JPS604856Y2 - オ−トバイのリヤフ−トレスト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はオートバイの運転者の後側に同乗する同乗者
用のりャフートレストに関する。

一般に、オートバイに同乗する同乗者の足を置くリヤフ
ートレストは、車体下部左右に、同乗者が足を置く位置
に合せて、保持片を突出させて溶着し、この保持片にリ
ヤフートレストを連結している。

このように、車体の下部左右に、後側に延びた保持片を
溶着することは、車体の重量が増加することになり、材
料費もかかつてコスト高につく。

この考案はかかる点に鑑み改善したもので、以下図面に
示す本考案の実施例について説明する。

第１図及び第２図は、本考案の一実施例を示すもので、
オートバイの車体１の後下部左右に、前後方向に長いマ
フラ筒２が配置させである。

モしてマフラ筒２の上面部に同乗者の足の位置に合せて
膨出部３をプレス成形する。

この膨出部３の上面に弾性体で板状にできたフートレス
ト４を接着剤等によって取着する。

作用について説明する。

同乗者がフートレスト４上に足を置くと、その荷重はマ
フラ筒２で受ける。

このため、車体１から長い保持片を突出させる必要がな
くなり、車体１が軽量にでき、部品点数が少くなる。

以上説明したように、この考案は、オートバイの車体の
後下部左右に、前後方向に配置させたマフラ筒を設けた
ものに於て、マフラ筒の上面部に膨出部を一体的に形威
し、その膨張部にフートレストを取着したので、フート
レストに乗せた同乗者の足の荷重をマフラ筒で受けるこ
とができる。

このため、車体から長い保持片を突出させて設ける必要
がなくなり、車体が軽量にできると共に、材料が少くな
って、コストダウンができる。

そして部品点数も少くできる。

又、車体から保持片が突出している場合、マフラ筒の取
付は位置が制約を受けるが、このようなこともなくなり
、マフラ筒の取付けの自由度も増す。

そしてフートレストの面積も大きくとれ、足を置いた場
合の安定感も向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す側面図、第２図は同第
１図Ａ−Ａ矢視拡大横断面図である。 １・・・・・・車体、２・・・・・・マフラ筒、３・・
・・・・膨出部、４・・・・・・フートレスト、５・・
・・・・保持片。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. オートバイの車体の後下部左右に、前後方向に配置させ
   たマフラ筒を設けたものに於て、マフラ筒の上面部に膨
   張部を一体的に形威し、その膨張部にフートレストを取
   着したことを特徴とするオートバイのりャフートレスト
   。