JPS60500064A - 分流装置のシ−ル - Google Patents

分流装置のシ−ル

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JPS60500064A
JPS60500064A JP84500490A JP50049084A JPS60500064A JP S60500064 A JPS60500064 A JP S60500064A JP 84500490 A JP84500490 A JP 84500490A JP 50049084 A JP50049084 A JP 50049084A JP S60500064 A JPS60500064 A JP S60500064A
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JP84500490A
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Inventor
ロツシエ,ジヨセフ アール.
クラーク,ウイリアム エル.
Original Assignee
ハイドリル カンパニ−
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 分流装置のシール 技 術 分 野 本発明は一般に、初坑掘削中に遭遇するキック現象中にリグ・フロアに吹き上げ られる恐れのある掘削泥水の流れの方向を変える分流装置および方式に関し、と くに、任意の陸地または海洋での側弁機械の掘削フロアの下で使用するようにさ れた装置および方式に用いられるシールに関する。とくにこのシールは、浮動側 弁装置に使用される装置および方式に用いられる。
背 景 技 術 油井またはがス井を掘削する場合、直径の大きい最初のせん孔が浅い深さに設け られる。一般的に直径が76.2anC30インチ)の防護的な排油導管または コンダクタ−・パイプが浅い孔に固定され、それを通して掘削が行われる。海洋 掘削の場合には、海底から海洋側弁プラットフォームまで海底立上り管が延在す る。
導管の頂部から噴出するに充分な運動量を有し、それによって人員および装置に 危険をもたらす導管内の掘削泥水の上昇流を生成する可能性のある不安定な坑井 圧力を安全に抜くため、一般的にリグ・フロアの下方、且つコンダクタ−導管と 掘削装置の円テーブルとの間に分流装置が設けられろ。「キックjと称される、 このような、一般的には導管の流体内における生成ガスの蓄積の発生が頂部の孔 の掘削にしばしば見られ、とくに海洋に適用する場合、側弁装置に防噴装置を連 結する前に、分流装置を不可欠のもめとしている。通常、海底から00605m (1フイート)の数百倍下方の深さにケーシングがセットされた直ぐ後に防噴装 置が海底に置かれる浮動海洋側弁装置の安全な操業のためには、分流装置が必要 と考えられる。
先行の分流方式は主として二つの形式から成っている。その第一は、種々の直径 の管状部材を受容するための種々の直径の充てんインサートを必要とする分流装 置組立て体を包含する。上記の分流方式は、裸坑上で完全な閉止を遂行すること ができない。その第二は、通気管路の上方に置かれた環状の防噴装置をそなえて おり、その中で、坑の環帯内のキックに応じて坑井内の掘り管またはその他の物 体の周りで環状防噴装置が閉ざされた場合にのみ開放状態になるように弁が配設 されている。
第一形式の分流装置においては、掘削中に使用される種々の大きさの管状体につ いてパツキン要素を交換しなければならず、また坑底組立て体の揚降中に上記要 素を取り外さなければならない。このような作業は、装置の操作員にとっては厳 しい骨折り仕事である。この分流器は裸坑上で閉止できないので、坑井内に物体 が無い場合、この坑井は一般に防護されないままにされる。
第二形式の分流装置においては、環状防噴装置と、環状防噴装置下方の通気管路 の側方出口どの組合わせ高さが、リグ・フロアの下に過大なあき高を必要とする 可能性がある。
過去に提供されたこの画形式の方式に関しては、通気管路内の外弁を開き且つ一 般的に掘削機械の流体系統のシエール・シェーカーに至る弁を閉じる必要力する ため、重大な安全上の問題が生じている。以前は、この種の弁が分流装置の試験 中、装置の操作員によってしばしば閉止されていたが、分流装置が掘削中に作動 するようにされて以来、外弁は、不注意にも、閉じたままでいるようにされてき た。時折り、制御装置の構成要素が不注意にも誤って接続され、分流装置の弁お よび分流装置自体の全ての同時閉止をもたらしている。先行の分流装置が坑井内 の掘り管またはその他の物体の環帯の周りで閉止すれば、このような分流装置に より極めて危険な状態がつくり出され、事実、ある場合には爆発して生命および 財産を失う結果をもたらすQ 本発明の目的は、リグ・フロア下方のハウジング内に永久的に取り付けられた通 気管路と流れの管路との周りでシールするための、分流装置のハウジングに用い られるシール装置を提供することにある。
発 明 の 開 示 従って本発明によれば、出口通路が円筒状外壁内部の長方形の孔を壁外部のほぼ 円形の孔に接続するようにした、分流装置のハウジングの円筒状外壁内にハウジ ング壁を貫(出口通路の周りで取り付けるためのシールにおいて、シールが、円 筒状ハウジング壁の外側の曲率に概ね合致するようにされ且つ概ね円形の開口部 と円形の開口部より外方に配設された概ね円形の少なく共一つのシール肩とを有 する外側部分と、円筒状ハウジング壁の内側の曲率に概ね合致するようにされ且 つ長円形の開口部と長円形の開口部より外方に配設された第一の長円形のシール 肩とを有する内側部分と、円形の孔と長円形の孔とをt栽する孔をそなえた外側 部分と内側部分との間の接続部分と、シールをハウジング壁に封入する装置とを 有する一体部材を包含することを特徴とするシールが得られる。
なるべくなら、この分流装置の壁内の出口通路の各の周りに本発明による一体シ ール部材をそなえることが望ましい。更にまた、外側部分と内側部分との間の接 続部分は、なるべくなら、円形の孔を長円形の孔に接続する面によって幾何学的 に画定される内側の曲面を具えた孔を有することが望ましい。
シールは、なるべくなら、エラストマー材料内に埋め込まれ且つ外側開口部の周 りに配設された外側部分と、円形の孔を長円形の孔に接続する孔1(よって幾何 学的に画定される曲面の周りに配設された内側部分と、体の剛性の支持部材によ って支持され補強されることが望ましい。
本発明のそれ以上の特徴と利点とは、添付図面と共に本発明の好適な実施例の以 下の説明を参照することによって更にあきらがとなろう。
図面の簡単な説明 第1図はリグ・フロアの下方且つ海底面に延在する掘削導管の上方に分流装置を 取り付けた浮動式の掘削船、はしけ、または半潜水型の掘削装置を示し、第2図 は掘削リグ・フロアの下にハウジングと通気管路とが固定された場合の、ハウジ ング内の定位置にあり且つ通気管路と流れの管路とに接続された好適な形式の分 流装置を示し、第6図は環状のパツキン要素が分流装置の内腔内の管の周りに閉 ざされ、また通気管路が開かれ且つ流れの管路が閉じられるようにした分流装置 を示し、第4図はそれによって分流装置を恒久的ハウジング内に挿入し且つ恒久 的ハウジングに対して角度の上で整合させることができる整合キーを示し、第4 A図は第4図に示す整合キーを更に詳細に示し、第5図ないし第10図は本発明 に従って作られ且つ本発明の通気管路または流れの管路のいずれかに延在する装 置内の開口部の周りをシールするためて用いられるシールの好適な実施例を種々 の図と断面とで示す。
発明を実施するための最良の形態 第1図は浮動式の掘削船、はしけ、または半潜水型21の掘削装置20を示す。
一般的に22で示す本発明の分流装置は、掘削装置200円テーブル28の下方 に取り付けられた恒久的に装備されるハウジング24内に、掘削装置2Dの下方 に設けられる。分流装置22は掘削導管30、この場合は立上り管内筒32に接 続するための玉継手またはたわみ継手、に接続される。一般に1浮動船てよる掘 削装置の場合、入れ子継手34には船の上下揺れどサージングと横揺れとが考慮 してあり、立上り継手36が海底に延在し、そこでは地表内の76.2cm(ろ 0インチ)の導管400周りに坑口部材38が設けられる。
分流装置および方式を例示した好適な情況は浮動船による海洋掘削に関するもの であるが、本発明はまた、海底に支持されたプラットフォームによる海洋掘削、 あるいは陸上に基地を置(装置による陸地掘削のための分流装置にも利用するこ とができることは強調されるべきである。第1図はまたハウジング24に恒久的 に備えられ且つ固定され得る通気管路装置42と流れ管路装置43とを示す。分 流装置22のハウジング24ならびに通気管路および流れ管路各装置への接続に ついて、以下に詳細に説明する。
第2図は、本発明のシール装置を用いた好適な形式の分流装置および方式を示す 。分流装置22の孔46が円テーブル28の孔と一線上にある゛リグ・フロア4 4の下方に取り付けられたハウジング24内の定位置に分流装置22を示しであ る。分流装置220幅は、円テーブルを貫いて下降させて、恒久的に取り付けら れたハウジング24と契合させ得るように都合良く定められる。ハウジング24 は、図示のごとく、支持部材47によって取り付けられたTビーム46により、 リグ・フロア44に関連して固定される。
分流装置22は、その上部に環状パツキン要素52を配設した概ね円筒状の本体 50を具備する。分流装置は、その上部が環状パツキン要素52を部分的に支え るベース54を包含する。第一のピストン、外側パルプ・スリーブ56と、第二 のVストン、環状ピストン58とを容れるために、ベース54と外側の本体50 との間の環状空間が設けられる。環状ピストン58は一般に、環状の防噴装置に 用いられる種類のものである。ピストン58の上部110は、在来の方法で充て ん要素52を契合するように円す−・状のボウルの形をしている。ヘッド60は 分流装置の頂部を形成し、植込みボルト62によって本体50に連結される。ス ペーサまたはライナ64が充てん要素52を分流装置のハウジング内に閉じ込め る。
分流装置は恒久的に取り付けられたハウジング24のこう内にはまり込み、分流 装置本体50の相補的な溝に契合する多段ドッグ66のような掛は全機構によっ て取り付けられる。ドッグ66はピストン68とロッド70とによって駆動され る。ドッグ66を駆動して分流装置本体50と契合するように、加圧された作動 液を2ストン68の背後に作用させるため、ラッチ・ポート72が設けられる。
分流装置本体から遠ざかる方向−・ピストン68を駆動してドッグ66を外すた め、アンラッチ・ポート74が設けられる。好都合なことに、ピストン68のラ ッチ側690面積は、そのアンラッチ側69′よりも小さく、ドッグがかみ込ま れ、もしくはこう着した場合でさえ、ラッチ外しを容易にする。
流れ管路には、本発明によるハウジング24が恒久的に取り付けられる。通気管 跨装#80と掘削泥水流管路装置82とは、例えば溶接83による取付けによっ て、恒久的にハウジング24に取り付けて示しであるが、ボルト締めまたはその 池の取付は方法によって、流れ管路装置を都合良く取り付けることができる。通 気管路装置80が掘削装置から離れて延在するので、分流装置が掘削導管の孔を 通気管路に向けて開く場合、加圧された掘削泥水を掘削装置から遠方に通気し、 掘削船の場合には、これを船の風下側に向けることができる。流れ管路装置82 はなるべくなら、掘削装置の掘削泥水系統、シエール・シェーカーの可能性が最 も大きいが、に向けられ、そこで掘削泥水に洗われた掘り屑が除去され、またそ こで泥水は在来のようにして掘削装置内に再び入れられる≧ 第一のピストン即ち・ぐルプ・スリーブ56には、その壁に二つの通路または孔 84.86が設けられる。
同様に、第2図に示すように、環状ピストン58はその壁に二つの孔88.90 をそなえる。さらに、ベース54の壁には孔92.94が設けられる。同様に、 孔96.98が分流装置の本体の壁50に設けられ、ハウジング24内への挿入 後、それらは通気管路装置80および流れの管路装置82と一線」二に置かれる 。
第2図は、その孔を経て掘削作業が行われ、環帯を経由して掘削泥水の返送が行 われる正常状態にある分流装置を示す。分流装置の内こ5は、第1図に示すよう に分流装置22の下に取り付けられた掘削導管の内こうと流体連通ずるように設 けられる。掘削泥水は、ベースの孔94と環状ピストンの孔90とを経由し、次 いで掘削装置の流体系統へ流れ管路装置を経て流体連通する環状スリーブ56の 孔86と本体の壁の孔98とを経て掘削装置の「泥水」即ち流体系統に返送され る。一方、パルプ・スリーブ56の上部100は本体50に設けられた孔96を 覆い、そのために分流装置の内部からの掘削泥水は通気管路装置80と連通でき な−・。従って、正常な掘削作業中、環状のパッカー52はその正常な自由状態 にあって任意の管または物体と分流装置の内こうとの間に環状の空間を残し、分 流装置の内こうと流れ管路装置82との間に流体連通が存在する。
56と環状ピストン58との下に加圧された作動流体を供給するポート104を 介して、加圧された制御作動液の供給源(図示せず)に接続される。「キック」 の間、操作員は加圧作動液の供給源へのポート104を開くことができ、そこで 加圧作動液がパルプ・スリーブ56と環状ピストン58との下の領域106に供 給される。
環状ピストン58の下に付与されるよりも広い面積がパルプ・スリーブ56に付 与されているためと、環状ピストン58の円すい状ボウル部分110への環状パ ツキン要素52の反作用のためと、環状ピストン58に比べて少ない運動に対す るパルプ・ぎストン56の質量のためとによって、パルプ・スリーブ56は環状 ピストン58よりも前に上向きの軸方向に動かされる。「キック」の間、パルプ ・スリーブ56と環状ピストン58との下の作動液がパルプ・スリーブ56を上 向きに駆動し、それによって、パルプ・スリーブ56の孔86が上向きに且つ本 体の壁の孔98と合致しないように駆動される。同時に、パルプブ・スリーブ5 6の壁の孔84は、上向きに且つ本体50の壁の孔96と合致するように駆動さ れる。
環状ピストン58はパルプ・スリーブ56の後から動き始め、そうする間にピス トン58の上部円すいボウル部分110がパツキン要素ぢ2を半径方向に内方へ 押し付ける。パルプ・スリーブ56が上向きに動くにつれ、スリーブ56の上面 111は、パルプ・スリーブがその最大上向き行程に達するまて゛、ピストン5 8に付加的な上向きの力を与えながら、ピストン58の円すい状ボウル部分11 0の下向きに向く肩112′に契合するようにされる。ピストン58は、坑井お よび分流装置の内こう内の掘り管またはその他の物体間の環帯が閉止されるまで 上向きに動き続ける。
第6図は、環状ピストン58とパルプ・スリーブ56とがその「作動」位置まで 動き且つ分流装置の内こう内の管112の周りで環状パツキン要素52を閉止さ せた後の分流装置を示す。パルプ・スリーブ56の孔84は孔96と合致するま で動いて、分流装置のベースに設けられた孔92と環状ピストン58の壁に設け られた孔88とを経由する流体連通を可能としている。分流装置の内こう内のい かなる加圧掘削泥水も、通気管路装置82を介して、掘削装置から安全に分流さ れる。孔88は充分な大きさなので、孔92を経由する本体の内こう間の流れは 、ピストン58が上向きに動く場合にも妨げられない。
流れ管路装置82と合致する孔98を覆い、それによって分流装置の内こうと掘 削泥水系統への流れ管路装置82との間のそれ以上の流体連通を遮断するパルプ ・スリーブ56の下部114を第3図に示す。流れ管路装置82を閉止すること によって、本装置の掘削泥水系統への、恐らく極めて可燃性の、加圧された掘削 泥水の流れが遮断される。浮動式掘削装置の場合、流体系統は掘削船の局限され た部分の中にあって、地下の地層からのガスで加圧された掘削泥水の流れを極力 早く終わらせなげれば、極めて危険な状態を生起させる可能性がある。
第2図はまた、それによってパルプ・スリーブ56が、キック中に流れ管路装置 82を閉じ損ね且つ通気管路装置80を開ぎ損ねることを防止される装置をも示 す。パルプ・スリーブ56の環状の肩116に契合するために、環状ピストン5 8の下部にそなえられたリング114が用意されている。パルプ・スリーブ56 の部分106の下に作動液が作用した際、バルブスリーブ56が固着するように なって、上向きに動き損ねた場合には、上向きに動くピストン58のリング11 4が肩116に契合し、それによってパルプ・スリーブ56は上向きに押しやら れる。リング114は、孔84が孔96と合致するようになり、それにより通気 管路装置96に向けて分流装置の内こうを開き、同時に、パルプ・スリーブ56 の下部が分流装置の内こ5の孔98を覆うようにさせ、それによって掘削装置の 流体系統へのそれ以上の流体連通を防止するようになるまで、スリーブ56を上 向きに押しやる。
何等かの緊急事態が収拾された後、分流装置をその正常な状態に戻すために装置 が設けじれている。加圧されだ液圧制御流体の供給源に接続するポート122を 経由して液圧管路120が、パルプ・スリーブ56の底部にそなえられた肩の上 方の部分126まで設けられる。ポート104を経由する作動液が除かれると、 ポート122を経由する加圧作動液の作用により、パルプ・スリーブ56ば、そ の正常な位置に向けて下方に駆動される。リング114と契合する肩116によ り、環状ピストン58は、 ゛その休止または正常位置に向けて下方に駆動され る。
パルプ・スリーブ56および環状ピストン58のいずれもの下に加圧作動液を容 れ、あるいはピストンおよび本体の壁の他の開口部と孔との周りをシールするた めに、複数のシール装置が設けられる。例えば、シール装置121,122’は 、パルプ・スリーブ56の下の加圧作動液が分流装置の内部に漏れ込む、ことを 防止する。同様て、パルプ・シール装置124’、126’は、環状ピストン5 8の下の作動液の損失に対してシールする。シール装置130,132は、環状 光てん要素を半径方向に内方へ押し込むため、環状ピストン58の上部円すい状 ボウル部分110が上向きに動く際、それに対してシールを行う。
本発明によれば、分流装置22の壁50に、恒久的ハウジング24の壁に対して 分流装置の壁50をシールし、且つまたパルプ・スリーブ56が本体の壁の開口 部96.98を横切る際、これにシールを施すための一体シール140が得られ る。このシール140の好適な実施例に関する詳細な説明を次に示す。
ここで第4図について説明する。同図は第2図の線4−4についての断面の一部 分を示し、恒久的に取り付けられたハウジング24内に分流装置22を整合させ るための装置が提供されている。先に論述したように、分流装置は、掘削装置の トラベリング・ブロックにより、円テーブルを通してハウジング24の中に降ろ されるようにされている。ハウジング24に恒久的に付着された、恒久的に取り 付けられた通気管路装置80と流れ管路装置82とに孔96.98が整合するよ うに分流装置を軸方向にも角度の上で・も整合させる装置が提供されている。軸 方向の整合は、恒久的なノ・ウジフグ24内の内方に向く環状の肩150と、相 補的な外方に向く肩151とを設けることによって達成される。相補的な肩15 0,151の契合により、分流装置は、ハウジング24内で適当に軸方向または 垂直方向に整合して静止するようになる。
角度上ての整合は、壁50と、パルプ・スリーブ56と、環状ピストン58とを 貫いて延在し、ベース54と契合する整合キー160によって達成される。
キー160の頭部162は、ハウジング24の壁の一部分に設けられた軸方向の スロット164内に契合するように、壁50から外方に部分的に延在する。キー 160は、パルプ・スリーブ56と環状ピストン58との角回転を防止し、それ により、恒久的なハウジング24内の定位置に分流装置がいったん入った場合、 パルプ・スリーブ56の孔84.86と環状ピストン58の孔88.90とが角 度上の整合から外れないことを保証するのに役立つ。スロット164内にはまり 込むキー160の頭部162の外方延長部分により、分流装置22がハウジング 24に対して角度的に整合され、それによって、本体の壁の孔96が通気管路装 置80と整合し、孔98が流れ管路装置82と整合することが保証される。ハウ ジング内のスロット164によれば、それによって頭部の延長部分162が角度 上の整合を保証する装置が得られる。
第4A図に示すスロット165はキー160内に設けられ、それにより、ベース 54の孔92.94と環状ピストン58の孔88.90との間に延在する環状空 間内の掘削泥水はキー自体によって上昇または下降を妨げられることがなく、む しろキーを自由に通過して流れることができる。第2図および第6図に再び詳細 に示すように、整合キー頭部162が恒久的ハウジング24の整合スロット16 4内にはまり込んだ場合には、作動液ポー)104.122もまた分流装置22 0本体50の開口部170,172と整合する。
シール装置180.182によれば作動液開口部1700周りにシールが得られ 、一方、シール装置184.186は、恒久的ハウジング24の壁に対すより分 流装置22が軸方向および角度上のいずれにおいても容易に整合されて、分流装 置の本体の壁の通路が通気管路および流れ管路各装置ならびに分流装置を作動さ せる液圧ポートと整合するようにした装置が得られる。
再び第2図について説明する。同図には、分流装置が正常な、作動されていない 状態にある場合のキー160の位置が見られる。スロッ)190,192は、パ ルプ・スリーブ56と環状ピストン58とを固定キー160に関連して移動させ る第一のピストン即ち、/、クルゾ・スリーブ56と第二のピストン即ち環状ピ ストン58とのスロットを示す。第6図は、緊急事態の間、パルプ・スリーブ5 6と環状ピストン58とが上向きに動いた際のキー160の位置を示す。
第2図には、試験用具を容れるために設けられ、それにより、ハウジングの内こ うを貫いて延在し且つ分流装置の作動を試験するためにその周りを環状パツキン ・ユニット52でふさぐことができる試験管またはその他の物F&シミュレート するようにした外方に延在する環状空間200を示しである。
第5図ないし第10図は、分流装置22の壁50に設はゲれた本発明の一体シー ル140を示す。このシールは、本体の壁の開口部96または開口部98の周り で壁内に挿入するようにされている。好都合なことに、孔96.98は、本体の 壁の内側では長円形であり、一方、壁の外側では円形である。本体の壁を貫いて このような通路を設ける目的は、そこを通る流れを甚だしく妨げないように、出 口通路の最大面積を深ちながら、本体の内部の孔の高さを最小限とし、それによ って緊急通気中における潜在的に危険な背圧の生成を防止することにある。本発 明により、分流装置の壁の内部に最小高さの出口通路が得られ、従って孔を開く にも閉じるにも、より少ないパルプ・スリーブ56の軸方向の上向きの動ぎしか 必要としないことは有利である。一方、通気管路装置80と流れ管路装置82と は通常、円形開口部を有する円筒状の管状部材であり、そのため分流装置の外側 の壁にある出口は形状が円形であることを必要とする。
従って、一体シール部材140は、都合良く、分流装置の壁の外側て恒久的ハウ ジングに対し、また分流装置の壁の内側でパルプ・スリーブ56の動きに対して シールするように設げられた本体の壁の開口部の周りに設けられる。本発明の別 の特徴によれば、このシールは、各分流装置ハウジング内に、費用がかがり且つ 機械加工が比較的困難な、異様な形状の二つの孔を加工する必要なしに、容易に 製造することのできる成形または鋳造部材として具体化される。従って、シール 部材140は、なるべくなら、エラストマー材料の一体部材であって、且つなる べくなら、それに強さを付与するため、支持部材をその中に埋め込むことが望ま しい。あるいはまたシール部材140は、非エラストマー材料から作られた一体 部材であっても良い。例えばシールは、鋳鋼、セラミック、または複合材料であ っても良い。
第5図は外側から見たシール部材を示し、その外側の開口部141が本質的に円 形であることを示し、更に内側の長円形の孔142を示して見・る。外側のシー ル・リング143は、分流装置本体の外側に対して恒久的ハウジング24をシー ルするように示しである。
第8図は分流装置の内側から見たシール要素を示し、開口部の高さがその幅より も小さい長円形をした内側開口部142を示す。外側の円形開口部141も示し である。内側のシール・リッジ144は、パルプ・スリーブ56が開口部142 と整合するに至った時、または通気管路装置が覆われた場合にスリーブの上部で 、もしくは流れ管路装置が覆われた場合にピストンの下部で、開口部をシールす る際のいずれかにパルプ・スリーブ56に対してシールするために設けられる。
シール肩145は、ハウジング壁50に対してシール組立て体140をシールす るために設げられる。
第6図は、シール要素をその側面から見た場合のシール要素の形状を示し、円形 開口部141と同様に長円形開口部142をも示しである。都合良く、金属製の 支持部材190がシール要素140内に設けられ、円形開口部141を長円形開 口部142に接続する部材によって画定される曲面の周りに充分に延在する。
第9図および第10図は、シール要素自体の中に支持要素190がいかに好適に 配設されているが、を断面で示す。
前述の構造体における種々の修正および変更は、本発明の範囲を逸脱しない上記 説明の技術に長けた人々にとってはあきらがであろう。
国際調査報告 第1頁の続き 0発 明 者 クラーク、ウィリアム エル。
アメリカ合衆国 77007 テキサス州、ヒユーストン、り゛フ゛IJユ。
カララン 220

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 出口通路(96)、(98)が円筒状外壁(50)内部の長方形の孔(1 42)、を壁(50)外部のほぼ円形の孔(141)に接続するよ5Kした、分 流装置(22)の・・ウジング(24)の円筒状外壁(50)内にハウジング壁 (50)を貫く出口通路(96L (98)の周りで取り付けるためのシールに おいて、シールが、円筒状ハウジング壁(50)の外側の曲率に概ね合致するよ うにされ且つ概ね円形の開口部(141)と円形の開口部(141)より外方に 配設された概ね円形の少なく共一つのシール肩(143)とを有する外側部分と 、円筒状・・ウジンク゛壁(50)の内側の曲率に概ね合致するようにされ且つ 長円形の開口部(142)と長円形の開口部(142)より外方に配設された第 一の長円形のシール肩(144)とを有する内側部分と、円形の孔と長円形の孔 とを接続する孔をそなえた外側部分と内側部分との間の接続部分と、シールを・ ・ウジング壁(50)に封入する装置(145)とを有する一体部材を包含する ことを特徴とするシール。 2 請求の範囲第1項に記載のシールにお(・て、前記一体部材(140)がエ ラストマー材料で構成されることを特徴とするシール。 ろ 請求の範囲第2項に記載のシールにお(・て、エラストマー材料内に埋め込 まれた少なく共1個の剛性の支持部材(190)を具備することを特徴とするシ ール。 4、請求の範囲第6項に記載のシールにお(・て、前記剛性支持部材が、外側開 口部の周りに配設された外側部分と、円形の孔(141)を長円形の孔(142 )に接続する孔によって画定される曲面の0周りに配設された内側部分と、内側 開口部の周りに配設された内側部分とを有することを特徴とするシール。 5 請求の範囲第1項に記載のシールにおいて、前記一体部材(140)が複合 材料で構成され、前記の円形のシール肩(143)と前記の長円形のシール肩( 145)とがエラストマー材料で構成されることを特徴とするソール。 6 請求の範囲第1項に記載のシールにおいて、前記一体部材(140)が鋼で 構成され、前記、の円形のシール肩(143)と前記の長円形のシール肩<14 5)とがエラストマー材料で構成されることを特徴とする請求 記一体部材(140)がセラミック材料で構成され、前記の円形のシール肩と前 記の長円形のシール肩とがエラストマー材料で構成されることを特徴とするシー 8 請求の範囲第1項に記載のシールにおいて、シ−ルをハウジング壁(50) に封入する装置が、前記内側部分に且つ前記の第一の長方形のシール肩(143 )より外方に配設された第二の長方形のシール肩(145)であることを特徴と するシール。 9 出口通路(96)、(98)が円筒状外壁(50)内部の長方形の孔(’1 42)を壁(50)外部のほぼ円形の孔(141)に接続するようにした、分流 装置(22)の・・ウジング(24)の円筒状外壁(50)内にハウジング壁( 50)を貫く出口通路(96)、(98)の周りで取り付けろためのシールにお いて、シールが、円筒状・・ウジング壁(50)の外側の曲率に概ね合致するよ うにされ且つ概ね円形の開口部(141)と円形の開口部(141)より外方に 配設された概ね円形の少なく共一つのシール肩(145)とを有する外側部分と 、円筒状・・ウジング壁(50)の内側の曲率に概ね合致するようにされ且つ長 円形の開口部(142)と長円形の開口部(142)より外方に配設された第一 の長円形のシール肩(144)、!zを有する内側部分と、円形の孔(,141 )と長円形の孔(142)とを接続する孔をそなえた外側部分と内側部分との間 の接続部分と、前記内側部分に且つ前記の第一の長方形のシール肩(144,) より外方に配設された第二の長方形のシール肩(145)とを包含することを特 徴とするシール。
JP84500490A 1982-12-13 1983-12-12 分流装置のシ−ル Pending JPS60500064A (ja)

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US06/449,377 US4444401A (en) 1982-12-13 1982-12-13 Flow diverter seal with respective oblong and circular openings
PCT/US1983/001935 WO1984002373A1 (en) 1982-12-13 1983-12-12 Flow diverter seal
US449377 1999-11-24

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JP84500490A Pending JPS60500064A (ja) 1982-12-13 1983-12-12 分流装置のシ−ル

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NO160537B (no) 1989-01-16
NO843209L (no) 1984-08-10
BR8307646A (pt) 1984-11-27
NO160537C (no) 1989-04-26

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