JPS6049342B2 - 電子計算機の故障検出装置 - Google Patents

電子計算機の故障検出装置

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JPS6049342B2
JPS6049342B2 JP54111593A JP11159379A JPS6049342B2 JP S6049342 B2 JPS6049342 B2 JP S6049342B2 JP 54111593 A JP54111593 A JP 54111593A JP 11159379 A JP11159379 A JP 11159379A JP S6049342 B2 JPS6049342 B2 JP S6049342B2
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JP
Japan
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pressure
signal
electronic computer
control
computer
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JP54111593A
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JPS5636722A (en
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征紀 遠藤
康之 渡辺
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ISHIKAWAJIMAHARIMA JUKOGYO KK
KOKU UCHU GIJUTSU KENKYU SHOCHO
Original Assignee
ISHIKAWAJIMAHARIMA JUKOGYO KK
KOKU UCHU GIJUTSU KENKYU SHOCHO
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、制御用電子計算機の故障検出装置に関す
る。
さらに詳しくはガスタービンエンジン等の、電子計算
機による制御装置の故障検出装置に関するものてある。
近年、航空機等のガスタービンエンジンは、複雑、高
精度の制御を必要とし、従来の油圧機械式制御装置から
、電子計算機を用いたデジタル式電気油圧制御装置を用
いることに変りつつある。 そして、上記装置には一般
に診断機構を設けて、電子計算機の機能不良による、制
御装置全体の機械停止、及びエンジンの破損を最少にと
どめる機構を有している。 これらの診断機構には、制
御用電子計算機自身が兼ねたものと、独立の診断ロジッ
ク回路によるものとがある。
しカルこれらの診断機構は複雑な診断ができる反面、電
子計算機自身の故障、電源の故障及び雷の影響等に対し
て不充分である。この発明は上記の状況にかんがみてな
されたもので、その構成を一実施例を示す図面について
述べると、第1図〜第3図において、制御演算サイクル
間隔に基づいて周期的パルス信号を発する実時間制御用
の電子計算機2と、該電子計算機2に接続しした。前記
周期的パルス信号の周期の異常を流体を用いて検出する
故障検出機3から成ることを特徴とする電子計算機の故
障検出装置てある。 被制御装置1は一例としてガスタ
ービンエンジンであり、5、6は夫々電子計算機2用検
知器及び油圧機械式制御演算装置10用検知器を示す。
なお図中Aは操従席、Bはファン、Cはコンプレッサー
、Dは燃焼器、Dは高圧タービン、Fは低圧タービンを
示す。 制御装置への入力信号の各信号は夫々次のもの
を示す。
Tiはファン入口温度信号、T2はコンプレッサー入
口温度信号、T。
は高圧タービン翼表面温度信号、P1はファン入口圧力
信号、Pccは燃焼器圧力信号、N1はファン回転数信
号、N2はコンプレッサー回転数信号、VSVJBは可
変静翼角度フィードバック信号、WfFIBは燃料流量
フィードバック信号、Mnは飛行マツハ数信号、P/L
は操従席、パワーレバー角度信号、及びC/Lは操従席
コンデイシヨンレバー角度信号を示す。また制御装置の
出力である■,vはコンプレッサー可変静翼角度、Wf
は燃料流量を示す。又、7は電油変換装置、8は制御変
数出力装置、9はアクチュエーター、10は油圧機械式
制御演算装置である。
これを詳述すると、まず電子計算機2は、検知器5から
送られる被制御装置1であるエンジンの温度、圧力、回
転数及び機体に設けられたマツハ計及びパワーレバー等
からの信号を入力し、燃料流量、可変静翼等に関する制
御演算を行い、それにより電油変換装置7に信号を送る
電油変換装置7は、入力した電気信号を流体圧(一例と
して油圧)或は機械的変位に変換し、この変換れた信号
を、切換装置4を介して制御変換出力装置8へ送る。油
圧機械式制御演算装置10は、電子計算機2が故障した
場合ても、最低限の飛行の安全を保持するためのもので
、バックアップ用の油圧機械式の制御演算装置である。
この装置はエンジンーの作動中常時制御演算を行つてい
て、その演算結果は、常時切換装置4に送られている。
次に、前記故障検出機3についてまずその概略を述べる
と、この装置3は、電子計算機2から送られる電気パル
スを入力し、その周期を油圧信号.に変換し、その値が
基準値を中心とする許容範囲から外れると、電子計算機
を故障と判断する。
電気パルス信号は電子計算機の制御演算サイクル間隔に
基づいて、電子計算機から発生させる。このパルス間隔
は電子計算機が正常なときに一定であ!つて、この一定
の値からの差異を監視することにより、電子計算機のハ
ードウェア及びソフトウェアの殆んどの故障を診断し得
る。以下、図について各部分にわたり説明する。はじめ
に、第2図において、11は高圧流体を4供給する流体
供給通路てあり、自動圧力調整装置12に連通している
この装置12は調圧バルブ13、バネ14、ケース15
等から成り、調圧バルブ13はケース15の、ケース圧
力Pdによる力と、調整可能なバネ14による力の和に
より上方から押下げられており、又下方からは、この装
置12により調整された流体の圧力Prにより押上げら
れている。そして上記両圧力間に不均衡が生ずると、調
圧バルブ13は上下動して、調圧ボート16の開度を調
整し、圧力Pr−Pdをほぼ一定に保つ、即ち圧力Pr
−Pdが設定圧力より大きい場合、調圧バルブ13は上
方に動き、調圧ボート16の開度を小さくし、調圧ボー
ト16を通過Jする流体の圧力損失を大きくして、圧力
Pr−Pdを設定圧力迄下げるのである。又、圧Pr−
Pdが設定圧力より小さい場合は、調圧バルブ13は下
方に動き、調圧ボート16の開度を大きくして圧力損失
を小さくし、圧力Pr−Pdを設定圧迄上げるようにな
つている。上記の如くして形成された調整圧力Prの流
体は、オリフィス17を有する調圧通路18を通り、ケ
ース15への開口部19に達する。電動弁20は、前記
電子計算機2からのパルスにより作動し、上記開口部1
9上流の流体の信号圧力P1を、第3図に示す如く変化
させる。
なお図中21はスクリーンを示す。前記電動弁20はソ
レノイド22、コア23、バネ24等から成り、電子計
算機2からの電気パルスが0ボルトの場合(パルス相互
の間の電圧)、コア23はバネ24によつて開口部19
に押付けられ、前記信号圧力P1は前記調整圧力Prに
一致する。
次に、電子計算機2からパルス信号が到達すると、ソレ
ノイド22は励磁され、コア23はバネ24に抗して、
開口部19から離れ、流体の前記信号圧力P1を、ケー
ス15の圧力Pdに解放する。
このようにして流体の信号圧力P1は電子計算機2から
のパルス信号と同期して、ケース圧力Pdと、調整圧力
Prの間で変動する。
第3図において、信号圧カカP1の変化が、ソレノイド
22に入力するパルスの電圧Eに対し若刊遅れているの
は、ソレノイド22に流れる電流の自己インダクタンス
による遅れと、コア23の機械的遅れによるものである
。次に、平滑通路25は、ダンピングオリフィス26、
ダンピングピストン27からなる平滑化装置28を有し
ており、この通路25の連通により前記信号圧力P、は
平滑化され、平滑化信号圧力■を形成する。
そして第3図より判る如く、電子計算機2からのパルス
の間隔が長くなると、開口部19の閉止時間が長くなり
、片滑化信号圧力Gは高くなる。
又パルス周期が短くなると前記圧力円一は低くなる。次
に、前記平滑通路25は感圧装置29に連通される。
感圧装置29は信号圧感知ピストン30、調整バネ31
、整圧通路32等から成り、その下端はフィードバック
バネ33を介してサーボ弁34に連結されている。前記
平滑化信号圧力■は、信号圧感知ピストン30に導かれ
、それにより第3図に示す如く、サーボ弁34の変位X
1に変換される。
これは、例えば平滑化信号圧力■が上昇すると、信号圧
感知ピストン30は中立位置から下方に変位し、このピ
ストン30のパイロットランド35が開き、サーボ弁3
4のサーボ圧力が、サーボダンピングオリフィス36を
通つて調整圧力Prに加圧され−る。そのためサーボ弁
34は上方に変位し、フィードバックバネ33を押し上
げる。そして信号圧感知ピストン30にかかるフィード
バックバネ33による力が、平滑化信号圧力■による力
と、調整バネ31による力の和と、ピストン中立位置に
て釣合う迄サーボ弁34は変位する。又逆に信号圧力■
が減少すると、サーボ弁34は下方に変位する。次に、
前記自動圧力調整装置12の出力口37に一端を連通さ
せた、整圧開口38及びオリフィス39を有する整圧通
路40を前記ケース15に連通させ、その開口端41を
、前記サーボ弁34により開閉させるように形成する。
上記サーボ弁34は切換ランド12を有しており、平滑
化信号圧力■が基準値を中心とする所定の許容範囲内に
あるときは、前記開口端41の、切換サーボ圧力Psを
調整圧力Prに保つ、そして平滑化信号圧力■がもの許
容範囲から外れて、過大となり、又は過小となる、サー
ボ弁34は夫々上方又は下方に変位し、開口端41を開
き、切換サーボ圧力Psをケース圧力Pdに解放する。
このような平滑化信号圧力?に対するサーボ弁34の、
変位X1及びこの変位X1に対する前記開口端41の開
閉関係を第3図に示す。以上の如き過程により、電子計
算機2が正常なとき、切換サーボ圧力Psを調整圧力P
rに保ち、その故障時(パルス周期が許容範囲から外れ
た場合)には切換サーボ圧力Psをケース圧力Pdに解
放する。
従つて上記切換サーボ圧力Psの変化をみることにより
、電子計算機2の故障を検出することができるようにな
つている。
次に、切換装置4は一例として第4図及び第5図に示す
如く形成され、前記故障検出装置3の整圧通路40の切
換サーボ圧力Psの流体、及び前記整圧開口38の圧力
Prの流体は、夫々第4図、第5図に示す流体通路43
,44に連通させられている。
電子計算機2が正常な楊合には第4図に示す如く油圧機
械式制御演算装置10の演算結果が遮断され、電子計算
機2の演算結果の電油変換装置7の出力が採択される。
また電子計算機2が故障した場合には前述の如き切換サ
ーボ圧力Psの変化により第5図のように変化し、直ち
に電子計算機2の演算結果の電油変換装置7の出力が遮
断され、油圧機械式制御演算装置10の演算結果が採択
される。このようにして採択された信号は制御変数出力
装置8において、コンプレッサー可変静翼制御用油圧信
号及び燃料流量に変換され、夫々アクチュエーター9を
介して或は直接に被制御装置1であるエンジンへ送られ
る。
この発明は前記のように構成され、実時間制御)用の電
子計算機からもたらされる、制御演算サイクル間隔に基
づく周期的パルス信号の、周期の異常を、流体を用いて
検出するように形成されたことにより、広く、一般の実
時間制御用電子計算機の故障検出に用いることができる
即ち汎用性をi有する実時間制御用電子計算機の故障検
出装置を提供することができる。しかも、それにもかか
わらず、比較的簡単な構造で、小型、軽量に形成するこ
とができる。かつ又それにもかかわらず雷に対する被害
の恐れの従来のものよりも少い装置をフ提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は制御
装置の故障検出装置の概略図、第2図は故障検出装置の
概略図、第3図は電子計算機からのパルス信号に対する
故障検出装置各部の圧力変化、及びサーボ弁の変位の変
化を示すグラフ、第4図は電子計算機が採択されている
場合を示す切換装置の概略図、第5図は油圧機械式制御
演算装置が採択されている場合を示す切換装置の概略図
である。 1・・・被制御装置、2・・・電子計算機、3・・・故
障検出機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 制御演算サイクル間隔に基づいて周期的パルス信号
    を発する実時間制御用の電子計算機と、該電子計算機に
    接続した前記周期的パルス信号の周期の異常を流体を用
    いて検出する故障検出機から成ることを特徴とする電子
    計算機の故障検出装置。
JP54111593A 1979-08-31 1979-08-31 電子計算機の故障検出装置 Expired JPS6049342B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4863371A (en) * 1988-06-03 1989-09-05 Union Carbide Corporation Low NOx high efficiency combustion process
US6687596B2 (en) * 2001-08-31 2004-02-03 General Electric Company Diagnostic method and system for turbine engines

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