JPS6045678A - 羊毛繊維に防縮性を与える方法 - Google Patents

羊毛繊維に防縮性を与える方法

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JPS6045678A
JPS6045678A JP58151065A JP15106583A JPS6045678A JP S6045678 A JPS6045678 A JP S6045678A JP 58151065 A JP58151065 A JP 58151065A JP 15106583 A JP15106583 A JP 15106583A JP S6045678 A JPS6045678 A JP S6045678A
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diisocyanate
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polyoxyethylene
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寺田 裕彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
この発tvlは、羊毛繊維に防縮性を与える方法に関す
るものである。 羊毛繊維は、それ単独で又は他の繊維と混紡して、羊毛
製品とされる。このような羊毛製品は、これを使用して
家庭洗濯を繰り返している間に収縮Vる性質を持ってい
る。衣服に0製したのちに、羊毛製品が収縮したのでは
、身体に合わなくなるおそれがあるので、収縮しないよ
うにする必要がある。この必要に応じて行なわれるのが
、羊毛Hti維に対する防縮性の付与である。 羊毛製品が収縮するのは、羊毛縁A、1!の表面にスケ
ールが形成されていて、スケールが繊維の長手方向に沿
って方向性のある配列をしているからだ、と云われてい
る。すなわち、毛根から毛先に向かう方向の1餐擦係数
と、毛先から毛根に向かう方向の摩擦係数とが、異なる
ためであると考えられている。そこで、羊毛製品の収縮
を防ぐには、このようなスケールの異方性を変えれはよ
いと考えられた。 羊毛製品の収縮を防ぐために、今までに既に慢。 つかの方法か提案された。その方法は、大きく分けると
、酸化法とポリマー法とに大別される。このうち酸化法
は、塩素系及び過酸化物系々J”) IIM化剤によっ
てスケールを酸化して、収縮を防ぐ方法である。酸化剤
としては、ジクロロイソシアヌル0、次亜塩素酸、モノ
過硫酸等が使用された。また、ポリマー法は、ポリマー
によってスケールを被覆して、収縮を防ぐ方法である。 ポリマーとしては、ウレタンl#l IIR、アミドエ
ピクロルヒドリン1δ+ 1lij 、アクリル鹸樹脂
、ジメチルシロキサン樹11ii、チ」コールl’l 
llj %ポリエーテル樹脂等が用いられ1こ。 しかし゛、上記の方法は何れも欠点があった。すなわら
、鹸化法は、工程が複雑で時間を要する上に、処理時の
pH,温度等の諸条件によって得られたものの物性を大
きく異ならしめるので、実施が容易でない、という欠点
を持っていた。また、ポリマー法は、有機溶剤を使用す
るので高価につき、作業がしにくいしまた得られる製品
を硬くするので、製品の風合を損ねる、という欠点を伴
った。 そこで、この発明者は、さらに簡単で確実な羊毛製品の
防縮法を案出すべく、鋭意研究を重ねた。 その結果、重亜硫酸塩により封鎖されたイソシアネート
基を少なくとも2個持ち、且つ炭素数7.2個以上のア
ルキル基を少なくとも7個持ったカルバミン酸エステル
を羊毛製品に含ませ、その後これを熱処理すると、羊毛
製品が縮みにくくなり、ここに良好な防縮性が付与され
ることを見出した。 重亜硫w!塩により封鎖されたイソシアネート基を少な
くとも2個と、炭素数7.2個以上のアルキル基を少な
くとも7個持ったカルバミン酸エステルは、既に知られ
ている。また、このようなカルバミン酸エステルをセル
ロース繊維に含ませ、熱処]u[I t 7)と、カル
バミン酸エステルがセルロース分子と結合し、セルロー
ス繊維が柔軟なものとなることも知られている。それは
、特開昭61−.2jF17号公報に記載されている。 上述のカルバミン酸エステルがセルロース繊維を柔軟な
ものとする機構は、上記公報では次のように説明されて
いる。すなわち、上記カルバミン酸エステルをセルロー
ス繊維に含ませ、熱処理すると、カルバミン酸エステル
が重亜硫酸塩を分離してイソシアネート基を生成させ、
生成したイソシアネート基かセルロースの水酸基と反応
し、安定なウレタン結合を生成すると説明されている。 その結果、セルレース分子は、水酸基のところでウレタ
ン結合により架橋され、架橋部分呻少なくとも/ J(
r+lのアルキル基が結、合し、このためセルロース繊
維に柔軟性が与えられる、と説明されている。 羊毛は、蛋白質の分子構造を持ったものであって、セル
ロースに比べると、分子構造の点で全く異なっている。 しパ・も、羊毛は、セルロース繊維のように柔軟性を与
える必要もない。従って、セルロース繊維に柔軟性を与
える薬剤が、羊毛に有用だとすぐには考えられない。と
ころが、上記のカルバミン酸エステルを羊毛に含ませて
、熱処理すると、羊毛が縮まなくなることが見出された
。 この発見は、全く意外なことである。この発明は、この
ような知見に基づいてなされたものである。 この発明は、重亜硫酸塩により封餉されたイソシアネー
ト基を少なくとも2個と、炭素数7.2個以上のアルギ
ルノにを少なくとも7個持ったカルバミン酸エステルを
、羊毛繊維に含よ・
【!、熱処理することを特徴とする
、羊毛14!i維に防縮性を与える方法に関するもので
あン。 このJ61’11 方法で用いられるカルバミン1−2
エステルは、特開昭、51?−)、?りど2号公報に記
載されているものと同lユである。従って、この発11
J1方法−l用いられるカルバミン11βエステルの例
及びその製造方法は、特開昭jl?−2jt717号公
報で既にifl!明されていることになるが、ここでそ
の4I’! 1i8を説明すると、つぎのとおりである
。−4′/r才、ち、カルバミン酸エステルは、−2P
’2の反応によって作られる。そのうちの第1段の反応
+j、p2索斂/コ索具72個以上ル基を持ったポリヒ
ドロキシ化合物とポリイソシアネートとを反応さ(Jて
、アルキル鵡とイソシアネート、p、l;とを持った中
間体を生成ざせる反応である。第2段の反応は、上記中
間体に重亜硫酸ルを反応させて、中間体中に残っている
インシアネート基を重亜硫Fa塩により封鎖し、この発
11で用いられるカルバミン酸エステルとする反応であ
る。 第/段の反応のために使用されるポリヒドロギシ化合物
は、それが水酸基のほかに、疾素数72個以上のアルキ
ル基を含んでいるので、多岐にわたることになる。用い
得る化合物の例を挙げれば、ソルビタンモノラウレート
、ソルビタンジラウレート、ゾルビタンモノバルミテー
ト、ソルビタンジパルミ?−ト、ソルビタンモノステア
レート、ソルビタンジステアレート、ソルビタンモノオ
レ工−1・、ソルビタンジオレエート、ポリオキシエフ
゛〜1/ンソルビタンモノラウレート、ボリオキシエチ
レンソルビタンジラウレート、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノパルミテート、ポリオキシエチレンソルビタ
ンジパルミテート、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
ステアレート1ボリオキシエチレンソルビタンジステア
レート1ボリオキシエチレンソルビタンモノオレエート
1ポリオキシエチレンソルビタンジ」レエー1・1ペン
タエリスリトールモノラウレート1ペンタエリスリトー
ルジラウレート1ペンタエリスリトールモノバルミテー
ト\ペンタエリスリトールジパルミテ4一ト1ペンタエ
リスリトールモノステアレート1べ,タエリスリトール
ジステアレートλペンタエリスリ1・−ルモノオレエー
ト1ペンタエリスリトールジオレエート\ボリオキシエ
チレンペンタエリスリトールモノラウレート1ポリオキ
シエチレンペンタエリスリトールジラウレート1ボリオ
キシエチ1/ンペンタエリスリトールモノパルミテート
1ボリメキシエチレンペンタエリスリトールジバルミテ
ート1ボリオキシエチレンペンタエリスリ1・−ルモノ
ステγレート1ボリオギシエチレンペンタゴ.リスリト
ールジステアレート1ポリオキシエチレンペンタエリス
リトールモノオレエート1ボリオキシエチレンペンタエ
リスリトールジオレエート、ソルビット七ノ(ジXl−
り1又はテトラ)ラウレー1・\ソノLLントモノ(ジ
1トリ1又はテトラ)パルミデート1ソルピットモノ(
ジ1トリ)又ハテl・ラ)ステ′rレー1・1ソルビッ
トモノ(ジ1トリX又(jテ卜ラ)オレエー}1ボリオ
キシエチレンソルピットモノ(ジ八トリ八又はテトラ)
ラウレートhポリオキシエチレンソルビットモノ(ジ\
トリ1又はテトツ)バルミテートxボリオキシエチレン
ソルピットモノ(ジ1トリX又はテトラ)ステアレート
NJζリオキシエチレンソルビットモノ(ジ1トリ)又
はテトラ)オレエート飄グリセリンモ/ラウレート1グ
リセリンモノバルミテーl・\グリセリンモノステアレ
ートAグリセリン七ノAレエ一ト八グリセリンモノリノ
レート1グリセリン七ノIJノレネート蔦グリセリン(
ジ1又はトリ)リシノレート1ポリオキシエチレンラウ
リルアミド1ボリオキシエチレンバルミチルアミド1ボ
リオキシエチレンステアリルアミド1ボリオキシエチレ
ンオレイルアミド1ポリオキシエチ1/ンラウリルアミ
ン1ボリオキシエチレンバルミチルアミン1ポリオギシ
エチレンステアリルアミン1ボリオキシエチレンオレイ
ルアミン為ンルビタントリオレエートλオレイルγルコ
ール等である。 この発明方法では、その何れをも用いることができる。 第/段の反応のために使用されるポリ・インシアネート
も、色々なものを使用することができる。 云いかえると、/分子中に2個以上のイソシアネート基
を含む化合物をすべて使用することができる。そのよう
な化合物は大別すると、11+.肪族イソシアネート類
と、芳香族インシアネート族とに分れる。llj肪族イ
ソシアネート蝕10例を拳げれは、エチレンジイソシア
ネート、トリメチレンジイソシアネート為テトラメチレ
ンジイソシアネート1ヘキサメチレンジイソシアネート
−シクロブタンジイソシアネ−1・17−メチルシクロ
ヘキサン−2、ダージ・fフシアネート1/−メチルシ
クロヘキサン−,21,(−ジイソシアネートAジシク
四ヘギシルメタンジイソシアネート1ジメチルシクロヘ
キシルメタンジイソシアネート等である。また、芳香族
イソシアネート類の例を拳げれば、トリレン−62、ク
ージイソシアネート八トリレン−2、Δ−ジイソシアネ
ート1トリジンジイソシアネート1ナフチ1/ンジイソ
シアネート翫キシリレンジインシアネート1メタフェニ
レンジイソシアネート1パシフェニレンジイソシアネー
ト、クロロフェニレン−52、グージイソシアネート1
ジクロロフエニレン−2、グージイソシアネート1メト
キシフエニレン−、、?、F−ジイソシアネート1ジフ
エニルメタンーダ、ダ′−ジイソシアネート\J−メチ
ルジフェニルメタンーダ、り′−ジイソシアネー 1−
\3.3′−ジメチルジフェニルメタンーダ、グ′−ジ
イソシアネート\ジフェニルエーテルジ・「フシアネー
ト1トリフエニルメタントリイソシアネート1ジフエニ
ルエーテル−2、ダ、S”−t、リイソシアネ〜ト等で
ある。この発明方法ではこれらを何れも用いることがで
きる。これらのうち、トリレン−2,7−ジイツシアネ
ー1・1トリレン−2、l >イソシア不一レジフェニ
ルメタン−y、y’−ジイソシアネート1へ午すメチレ
ンジイソシアネートが市販され入手容易であるから、と
くに好都合である。 第1段の反応は、ポリヒドロキシ化合421中の活性水
素に、ポリイソシアネート分子中の7部のイソシアネー
トμを反応ざti゛、/6Bインシアネート基を残して
いる中間体を生成させる反応である。 この反応では、イソシアネート基が水と1にM;ζしや
すく、水と反応ずればポリ原画を生成することになるの
で、目的とするものが得られない。ぞこで、第1段の反
応は水の存在しない条11:下で行う。IE応は存を媒
を使用しないで行なうのが普通であるが、反応時に液の
相〆性が悪かったり、又は相溶性がよくても得られたも
のの粘度が高すぎる場合には、l谷媒を添加して行う。 溶媒としては、ベンゼン1ア七トンxl・リクレン等の
ような不活性の溶媒を用いる。もつとも、以後の工程で
その溶媒によく溶解しない化合物を用いる必要があると
きは、減圧蒸器などにより、溶媒を除去する。 第1段の反応を行うに必要な反応温度及び時間は、そこ
で用いられるポリヒドロギシ化合物、及びポリイソシア
ネートの種類により異なり、また触媒及び溶媒の有無に
よって異なる。一般的には、Zθないし720°Cの温
度範囲内で、数時間で行うのが普通7゛あ/、)。M媒
としては、第3級アミン\有機スズ化合物等を使用する
ことができる。 第2段の反応は、第7段の反応により得られた中間体に
残っているイソシアネート基を、重亜硫酸塩で封ム1リ
−る反応であり、中間体に重亜硫酸塩の水溶液を添加す
ることによって行なわれる。ただし、第1段の反応によ
って得られた中間体は、一般に重亜硫酸ルの水溶液と均
一に混合し合うに至らないので、第2段の反応を均一に
進行さゼることか困難となることが多い。そこで、第2
段の反応を行う場合には、中間体にメタノール・エタノ
ール)ジオキザン飄アセトンへメチルエチルケトンXジ
メチルホルムアミド等の溶媒を添加し、均一に混合させ
るようにする。このような溶媒は、第2段の反応に何等
悪影Itを与えない。なぜならば、イソシアネート基と
重亜硫酸塩との反応油1flは、イソシアネート基と水
又はアルコール性水f)マ基との反応速度よりも遥かに
大きいからである。 ただし、イソシアキーl−基と重亜(δf+: l′V
 Jハとの反応は可逆的であるのに対し、水との反応は
不可逆的であり、アルコール性水1′1り基との反応は
本発1す1法で使用する温度11α囲では不可逆的であ
り、しかも温度の上昇とともに反応速度が着しく増大す
るので、反応温良は50℃以下で行う必要がある。反応
時間は、数分ないし2時間の範囲内である。重l[硫醒
塩としでは、通常ナトリウム又はカリウムJIAが用い
られる。 第、2段の反応終了後、そこで得られたカルバミン酸エ
ステルを水で適当な濃度に稀釈して用いる。 また、必要77:らば、他の繊維加工剤、例えば柔軟剤
を添加してもよい。こうして得られたカルバミン酸エス
テルを含む汗r液を加工液として用いる。 このJ61’!11方法において使用される羊毛糾p維
は、糸の形状になったものでもよく、また編織されて布
の形状にされたものであってもよい。また、それら糸又
(,4布は、羊毛だけから成るものであってもよく、さ
らに他のJJQIiij、との混紡又は混RAIIl織
品であってもよい。 −り述の加工j(j 4J’、 %この中に羊毛製品を
浸浩したり、スプレーしたり、又はギスロール等を使用
するミニマムアドオン方式により、羊毛繊維に付着させ
る。好ましい付”4Nは、羊毛製品の絶乾型h(に対し
てカルバミン酸エステルの鼠がθ、/ないし70重量%
の範囲内である。付着後、羊毛製品を乾燥させる。乾燥
は、60ないし770℃で5秒ないし/θ分程度が適当
である。乾燥後に、羊毛製品を熱処理する。熱処理は、
/2θないし7110°Cで10秒ないし/θ分程度が
適当である。このように熱処理すると、カルバミン酸エ
ステルが、羊毛繊維と反応して結合することとなる。 この反応は、次のような機構によると考えられる。すな
わち、カルバミン酸エステル中のfr lff !酸塩
による封鎖は、加熱によって分解されやすいので、カル
バミン酸エステルは重亜硫酸墳を分))IMして、イン
シアネート基を生成させる。こうして生成されたインシ
アネート基は、羊毛繊維中の活性水素と反応して、熱的
に安定な結合を生成する。 その結果、羊毛繊維は、7分子あたり少なくとも7個の
アルキル基を含有する架橋剤により、<l’! 4!j
されることとなる。このため、羊毛繊維の表面における
滑りヤすざが増し、もとの羊毛のように摩擦係数の異方
1・トがなくなるものと考えられる。又、架4f# 8
れているにもかかわらず、長鎖アルキル基を含んでいる
ので、羊毛の風合がそこなわれない。 このような処理を経た羊毛製品は、家庭における洗清に
よっても収縮せず、フェルト化を起しにくくなる。また
、こうして得られたものが安定なために、洗?+’lf
に充分耐えるに至るものと考えられる。 かくして、この発明によれば、家庭で水による洗Rtf
を緑り返17ても、収縮せず、従って、またフェルト化
が起らない羊毛製品とすることができる。 このような羊毛製品は、従来得られなかったので、この
発1−J’lの実用的価値は甚だ大きい。以下、実施例
により、この’i6111方法をさらに詳しく説明する
。 以下の実施例の収縮率の試駆では、洗清方法はJIS 
Lθ、2/2の/θ3の方法により、乾燥はタンブル乾
燥により、測定法はJ工SL/θ/I及び工、/θダコ
によった。 実施例/ ステアリルアルコールg/、θりとジフェニルニーデル
−2、ダ、ダ′−トリイソシアネー) l?7.りVと
を混合し、この混合物をlLf拌しながら、宣索気流中
!θ℃で7時間反応させた。 この中間体にメチルエチルケトン、27、−7. j 
Vを加え1、?θ°0に冷却し、これにピロ亜硫酸ナト
リウムの水?& 液を加えた。ピロ亜硫酸ナトリウム水
溶液は、ピロ亜硫酸ナトリウム/り、0りを水/ダZ/
りに溶解し、jO′Cとしたものである。上記中間体に
ピロ亜(6:i 酸ナトリウム水W4 ?t’?、を加
えた後、3θ一グθ°Cで2時間(d拌を続けて、第、
2段の反応を行い、その結果、カルバミン酸エステルを
きむ白色ペースト状物を得た。これを水で70倍に41
1J(すると、力1(色d’J明の溶液が得られた。こ
れを加工液とした。 洗縮絨を行った純羊毛製品を上記加工液に浸τl!し、
ピック゛γツブ率を700%になるようにマングルで絞
り、20℃で3分間乾燥してのち、これを/gθ“ンで
2分間熱処理して、防縮加工製品を得た。この防縮加工
製品は風合が良好であった。 ごの加工[u品を家庭洗濯機により洗埼し、タンブル乾
燥(二1により乾燥し、これを7回の洗濯として洗濯を
緑り返し、その後の収縮率を測定した。 また、この結果を未処理の同じ羊毛製品の収縮率と対比
した。その結果を表にして示すと、次のとおりである。 尿+は製品が逆に広がったことを示している。 実施例2 ポリオキシエチレンTelソルビタンモノオレエートt
y、zyと、ヘキサメチレンジイソシアネートjθ、ダ
2とを混合し、この混合物を攪拌しながら、窒素気流中
り0°Cで2時間反応させ、第1rib:の反応を行っ
た。その後、第1段の反応によって得られた中間体を3
0℃で冷却し、これにヒ゛ロ亜硫酸ナトリウム溶液を加
えた。ピロ亜硫酸ナトリウム溶液は、ピロ亜硫酸ナトリ
ウムj/、jj9を水//グOりとエタノール22.!
?、OfZの混合液に溶解し、30℃としたものである
。上記反応生成物にピロ亜硫酸ナトリウムを加えたのち
3θ〜りOo(二で2時間攪拌i続けて第2段の反応を
行った。 その結果、カルバミン酸エステルが白色ペースト状とし
て生成された。これを水で70倍に稀釈すると、無色透
明の溶液が得られた。これを加二目改として用いた。 精練標白を行った綿50%、羊毛50%の混紡4哉物を
上記加工液に浸漬し、ピックアップ率をり0%となるよ
うにマングルで絞り、j?θ℃で2分間乾燥してのち、
これを/jθ℃で3分間熱処理し°C防縮加工製品を得
た。この防縮加工製品は風合が良好であった。 こうして得られた防縮加工製品について、実施例/と同
様に洸福1を行い、収縮率及びフェルト化を測定し、未
処理品と対比した。その結果を第2表に示す。 実施例3 グリセリンモノリル−トj 、5.5’ fとトリレン
ジイソシーrネート3ダ、J?2とを混合し、攪拌しな
がら窒素気流中//θ℃で2時間反応させ、第1段の反
応を行い中間体を得た。別に、ピロ面硫1稜カリウム、
2グ、ダVを水11..zyとエタノール/jダjyと
の混合液に溶解させ、30℃の溶液を作った。 この溶液中に上記中間体を加え、2時11旧鴛拌して、
第2段の反応を行った。その結果、目的とする加工剤の
カルバミン酸エステルが白色ペースト状物として得られ
た。これを水で70倍に稀釈すると、僅かに白濁した溶
液が得られた。これを加工液とした。 精紳標白を行った綿20%、羊毛jO%からなる編物を
この加工液に浸漬し、マングルでピックアップ率7.2
0%に絞り、700℃で7分間乾燥し、次いで/8/θ
”0で2分間加熱処理して、防縮加工布を得た。 この防縮加工布を実施例/と同様に処理して、収縮率及
びフェルト化をdr4べ、未処理布と対比した。その結
果を第3表に示ず。 第 3 表 収縮率及びフェルト化 手続補正書 1、 事件の表示 昭和58年 特 許 願第 151065 号2、発明
の名称 羊毛繊維に防縮性を与える方法 3、 補正をする者 小作との関係 特d「出願人 大阪市東区備後町3丁目35番地 敷島紡績株式会社 5、補正の対象 明細書の発1jllの詳細な説141の梱6、補正の内
容 0)1夕1細1!J第14貞5行及び6行に、[そこで
、第2段の反応全行う場合にけ」とあるを [そのような場合には、第2段の反応を均−VC進行さ
せるために、J と訂正する。 +21 FJI細¥M第23頁第3表のあとに次のとお
り加入する[実施例4 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラフレート
122.6gとテトラメチレンジインシアネー)t2.
Ogとを混合し、この混合物を柳井しながら窒素気流中
80℃で2時聞反応させ、第1段の反応を行った。 その後、第1段の反応によって得られた中聞体を30℃
に冷却し、これにピロ亜硫酸ナトリクム水溶液を加えた
。ピロ!ll!(r++、酸ナトリクム水浴液1、ピロ
リ1!1流酸ナトリクム34、、29を水468.1+
に溶解17.3+1℃とt、fCもの−Cある0ビロリ
ロ(++に、Fjm’ナトリウム水浴欣の添加後、30
〜40℃で211JJ間441袢を続けて、第2段の1
y応を行った。その結果、カルバミン酸・エステルを含
む淡黄色dF41i(1)ia’体’f: ?411’
c。コ#、 i、−水−C] 0 (fjVC4b釈す
ると、無tt!、九IJllの#液が得らねた。これを
加工液として用いた。 精練標白金行った綿50%、羊毛50%からなる編物を
、L記加工准に浸漬12、ビック7 ツy’率が111
0%となるようにマングルで絞り、100℃で1’tJ
聞乾燥1.−cのち、これを160℃T 2 ’tj間
bnlly処理してVツノ糸「1加重値品を得た。 こう17て、得られた防t=i加工製品を実hip例1
と同様に1−て流層し、収&i率及びフェルト化をi+
lll定[7、未処理品と対比した。その結果を第4表
に示す。 第lJ、衣 収J栢串及びフェルト化 手続補正書 昭和59年 9月21日 1、 事件の表示 昭和 58年 特 許 願第 151065 号2、発
明の名称 羊毛供4(トに防縮性を与える方法 大阪市東区備後町8丁目35谷地 5、hli正の対象 明細書全文 6 補正の内界 グ1浦(、のとおり ?、 添伺也!lj’1 訂正明細書 1 連 綴 上 J1正明細書 〔発明の名称〕 羊毛繊維に防縮性を与える方法 〔特許請求の範囲〕 重亜仔「耐塩により封鎖されたイソシアネート基を少な
くとも2個と、炭素数12個以上のアルキル基を少なく
とも1個持ったカルバミン酸エステルを、羊毛律:λ:
11に含ませ、熱処」11fすることを1、′1徴とす
る、羊毛#f+X、If;に防縮1ノ+・を与える方法
。 〔発明のn)・細2r i’tR明〕 この発明は、羊毛紗紐に17i縮性を与える方法に14
1」するものである。 羊毛43’; ill;は、そわ単独で又は仙の茅!!
: t:if′と混紡I7て、羊毛製品とされる。この
ような羊毛製品は、これを使用して家庭法a1(を縁り
返している間に収縮する性?1を持っている。衣服にム
製したのちに、羊毛製品が収縮したのでは、身体に合わ
なくなるおそれがあるので、収縮しないようにする必要
がある。この必要に応じて行なわれるのが、羊毛繊維に
対する防縮性の付与である。 羊毛製品が収縮するのは、羊毛繊維の表面にスケールが
形成されていて、スケールが繊維の長手方向に沿って方
向性のある配列をしているからだ、と云われている。す
なわち、毛根から毛先に向かう方向の新機係数と、毛先
がら毛根に向かう方向の摩擦係数とが、異なるためであ
ると考えられている。そこで、羊毛製品の収縮を防ぐに
は、このようなスケールの異方性を変えればよいと考え
られた。 羊毛製品の117縮を防ぐために、今までに既に幾つか
の方法が提案された。その方法は、大きく分けると、i
!ll化法とポリマー法とに大別される。このうち酸化
法は、地素系及び過酸化物系等の酸化剤によってスケー
ルを酸化して、収縮を防ぐ方法である。酸化剤としては
、ジクロロイソシアヌル酸、次亜塩素酸、モノ過硫酸等
が使用された。また、ポリマー法は、ポリマーによって
スケールを被覆して、収縮を防ぐ方法である。ポリマー
としては、ウレタン樹脂、アミドエピクロルヒドリン樹
脂、アクリル酸樹脂、ジメチルシロギザン樹脂、チオコ
ール樹脂、ポリエーテル樹脂給が用いられた。 しかし、上記の方法は何れも欠点があった。すなわち、
酸化法は、工穆が複層で時間を要する上に、処理時のρ
t1、流度等のtK条件によって?<jられたものの物
性を大きく異ならしめるので、実施が容易でない、とい
う欠点を11′1つていた。また、ポリマー法は、有機
溶剤を使用するので高師につき、作業がしにくいしまた
得られる製品を(−!くするので、製品の風合を損ねる
、という欠点を伴った。 そこで、この発明者は、さらにff1t単で6(+1・
実な羊毛製品の防縮法を案出すべく、鋭意研究を重ねた
。 その結果、重M前、・酸塩により封鎖されたインシアネ
ート基を少なくとも2個持ち、且つ炭素数12個以上の
アルキル基を少なくとも1個持ったカルバミン酸エステ
ルを羊毛製品に含ませ、その後これを熱処理すると、羊
毛製品が風合を損なわないまま縮みにくくなり、ここに
良好な防縮性が付与されることを見出した〇 山並1irfi’ N? 境により封鎖されたイソシア
ネート基を少なくとも2個と、炭素数12個以上のアル
キル基を少なくとも1個持ったカルバミン酸エステルは
、既に知られている。また、このようなカルバミン酸エ
ステルをセルロース絹゛雑に含ませ、熱処理すると、カ
ルバミン酸エステルがセルロース分子と結合し、セルロ
ース繊維が柔軟なものとなることも知られ、でいる。そ
れは、特開昭58−28967号公報に記載されている
。 上述のカルバミン酸エステルがセルロース繊維を果状な
ものとする機構は、上記公報では次のように説明されて
いる。すなわち、上記カルバミン酸エステルをセルロー
ス繊維に含ませ、熱処理すると、カルバミン酸エステル
が重亜伺1酸塩を分離してイソシアネート基を生成させ
、生成したインシアネート基がセルロースの水酸基と反
応し、安定なウレタン結合を生成すると説明されている
。 その結果、セルロース分子は、水酸基のところでウレタ
ン結合により架橋され、架橋)%IX分に少%c くと
も1個のアルキル基が結合し、このためセルロース繊維
に柔軟性が与えらゎる、と説明されている。 羊毛は、蛋白質の分子イtI造を持ったものであって、
セルロースに比べると、分子構造の点で全く異なってい
る。しかも、羊毛は、セルロース)、ic &jのよう
に柔軟性を与える必要もない。従って、セルロース!j
!糺に柔軟性を与える副剤が、羊毛に有用だとすぐには
考えらゎない。ところが、上記のカルバミン酸エステル
を羊毛に含ませて、熱処理すると、羊毛が縮まなくなる
ことが見出された。 この発見は、全く意外なことである。この発明は、この
ような知見に基づいてなされたものである。 この発明は、重亜蝕・酸塩により封鎖されたイソシアネ
ート基を少なくとも2個と、炭素数12個以上のアルギ
ル基を少なくとも1個持ったカルバミント佼エステルを
、羊毛越維に含ませ、熱処理することを!1.7鍬とす
る、羊毛繊維に防縮性を与える方法に関するものである
。 この弁明方法で用いられるカルバミン酸ヱ°ステルは、
特開昭58−23967号公報に記載されているものと
同じである。従って、この発明方法で用いらnるカルバ
ミン酸エステルの例及びその岐造方状は、特11.昭5
8−28967号公報で既に訳明されていることになる
が、ここでその概略を、J、’明すると、つきのとおり
である。すなわち、カルバミン]1zエステルをま、2
段の反応によって作られる。そのうちの第1段の反応は
、炭素#&1211、″d以上のアルキル基を持ったポ
リヒドロキシ化合物とポリイソシアネートとを反応させ
て、アルキル基とインシアネート基とを持った中間体を
生成させる反応である。第2段の反応は、上記中間体に
重亜砧絃場を反応させて、中間体中に残っているイソシ
アネート基を重亜(1・ζ(’4142Jにより封l(
”1し、この発明で用いられるカルバミン酸エステルと
する反応である。 第1段の反応のために使用されるポリヒドロキシ化合物
は、それが水酸〃のほかに、俟素数12個以上のアルキ
ル基を含んでいるので、多岐にわたることになる。用い
得る化合物の例を挙げれは、ソルビタンモノラウレート
、ソルビタンジラウレート、ソルビタンモノパルミテー
ト、ソルビタンジパルミテート、ンルビタンモ/ステア
レート、ソルビタンジステアレート、ソルビタンモノオ
レエート、ソルビタンジラレ−ト、ポリオキシエチレン
ソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビ
タンジラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノ
パルミテート、ポリオキシエチレンソルビタンジパルミ
テート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレー
ト、ポリオキシエチレンソルビタンジステアレート、ポ
リオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキ
シエチレンソルビタンジラレ−ト、ペンタエリスリトー
ルモノラウレート、ペンタエリスリトールジラウレート
、ヘンタエリスリトールモノパルミテ−1・、ペンタエ
リスリトールジパルミテート、ペンタエリスリトールモ
ノステアレート、ペンタエリスリトールジステアレート
、ペンタエリスリトールモノオレエート、ペンタエリス
リトールジラレ−ト、ポリオキシエチレンペンタエリス
リト−ルモ/ブウレート、■ζす]キシエチレンペンタ
エリスリトールジラウレート、ボリオギシエチレンペン
タエリスリトールモ/パルミテート、ポリオキシエチレ
ンペンタエリスリトールジパルミテート、ポリオキシエ
チレンペンタエリスリトールモノステアレート、ポリオ
キシエチレンペンタエリスリトールジステアレート、ポ
リオキシエチレンペンタエリスリトールモノオレエート
、ポリオキシエチレンペンタエリスリトールジオレエー
ト、ソルビットモノ (ジ、トリ、又はテトラ)ラウレ
ート、ソルビットモノ(ジ、トリ、又はテトラ)パルミ
テート、ツルピットモ/(ジ、トリ、又はテトラ)ステ
アレート、ソルビットモノ(ジ、トリ、又はテトラ)オ
レエート、ポリAギシエチレンソルビットモ/(ジ、ト
リ、又はテトラ)ラウレート、ポリオキシエチレンソル
ビットモノ(ジ、トリ、又Getテトラ)パルミテート
、ポリオキシエチレンソルビットモノ(ジ、トリ、又は
テトラ)ステアレート、ポリオキシエチレンソルビット
モ/ (ジ、トリ、又はテトラ)オレエート、グリセリ
ンモノラウレート、グリセリンモノパルミテート、グリ
セリンモノステアレート、グリセリンモノオレエート、
グリセリン七/リル−ト、グリセリンモノオレエート、
グリセリン(ジ、又はトリ)リシルレート、ポリオキシ
エチレンラウリルアミド、ポリオキシエチレンパルミヂ
ルアミド、ポリオキシエチレンステアリルアミド、ポリ
オキシエチレンオレイルアミド、ポリオキシエチレンラ
ウリルアミン、ポリオキシエチレンパルミチルアミン、
ポリオキシエチレンステアリルアミン、ポリオキシエチ
レンオレイルアミン、ソルビタントリオレエート、オレ
イルアルコール等である。この発明方法では、その何れ
をも用いることができる。 第1段の反応のために使用されるポリイソシアネートも
、色々なものを使用することができる。 云いかえると、1分子中に2個以上のイソシアネート基
を含む化合物をすべて使用することができる。そのよう
な化合物は大別すると、脂肪族インシアネート屓1と、
芳香族インシアネート族とに分れる。脂肪族イソシアネ
ート類の例を挙げれば、エチレンジイソシアネート、ト
リメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、シクロブ
タンジイソシアネート、l−メチルシクロヘキサン−2
,4−ジイソシアネート、1−メチルシクロヘキサン−
2,6−ジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジ
イソシアネ−1・、ジメチルシクロヘキシルメタンジイ
ソシアネート等である。また、芳香族インシアネート類
の例を挙げれば、トリレン−2,4−ジイソシアネート
、トリレン−2,6−ジイソシアネート、トリジンジイ
ソシアネート、ナフチレンジイソシアネート、キシリレ
ンジイソシアネート、メタフェニレンジイソシアネート
、パラフエニレンジイソシアネー ト、クロロフェニレ
ン−2,4−ジイソシアネート、ジクロロフェニレン−
2,4−ジイソシアネート、メトキシフェニレン−2,
4噌−ジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4′
−ジイソシアネート、8−メチルジフェニルメタン−4
,4,’−ジイソシアネート、8.8’−ジメチルジフ
ェニルメタン−4,4、′−ジイソシアネート、ジフェ
ニルエーテルジイソシアネート、トリフェニルメタント
リイソシアネート、ジフェニルエーテル−2,4,4′
−トリイソシアネート等である。この発明方法ではこれ
らを何れも用いることができる。これらのうち、トリレ
ン−2,4−ジイソシアネート、トリレン−2,6−ジ
イソシアネート、ジフェニルメタン−4,4,’−ジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートが市販
され入手容易であるから、とくに好都合である。 第1 Piの反応は、ポリヒドロキシ化合物中の活性水
素に、ポリイソシアネート分子中の1部のイソシアネー
トノ、1を反応させ、1部インシアネート基を残してい
る中間体を生成させる反応である。 この反応では、インシアネート基が水と反応しやすく、
水と反応すれげ °(素を生成することになるので、目
的とするものが得られない。そこで、vg1段の反応は
水の存在しない条件下で行う。反応は溶媒を使用しない
で行なうのが普通であるが、反応時に液の相溶性が悪か
ったり、又は相溶性がよくても得られたものの粘度が高
すぎる場合には、溶媒を添加して行う。溶媒としては、
ベンゼン、アセトン、トリクレン等のような不活性の溶
媒を用いる。もつとも、以後の1稈でその溶媒によく溶
解しない化合物を用いる必要があるときは、減圧蒸溜な
どにより、溶媒を除去する。 第1段の反応を行うに必要な反すし:濡1θ゛及び時間
は、そこで用いられるポリヒドロキシ化合物、及びポリ
イソシアネートの種類により異なり、また触媒及び溶媒
、の有/IB(によって異なる。一般的には、60ない
し160℃の温度範囲内で、数時間で行うのが普通であ
る。触媒としては、第8級アミン、有機スズ化合物等を
使用することができる。 第2段の反応は、第1段の反応により得られた中間体に
残っているイソシアネート基を、ル亜(+1f)酸塩で
耐重する反応であり、中間体に重亜硫酸塩の水層液を添
加することによって行なわれる。ただし、第1段の反応
によって得られた中間体は、一般に重亜何r酸塩の水溶
液と均一に混合し合うに至らないので、第2段の反応を
均一に進行させることが111 (ip?となることが
多い。そのような場合には、第2段′の反1+れ:を均
一に進行させるために、中間体にメタノール、エタノー
ル、ジオキサン、アセトン、メチルエチルケトン、ジメ
チルホルムアミド等の溶ρνを添加し、均一に混合させ
るようにする。このような溶Qvは、第2段の反応に何
等悪影tjj9を与−えt「い。なぜならば、インシア
ネート基と車fIlc i1+i:’ i・+&#、A
との反応速度は、イソシアネート基と水又Gオアルコー
ルイノI+水酊・基との反応速度よりも遥かに大きいか
らである。ただし、イソシアネート基、」とj1j亜1
1:f7醗11ijとの反応は可逆的であるのに対し、
水との反応は不可逆的であり、アルコール性水酸裁との
反応は本発明法で使用する温度範囲では不可逆的であり
、しかも温度の上昇とともに反尾速度が著しく増大する
ので、反応温度は50 ’0以下で行う必要がある。反
応時間は、数分ないし2時間の範囲内である。重j11
1硫酸塩としては、通常ナトリウム又はカリウム塩が用
いられる。 ダシ2段の反応終了後、そこで得られたカルバミン酸エ
ステルを水で適当な濃度に稀釈して用いる。 また、必要ならば、他の耕・K:l#加工剤、例えは柔
41に剤を添加してもよい。こうして得られたカルバミ
ン酸エステルを含む溶液を加圧液として用いる。 この発明方法において使用される羊毛!J1井、ilは
、糸の形状にt「つだものでもよく、またall綿され
て布の形状にされたものであってもよい。また、それら
糸又は布は、羊毛だけがら#Q、るものであっても、よ
く、さらに他の紗−41(、との混紡又は混桐織品であ
ってもよい。 上述の加工液は、この中に羊毛製品を浸漬したり、スプ
レーしたり、又はキスロール等を使用するミニマムアド
オン方式により、羊毛繊維に付着させる。好ましい付着
量は、羊毛製品の絶乾重量に対してカルバミン酸エステ
ルの量が01ないしlO小量%の範囲内である。付着後
、羊毛製品を乾燥させる。乾燥は、50ないし140℃
で5秒ないし10分程度が適当である。乾燥後に、羊毛
製品を熱処j!11する。熱処理は、120ないし18
0℃で10秒ないし10分程度が適当である。このよう
に熱処理すると、カルバミン酸エステルが、羊毛k #
、iトと反応して結合することとなる。 この反応は、次のような機構によると考えられる。すな
わち、カルバミ〉酸エステル中の重亜硫r1々a、fに
よる封に′1は、加熱によって分解されやすいので、カ
ルバミン酸エステルは重亜蝕^夕地を分離して、インシ
アネート基を生成させる。こうして生成されたイソシア
ネート基は、羊毛繊維中の活性水素と反応して、熱的に
安定な結合を生成する。 その結果、羊毛繊維は、1分子あたり少なくとも1個の
アルキル基を含有する架橋剤により、架橋されることと
なる。また、ポリマーが羊−毛kbλ、1[の表面にあ
るスケールを被覆することとなるので、摩擦係数の異り
性が緘少し、ざらにポリマーが長鎖アルキル基を含んで
いるため、羊毛紗、オ、1「表面が滑りやすくなり、従
って、長鎖アルキルJ、Iiを5まf:Cいものに比べ
、家庭における洗濯によりフェルト化を起しにくくなり
、IlV縮もしなくなる。これに対し、長鎖アルギル基
を含んでいないカルバミン酸エステルで処理した羊毛製
品は、風合が1114!J!になり実際の7t1川に適
しないものとなる。この小で土4釦アルキル基は顕著な
効果をもたらす。また、こうしてイ1#られたものが安
定なために、洗γ?「゛に充分耐えるに至るものと考え
られる。 かくして、この発明によれば、家庭で水にょる洗れ1c
工を繰り返しても、風合を損なうことなく、また収縮も
なく、従って、またフェルト化が起らない羊毛製品とす
ることができる。このような羊毛製品は、従来1VIら
れなかったので、この発明の実用的両値は甚だ大ぎい。 以下、実施例により、この発明方法をさらに詳しく説明
する。 以下の実施例の収縮率の試験では、洗濯方法はJISL
O217の103の方法により、乾燥はタンブル乾伎!
により、測定法はJISL1018゜及びL104.2
によった。 実施例1 ステアリルアルコール81.OFとジフェニルエーテル
−2,4,4′−トリイソシアネー) 87.99とを
混合し、この混合物を攪拌しながら、窒素気流中80℃
で1時間反応させた。 この中間体にメチルエチルケトン292.89を加え、
80℃に冷却し、これにピロ亜硫酸ナトリウムの水浴液
を加えた。ピロ亜硫酸ナトリウム水溶液は、ピロ亜硫酸
ナトリウム1.9.09を水1461gに溶解し、80
°Cとしたものである。上記中間体にピロ曲硫酸ナトリ
クム水浴液を加えた後、8〇−4・0℃で2時間攪拌を
続けて、第2段の反応を行い、その結果、カルノくミン
酸エステルを含む白色ペースト状物を得た。これを水で
1゛0侶に稀釈すると、無色透明の溶液が得られた。こ
れを加工液とした。 洸縮絨を行った純羊毛製品を上記加工亀(〆(浸漬し、
ピックアップ率を100%になるようにマングルで紋り
、70℃で8分間乾燥してのち、これを160℃で2分
間熱処理して、防縮加工製品を得た。この防縮加工製品
は風合が良好であった。 この加工製品を家庭洗濯機により洸池し、タンゲル乾燥
機により乾燥し、これを1回の洗濯として洗M;を繰り
返12、その後の収縮率を測定した。 また、この結果を未処理の同じ羊毛製品の収縮率と対比
した。その結果を表にして示すと、次のとおりである。 第 1 表 収納率及びフェルト化 X+は製品が逆に広がったことを示している。 実施例2 トリメチロールプロパンモノラクレー) 81.62と
、ヘキサメチレンジイソシアネー)38.6gとを混合
し、この混合物を柳井しながら、窒素気流中90℃で2
時間反応させ、第1段の反応を行った。その後、第1段
の反応によって得らねだ中間体を80℃に冷却し、これ
にピロ亜硫酸ナトリウム溶液を加えた。ピロ亜1流酸ナ
トリクム#!液は、ピロ亜硫酸ナトリウム22.89を
水]02.’79とイソプロピルアルコール102.7
9の混合液に溶解し、80℃としたものである。ピロ亜
硫酸ナトリウム溶液の添加後、80〜40℃で2時間1
へ1絆を続けて第2段の反応を行った。その結果、カル
バミン酸エステルを含む無色透明の液を得た。これを水
で10倍に稀釈すると、無色透明の溶液が得られた。こ
れを加工液として用いた。 精練標白を行った綿50%、羊毛50%の混紡織物を上
記加工液に浸漬し、ピックアップ率を90%となるよう
にマングルで絞り、80℃で2分間乾燥してのち、これ
を150℃で8分間熱処理して防縮加工製品を得た。こ
の防縮加工製品は風合が良好であった。 こうして得られた防縮加工製品について、実施例1と同
様にして収納率及びフェルト化を測定した。その結果を
第2表に示す。 Jt較例1 北軟例として、トリメチロールプロパン18.42と、
ヘキサメチレンジイソシア* −ト50.49とを混合
し、この混合物を攪拌しながら窒素気流中90℃で2時
間反応させ、第1段の反応を行った。その後、第1段の
反応によって得られた中間体を80℃に冷却し、これに
ピロ亜硫酸ナトリクム浴液を加オーた。ピロ亜硫酸ナト
リクム溶液け、ピロ亜硫酸ナトリクム84.29を水1
52.49とイソプロピルアルコール762gの混合液
に溶解し、80℃としたものである。ピロリ1!硫酸ナ
トリ9ム溶m1(DtblAI後、80−40’CT2
時間4r7 JIf−を続けて第2段の反応を行った。 その結果、カルバミン酸エステルを含む無色透明の液体
を得た。これを水で10倍に稀釈すると無色透り1の溶
液が得られた。これを加工液として、実施例2と同行の
方法で防縮加工を行って、その拶洗躍試瞼を行ない収縮
率の測定をした。ここで得られた加工布け、風合が粗硬
であり実際の使用には適しないものであった。その結果
を併せて第2表に示す。 第 2 表 収1M率及びフェルト化 実施例8 グリ中すンモノリル−ト85.4 gとトリレンジイソ
シアネー)84.89とを混合し、攪拌しながら窒素気
流中110℃で2時間反応させ、第1段の反応を咎い中
間体を得た。別に、ピロ亜硫酸カリウム24.49を水
66.2gとエタノール154.59との混合nkK溶
解させ、80℃の溶液を作った。 この溶液中に上記中間体を加え、2時間柳井して、第2
段の反応を行った。その結果、目的とする加工剤のカル
バミン酸エステルが白色ペースト状物として得られた。 これを水で10倍に稀釈するき、僅かに白濁した溶液が
得られた。これを加工液とした。 精練漂白を行った綿70%、羊毛80%からなる編物を
仁の加工液に浸漬し、マングルでピックアップ率120
%に絞り、100℃で1分間乾燥し、次いで140℃で
6分間加熱処理して、防縮加工布を得た〇 この防に+加工布を実施例1と陶様にIA!理して、収
縮率及びフェルト化を調べ、未処理布と対比した。その
結果を第8表に示す。 第 8 表 収縮率及びフェルト化 実施例4 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラ’)L/
−1122,69とテトラメチレンジイソシアネー) 
4.2.0 gとを混合し、この混合物をm拌しながら
窒素気流中80℃で2時間反応させ、第】段の反応4行
った。その後、@1段の反応によって得られた中間体f
80℃に冷却し、これにピロ亜硫酸ナトリウム水溶液゛
を加えた。ピロ亜硫酸ナトリウム水溶液は、ピロ亜硫酸
ナトリクム84・2gを水468.99に溶解し、80
”Cとしたものである。ピロ!111硫酸ナトリクム水
溶液の添加後、80〜40℃で2時間攪拌を続けて、第
2段の反応を行った。その結果、カルバミン酸エステル
を含む淡黄色透明の液体を得た。これを水で10倍に稀
釈すると、無色透明の溶液が得られた。これを加工液と
して用いた。 精Hts白を行った綿50%、羊毛50%から々る細物
を上記加工液に浸漬し、ピックアップ率が100%とな
るようにマングルで絞り、100℃で1分間乾燥しての
ち、これを160℃で2分間加熱処理して防縮加工製品
を得た。 こうして得られた防縮加工製品f実施例1と同様にして
流層し、収に1率及びフェルト化を測定し、未処理品と
対比した。その結果を第4表に示す。 比較例2 ボリオギシエチレン(20)ソルビタン104.42と
テトラメチレンジインシアネート56.09とを混合し
、この混合物2il−攪拌しながら窒素気流中80℃で
2時間反応させ、第1段の反応を行った。 その後、第1段の反応によって得られた中間杯を80℃
に冷却し、これにピロ曲硫酸ナトリクム水溶液を加えた
。ピロ亜硫酸ナトリクム水浴液は、ピロ亜硫酸ナトリウ
ム45.695水480.79に溶解し、80℃とした
ものである。ピロ1lli (6fC酸ナトリウム水溶
紗の添加後、80〜40℃で2吋問攬袢を続けて第2段
の反応を行った。その結果、カルバミン酸ニスデルを含
む淡黄色透明の液体を得た。これを水で10倍に稀釈す
ると、無色透明の溶液が得られた。これを加工液として
用いた。 精練皺曲を行った綿50%、羊毛50%から成る細物を
上記加工液に浸漬し、ピックアップ率が100%となる
ようにマングルで紛1)、100℃で1分間乾燥しての
ち、こ11. k 100℃で2分間加熱処理して防縮
加工製品を得た。こうして得られた防縮加工製品Vi側
合が粗硬であった。この製品を実施例1と同様に流電1
−1収&1半及びフェルト化全測定した。その結果を第
4*に併せて示す。 第 4 表 収縮率及びフェルト化

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 重亜硫酸塩により封鎖されたインシアネート基を少なく
    とも2個と、炭素数7.2個以上のアルキル基を少なく
    とも7個持ったカルバミン酸エステルを、羊毛繊維に含
    ませ、熱処理することを特徴とする、羊毛繊維に防縮性
    を与える方法。
JP58151065A 1983-08-18 1983-08-18 羊毛繊維に防縮性を与える方法 Granted JPS6045678A (ja)

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