JPS6048682B2 - 軸表面の方向性測定方法 - Google Patents
軸表面の方向性測定方法Info
- Publication number
- JPS6048682B2 JPS6048682B2 JP52025190A JP2519077A JPS6048682B2 JP S6048682 B2 JPS6048682 B2 JP S6048682B2 JP 52025190 A JP52025190 A JP 52025190A JP 2519077 A JP2519077 A JP 2519077A JP S6048682 B2 JPS6048682 B2 JP S6048682B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- measuring
- measured
- directionality
- measurement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は各種の機器を構成する回転軸の外周表面の方向
性を計測する測定方法を提供するものである。
性を計測する測定方法を提供するものである。
例えばオイルシールに対応する回転軸においては、オイ
ルシールの密封リップ部が摺動する軸表面部分に、その
加工時に付与された方向性は密封対象剤の漏れ止りを左
右する重要な特性てあり、軸の中心線に対し正確に直角
方向に走る加工目となつていることが必要である。
ルシールの密封リップ部が摺動する軸表面部分に、その
加工時に付与された方向性は密封対象剤の漏れ止りを左
右する重要な特性てあり、軸の中心線に対し正確に直角
方向に走る加工目となつていることが必要である。
本考案は前記した如く回転軸周面の方向性が重要である
ことに鑑み、極めて簡便であり、しかも高精度の測定値
が得られる軸表面の方向性の測定方法を提供するもので
ある。
ことに鑑み、極めて簡便であり、しかも高精度の測定値
が得られる軸表面の方向性の測定方法を提供するもので
ある。
すなわち、本発明は水平かつ回動可能に保持されている
被測定軸の軸線方向に略そつた形て移動可能に保持され
た線接触又は面接触する測定用接触端子を、被測定軸の
測定対象面に適当な圧接力をもつて圧接せしめ、被測定
軸の回動に伴なつて、前記測定用接触端子が軸表面に付
された方向性を有する加工目に案内されて移動する軸方
向移動量を計測して、軸の回転量と測定用接触端子の軸
方向移動量の対比により軸表面の方向性を知る測定方法
である。
被測定軸の軸線方向に略そつた形て移動可能に保持され
た線接触又は面接触する測定用接触端子を、被測定軸の
測定対象面に適当な圧接力をもつて圧接せしめ、被測定
軸の回動に伴なつて、前記測定用接触端子が軸表面に付
された方向性を有する加工目に案内されて移動する軸方
向移動量を計測して、軸の回転量と測定用接触端子の軸
方向移動量の対比により軸表面の方向性を知る測定方法
である。
本発明に使用される測定接触端子は、測定対象面と線接
触する繊維等の線材、測定対象面と面接触するコム、金
属、樹脂、皮革類等の板状部材が適宜選択的に使用され
る。以下図面に基づいて発明の詳細を説明する。
触する繊維等の線材、測定対象面と面接触するコム、金
属、樹脂、皮革類等の板状部材が適宜選択的に使用され
る。以下図面に基づいて発明の詳細を説明する。
第1図及び第2図は本発明の軸表面の方向性測定方法の
一実施例を示すもので、被測定軸1が中心軸線を水平に
なして、軸受3に回動可能に支承されている主軸2に同
芯的に取り付けられ、回転伝達手段4を介して、可変速
、可逆モーター5によつて任意方向、任意速度に回転さ
せられる。被測定軸1の上方かつ後方の位置において一
端を保持されている繊維状の測定用線材16が、一定の
巾をもつて被測定軸1の測定対象面に線接触して被測定
軸1の下方へ垂れ下端部に取り付けられている重錘12
によつて、被測定軸1の測定表面に堅張させられている
。繊維状の測定用線材16の上端固定位置は、支持台1
3を操作して上下、前フ後及び左右に移動させることが
可能であり、左右移動によつて繊維状の測定線材16の
位置が被測定位置に適合させられ、上下方向及び前後方
向の移動によつて繊維状の測定用線材16と被測定対象
面の圧接力が加減される。被測定軸1の下方か5つ繊維
状の測定用線材16の後方に位置して被測定軸1と略平
行にスケール14が設けられ、主軸2に対しその回転の
量を測定する回転計15が連結されている。】 一 本実施例ては繊維状の測定用線材16が測定用接触端子
11の役目をかねている。
一実施例を示すもので、被測定軸1が中心軸線を水平に
なして、軸受3に回動可能に支承されている主軸2に同
芯的に取り付けられ、回転伝達手段4を介して、可変速
、可逆モーター5によつて任意方向、任意速度に回転さ
せられる。被測定軸1の上方かつ後方の位置において一
端を保持されている繊維状の測定用線材16が、一定の
巾をもつて被測定軸1の測定対象面に線接触して被測定
軸1の下方へ垂れ下端部に取り付けられている重錘12
によつて、被測定軸1の測定表面に堅張させられている
。繊維状の測定用線材16の上端固定位置は、支持台1
3を操作して上下、前フ後及び左右に移動させることが
可能であり、左右移動によつて繊維状の測定線材16の
位置が被測定位置に適合させられ、上下方向及び前後方
向の移動によつて繊維状の測定用線材16と被測定対象
面の圧接力が加減される。被測定軸1の下方か5つ繊維
状の測定用線材16の後方に位置して被測定軸1と略平
行にスケール14が設けられ、主軸2に対しその回転の
量を測定する回転計15が連結されている。】 一 本実施例ては繊維状の測定用線材16が測定用接触端子
11の役目をかねている。
次いで、第3図及び第4図に基づいて、本発明に用いら
れる測定接触端子の他の例を説明する。
れる測定接触端子の他の例を説明する。
第3図及び第4図に示した測定用接触端子10は、前述
した繊維状の測定用線材16と同様に支持されている釣
り具用線材17の途中に、測定対象面に面接触するコム
状弾性材製の板状の測定用接触端子10を配愼したもの
で、測定軸1の測定対象面に圧接されている。j以下、
本発明による軸表面の方向性の測定方法の詳細を第1図
及び第2図に示した実施例に基づいて説明する。
した繊維状の測定用線材16と同様に支持されている釣
り具用線材17の途中に、測定対象面に面接触するコム
状弾性材製の板状の測定用接触端子10を配愼したもの
で、測定軸1の測定対象面に圧接されている。j以下、
本発明による軸表面の方向性の測定方法の詳細を第1図
及び第2図に示した実施例に基づいて説明する。
被測定軸1の径寸法及び測定部の位置に応じて前述の如
く測定用線材16の支持及びスケール14の位置をセッ
トし、主軸2を正逆両方向にゆるやかに回転させて、測
定用線材16の測定用接触端子11と被測定軸1の接触
位置が左右方向に移動するか否かを見る。何れの回転方
向に対しても移動が認められない場合は回転軸が方向性
を有しないものである。移動が認められる−被測定軸に
対しては、回転方向及び測定用線材の移動方向の関係を
確認し、回転計15により回転量を、スケール.14に
より移動量をそれぞれ計側して、回転方向と移動方向の
関連によつて加工目の方向(傾斜方向)を、回転量と移
動量の関連に.よつて傾斜量(ねじれ角)を得る。又、
第3図及ひ第4図に示したものも略同様な方法により測
定される。本発明の回転軸の方向性測定方法が前記した
構成要件を備えていることにより測定装置の構造は−極
めて簡便であり、オイルシールの密封リップが接触する
軸表面の粗さが最大粗さ(Rmax)約0.μs−3.
2S程度の加工条痕に対しても、本願発明で使用してい
る測定用接触端子は充分な精度で測定が可能である。
く測定用線材16の支持及びスケール14の位置をセッ
トし、主軸2を正逆両方向にゆるやかに回転させて、測
定用線材16の測定用接触端子11と被測定軸1の接触
位置が左右方向に移動するか否かを見る。何れの回転方
向に対しても移動が認められない場合は回転軸が方向性
を有しないものである。移動が認められる−被測定軸に
対しては、回転方向及び測定用線材の移動方向の関係を
確認し、回転計15により回転量を、スケール.14に
より移動量をそれぞれ計側して、回転方向と移動方向の
関連によつて加工目の方向(傾斜方向)を、回転量と移
動量の関連に.よつて傾斜量(ねじれ角)を得る。又、
第3図及ひ第4図に示したものも略同様な方法により測
定される。本発明の回転軸の方向性測定方法が前記した
構成要件を備えていることにより測定装置の構造は−極
めて簡便であり、オイルシールの密封リップが接触する
軸表面の粗さが最大粗さ(Rmax)約0.μs−3.
2S程度の加工条痕に対しても、本願発明で使用してい
る測定用接触端子は充分な精度で測定が可能である。
すなわち、繊維状の測定用線材はその線径を選択するこ
とにより、加工条痕の溝と線接触させ、加工条痕に沿つ
て移動する移動量から方向性を、又、ゴム状弾性材製の
板状の測定用接触端子は、加工条痕との面接触部に生じ
る摩擦力によつて加工条痕に沿い移動し、その移動量か
ら方向性を測定できる。更に、加工条痕が不規J則かつ
不連続のものであつても、測定用接触端子が一定の巾を
もつて接触しているため、測定用接触端子の一部が不連
続な加工条痕部分に接していても、又一部が逆方向の加
工条痕部分に接していても、残る測定用接触端子か連続
した加工条痕部分又は目的とする(正方向の)加工条痕
部分に接しているため、測定用接触端子は全体として加
工条痕の主たる性状に従つて変位し、加工条痕の性状を
軽易な操作により適確に惑知できるという効果を奏する
。
とにより、加工条痕の溝と線接触させ、加工条痕に沿つ
て移動する移動量から方向性を、又、ゴム状弾性材製の
板状の測定用接触端子は、加工条痕との面接触部に生じ
る摩擦力によつて加工条痕に沿い移動し、その移動量か
ら方向性を測定できる。更に、加工条痕が不規J則かつ
不連続のものであつても、測定用接触端子が一定の巾を
もつて接触しているため、測定用接触端子の一部が不連
続な加工条痕部分に接していても、又一部が逆方向の加
工条痕部分に接していても、残る測定用接触端子か連続
した加工条痕部分又は目的とする(正方向の)加工条痕
部分に接しているため、測定用接触端子は全体として加
工条痕の主たる性状に従つて変位し、加工条痕の性状を
軽易な操作により適確に惑知できるという効果を奏する
。
第1図は本発明の回転軸の方向性測定方法の一実施例を
示す正面図、第2図は第1図の実施例における被測定軸
及び測定用線材の関係位置を示す正面図、第3図は本発
明に用いられる測定用接触端子の他の実施例を示す正面
図、第4図は第3図の側面図である。 1 ・・・・・・被測定軸、2 ・・・・・・主軸、3
・・・・・・軸受、4・・・・・・回転伝達手段、5
・・・・・・モーター、10,11・・・・・・測定
用接触端子、12・・・・・・重錘、13・・・・・・
支持台、14・・・・・・スケール、15・・・・・・
回転計、16・・・・・・測定用線材、17・・・・・
・釣り具用線材。
示す正面図、第2図は第1図の実施例における被測定軸
及び測定用線材の関係位置を示す正面図、第3図は本発
明に用いられる測定用接触端子の他の実施例を示す正面
図、第4図は第3図の側面図である。 1 ・・・・・・被測定軸、2 ・・・・・・主軸、3
・・・・・・軸受、4・・・・・・回転伝達手段、5
・・・・・・モーター、10,11・・・・・・測定
用接触端子、12・・・・・・重錘、13・・・・・・
支持台、14・・・・・・スケール、15・・・・・・
回転計、16・・・・・・測定用線材、17・・・・・
・釣り具用線材。
Claims (1)
- 1 水平にかつ回転可能に保持されている被測定軸1の
測定対象面に線接触又は面接触する測定用接触端子10
,11を圧接し、前記被測定軸1の回動に伴なう前記測
定用接触端子10,11の軸方向移動量を計測する軸表
面の方向性測定方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52025190A JPS6048682B2 (ja) | 1977-03-08 | 1977-03-08 | 軸表面の方向性測定方法 |
DE2805899A DE2805899C2 (de) | 1977-03-08 | 1978-02-17 | Verfahren und Vorrichtung zum Messen von Körper-Oberflächen |
IT20870/78A IT1093165B (it) | 1977-03-08 | 1978-03-03 | Metodo per misurare le proprieta' direzionali della superficie di alberi |
GB8959/78A GB1573480A (en) | 1977-03-08 | 1978-03-07 | Method of measuring ptoperties of the surface of shafts |
US05/884,167 US4175332A (en) | 1977-03-08 | 1978-03-07 | Method of measuring directional properties of surface of shafts |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52025190A JPS6048682B2 (ja) | 1977-03-08 | 1977-03-08 | 軸表面の方向性測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53110554A JPS53110554A (en) | 1978-09-27 |
JPS6048682B2 true JPS6048682B2 (ja) | 1985-10-29 |
Family
ID=12159039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52025190A Expired JPS6048682B2 (ja) | 1977-03-08 | 1977-03-08 | 軸表面の方向性測定方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6048682B2 (ja) |
IT (1) | IT1093165B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56116602U (ja) * | 1980-02-05 | 1981-09-07 | ||
JPS56116603U (ja) * | 1980-02-07 | 1981-09-07 | ||
CN111043937A (zh) * | 2019-12-27 | 2020-04-21 | 岱高(苏州)汽车零部件有限公司 | 用于检测螺旋升角的方法 |
-
1977
- 1977-03-08 JP JP52025190A patent/JPS6048682B2/ja not_active Expired
-
1978
- 1978-03-03 IT IT20870/78A patent/IT1093165B/it active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53110554A (en) | 1978-09-27 |
IT7820870A0 (it) | 1978-03-03 |
IT1093165B (it) | 1985-07-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07109361B2 (ja) | 割出し機構 | |
CN109737884B (zh) | 一种轴类零件静动态形变量在线监测装置及方法 | |
JPH0347688B2 (ja) | ||
US6722050B2 (en) | Bend-angle measuring device | |
JPS6048682B2 (ja) | 軸表面の方向性測定方法 | |
US3755906A (en) | Apparatus for measuring the radii of curvature of cam discs | |
US5643049A (en) | Floating contact gage for measuring cylindrical workpieces exiting a grinder | |
JPH06109621A (ja) | 回転式摩擦抵抗試験機 | |
JPH1123437A (ja) | 棒状材の曲げ剛性力測定方法及び装置 | |
JP2996898B2 (ja) | 帯状刃材の曲げ加工装置 | |
JPH081442Y2 (ja) | 真円度測定機 | |
CN221223663U (zh) | 一种电机运行检测设备 | |
JP3245568U (ja) | 反転機構を有するクランプ測定装置 | |
CN211205126U (zh) | 一种用于筒形件的壁厚差测量装置 | |
JP2504561B2 (ja) | 形状測定装置 | |
JPH01232236A (ja) | 軸受走行試験機 | |
CN219391181U (zh) | 一种新材料研发用应力测定装置 | |
SU634179A1 (ru) | Прибор дл определени силы сцеплени покрыти с основным материалом | |
GB1573480A (en) | Method of measuring ptoperties of the surface of shafts | |
JPH1062107A (ja) | V溝測定機 | |
JP3314487B2 (ja) | 歯溝の振れ測定装置 | |
SU1019215A2 (ru) | Прибор дл измерени геометрических параметров режущего инструмента | |
JPS62214312A (ja) | 等速ボ−ルジヨイントのボ−ル溝測定装置 | |
US2539620A (en) | Measurement of speed deviation | |
SU734552A1 (ru) | Устройство дл определени физических характеристик образцов |