JPS6043322A - 海草の工業的生産方法およびその設備 - Google Patents
海草の工業的生産方法およびその設備Info
- Publication number
- JPS6043322A JPS6043322A JP58150346A JP15034683A JPS6043322A JP S6043322 A JPS6043322 A JP S6043322A JP 58150346 A JP58150346 A JP 58150346A JP 15034683 A JP15034683 A JP 15034683A JP S6043322 A JPS6043322 A JP S6043322A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seaweed
- seawater
- equipment
- intake device
- production
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cultivation Of Seaweed (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、海草の工業的生産方法8よびその設備に関す
る。
る。
日本海側にあっては、冬季自然に浪のかへる岩などに付
着する天然の海苔を口利のよい日に採取していたが1作
業日数も少なく、また岩場のため危険であった。一方、
太平洋側にあっては、湾内の波静かな所に海苔シ肯を作
り、海中での作業を行なっていたが、公海面の利用であ
るため種々の制約があり、生産期間も年間3ケ月と短か
い。
着する天然の海苔を口利のよい日に採取していたが1作
業日数も少なく、また岩場のため危険であった。一方、
太平洋側にあっては、湾内の波静かな所に海苔シ肯を作
り、海中での作業を行なっていたが、公海面の利用であ
るため種々の制約があり、生産期間も年間3ケ月と短か
い。
本発明は、農漁業の設備近代化と産業用ヒート・ポンプ
の有効利用を意図したもので、外気温及び水温が低く、
冷凍機の負荷が少ないときの冷却により海草の成育期間
の延長と、陸上に設備を作り、@hの条件に左右されず
和作業性及び安全性を確保することを目的としたもので
ある。
の有効利用を意図したもので、外気温及び水温が低く、
冷凍機の負荷が少ないときの冷却により海草の成育期間
の延長と、陸上に設備を作り、@hの条件に左右されず
和作業性及び安全性を確保することを目的としたもので
ある。
すなわち、本発明のは、陸上に海苔、青のり、ワカメな
どの海草を生産する海草生産設備な設置し、同設備に海
水を天然の成育条件以外似した温度に機械的に冷却して
供給し得る設備を設け、天然の成育期間以外の期間に人
工的に天然の成育条件に近似した条件を作って海草を生
産することを特徴とする海草の工業的生産方法に関する
ものである。
どの海草を生産する海草生産設備な設置し、同設備に海
水を天然の成育条件以外似した温度に機械的に冷却して
供給し得る設備を設け、天然の成育期間以外の期間に人
工的に天然の成育条件に近似した条件を作って海草を生
産することを特徴とする海草の工業的生産方法に関する
ものである。
また本発明は、上記方法を実施する設備として海苔、青
のり、ワカメなどの海草を成育させろつ貸及び同5袋に
海水を散水する散水装置からなる海草生産設備と、海水
を取入れる海水取入装置と、海水取入装置により取入れ
られた海水を冷却する冷却装置と、前記海草生産設備と
海水取入装置との間で成育条件に適した温度の海水を循
環させる海水循環装置とを備えたことを特徴とする海草
の工業的生産設備を提供するものである。
のり、ワカメなどの海草を成育させろつ貸及び同5袋に
海水を散水する散水装置からなる海草生産設備と、海水
を取入れる海水取入装置と、海水取入装置により取入れ
られた海水を冷却する冷却装置と、前記海草生産設備と
海水取入装置との間で成育条件に適した温度の海水を循
環させる海水循環装置とを備えたことを特徴とする海草
の工業的生産設備を提供するものである。
本発明の方法によれは、従来公海面を利用して生産を行
なっていた方法を、海岸の砂浜、塩田あと地などを利用
して行うため、作業が冬季の天候に左右されず、また公
海面利用の一般制限を受けない。また、外気温及び水温
が低い時に海水を冷却するため、冷却負荷が少な(経済
的であり、また冷却水を海苔網等に連続又は間欠的にス
プレーするため、所要水量が少な(て済み、また肥料な
どを与える事もできる。冷却は、天然条件を補完する形
で行ない最適成育条件を与えるため生産量が増大すると
共に高品質の製品が生産できる。
なっていた方法を、海岸の砂浜、塩田あと地などを利用
して行うため、作業が冬季の天候に左右されず、また公
海面利用の一般制限を受けない。また、外気温及び水温
が低い時に海水を冷却するため、冷却負荷が少な(経済
的であり、また冷却水を海苔網等に連続又は間欠的にス
プレーするため、所要水量が少な(て済み、また肥料な
どを与える事もできる。冷却は、天然条件を補完する形
で行ない最適成育条件を与えるため生産量が増大すると
共に高品質の製品が生産できる。
本発明は、海苔のはかにも青のり、ワカメ等の海草の生
産にも有効である。
産にも有効である。
次に、本発明を図面により説明する。
第1図は、本発明に於ける冷却フローダイアグラムな示
す。図中、1は生産量、2は凝縮器2aと蒸発器2bよ
りなる冷凍機ユニット、5は冷水タンク、4は原水タン
ク、5はスプレー、6は海苔う實、7は散水ポンプ、8
は三方弁、9は冷却水ポンプ、10は原水ポンプ、11
は冷水ポンプを夫々示す。
す。図中、1は生産量、2は凝縮器2aと蒸発器2bよ
りなる冷凍機ユニット、5は冷水タンク、4は原水タン
ク、5はスプレー、6は海苔う實、7は散水ポンプ、8
は三方弁、9は冷却水ポンプ、10は原水ポンプ、11
は冷水ポンプを夫々示す。
海水は、原水ポンプ1oにより汲上げられ原水タンク4
に貯えられる。貯えられた原水は、一部が冷却水として
利用されるため、冷却水ポンプ9により冷凍機ユニット
ンの凝縮器21L[入り、加熱された後放出される。ま
た、一方の原水は、冷水タンク3の冷水と三方弁8によ
り混合調温され、散水ポンプ7により、生産量1内のス
プレー5により海苔ミ糀6に散水される。
に貯えられる。貯えられた原水は、一部が冷却水として
利用されるため、冷却水ポンプ9により冷凍機ユニット
ンの凝縮器21L[入り、加熱された後放出される。ま
た、一方の原水は、冷水タンク3の冷水と三方弁8によ
り混合調温され、散水ポンプ7により、生産量1内のス
プレー5により海苔ミ糀6に散水される。
散水された冷却海水は、生産量1の低部で集めラレ冷水
タンク3に環流する。冷水クンク3の冷水は、冷水ポン
プ11により冷凍機ユニット′2の蒸発器2bに送られ
、冷却した後、冷水タンク5にもどされ、冷水温度を所
定の値に保つ。
タンク3に環流する。冷水クンク3の冷水は、冷水ポン
プ11により冷凍機ユニット′2の蒸発器2bに送られ
、冷却した後、冷水タンク5にもどされ、冷水温度を所
定の値に保つ。
このように、冷水は、海苔に必要な肥料成分を原水及び
冷水タンク3で投入された液肥で供給され、冷水タンク
3と生産量線1を散水ポンプ7及びスプレー5を介して
循環しており、生産量1内の海苔家に成育する海苔に肥
料を供給すると共に成育に必要な最適条件を保つことが
できる。な8、スプレー5は従来の丸形スプレーとする
と散水に無駄が生じるため、液に旋回流を与えてその噴
出口から液を噴出するようにした角形スプレーを用いた
方が効果的である。
冷水タンク3で投入された液肥で供給され、冷水タンク
3と生産量線1を散水ポンプ7及びスプレー5を介して
循環しており、生産量1内の海苔家に成育する海苔に肥
料を供給すると共に成育に必要な最適条件を保つことが
できる。な8、スプレー5は従来の丸形スプレーとする
と散水に無駄が生じるため、液に旋回流を与えてその噴
出口から液を噴出するようにした角形スプレーを用いた
方が効果的である。
かくして、従来の海苔生産では、海水中に海苔源を作っ
たり、岩場での作業のため種々の制約を受け、また作業
が天候に左右され危険であったが、本発明では、陸上忙
設備するため、これらの制約が無くなると共に天然の成
育条件の前後を補完するため成育期間が長(なり、生産
性を上げる事ができる。これらの養殖パターンを第2図
に示す。
たり、岩場での作業のため種々の制約を受け、また作業
が天候に左右され危険であったが、本発明では、陸上忙
設備するため、これらの制約が無くなると共に天然の成
育条件の前後を補完するため成育期間が長(なり、生産
性を上げる事ができる。これらの養殖パターンを第2図
に示す。
以下に、本発明の効果を示す。
(1)陸上に海苔生産設備を設置し、天然の成育条件以
外の期間、機械的に冷水を作り、成育期間を延ばし、生
産性を上げることができる。
外の期間、機械的に冷水を作り、成育期間を延ばし、生
産性を上げることができる。
(2) 多段に設置した海苔網に上部より冷海水をスプ
レーすると共に冷海水を循環し、投入した肥料を有効に
作用させることができる。
レーすると共に冷海水を循環し、投入した肥料を有効に
作用させることができる。
(3)使用するスプレーとして角形スプレーを用いるこ
とにより、連続又は断続的に散水し、少ない冷水で最大
の効果を保つと共に生産に必要な動力を少なくすること
ができる。
とにより、連続又は断続的に散水し、少ない冷水で最大
の効果を保つと共に生産に必要な動力を少なくすること
ができる。
(4) 冷水タンク及び原水タンク内に海水性動物及び
水中で成育する植物を生産させ、タンクの有効利用を計
ることができる。
水中で成育する植物を生産させ、タンクの有効利用を計
ることができる。
また、本発明の生産設備は、波静かな海面では条件次第
で海上に浮かせる構造としてもよい。
で海上に浮かせる構造としてもよい。
第1図は、本発明の冷却フローダイアグラムな示し、第
2図は、本発明方法による海苔の養殖パターンを示す。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 −
2図は、本発明方法による海苔の養殖パターンを示す。 復代理人 内 1) 明 復代理人 萩 原 亮 −
Claims (2)
- (1) 陸上に海苔、青のり、ワカメなどの海草を生産
する海草生産設備を設置し、同設備に海水を天然の成育
条件に近似した温度に機械的に冷却して供給し得る設備
を設け、天然の成育期間以外の期間に人工的に天然の成
育条件に近似した条件を作って海草を生産することを特
徴とする海草の工業的生産方法。 - (2)海苔、青のり、ワカメなどの海草を成育させるa
及び同シ罠に海水を散水する散水装置からなる海草生産
設備と、海水を取入れる海水取入装置と、海水取入装置
により取入れられた海水を冷却する冷却装置と、前記海
草生産設備と海水取入装置との間で成育条件に適した温
度の海水を循環させる海水循環装置とを備えたことを特
徴とする海草の工業的生産設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58150346A JPS6043322A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 海草の工業的生産方法およびその設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58150346A JPS6043322A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 海草の工業的生産方法およびその設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6043322A true JPS6043322A (ja) | 1985-03-07 |
Family
ID=15494981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58150346A Pending JPS6043322A (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 海草の工業的生産方法およびその設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6043322A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62151124A (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-06 | 石田 四郎 | 藻類を養殖する方法 |
JP2011030509A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Yamagata Prefecture | 海藻種苗の生産方法及びその装置 |
KR102478878B1 (ko) * | 2022-09-23 | 2022-12-16 | 최옥산 | 포자양생탱크가 구비된 김 육상 채묘장치 |
KR102500183B1 (ko) * | 2022-09-05 | 2023-02-14 | 김택수 | 육상 해조류 양식장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50129392A (ja) * | 1974-03-30 | 1975-10-13 | ||
JPS54135186A (en) * | 1978-04-07 | 1979-10-20 | Kenichi Ikeda | Sea weed taking and breeding method and apparatus by parallel multi layer or amorphous layer rotor |
-
1983
- 1983-08-19 JP JP58150346A patent/JPS6043322A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50129392A (ja) * | 1974-03-30 | 1975-10-13 | ||
JPS54135186A (en) * | 1978-04-07 | 1979-10-20 | Kenichi Ikeda | Sea weed taking and breeding method and apparatus by parallel multi layer or amorphous layer rotor |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62151124A (ja) * | 1985-12-24 | 1987-07-06 | 石田 四郎 | 藻類を養殖する方法 |
JP2011030509A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Yamagata Prefecture | 海藻種苗の生産方法及びその装置 |
KR102500183B1 (ko) * | 2022-09-05 | 2023-02-14 | 김택수 | 육상 해조류 양식장치 |
KR102478878B1 (ko) * | 2022-09-23 | 2022-12-16 | 최옥산 | 포자양생탱크가 구비된 김 육상 채묘장치 |
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