JPS6049063A - アントラキノン化合物 - Google Patents
アントラキノン化合物Info
- Publication number
- JPS6049063A JPS6049063A JP15724083A JP15724083A JPS6049063A JP S6049063 A JPS6049063 A JP S6049063A JP 15724083 A JP15724083 A JP 15724083A JP 15724083 A JP15724083 A JP 15724083A JP S6049063 A JPS6049063 A JP S6049063A
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- Japan
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- compound
- mixture
- parts
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアントラキノン化合物に関する。更に詳しくは
式(1) 〔式(i) においてR1は水素又は炭素61〜4のア
ルキルを表わす〕 で表わされるアントラキノン化合物に関する。
式(1) 〔式(i) においてR1は水素又は炭素61〜4のア
ルキルを表わす〕 で表わされるアントラキノン化合物に関する。
本発明のアントラキノン化合物は次のような工程をえて
製造することができる。
製造することができる。
(11
〔式[A] 、 〔B:] 、 (C〕、 CD〕、
(E)及び(1)においてR□は前記と同じ意味を表わ
し、 R2は置換又は非置換アルキルアミンの残基を表
ワス〕 即ち、特公昭36−3829号の方法に準じて、〔A〕
をナトリウムメチラートと反応させて〔B〕及び〔C〕
の混合物となし、次に置換又は非置換アルギルアミンと
反応させ〔D〕及び〔E〕の混合物を得る。或いは、特
公昭36−.3829号及び特開昭53−74629号
の方法に準じて(A〕よりナトリウムメチラートの存在
下、置換又は非置換アルキルアミンと反応させて〔D〕
及び〔E〕の混合物を得る。次に〔D〕及び〔E〕の混
合物を例えばジクロロベンゼンに溶jW’[[o〜12
0°C好ましくは80〜100℃で硫化水素ガスを反応
させ(1)を得ることができる。
(E)及び(1)においてR□は前記と同じ意味を表わ
し、 R2は置換又は非置換アルキルアミンの残基を表
ワス〕 即ち、特公昭36−3829号の方法に準じて、〔A〕
をナトリウムメチラートと反応させて〔B〕及び〔C〕
の混合物となし、次に置換又は非置換アルギルアミンと
反応させ〔D〕及び〔E〕の混合物を得る。或いは、特
公昭36−.3829号及び特開昭53−74629号
の方法に準じて(A〕よりナトリウムメチラートの存在
下、置換又は非置換アルキルアミンと反応させて〔D〕
及び〔E〕の混合物を得る。次に〔D〕及び〔E〕の混
合物を例えばジクロロベンゼンに溶jW’[[o〜12
0°C好ましくは80〜100℃で硫化水素ガスを反応
させ(1)を得ることができる。
こうして得られる粗製の化合物(色素)は通常の染色・
着色等には十分な品質であるが、更に高純度が必要な場
合には再結晶法、昇華法等により精製して所望の品質の
化合物(色素)を得る事ができる。
着色等には十分な品質であるが、更に高純度が必要な場
合には再結晶法、昇華法等により精製して所望の品質の
化合物(色素)を得る事ができる。
本発明によって得られる式(1)で表わされるアントラ
キノン化合物は、それ自体で常法によりポリエステル繊
維を淡緑青色に染色することができる。そして得られた
染色物は太陽光の熱エネルギーを効率よく吸収し、保温
効果が優れて。
キノン化合物は、それ自体で常法によりポリエステル繊
維を淡緑青色に染色することができる。そして得られた
染色物は太陽光の熱エネルギーを効率よく吸収し、保温
効果が優れて。
いるという興味ある特性を示す。
なお他のポリエステル繊維染色可能な染料類と配合染色
しても同様な特性を示す。又、式(1)の化合物は合成
樹脂の着色剤としても有用である。以下実施例により本
発明を具体的に説明する。
しても同様な特性を示す。又、式(1)の化合物は合成
樹脂の着色剤としても有用である。以下実施例により本
発明を具体的に説明する。
実施例1゜
メタノール50部中に、28%ナトリウムメチラートの
メタノール溶液8.7部、1,4−ジアミノ−2,3−
ジシアノアントラキノン8.6部ヲ仕込み60℃で2時
間反応させ、次いでγ−2−エチルへキシルオキシグロ
ビルアミン11.2部を仕込み60−65°Cで3時間
反応させる。メタノール50部を加え冷却し、濾過、メ
タノールで洗浄し水洗後乾燥して次式(2) %式% で表わされる化合物11.4部を得た。次に式(2)の
化合物9部を0−ジクロロベンゼン100部に溶解し、
85−95℃で硫化水素ガスを通じ(2)式の化合物が
薄層クロマトグラフで認められなくなるまで反応させる
。冷却後メタノール200部で希釈し、濾過する。得ら
れた結晶を更にアセトンで懸濁洗浄、濾過し、水洗乾燥
して次式(3)で表わされる化合物51部を得た。
メタノール溶液8.7部、1,4−ジアミノ−2,3−
ジシアノアントラキノン8.6部ヲ仕込み60℃で2時
間反応させ、次いでγ−2−エチルへキシルオキシグロ
ビルアミン11.2部を仕込み60−65°Cで3時間
反応させる。メタノール50部を加え冷却し、濾過、メ
タノールで洗浄し水洗後乾燥して次式(2) %式% で表わされる化合物11.4部を得た。次に式(2)の
化合物9部を0−ジクロロベンゼン100部に溶解し、
85−95℃で硫化水素ガスを通じ(2)式の化合物が
薄層クロマトグラフで認められなくなるまで反応させる
。冷却後メタノール200部で希釈し、濾過する。得ら
れた結晶を更にアセトンで懸濁洗浄、濾過し、水洗乾燥
して次式(3)で表わされる化合物51部を得た。
融点 3008C以上、λmax = 840 nm(
テトラヒドロフラン)実施例2゜ 実施例1において、γ−2−エチルへキシルオキシプロ
ピルアミンの代りにγ−エトキシグロビルアミンを用い
て同様に反応を行い(3)式の化合物4.9部を得た。
テトラヒドロフラン)実施例2゜ 実施例1において、γ−2−エチルへキシルオキシプロ
ピルアミンの代りにγ−エトキシグロビルアミンを用い
て同様に反応を行い(3)式の化合物4.9部を得た。
実施例3゜
実施例1において1,4−ジアミノ−2,3−ジシアノ
アントラキノンの代りに、1−アミノ−4−メチルアミ
ノ−2,3−ジシアノアントラキノンを用いて同様に反
応を行い次式(4) で表わされる化合物4部を得た。
アントラキノンの代りに、1−アミノ−4−メチルアミ
ノ−2,3−ジシアノアントラキノンを用いて同様に反
応を行い次式(4) で表わされる化合物4部を得た。
融点 300℃以上、λmax−843nm (テトラ
ヒドロフラン)実施例4゜ 実施例1において1.4−ジアミノ−2,3−ジシアノ
アントラキノンの代りに1−アミノ−4−ブチルアミノ
−2,3−ジシアノアントラキノンを用いて同様に反応
を行い次式(5) で表わされる化合物を得、次いで式(5)で表わされる
化合物5部をジナフチルメタンジスルホン酸ナトリウム
5部、水40部と共にサンドミルで充分に湿式粉砕し、
微細に分散した状態とした後スプレードライヤーで乾燥
し、水に微分散可能な粉末を得た。この粉末5部に、酢
酸及び酢酸ソーダにてpI−I 4.5に調整した水3
000部を加えて色素の水分散液を調製し、この分散液
にポリエステル4150部を浸漬し高温高圧染色機にて
130°0130分間染色して淡i’、+’緑色に染色
されたポリエステル布なイ;Jた。イ!Jられた染色ポ
リエステル布を太陽光下に10分間置くと布の温度は2
5℃から38℃に上昇した。これに対して未染色ポリエ
ステル布は25℃から30℃の上昇に留まった。
ヒドロフラン)実施例4゜ 実施例1において1.4−ジアミノ−2,3−ジシアノ
アントラキノンの代りに1−アミノ−4−ブチルアミノ
−2,3−ジシアノアントラキノンを用いて同様に反応
を行い次式(5) で表わされる化合物を得、次いで式(5)で表わされる
化合物5部をジナフチルメタンジスルホン酸ナトリウム
5部、水40部と共にサンドミルで充分に湿式粉砕し、
微細に分散した状態とした後スプレードライヤーで乾燥
し、水に微分散可能な粉末を得た。この粉末5部に、酢
酸及び酢酸ソーダにてpI−I 4.5に調整した水3
000部を加えて色素の水分散液を調製し、この分散液
にポリエステル4150部を浸漬し高温高圧染色機にて
130°0130分間染色して淡i’、+’緑色に染色
されたポリエステル布なイ;Jた。イ!Jられた染色ポ
リエステル布を太陽光下に10分間置くと布の温度は2
5℃から38℃に上昇した。これに対して未染色ポリエ
ステル布は25℃から30℃の上昇に留まった。
特許出願人 日本化薬株式会社
479−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔式(1)においてR,は水素又は炭素数1〜4のアル
キルを表わす〕 で表わされるアントラキノン化合物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15724083A JPS6049063A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | アントラキノン化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15724083A JPS6049063A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | アントラキノン化合物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6049063A true JPS6049063A (ja) | 1985-03-18 |
JPH031352B2 JPH031352B2 (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=15645306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15724083A Granted JPS6049063A (ja) | 1983-08-30 | 1983-08-30 | アントラキノン化合物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6049063A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01266274A (ja) * | 1988-04-13 | 1989-10-24 | Teijin Ltd | 吸熱性布帛 |
JPH0219571A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-23 | Teijin Ltd | 保温性布帛 |
-
1983
- 1983-08-30 JP JP15724083A patent/JPS6049063A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01266274A (ja) * | 1988-04-13 | 1989-10-24 | Teijin Ltd | 吸熱性布帛 |
JPH0219571A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-23 | Teijin Ltd | 保温性布帛 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH031352B2 (ja) | 1991-01-10 |
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