700−41=65
9(K9)である。
完全に他より熱を与えての水分発散であり、このために
熱風発生炉の出口温度300℃、乾燥機出口温度120
′C1製品温度80゜C1外気及び糞温20゜Cの通風
乾燥機を使用した場合とする。水蒸発所要熱量(594
+120X0.44−20×659=413.061k
Cae無水物の加熱所要熱量0.3X300×(80−
20)=”5400kCae含有水の加熱所要熱量1X
700×(80−20)=42000kca′稀釈空気
の加熱所要熱量(413.061+5400+4200
0)÷(0.24×(300−120))×0.24X
(120−20)=255.811小計716.272
kca′ 熱損失を10%とすると、716.272X1.1=7
87.900(Kca′)787.900kcaeは重
油換算て約80eに相当する。
ノ 以上のように、本発明による処理方法及ひ装置を用
いて畜糞を処理すれば、重油等を非常に節約することが
できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による畜糞処理装置を示す概略7断面図
、第2図は第1図の線cにおける断面図、第3図は第1
図の線bにおける断面図、第4図は第1図の線aにおけ
る断面図、第5図は第1図の線dにおける断面図、1・
・・圧送装置、2・・・硝酸供給機、3・・・生石灰供
給機、4・・・反応装置、5・・・水分発散筒体、42
,43,45,51・・・攪拌翼、41・・・堅型の筒
体、44・・・水平型の筒体、52・・・熱風発生炉。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 密閉状態の筒体内にその底部より糞を圧入する工程
    、所定量の生石灰を前記筒体内に入れて混合反応させる
    工程、次いで、所定量の硝酸を前記筒体内に入れて混合
    反応させる工程、発生反応熱及びガスを完全に前記糞に
    吸収させ、更に大量の外気と機械的に接触させて乾燥さ
    せる工程、から成ることを特徴とする畜糞処理方法。 2 攪拌翼を備えた堅型の筒体と前記筒体に連結されか
    つ攪拌翼を備えた水平型の筒体とから成る反応装置を備
    え、前記堅型の筒体の底部に連結されかつ糞を前記筒体
    内に圧入する圧送装置及び前記堅型の筒体壁部に連結さ
    れている生石灰供給機及び硝酸供給機が設けられており
    、更に、前記水平型筒体の下流に設置されかつ攪拌翼を
    備えた水分発散筒体が設けられかつ前記水分発散筒体に
    は熱風発生炉が設けられていることを特徴とする畜糞処
    理方法。
JP57159638A 1982-09-16 1982-09-16 畜糞処理方法及びその装置 Expired JPS6050756B2 (ja)

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JP2587690B2 (ja) * 1988-10-28 1997-03-05 井上 敏 畜産排泄物と敷料混合物の堆肥化装置
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