JPS6045235B2 - 特にシリンダヘツドのガスケツトとして有用な軟質材料板及びその製造方法 - Google Patents

特にシリンダヘツドのガスケツトとして有用な軟質材料板及びその製造方法

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JPS6045235B2
JPS6045235B2 JP6343377A JP6343377A JPS6045235B2 JP S6045235 B2 JPS6045235 B2 JP S6045235B2 JP 6343377 A JP6343377 A JP 6343377A JP 6343377 A JP6343377 A JP 6343377A JP S6045235 B2 JPS6045235 B2 JP S6045235B2
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JP
Japan
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soft material
formaldehyde resin
phenol formaldehyde
board
manufacturing
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JP6343377A
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JPS5324355A (en
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ホルスト・バイエル
マルチン・モ−ルスバハ
ハンス・ライナ−・ツエルフアス
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GETSUTSUEUERUKE FURIIDORIHI GETSUTSUE AG
Original Assignee
GETSUTSUEUERUKE FURIIDORIHI GETSUTSUE AG
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/02Sealings between relatively-stationary surfaces
    • F16J15/06Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
    • F16J15/10Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing
    • F16J15/102Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with non-metallic packing characterised by material

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維質及ひ/又は多孔質の材料よりな り、
そして中でもシリンダヘッド用ガスケットとして有用な
、場合により金属によつて補強されている、加熱下、過
酸化物の存在下に、硫黄、またはその他の方法によつて
架橋した完全に重合することのできる合成有機液体を完
全に、又は部分的に含浸した主にアスベストよりなる軟
質材料層からなる軟質材料板及びこのもの)製造方法に
関する。
上記した類のシリンダヘッド用ガスケットは例えばドイ
ツ特許公告第2304558号により公知である。
この場合にその製造にはスタンプブレスしそして縁取り
して作つたシリンダヘッド用ガスケットの、好ましくは
アスベストよりなる軟質材料層を、例えば完全に重合す
ることの可能な合成有機液体中に浸漬することによつて
これで含浸させ、そして次にその含浸材料を好ましくは
硫黄または過酸化物系の架橋化剤の作用のもとに加熱下
に架橋化する。その際上記架橋化剤は場合により更に別
の加硫剤及び必要な保護剤と共に前記重合可能な液体中
に溶解または分散し、そしてその浸過程によつて軟質材
料層中に導入する。保護剤としては中でも市販の老化防
止剤が用いられる。しかしながらこのような公知の薬剤
は酸化を遅延する作用を有し、そして中でも過酸化物系
の架橋化剤を用いる場合にはその架橋化剤と老化防止剤
との相互作用が起り、それによりこれらは加硫に際して
−少なくとも部分的に分解される。従つてそのようにし
て作られたシリンダヘッドのガスケットは低い老化防止
性しか示さない。従つて本発明の課題は、用いられる薬
剤が上述の不都合な相互反応を示さず、そして改善され
た!老化防止作用を有する如きシリンダヘッド用ガスケ
ットを製造することである。
この課題は本発明に従えば、老化防止剤としでフェノー
ルホルムアルデヒド系の合成樹脂を用いることによつて
解決される。
即ち水溶性の予備縮5合低分子量フェノールホルムアル
デヒド樹脂をこれに用いる。このような老化防止剤は本
発明の方法によれば上記重合可能な液体で含浸するに先
だち軟質材料層中に導入し、次いでアスベスト繊維の上
で完全に縮合させる。多くの場合に、この軟4質材料は
アスベスト繊維と、結合剤としてのゴムラテックスとの
水性分散液からフロツキユレーシヨン、スクリーニング
、乾燥、及び圧縮によつて製造する。次に本発明に用い
られるフェノールホルムアルデヒド樹脂は水溶液の形で
直接上記分散液に加えることができ、そして引続く乾燥
に際してそのホルムアルデヒドフェノール樹脂は薄いフ
ィルムを形成しその繊維の上で縮合する。しかしながら
、また全く同時にアスベスト繊維の板または未だ含浸さ
れていないけれども仕上げスタンプブレスされたシリン
ダヘッドガスケットを上述のフェノールホルムアルデヒ
ド樹脂の水性溶液で含浸させ、そして次の乾燥に際して
、上記と同様に9その繊維の上に薄い被覆層を形成させ
ることも可能である。重量割合としては、中でもそのア
スベスト繊維層の全重量に対して0.2乃至2重量%の
フェノールホルムアルデヒド樹脂を用いるのが好ましい
7従つてその軟質材料層は、主としてアクリロニトリル
ゴムよりなる結合剤を3乃至1鍾量%、フエノールホル
ムアルデヒド樹脂を0.2乃至2重量%及び場合により
その他の添加材並びに残余のアスベスト繊維材料を含む
加工条件に応じてその空j孔率は30乃至70%に調節
され、そして引続く完全に重合可能な合成有機液体によ
る含浸によつてそれらの空孔はほとんどの場合50乃至
100%まで、但し、好ましくは80%まで充填される
。含浸材料を重合させた後に、その出来上つたガスケッ
トプレートの老化作用は加温貯蔵に際しての圧縮率、回
復率及び弾性率の測定によつて決定される。本発明に従
いフェノールホルムアルデヒド樹脂で処理したガスケッ
トプレートは驚くべきことに例えば70℃に於て5(1
)時間の後にもその圧縮率、回復率、及び弾性率にほと
んど何等の変化も示さなかつた。これに対して本発明に
従つて処理しなかつたものは、その最初の値が同一であ
つても既に比較的短期間の貯蔵の後にこれらの値が非常
に大きく変化した。この様な結果は本発明者等にとつて
も驚くべきことであつた。
というのはフェノールホルムアルデヒド樹脂のこの関連
の老化防止性は、本発明者等にも知られていなかつたこ
とであつたし、又この材料は他の関連の老化防止剤とし
ても実用化されていなかつたからである。通常市販の、
公知の老化防止作用を有する添加剤に比して、フェノー
ルホルムアルデヒド樹脂は架橋化剤と何等の相互作用を
示さない。しかし、その上本発明のガスケットはこれに
対して既に僅かな量を使用した場合てもその老化作用は
著しく改善される。以下、本発明をその実施例及び添付
の第1図及び第2図を参照して詳細に説明する。
第1図は70℃における貯蔵に際して、本発明に従い処
理したガスケットプレートと処理しなかつたガスケット
プレートとの圧縮率の変化を示すグラフである。
第2図は70℃における貯蔵に際して、本発明に従い処
理したガスケットプレートと処理しなかつたガスケット
プレートとの回復率の変化を示すグラフである。空孔率
65%及び厚さ1.27177!を有する5重量%のア
クリロニトリルゴムを含むアスベスト繊維ガスケットプ
レートを予備縮合されたフェノールホルムアルデヒド樹
脂の40%濃度溶液で含浸する。
乾燥後に、樹脂はそのアスベスト繊維の表面で薄いフィ
ルムとして完全縮合し、そして0.8及至1.2%の重
量割合を示す。次に粘稠なポリブタジエン1(1)部、
鉱油1?及び過酸化物架橋剤2部を含む溶液中に浸漬し
て上記空孔の80%が充填されるようにする。次いで2
70゜Cにおいて5分間架橋させる。比較実験において
はアスベスト繊維ガスケットを同様に含浸させるが、但
しこの場合にはフェノールホルムアルデヒド樹脂による
前処理は行わない。これら両方のガスケットプレートを
70℃において暗所に貯蔵し、そして一定の時間間隔で
ASTM−F36−66の方法Hに従つて圧縮率と回復
率とを測定する。
第1図に、この70℃での貯蔵に際しての圧縮率の変化
を示す。
曲線1は本発明に従い処理したガスケットプレートにつ
いてのものであり、その圧縮率は50時間の後において
もほとんど一定である。曲線2は非処理のガスケットプ
レートについてのものであり、この場合には同一の出発
時の値に対してその曲線は直ちに急激に降下している。
第2図に70゜Cにおける貯蔵に際しての回復率の変化
を示す。曲線3は本発明に従い処理したガスケットプレ
ートに関するものであり、この場合にその値はなお50
時間後においても殆んど一定に留まつている。曲線4は
予め処理されていないガスケットプレートについて取つ
たものであり、同一の出発値に対してこの場合にはその
回復率が直ちに強く上昇している。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の処理法を用いて作つたガス
ケットプレートとこの処理法を用いなかつたガスケット
プレートとの、70℃での貯蔵に際しての夫々の圧縮率
の変化及び回復率の変化を比較して示したグラフである
。 1:本発明の処理をしたガスケットプレートの圧縮率曲
線。 2:本発明の処理をしないガスケットプレートの圧縮率
曲線。 3:本発明の処理をし5たガスケットプレートの回復率
曲線。 4:本発明の処理をしないガスケットプレートの回復率
曲線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 主としてアスベストを含み、そして加熱下、過酸化
    物の存在下に、硫黄、又はその他の方法で架橋化した完
    全に重合し得る合成有機液体を含浸した、場合により金
    属で補強された、中でもシリンダヘッドのガスケットと
    して有用な、繊維質及び/又は多孔質の材料からなる軟
    質材料板において、該軟質材料板が追加的にフェノール
    ホルムアルデヒド樹脂を老化防止剤として含有している
    ことを特徴とする、上記軟質材料板。 2 フェノールホルムアルデヒド樹脂が完全軟質材料板
    の0.2乃至2重量%の量で存在している、特許請求の
    範囲第1項記載の軟質材料板。 3 主としてアスベストを含み、そして加熱下、過酸化
    物の存在下に、硫黄、又はその他の方法で架橋化した完
    全に重合し得る合成有機液体を含浸した、場合により金
    属で補強された、中でもシリンダヘッドのガスケットと
    して有用な、繊維質及び/又は多孔質の材料からなり、
    老化防止剤としてフェノールホルムアルデヒド樹脂を含
    有する軟質材料板を製造するに当り、該フェノールホル
    ムアルデヒド樹脂の導入を上記重合可能な液体による含
    浸に先立ち行なうことを特徴とする、上記軟質材料板の
    製造方法。 4 フェノールホルムアルデヒド樹脂を水溶液として、
    予備縮合させた形で、軟質材料板の製造における通常の
    フロツキユレーシヨン、スクリーニング及びプレスに先
    立ち、繊維材と結合材との分散液に添加する、特許請求
    の範囲第3項記載の軟質材料板の製造方法。 5 繊維材、結合材及び場合によりその他の添加剤より
    なる軟質材料板の材料を予備縮合されたフェノールホル
    ムアルデヒド樹脂の水性溶液で含浸し、次いで乾燥する
    、特許請求の範囲第3項記載の軟質材料板の製造方法。
JP6343377A 1976-08-19 1977-06-01 特にシリンダヘツドのガスケツトとして有用な軟質材料板及びその製造方法 Expired JPS6045235B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2637249.6 1976-08-19
DE19762637249 DE2637249C2 (de) 1976-08-19 1976-08-19 Weichstoffplatte für insbesondere eine Zylinderkopfdichtung und ihr Herstellungsverfahren

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5324355A JPS5324355A (en) 1978-03-07
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BR (1) BR7705231A (ja)
DE (1) DE2637249C2 (ja)
ES (1) ES461744A1 (ja)
FR (1) FR2362316A1 (ja)
GB (1) GB1567223A (ja)
IT (1) IT1125778B (ja)
SU (1) SU906392A3 (ja)

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ES461744A1 (es) 1978-05-01
FR2362316B1 (ja) 1983-11-10
GB1567223A (en) 1980-05-14
DE2637249C2 (de) 1982-07-22
DE2637249A1 (de) 1978-02-23
BR7705231A (pt) 1978-04-25
FR2362316A1 (fr) 1978-03-17
SU906392A3 (ru) 1982-02-15
JPS5324355A (en) 1978-03-07
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