JPS6043365A - 新規な食品 - Google Patents
新規な食品Info
- Publication number
- JPS6043365A JPS6043365A JP58151292A JP15129283A JPS6043365A JP S6043365 A JPS6043365 A JP S6043365A JP 58151292 A JP58151292 A JP 58151292A JP 15129283 A JP15129283 A JP 15129283A JP S6043365 A JPS6043365 A JP S6043365A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sesame
- sprouting
- sprouted
- seeds
- week
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な食品に関する。
本発明者は植物生理及び天然の生理活性物質の研究を行
ない、ゴマの種子の発芽物に特定の酵素活性及び生理活
性物質が発現することを見い出し、特に発芽後特定の日
数以内のものが生理活性に富む優れた食品であることが
分った。
ない、ゴマの種子の発芽物に特定の酵素活性及び生理活
性物質が発現することを見い出し、特に発芽後特定の日
数以内のものが生理活性に富む優れた食品であることが
分った。
即ち本発明は発芽後1週間以内のゴマの発芽物より々る
食品に関する。
食品に関する。
本発明に用いられるゴーr (Sesamum 1nd
icum)はゴマ科に属しインド及びエジプトの原産で
畑地に栽培される1年草であり、茎は4稜、高さ 1− 1mに達し、短毛を密生する。葉は対生、有柄、長楕円
形で波縁、鋭尖頭、下葉はしばしば3裂する。夏頃に淡
紫色又は白色の小花を腋出し筒状花冠の花唇は5裂する
。繭果は円柱状で黒色又は白色の種子を包有する。その
種子は楕円形であって長さ4〜13 mm 、厚さ1〜
1.5正であって成分として脂肪油45〜55チを含み
、その脂肪酸組成は油酸4a1チ、リノール酸56.8
%、パルミチン酸7.7%、ステアリン酸4.6%、ア
ラキトコン酸0.4チ、リグノセリン酸0.04%など
である。そしてゴマ油は食用油又は軟膏基剤として広く
用いられ、又漢方として強壮及び粘滑薬であって解毒の
効があり、外用すれば消炎、傷を治すという効能がある
とされる。
icum)はゴマ科に属しインド及びエジプトの原産で
畑地に栽培される1年草であり、茎は4稜、高さ 1− 1mに達し、短毛を密生する。葉は対生、有柄、長楕円
形で波縁、鋭尖頭、下葉はしばしば3裂する。夏頃に淡
紫色又は白色の小花を腋出し筒状花冠の花唇は5裂する
。繭果は円柱状で黒色又は白色の種子を包有する。その
種子は楕円形であって長さ4〜13 mm 、厚さ1〜
1.5正であって成分として脂肪油45〜55チを含み
、その脂肪酸組成は油酸4a1チ、リノール酸56.8
%、パルミチン酸7.7%、ステアリン酸4.6%、ア
ラキトコン酸0.4チ、リグノセリン酸0.04%など
である。そしてゴマ油は食用油又は軟膏基剤として広く
用いられ、又漢方として強壮及び粘滑薬であって解毒の
効があり、外用すれば消炎、傷を治すという効能がある
とされる。
このようにゴマの種子は従来から滋養強壮に役立つとさ
れて来たが、今回そのコマの種子から得られる発芽物に
ついて分析した結果以下の 2− 如き興味のあるデータが得られた。
れて来たが、今回そのコマの種子から得られる発芽物に
ついて分析した結果以下の 2− 如き興味のあるデータが得られた。
即ち黒色ゴマの発芽物中にはアスコルビン酸及びr−)
コフエロールが発芽によって誘導され、その含量につい
て経時的に分析すれば次の通りである。
コフエロールが発芽によって誘導され、その含量につい
て経時的に分析すれば次の通りである。
第1表
1 .5.8 220
2 5 150
3 7.5 90
4 9.8 60
5 6.8 45
6 5.2 30
7 4.1 20
320
又、ゴマの発芽物中には従来知られていないフェノール
性抗酸化物質が含有されていることが本発明者により確
認され、その抗酸化活性を調べると次のように変化する
(ロダン鉄法)。
性抗酸化物質が含有されていることが本発明者により確
認され、その抗酸化活性を調べると次のように変化する
(ロダン鉄法)。
第2表
1 15
2 24
6 〉40
4 〉40
5 36
6 27
7 22
8 11
なおこの抗酸化活性はα−トコフェロールよりはるかに
強い。
強い。
上述から明らかなように、発芽後1週間以内のゴマの発
芽物にはアスコルビン酸及びγ−トコフェロールの含量
及び新規なフェノール系抗酸化活性に優れていることが
分る。ゴマには多くの品種があり、品種により発芽後の
抗酸化活性は異なるが、大多数の品種で1週間以内が優
れている。
芽物にはアスコルビン酸及びγ−トコフェロールの含量
及び新規なフェノール系抗酸化活性に優れていることが
分る。ゴマには多くの品種があり、品種により発芽後の
抗酸化活性は異なるが、大多数の品種で1週間以内が優
れている。
本発明の発芽物の製造に当っては、従来からめ発芽物を
得る方法を用いることが出来る。例えばゴマの種子を発
芽を促進させるため1晩水につけ、次にこれを砂、石、
網、布又は発泡性プラスチックの上にまき、種子が水に
ひたる程度に水に浸漬させ、時々空気を吹ぎ込む。発芽
の温度は約20〜30℃好ましくは約25〜28℃であ
り、又直射日光にあてないようにする。
得る方法を用いることが出来る。例えばゴマの種子を発
芽を促進させるため1晩水につけ、次にこれを砂、石、
網、布又は発泡性プラスチックの上にまき、種子が水に
ひたる程度に水に浸漬させ、時々空気を吹ぎ込む。発芽
の温度は約20〜30℃好ましくは約25〜28℃であ
り、又直射日光にあてないようにする。
発芽後1週間以内に採取するが、上述のデータからみて
発芽後の日数の異なるものを混ぜて用いるのが最も好ま
しい。
発芽後の日数の異なるものを混ぜて用いるのが最も好ま
しい。
得られた発芽物は従来の野菜の食べ方に従って食用に供
することが出来る。例えば、生のままでも又湯道して食
してもよく、その佃煮たりしてもよい。ゴマの発芽物は
クセがな(、味も淡白で美味であり、日もちがよいとい
う特徴を 5− 有する。
することが出来る。例えば、生のままでも又湯道して食
してもよく、その佃煮たりしてもよい。ゴマの発芽物は
クセがな(、味も淡白で美味であり、日もちがよいとい
う特徴を 5− 有する。
本発明の食品は、従来全く知られていなかったものであ
り、栄養価などの点でも遜色がなく、その上調理も容易
であって、その効果は大きい。
り、栄養価などの点でも遜色がなく、その上調理も容易
であって、その効果は大きい。
又一般に天然の抗酸化物質例えばアスコルビン酸やトコ
フェロールには抗変異原性老化防止作用がありそのため
健康上必要とされてぎており、本発明はその点からもこ
の有効な成分を増大させた有用な食品といえる。
フェロールには抗変異原性老化防止作用がありそのため
健康上必要とされてぎており、本発明はその点からもこ
の有効な成分を増大させた有用な食品といえる。
以下に実施例を示す。
実施例 1
栽培用トレイ(IX3ffl)に黒ゴマの種子約50C
を半分底面が見える程度にまいた。次にトレイを8時間
水に浸漬した。次に、このトレイを水槽に置き、種子が
水にひたる程度に水を入れ、温度を約28℃に保った。
を半分底面が見える程度にまいた。次にトレイを8時間
水に浸漬した。次に、このトレイを水槽に置き、種子が
水にひたる程度に水を入れ、温度を約28℃に保った。
この間、エアーポンプによシ空気を時々水に吹き込んだ
。
。
6−
水槽に浸漬後3日月に種子の大半が発芽した。
発芽後3口重の発芽物を採取した。そのアスコルビン酸
含量は7.6Q%、γ−トコフェロール含址は90μt
/ft 、全フェノールは>40myであった。
含量は7.6Q%、γ−トコフェロール含址は90μt
/ft 、全フェノールは>40myであった。
採取した発芽物をゆでて味付けして食した所、クセがな
く極めて美味であった。
く極めて美味であった。
特許出願人 有限会社 エム・ニス・シー−マ −
361−
Claims (1)
- 発芽後1週間以内のゴマの発芽物よりなる食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58151292A JPS6043365A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 新規な食品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58151292A JPS6043365A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 新規な食品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6043365A true JPS6043365A (ja) | 1985-03-07 |
Family
ID=15515490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58151292A Pending JPS6043365A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 新規な食品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6043365A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04368326A (ja) * | 1991-06-15 | 1992-12-21 | Suntory Ltd | 新規組成物 |
-
1983
- 1983-08-19 JP JP58151292A patent/JPS6043365A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04368326A (ja) * | 1991-06-15 | 1992-12-21 | Suntory Ltd | 新規組成物 |
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