JPS6043483B2 - 固形アスフアルト溶解装置 - Google Patents

固形アスフアルト溶解装置

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JPS6043483B2
JPS6043483B2 JP16200881A JP16200881A JPS6043483B2 JP S6043483 B2 JPS6043483 B2 JP S6043483B2 JP 16200881 A JP16200881 A JP 16200881A JP 16200881 A JP16200881 A JP 16200881A JP S6043483 B2 JPS6043483 B2 JP S6043483B2
Authority
JP
Japan
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drum
asphalt
solid asphalt
solid
storage tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP16200881A
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English (en)
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JPS5865804A (ja
Inventor
吉孝 伊藤
猪三郎 卜部
喜六 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misuzu Industries Corp
Original Assignee
Misuzu Industries Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Misuzu Industries Corp filed Critical Misuzu Industries Corp
Priority to JP16200881A priority Critical patent/JPS6043483B2/ja
Publication of JPS5865804A publication Critical patent/JPS5865804A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はドラム缶詰めされた固形アスファルトの溶解
装置に関するものである。
道路の舗装や防水塗装或はコンクリートパイルヘの塗
布等、アスファルトの利用は広汎にわたつているが、従
来、このようにアスファルトを利用するには、ドラム缶
詰となつている固形アスファルトを現場で使用直前に開
缶し加熱溶解する方法がとられている。
例えば、ドラム天板部を開缶し、これを下部より加熱し
てドラム内のアスファルトを溶解するとか、或は、規模
の大きいものでは、ドラム数本を入れられる溶解釜を準
備し、ドラム天板部を開缶したドラム管を上下逆にして
溶解釜に入れて加熱し、溶解した高温のアスファルト液
でドラム内の固形アスファルトを溶解することが行なわ
れている。 しかし、これらの方法はいずれにしても、
溶解された高温のアスファルトを介して大きな固まりの
固形アスファルトを溶解するため、溶解効率が非常に悪
く、しかも、溶解作業を早めるためにはアスファルト液
温を高めることが必要であるが、そうすれば作業が非常
に危険となり、かつアスファルトの温度管理も難カルく
なつて、品質管理上からも好ましくないという欠陥が生
じる。
また、固形アスファルトの溶解効率を上げるため、固形
アスファルトを破砕、細分化してやることもあるが、そ
れには多大な労力を要するばかりでなく、作業に危険を
伴なうことにもなる。 本発明は、前述のような従来の
問題点を解決するためになされたもので、固形アスファ
ルト詰めのドラム缶を収容して加熱、脱形させるドラム
加熱炉を設け、その下方に、脱形されたアスファルトを
加熱、溶解させる溶解貯油槽を設け、ドラム缶の直火加
熱により固形アスファルトの脱形を行なうと共に、固形
アスファルトを脱形により直接的に加熱溶解させるよう
にし、操作、制御が簡易で作業の安全性が高く、固形ア
スファルトを効率よく溶解できる、小型で安価な固形ア
スファルトの溶解装置を提供しようとするものである。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。図に
おいてAはドラム加熱炉で、その下方には溶解貯油槽B
が連設され、これらは架台1及び脚2により支持されて
いる。
ドラム加熱炉Aは、その一側部に開閉自在な扉3が設け
られ、他の側部には加熱バーナ4が取付けられ、さらに
他の側部には排煙路5が連通されている。
また、ドラム加熱炉Aの扉3の外方に張出された架台1
a上には、この架台1aとドラム加熱炉A内とにわたつ
て設けられたレール6上を走行する台車Cが載置され、
この台車Cには固形アスファルト7を収容したドラム缶
8が載置できるようになつている。さらに、ドラム加熱
炉Aの底板には固形アスファルト7を通過させる連通孔
16が設けられている。台車Cには、レール6に係合す
る車輪9,9を備えた車体10の中央部に、前記連通孔
16と同様に固形アスファルト7を通過させることので
きる流通孔11が設けられ、この流通孔11の縁に沿つ
て複数本の支柱12,12が立設され、それらの上には
、ドラム缶8の端縁を支持する受缶リンク13とL字形
の支持体14とが固着されている。
そして、固形アスファルト7を収容したドラム缶8の一
端は全面的に開缶されると共に他端には通気孔8aが開
設されて、ドラム缶8は開缶された方を下側にしてその
端縁を前記の受リンク13と支持体14とに挾むように
して台車C上に載置される。また、前記流通孔11内に
はその中心部から孔壁に対して放射状に形成されたアス
フア.ルトの細分板15が設けられている。溶解貯油槽
Bは、横置き円筒状に形成され、その槽内には水平方向
に多数の加熱管17,17が配設され、槽の前端部には
加熱管17,17と連通した燃焼室18が設けられ、こ
れには加熱バー・ナ19が取付けられている。また、槽
の中央上部はドラム加熱炉Aの連通孔16に連通して開
口20されていると共に、槽の後端部には加熱管17に
連通して排煙室21が設けられ、これはその上部におい
て、煙突22に至る第1の煙道23と、ドラム加熱炉A
の排煙路5に連通する第2の煙道24とに分岐されてい
る。そして、排煙路5にはダンパー25が設けられ、排
煙路5と第2の煙道24との間にもダンパー26が設け
られている。さらに槽Bの底部には溶融アスファルトの
流出管27が取付けられている。次に、本発明装置の作
動について説明すると、使用にあたつては、まず、ドラ
ム缶8はその一端1が開口されると共に他端に連気孔8
aが設けられ、第2図乃至第4図のように、開口された
端縁を受リンク13と支持体14間に入れて台車Cに載
置し、扉3を開き、その台車Cをレール6に沿つてドラ
ム加熱炉A内に走行収納して扉3を閉じ・る。
ついで、ドラム加熱炉Aのバーナ4に点火して燃焼を開
始する。
この場合、ダンパー25は開、ダンパー26は開または
閉にしておく、バーナ4の燃焼ガスは加熱炉A内にドラ
ム缶8の外周を加】熱すると共にドラム缶8の開かれた
下端から缶内の固形アスファルト7を直接に加熱するこ
とになる。それによつて固形アスファルト7の下端部は
溶融されて、流通孔11、連通孔16を通つて開口20
から溶解貯油槽Bへの流入が始められ、そして、ドラム
缶8の外周の加熱により固形アスファルト7の外周部の
温度が約90℃に達すると、それが溶融状態となつて、
ドラム缶8内の固形アスファルト7は第2図矢印aのよ
うに自重で下方に流動降下してゆくことになり、その下
部が各支柱12,12間に露出してバーナ4の直火で強
く熱せられ溶融が促進される。さらにアスファルトの降
下が進めば、細分板15によつて分断され、流通孔11
、連通孔16、開口20を経て溶解貯油槽B内へ落下す
ることになる。ドラム缶8内の固形アスファルト7が溶
解貯油槽B内へ落下すれば、バーナ4の燃焼を止めて扉
3を開き台車Cを炉外へ移動し、空となつたドラム缶8
を取除き、必要に応じ前記の操作を繰返すのである。
一方、溶解貯油槽Bにおいては、バーナ19が点火され
燃焼ガスは加熱管17,17を通つて後端部の排煙室2
1に入り、それに単独或はバーナ4からの燃焼ガスと合
流して第1の煙道23から煙突22を通つて排出される
そして、槽B内に落下したアスファルトはバーナ4,1
4の燃焼ガスによつて熱せられた加熱管17によつて溶
解され適度な温度条件のもとに貯溜される。また、溶解
貯油槽B内の溶解アスファルトは、必要に応じ排出管2
7から取出され使用されることになる。槽B内に容解ア
スファルトが満されて、固形アスファルトの溶解が不要
な場合、或は溶解貯油槽B内の溶解アスファルトの温度
を高めたい場合は、槽Bのバーナ19のみを稼動させる
ことにより槽Bだけの加熱を行なえばよく、熱の利用が
効率よく行なえる。この場合には、ダンパー25は閉、
ダンパー26は開にしておけばよい。以上説明したよう
に本発明は、固形アスファルトを収容したドラム缶を台
車を用いてドラム加熱炉に搬入搬出できるようにし、こ
の搬入されたドラム缶を単独で加熱すると共に、ドラム
缶内より固形アスファルトを流動脱形させて下方の溶解
貯油槽に落下させ、固形アスファルトを所要温に溶解維
持させるようにしたので、ドラム缶に収容された固形ア
スファルトの溶解を簡易に能率よくしかも溶解アスファ
ルトの温度制御が容易であると共に、作業の安全性が高
く、また、装置は簡単小型で安価に製作てきる等、多く
の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図は側断
面図、第2図は正断面図、第3図は台車の平面図、第4
図は同正断面図である。 A・・・・・・ドラム加熱炉、B・・・・・・溶解貯油
槽、C・・・・・・台車、3・・・・・・扉、4,19
・・・・・・バーナ、6・・・レール、7・・・・・・
固形アスファルト、8・・・・・・ドラム缶、9・・・
・・・車輪、10・・・・・・車体、11・・・・・・
流通孔、16・・・・・・連通孔、17・・・・・加熱
管、18・・燃焼室、21・・・・・・排煙室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 加熱手段を有し、下底に固形アスファルトを通過さ
    せる連通孔を設けたドラム加熱炉の下方に、前記連通孔
    と連通して溶解貯油槽を設けるとともに、前記ドラム加
    熱炉には、前記連通孔と同様の大きさで、かつ細分板に
    より分断された流通孔を有し、この流通孔上にドラム缶
    を支持した台車を収容自在に設け、また、前記溶解貯油
    槽内には、一端を燃焼室に連通し他端を排煙室に連通し
    た加熱管を多数設けるとともに、溶解貯油槽の底部には
    溶解アスファルトの流出管を取付けたことを特徴とする
    、固形アスファルト溶解装置。
JP16200881A 1981-10-13 1981-10-13 固形アスフアルト溶解装置 Expired JPS6043483B2 (ja)

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JP16200881A JPS6043483B2 (ja) 1981-10-13 1981-10-13 固形アスフアルト溶解装置

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JP16200881A JPS6043483B2 (ja) 1981-10-13 1981-10-13 固形アスフアルト溶解装置

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JPS5865804A JPS5865804A (ja) 1983-04-19
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102002247A (zh) * 2010-12-02 2011-04-06 天津海泰环保科技发展有限公司 用于沥青加热的电磁波加热器

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