JPS6050646B2 - 予備シ−ルを具えた無菌包装方法と装置 - Google Patents

予備シ−ルを具えた無菌包装方法と装置

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JPS6050646B2
JPS6050646B2 JP52083187A JP8318777A JPS6050646B2 JP S6050646 B2 JPS6050646 B2 JP S6050646B2 JP 52083187 A JP52083187 A JP 52083187A JP 8318777 A JP8318777 A JP 8318777A JP S6050646 B2 JPS6050646 B2 JP S6050646B2
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JP
Japan
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seal
bottom material
container
sterile
continuous
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JP52083187A
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肇 松本
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は従来より知られている多面付容器を製作するた
めの成形と充填及びシールからなる無菌包装方法とその
装置に関するものてある。
一般的に無菌成形充填機は、熱可塑性樹脂の容器用本体
、すなわち底材を何等かの手段て滅菌した後無菌室内に
入れて、液状殺菌剤の場合は乾燥しその後成形のための
加熱を行なう。
加熱された本体は適度に軟化し次の成形工程で真空圧空
等て成形される。かゝる無菌成形充填機にあつては、一
工程の生産量確保のため多面付になつており、これに充
填する装置はそれに相応して多数列となつており、充填
物は他の装置により完全滅菌されて無菌的にパイプより
容器へ充填されるようになつている。
そこで、多面付容器における連続状底材及び充填物は完
全に無菌的な状態に保持されるものてあJり、これにア
ルミニウムあるいはプラスチック等の連続状着付を塗布
された接着剤を利用して底材と同様な方法で各々の容器
に個別にシールするようになつている。以上のような工
程は無菌室内において行なわクれ、室内は完全除菌され
たわずかに外気より圧力の高い空気が充満している。
その後出口よりシールされた連続成形容器が外気中に搬
送されても容器内の汚染は一切ないようになつている。
又、無菌室内におけるシールは碁盤目、平板、溝付等の
型を加熱圧着して個別に外気との遮断を行なうようにな
つている。しかるにか)る方法は無菌成形シール機であ
るために次のような欠点があり、実際には機械的に多く
の問題がある。
(1)多面付のため構造が複雑なシール型となり、無菌
室内での取扱いが難しくかつ取外して各容器の調整がや
りにくい。
(2)各容器それぞれをシールするため相当ヒーター容
量を入れる必要があり、このため無菌室内の温度上昇が
著しい。
(3)無菌室内を機械稼動前に薬剤にて予備殺菌するこ
とが一般に知られており、この際の型の腐蝕等に対する
保守が繁雑てある。
(4)多面付による複雑な構造が無菌性の確保に支障を
きたす。
すなわち、稼動前予備殺菌において構造体の隅々まで充
分な薬液がつかない恐れがある。(5)大きなシール型
が無菌室内で上下するため室内無菌空気の流れに対して
支障の出る恐れがある。
本発明は以上のような不具合な点を解消できる−新規な
包装方法とその装置である。
すなわち、予め前工程て滅菌し、かつ進行方向とこれと
直角な方向に亘つて複数列配列された連続状多面付容器
本体を成形し、これに内容物を充填した連続状熱可塑性
樹脂帯からなる底材に対.”し、該底材より僅かに巾狭
の予め滅菌した連続状蓋材を外気より正圧の無菌室内て
進行方向両端にそつて狭い巾でしかも多面付容器の本シ
ール域に入り込まない程度に予備的帯状加熱圧着シール
を行ない、しかる後無菌室外にて前記連続状蓋材及!び
底材を各々の容器毎に個別に加熱圧着することにより本
シールして個々の容器毎に打抜くことを特徴とする予備
シール方法の具えた無菌包装方法を特定発明とし、滅菌
された連続状熱可塑性樹脂帯からなる底材の外気より正
圧の無菌室内におけクる進行方向にそつて、加熱装置、
成形装置、充填装置を順次に配設し、かつ前記底材より
僅かに巾狭の予め滅菌された連続状蓋材を前記底材の両
端にそつて狭い巾でしかも多面付容器の本シール域に入
り込まない程度の予備的帯状加圧圧着シールを行なう上
下から蓋材と底材の端部を押圧することができる棒状加
熱部材と加熱受け部材とからなる予備シール装置を設け
ると共に無菌室外において前記蓋材及び底材を各々の容
器毎に個別に加熱圧着できる本シール装置を設け、該本
シール装置の次に個々の容器毎に打抜くことのできる打
抜き装置を設けてなる特許請求の範囲第1項記載の方法
の実施に直接使用する予備シールを具えた無菌ノ包装装
置を前記特定発明の方法の実施に直接使用する装置とす
るものてあつて、多面付の連続状容器に対して無菌室内
で予備シールを行ない、無菌室外で各個別容器のための
本シールを行なうようにしたものである。
本発明のものによれば、無菌室内で予備シールのみを行
なうものであるから無菌室内での取扱いが容易であり、
無菌室内での温度上昇は少ないし、連続状蓋材を無菌室
内で進行方向両端にそつて狭い巾でしかも多面付容器の
本シール域に入り込まない程度に連続状熱可塑性樹脂帯
からなる底材に対して予備的帯状加熱圧着シールを行な
うのみであるから予備シールと本シールとが重複するこ
とがなく、したがつてシール強度を弱めることがないし
、たとえ予備シール装置があつてもその占めるスペース
が少ないから無菌空気の流れに対する支障はないという
特徴を有するものである。
又、予備シールは前記した如く連続状容器の進行方向に
そつて両端のみ巾狭て行なうものてあり、多面付容器を
構成する底材と蓋材は分離状態のま)無菌室外に搬送さ
れ、この状態ては両端が圧着されたま)であるので連続
容器は無菌室内の圧力空気で充たされた状態にあり、個
別容器を打抜く最終工程まては外気より高い圧力が保持
されて本シールまでの外気の容器内への逆流等は一切考
えられず、完全な無菌性が保持されるという特徴を有す
るものである。以下図面に示す実施例について説明する
先す、底材1は第4図に示すように巻取り11より殺菌
薬液13のある槽12に入り滅菌される。
滅菌後底材1は図示しない乾燥装置により完全乾燥され
、しかる後加熱工程に入る。
この加熱工程部には上下にヒーター14があり、それぞ
れは上下動装置15を操作することにより底材1を成形
するに足る軟化状態にする。
軟化した底材1は次の成形工程で雌型18と押え型17
に狭まれ真空あるいは圧空等で容器本体に形作られる。
本実施例においては、底材1の進行方向に3個、それと
直角方向に5個、計b個の多面付の連続状容器3の本体
を一度に成形する。
このようにして成形された連続状容器3の本体に対して
次の工程で完全滅菌された内容物が機外よりバイブ20
を通つて搬送されてきた充填ノズル19から連続状容器
3の本体のそれぞれに充填される。
次に巻取り29より繰り出された蓋材2は殺菌槽30を
通過しこ)て完全滅菌されて無菌室33内に入り、回転
ロール21を介して底材1を覆う形て底材1と同一の方
向へ駆動される。
本実施例ては次の工程て第1,2図にみられるように底
材1と蓋材2の両端10を棒状加熱部材4及び加熱受け
部材4″により加熱圧着する。
棒状加熱部材4は連結板5により平行に位置づけられ、
蓋材2と底材1を狭い巾にわたつて進行方向にそつてシ
ールして行く。当然のことながらこの両端10の巾狭シ
ールは多面付容器の本シール域に入り込まない程度のも
のである。又、連結板5は押し出し軸6を介し無菌室外
にある駆動シリンダー22により上下に加圧動作を行な
うことができるようになつている。
棒状加熱部材4には長手方向にそつて加熱源8が挿入さ
れ所定の温度を保持している。
加熱源8としては電気ヒーターが用いられ、連結電線7
は押出し軸6の内部を通つて機外より通電される。又、
駆動シリンダー22と押出し軸6の無菌室33に対する
摺動部は完全シールされ無菌的なものとなつている。更
に底材1あるいは蓋材2の材質によりシール強度を増加
させる必要のある場合は機外コントロールにより加熱源
を制御することも可能である。
何れにしても蓋材2には接着剤9が塗布してあるから上
下より棒状加熱部材4と加圧受け部材4″で押圧すれは
容易に熱溶着するが、蓋材2は底材1に対して予め底材
1の加熱成形工程における収縮を見込んで僅かに巾狭に
構成され、熱溶着て両端10のシール部は拡大されても
底材1よりはみ出ることはない。なお、蓋材を底材より
巾広とすることはこのシール部は次の打抜きの際取除か
れるものであるから資材を無駄にするだけで意味がない
。両端10をシールされた連続状多面付容器は、無菌室
33のゲート23を通つて外気へ搬送される。
無菌室33内は無菌空気が外気より僅かに正圧になつて
いるのでゲート23から無菌空気が外気に向つて吹き出
し、これによつて一種のシール機能を果している。
又、両端がシールされた連続状多面付容器も后述する本
シールによつて蓋材は底材に対して前進方向前方におい
てシールされておりこれと両端シールとで三方シールさ
れた、前進方向后方が開放せる袋状になり、最終の打抜
機26,27まて内圧が正圧のま)で移行して外気が逆
流しないから外気て汚染されることはない。
そして、外気に向つて搬送された連続状多面付容器は加
熱圧着板25により冷却加圧受板24に向つて加圧され
各個別容器への本シール1『が行なわれる。第5図に示
すように端面10のシールは本シール1『にかからない
位置にある。
つまり袋状にシールされた内側において本シールされる
ので予備シールと本シールが重複することがなく、した
がつてシール強度を弱めることがない。かくしてシール
終了した連続状多面付容器は打抜機27,26て個々に
打抜かれ残材28は巻取られる。
残材28中には予備シール部分も含まれる。ノ 以上何
れにしても、本発明にか)る方法と装置は冒頭に記載し
た特徴を有するものてあり、しかも予備シールに当つて
蓋材は底材より僅かに巾狭であるので熱溶着で両端のシ
ール部が拡大されても何等支障がなく、又予備シールが
あつてもそれ7は棒状加熱部材で足りるからその占める
スペースは少なくて無菌室での無菌空気の流れに対する
支障はないという特徴を有するものであつて、多面付無
菌成形充填シール装置において非常に安定した信頼性の
高い状態を作ることができ、不良率をフ大巾に改善する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の予備シールを示す部分斜面図。 第2図は同上横断面図。第3図は本発明の予備シールを
示す部分切断面図。第4図は本発明装置全体の概略図。
第5図は本発明にか)る予備シールと本シールとの関係
を示す切断面図である。1・・・・・・底材、2・・・
・・・蓋材、3・・・・・・連続状多面付容器、4,4
″・・・・棒状加熱部材と加圧受け部材、10・・・・
・・両端シール、12・・・・・・滅菌槽、14・・・
・ヒーター、17,18・・・・・・押え型と雌型、1
9・・・・・・充填ノズル、24,25・・・・・・冷
却加圧受板と加熱圧着板、26,27・・・・打抜機。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予め前工程で滅菌し、かつ進行方向とこれと直角な
    方向に亘つて複数列配列された連続状多面付容器本体を
    成形し、これに内容物を充填した連続状熱可塑性樹脂帯
    からなる底材に対し、該底材より僅かに巾狭の予め滅菌
    した連続状蓋材を外気より正圧の無菌室内で進行方向両
    端にそつて狭い巾でしかも多面付容器の本シール域に入
    り込まない程度に予備的帯状加熱圧着シールを行ない、
    しかる後無菌室外にて前記連続状蓋材及び底材を各々の
    容器毎に個別に加熱圧着することにより本シールして個
    々の容器毎に打抜くことを特徴とする予備シール方法を
    具えた無菌包装方法。 2 滅菌された連続状熱可塑性樹脂帯からなる底材の外
    気より正圧の無菌室内における進行方向にそつて加熱装
    置、成形装置、充填装置を順次に配設し、かつ前記底材
    より僅かに巾狭の予め滅菌された連続状蓋付と前記底材
    の両端にそつて狭い巾でしかも多面付容器の本シール域
    に入り込まない程度の予備的帯状加圧圧着シールを行な
    う上下から蓋材と底材の端部を押圧することができる棒
    状加熱部材と加熱受け部材とからなる予備シール装置を
    設けると共に無菌室外において前記蓋材及び底材を各々
    の容器毎に個別に加熱圧着できる本シール装置を設け、
    該本シール装置の次に個々の容器毎に打抜くことのでき
    る打抜き装置を設けてなる特許請求の範囲第1項記載の
    方法の実施に直接使用する予備シールを具えた無菌包装
    装置。
JP52083187A 1977-07-12 1977-07-12 予備シ−ルを具えた無菌包装方法と装置 Expired JPS6050646B2 (ja)

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JPS5418189A JPS5418189A (en) 1979-02-09
JPS6050646B2 true JPS6050646B2 (ja) 1985-11-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0646685Y2 (ja) * 1987-08-20 1994-11-30 富士ゴム株式会社 ゴムロ−ラ

Families Citing this family (2)

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JPS60123326A (ja) * 1983-11-24 1985-07-02 三菱重工業株式会社 無菌缶詰機
JP2977221B2 (ja) * 1990-02-23 1999-11-15 三菱マテリアル株式会社 飲料物の無菌充填方法

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