JPS6049574B2 - 熱可塑性樹脂管の受口成形法 - Google Patents

熱可塑性樹脂管の受口成形法

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JPS6049574B2
JPS6049574B2 JP526577A JP526577A JPS6049574B2 JP S6049574 B2 JPS6049574 B2 JP S6049574B2 JP 526577 A JP526577 A JP 526577A JP 526577 A JP526577 A JP 526577A JP S6049574 B2 JPS6049574 B2 JP S6049574B2
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JP
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socket
molding
mold
pipe
diameter
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JP526577A
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忠雄 吉沢
真幸 坂口
敏夫 中本
茂 奥坂
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Kubota Corp
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱可塑性樹脂管受口の成形法に関し、詳細には
受口部の適所にパッキング収納用環状溝と膨出部とを有
する受口を2次成形によつて成形する方法に関するもの
である。
パッキング接続用受口の構造としては、たとえi噌−J
ハ′”ノに’−に”−1、一 一ー Li、¥A−1/
に4l゛L−ゝ J、、り、受口管1には抑込管2が挿
入できる様な拡径受口部3を形成すると共に、パッキン
グ5を装着するパッキング収納用環状溝4が形成されて
いる。
また上記道或は下水道等の分野に使用される管の接続部
には、僅かな曲げ配管をするに際して、わざわざ曲管や
曲り管継手を用いなくても屈曲配管でき、或は土圧の変
化に順応できる様に膨出部7を形成してその内部を空所
とし互いに変位できるようになつている。即ち受口管1
の受口部3に形成される膨出部7は弾性パッキング5を
嵌接するパッキング収納用環状溝4より奥の部分がそれ
より更に奥の方へ向つて次第に拡径して遊隙5を大きく
形成するものである受口部3に膨出部7を設けておけば
、抑込管2は弾性パッキング5の位置を支点として仮想
線で示したように俯抑することができ、この俯抑量が管
接続部における曲げ応力に対する吸収量となり、また配
管における僅かの屈折を接続部で調整することができる
ものである。ところで熱可塑性樹脂管の端部にこの様な
パッキング収納用環状溝4及び膨出部7の形成する方法
としては、受口管1の管端部を加熱して軟化させ受口成
形金型に押し込むか、或は軟化させた管端部に受口成形
金型が押し込まれて受口部3を成形する様な2次成形方
法が知られている。ところが上記の如きパッキング収納
用環状溝並びに膨出部7を管端部に形成する様な2次成
形手段は成型装置が極めて複雑になる他成形作業も煩雑
なものてあつた。また成形金型の保全維持管理も手数を
要した。従つて前記諸欠点を解消し得る様な成形方法の
開発が望まれている。本発明は以上の様な事情に着目し
てなされたものであつて、その目的は、バッキング接続
用受口におけるバッキング収納用環状溝と膨出部とを、
比較的簡単な手段及び操作で適確に成形することができ
る様な管受口成形法を提供しようとするものてある。
かかる目的を達成し得た本発明の構成とは、熱可塑性樹
脂管の端部に受口成形用芯型と外型とを適用して受口を
成形するに際し、1加熱軟化させた管端を受口成形用芯
型に挿込んで管端部を拡径する工程、2受口成形用芯型
の外周にバッキング収納用環状溝及び膨出部に対応する
所定の空間を残した外型を配置する工程、3受口成形用
芯型に挿込んだ管の環状溝部を芯型に設けたスライドピ
ース等の拡縮径機構で拡径する工程、4芯型内を介し、
流体を被装管の膨出対応部に及ぼしてバッキング収納用
環状溝より奥側に膨出部を成形する工程、を適宜組合せ
、成形用の流体の逸出を防止するべく、前記外型が膨出
部の前後において管肉を芯型に強圧密着させる様にして
行なうことを要旨とするものてある。
以下実施例たる図面に基づいて本発明の構成及ひ作用効
果を具体的に説明するが、下記実施例は一具体例にすぎ
ず、もとより前記並びに後記説明の趣旨に徴して種々設
計変更することは、いずれも本発明の技術的範囲に含ま
れるものである。
第2〜5図は本発明に係る受口成形法を例示す−る要部
縦断面図てある。即ち本例に使用される手段は受口成形
用芯型15及び外形規制用外型16から構成され、芯型
15にはコーン11の左右移動によつて拡縮径するスラ
イドピース部材12が設けられると共に、流体(空気又
は液体)を導入−する導管8とこれを芯型外周に導く流
出孔18とが設けられている。外型16は2つ割以上の
割型構造とし、成形工程では芯型15と一定の距離をお
いてこれを包囲する如く縮径し、また成形後は外周方向
に退避し得る様に構成されるが、本例の外型16は最小
縮径状態のときに芯型15の外周と外型16との間にバ
ッキング収納用環状溝を成形する凹部10並びに膨出部
用凹部9を残すように形成されている。この成形装置を
用いて本発明を実施する場合は、第3図に示す様に加熱
軟化した管端部と芯型15によつて第1段目の成形が行
なわれる。この押込み工程では拡縮径スライドピース部
材12を縮径させて芯型15の内部に退避】させておく
。この押込み工程と同時若しくはその前後適宜時期に外
型16を所定位置に縮径して配置し、外型16の配置が
完了すると、第4図に示す如くコーン11を左方向に移
動させて拡縮径スライドピース部材12を拡径させ、バ
ッキング収納用環状溝4を成形する。この場合外型16
に設けられた挟圧部14が受口管1の折曲部17を芯型
15に向つて圧着するので、スライドピース部材12の
突出によつて軟化状態にある管端部1aの樹脂分は成形
凹部10の方向へ徐々に移行して・バッキング収納用環
状溝4を平均した肉厚で成形する。このバッキング収納
用環状溝4の成形工程と同時或はその前後適宜時期に膨
出部7の拡径成形を行なう。膨出部7の拡径成形は第5
図に示す様に、流体を流出孔18から導出させて、軟化
状態にある管肉樹脂を外型16に向けて拡径する。即ち
膨出部成形用凹部9に期制されつつ成形される膨出部7
は芯型15に設けたシール用パッキン13と前記挟圧部
14とによつて気密に保持されているから、流出孔18
より導出する流体が逸失することはなく、膨出部7が外
型16に向けて拡径成形される。尚予じめ管端部を厚肉
に形成して受口部を形成する場合には、高圧流体若しく
は圧力液体を使用することが望ましいことは当然である
。この様にしてバッキング収納用環状溝4及び膨出部7
の成形が完了すると、前述した拡径成形部を冷却硬化し
、外型16を外周方向に退避させ、更に拡縮径スライド
ピース部材12を縮径させ、また流体圧入間隙6aに流
入していた流体の圧を開放して抜き出し、その後脱型す
れはよい。尚図例ではシール用バッキング13と挟圧部
14によつて流体の逸出を防ぐ様にしたが、上記以外の
別部材をもつて流体の逸出を計つてもよく、また前記バ
ッキング13等の設置場所や形状も、拡径成形される管
端部の形状に合せればよい。更に拡縮径スライドピース
部材12と環状溝成形用凹部10並びに膨出部成形用凹
部9の形状は、目的とするバッキング収納用環状溝4及
び膨出部7の形状に応じて適宜変更し得るもので、図は
その一例にすぎず、要は流体を用いたブロー成形と拡縮
径機構による機械的2次成形を併用することによつて、
膨出部のアンダーカットを解消して脱型可能にするもの
である限り、公知のブロー成形機構並ひに拡縮径機構成
はそれらの改善機構を自由に適用し得る。第6図は本発
明の他の実施例を示す要部縦断面図で、殊に管端部1a
の圧縮変形(管端樹脂分の移行充填)を一層効果的なも
のとし、更に膨出部7の拡径成形を確実ならしめたもの
である。
即ち受口端面押圧規制部材19は芯型15の根元外周に
おいて軸心と平行に摺動し得る様に構成し、管端部1a
を押圧するものて、端面押圧規制部材19を矢印イ方向
に押圧して、拡縮径部材12の拡径に伴なつて変形移動
しようとする管肉樹脂分(軟化状態にある)を補助的に
押圧増肉する。また樹出部7の拡径成形に際しては、流
体圧入間隙6aの気密性を高めるためにシール用バッキ
ング13を複数個設けたもので、挟圧部14の気密性を
一段と高め流体の逸失を防いでいる。更に複数個設けた
流出孔18,18は流体圧入間隙6aに流入する流体の
圧力を均一にし、ブロー成形によつて起りやすい肉厚の
不均整化を防止している。この装置を用いて管端部を成
形加工する場合は、バッキング収納用環状溝4の拡径成
形時に前記端面押圧部材19を併用する点のみが異なつ
ているが、その他は第2〜5図の成形作動と同様に拡径
成形を行なえばよい。この様にして受口部の拡径成形が
完了すれば、前述と同様に拡径成形部を冷却硬化し外型
16を芯型15から退避脱型して成形が完了する。尚冷
却硬化を短時間で行なう為に外型16を軸方向に2分割
した後、拡径成形部外周を散水冷却し、次にで芯型15
から脱型してもよい。従つて本発明に係る受口部成形法
の手順は上述した如きき手順に限定されず、例えばバッ
キング収納環状溝4及び膨出部7の拡径成形のどちらを
先に行なつてもよく、或は同時に行なつてもよく、その
成形手順は本発明を実施する者に委ねられる。本発明は
以上の如く構成されており、熱可塑性樹脂管の端部をバ
ッキング接続用受口に2次加工する際に、管端部の内面
適所に均一肉厚のバッキング収納用環状溝並びに膨出部
を簡単且つ確実に形成し得ることになつた。
かくしてバッキングを形成すると共に、上水道或は下水
道配管等て有利な屈曲自在性をもつ管受口を簡単に提供
し得ることになつたものであり、熱可塑性樹脂管の2次
加工分野における本発明の利用価値は極めて高いもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はバッキング接続用管受口を例示する要部縦断面
図、第2〜5図は本発明に係る管受口の成形法を例示す
る何れも要部縦断面図、第6図は、第5図に対応する要
部縦断面図で他の実施例を示したものである。 1・・・受口管、2・・・挿込管、4・・・バッキング
収納用環状溝、5・・・バッキング、6・・・遊隙、6
a・・・流体圧入間隙、7・・・膨出部、8・・・導管
、9・・・膨出部ノ成形用凹部、10・・・バッキング
収納用環状成形凹部、11・・・コーン、12・・・拡
縮径スライドピース部材、13・・・シール用パッキン
、14・・・挾圧部、15・・・芯型、16・・・外型
、18・・・流出孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 熱可塑性樹脂管の端部に受口成形用芯型と外型とを
    適用して受口を成形するに際し、(1)管端部が加熱軟
    化されたパイプを受口成形用芯型に挿込んで管端部を拡
    径する工程、(2)受口成形用芯型の外周に後記パッキ
    ング収納用環状溝及び膨出部に対応する所定の空間を残
    す様に外型を配置する工程、(3)受口成形用芯型に挿
    込んだパイプの管端部を拡縮径機構によつて成形しパッ
    キング収納用環状溝を成形する工程、(4)芯型内を介
    し、流体をパイプ内壁に及ぼして上記パッキング収納用
    環状溝より奥側に膨出部を成形する工程、を適宜組合め
    、流体の逸出を防止するべく、前記外型が膨出部の前後
    において管肉を芯型に強圧密着させる様にして行なうこ
    とを特徴とする熱可塑性樹脂管の受口成形法。
JP526577A 1977-01-19 1977-01-19 熱可塑性樹脂管の受口成形法 Expired JPS6049574B2 (ja)

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