JPS6044483B2 - 膨脹タ−ビン - Google Patents

膨脹タ−ビン

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Publication number
JPS6044483B2
JPS6044483B2 JP11467078A JP11467078A JPS6044483B2 JP S6044483 B2 JPS6044483 B2 JP S6044483B2 JP 11467078 A JP11467078 A JP 11467078A JP 11467078 A JP11467078 A JP 11467078A JP S6044483 B2 JPS6044483 B2 JP S6044483B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
gas
turbine
main shaft
turbine impeller
Prior art date
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Expired
Application number
JP11467078A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5543218A (en
Inventor
一夫 井原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11467078A priority Critical patent/JPS6044483B2/ja
Publication of JPS5543218A publication Critical patent/JPS5543218A/ja
Publication of JPS6044483B2 publication Critical patent/JPS6044483B2/ja
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  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として深冷ガス分離装置において寒冷発
生のために使用される膨脹タービンの構造に関するもの
であり、特に水素等の爆発性ガスを取扱う膨脹タービン
に適するものである。
膨脹タービンはその特性から考えて、極低温、高速回
転体であるため、タービン羽根車への不純一物の混入は
避けなければならないし、制動方法も、高速回転に適し
たコンパクトなものでなければならない。
また、プロセスが爆発の危険性のあ る場合には、プロ
セスガスの外部への漏洩、あるいは酸素の混入は絶対に
避けなければならない。このような制限のもとに、従来
は、オイル軸受で、しかもオイル制動式の膨脹タービン
が広く採用されていた。その代表的な2つの例について
説明する。 第2図は、オイル軸受と、オイルによる摩
擦ブレーキを採用したものである。
タービン羽根車1と主軸6からなる回転体は、油潤滑軸
受12で支持されている。タービン羽根車1で発生した
動力は、主軸6の周囲に強制的に供給される油の摩擦に
より吸収される。したがつて、給油口26より供給され
た油は、一部は軸受12に入つて潤滑油となり、残りは
給油溝13を通つて摩擦ブレーキ14に供給され、ター
ビンの発生動力を吸収する。また、油がタービンプロセ
ス側に漏洩しないように、シールガスをオイルシール部
15へ供給している。この結果、シールガスと油の混合
物が排油口27より排出される。 第3図は、オイル軸
受とオイルポンプを採用したものである。
タービン羽根車1と主軸6からなる回転体は、油潤滑軸
受12により支持されている。タービン羽根車1で発生
した動力は、主軸6のタービン羽根車1と反対の端に取
り付けられて、いるオイルポンプ用インペラ16によつ
て吸収される。したがつて、給油口26より供給された
油は、軸受12に入つて潤滑油となり、排油口27より
排出される。また、ブレーキオイル入口28より供給さ
れた油は、オイルポンプ用インペラ16より動力を受け
取つてブレーキオイル出口29から出る。一方、オイル
がプロセス側に漏洩しないように、シールガスをオイル
シール部15へ供給している。この結果、シールガスと
油の混合物が、排油口27より排出される。以上説明し
た膨脹タービンは、いずれもオイルを使用するため、専
用のオイルユニットを必要とする。
その代表的な例を第4図に示す。オイルリザーバー17
内に保持されているオイルは、オイルポンプ18に引か
れて、ストレーナー25を通つてオイルポンプ18に入
り、ここで所定の圧力までに昇圧された後、オイルク−
ラー20で冷却され、オイルフィルタ21を通り第2図
、第3図に示す油潤滑軸受12あるいはオイル制動回路
へ支持される。一方、軸受室10より排油日27を通つ
て回収される流体は、油とシールガスの混合体であるた
め、オイルセパレーター23に入り、シールガスと油と
に分離され、油はオイルリザーバー17へ、シールガス
は圧力調整弁24で圧力調整されて、排ガスとして適宜
処理される。また、緊急の場合の予備タンクとしてアキ
ュムレーター22が設置してある。以上のように従来技
術においては、爆発性ガスと酸素の混合を避けるため、
あるいは、外部への漏洩を防ぐためにオイルを使用して
いる。
しかしながら、その反面オイルユニットが複雑になり、
機器のコンパクト化、運転の簡素化に反する要素が多か
つた。本発明は、膨脹タービンの付属機器をできるだ省
略して機器のコンパクト化、取扱いの簡素化、ひいては
製造コストの低減を目的としたものである。
本発明は、膨脹タービンにオイルを使用せず、3軸受に
はプロセスガスによる動圧ガス潤滑軸受、制動には発電
制動機を使用してこれらの構成要素を密閉された本体内
部に格納することを特徴としたものである。
以下、本発明の一実施例を第1図に基いて説明くする。
主軸6の中央部に永久磁石8を設置し、スリーブ9でそ
の補強を行なつた主軸6の一端にはタービン羽根車1を
取りつける。タービン羽根車1の周囲にはノズル2が設
置されている。一方、主軸6とタービン羽根車1からな
る回転体は、2つのガス潤滑ジャーナル軸受3と、1つ
のガス潤滑スラスト軸受4により支持され、発電機ステ
ーター7の中央で、永久磁石8が回転するように位置し
ている。これら回転体、軸受3,4、発電機ステーター
7は本体5に格納されていて、軸受室10と雰囲気とは
圧力的にシールされている。また、発電機ステーター7
は、外部に設置された負荷11とリード線により結線さ
れている。本体5ノのタービン側と発電機側との間、厳
密にはタービン羽根車1と主軸6のタービン側のガス潤
滑ジャーナル軸受3との間には、タービン室と軸受室1
0とを隔てる隔壁が設けられている。この隔壁には、主
軸6が貫通する穴があけられている。この・貫通部は、
主軸6の径よりも大きな穴となつており、空隙を有する
。ノズル2により断熱噴流となつたガスは、タービン羽
根車1を回転させる。
軸受3は動圧ガス潤滑軸受であるので、回転することに
より回転体を浮上させて支持する。また、主軸6が回転
することにより、主軸6に取付けられている永久磁石8
がステーター7内で回転するため、ステーター7に起電
力が生じ、これはリード線を通つて負荷11に吸収され
る。一方、ノズル2を通つてタービン室内に流入したプ
ロセスガスの一部は、タービン羽根車1の背面を通つて
、更に隔壁の主軸貫通部の空隙を通つて軸受室10内に
侵入する。
軸受室10内が本体5によつて密閉となつているため、
侵入したプロセスガスは、この中に保持され、やがては
タービンのノズル出口圧力とバランスすることになる。
軸受3および4と主軸6との間は、この侵入したプロセ
スガスによつて潤滑状態が維持される。本発明は以上述
べたようにしたものであるから、つぎのような効果があ
る。(1)オイルを使用しないため外部機器が不要とな
り、運転接作が簡単で、メンテナンスも大幅に減少し、
ランニングコストが下がる。(2)プロセス側へのオイ
ルの漏洩がないため、そのためのトラブルがなく、膨脹
タービン全体を常に清浄な状態に保つことが可能である
。(3)シールガスが不要であり、ユテイリテイーも少
なくなる。(4)軸受室内の圧力はノズル出口圧力と等
しくなるまで上昇するため、軸受負荷容量も軸受室内の
圧力上昇分だけ上昇し、軸受性能の向上につながる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例をす発電制動式膨脹タービン
の断面図、第2図および第3図は従来のオイル制動式膨
脹タービンの断面図、第4図はオイルユニットの系統図
である。 1・・・・・・タービン羽根車、2・・・・・・ノズル
、3・・・ガス潤滑ジャーナル軸受、4・・・・・・ガ
ス潤滑スラスト軸受、5・・・・・本体、6・・・・・
・主軸、7・・・・・・発電機ステーター、8・・・・
・・永久磁石、9・・・・・スリーブ、10・・・・・
・軸受室、11・・・・・・負荷。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 プロセスガスをタービン羽根車に受けて該タービン
    羽根車を回転させると共に、断熱膨張によつて低温のプ
    ロセスガスを得る膨張タービンにおいて、該タービン羽
    根車の回転力によつて作動する発電機と、該タービン羽
    根車と該発電機とを直結する主軸を備え、該主軸のター
    ビン羽根車と反対側の端部にガス潤滑スラスト軸受およ
    び該主軸の発電機ロータ両端部にガス潤滑ジャーナル軸
    受を設けて該主軸を支持し、該タービン羽根車、該主軸
    、該発電機、該ガス潤滑スラスト軸受およびガス潤滑ジ
    ャーナル軸受を大気から密閉して同一の本体内に格納す
    ると共に、該本体のタービン側とタービン側にある該ガ
    ス潤滑ジャーナル軸受との間に隔壁が設けられ、該隔壁
    の該主軸の貫通部には、該プロセスガスの侵入可能な空
    隙が設けられていることを特徴とする膨張タービン。
JP11467078A 1978-09-20 1978-09-20 膨脹タ−ビン Expired JPS6044483B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11467078A JPS6044483B2 (ja) 1978-09-20 1978-09-20 膨脹タ−ビン

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JP11467078A JPS6044483B2 (ja) 1978-09-20 1978-09-20 膨脹タ−ビン

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Publication Number Publication Date
JPS5543218A JPS5543218A (en) 1980-03-27
JPS6044483B2 true JPS6044483B2 (ja) 1985-10-03

Family

ID=14643652

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JP11467078A Expired JPS6044483B2 (ja) 1978-09-20 1978-09-20 膨脹タ−ビン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106368753B (zh) * 2016-11-18 2018-10-12 蔡述强 叶轮加压装置

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Publication number Publication date
JPS5543218A (en) 1980-03-27

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