JPS6042800B2 - 強心剤 - Google Patents

強心剤

Info

Publication number
JPS6042800B2
JPS6042800B2 JP52050873A JP5087377A JPS6042800B2 JP S6042800 B2 JPS6042800 B2 JP S6042800B2 JP 52050873 A JP52050873 A JP 52050873A JP 5087377 A JP5087377 A JP 5087377A JP S6042800 B2 JPS6042800 B2 JP S6042800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gly
active fraction
cys
ser
pro
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52050873A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52134008A (en
Inventor
テツド・レイモンド・ノ−トン
章次 柴田
ミドリ・カシワギ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
University of Hawaii
Original Assignee
University of Hawaii
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by University of Hawaii filed Critical University of Hawaii
Publication of JPS52134008A publication Critical patent/JPS52134008A/ja
Publication of JPS6042800B2 publication Critical patent/JPS6042800B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/43504Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from invertebrates
    • C07K14/43595Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans from invertebrates from coelenteratae, e.g. medusae
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/04Inotropic agents, i.e. stimulants of cardiac contraction; Drugs for heart failure

Description

【発明の詳細な説明】 衰弱した心臓を刺激するために広く使用される薬剤は、
心臓での毒性作用または末梢循環での有害な副作用によ
つて限定される。
例えば、強心剤配糖体は心筋興奮剤であり、衰弱した心
臓を回復させることができるが、それらは心臓の不整脈
、嘔気および嘔吐の中毒症状を生じる服用量に極めて近
い用量でそのように作用する。交感神経興奮剤の使用は
、関連した不整脈、頻脈、過耐性または変質末梢耐性に
よつて限定される。本発明の化合物は、価値のある薬学
特性を示す。
主として心筋の収縮力に作用する。特に、生体内および
試験管内においてさまざまな動物の心筋に効力のある強
心作用を有するが、血圧心梼度数および血管平滑筋には
、はつきりと示し得るいかなる効果もない。また化合物
は厳しい温度強制、酸素欠乏および低Ca+8濃度の存
在下で心房に陽性の変力効果(InOtrOpicef
fect)を生じさせる。強心剤配糖体は、これらのス
トレスの多い条件下では効力はない。AP−Aの特定の
陽性変力特性およびそれに伴う心臓血液搏出量における
増加は、腎血性心臓機能不全の治療に有用にする。イソ
ギンチヤクアントプロイラキサントグラミカは著るしい
強心剤効果を有することが発見された。
従つて、本発明の目的はこの新規なペプチドを記述する
ことにある。更に、本発明の目的は、イソギンチヤクか
ら該新規ペプチドを得る方法を記述することにある。な
お更に、目的は該ペプチドを利用する心臓機能不全の治
療用組成物および治療方法を記述することである。さら
に目的は、次の説明および特許請求の範囲を読むことか
ら明白になるであろう。本発明の新規ペプチドアントプ
ロイリンーA(AP−A)は、ボデガベイ(BOdeg
aBay)、カリフォルニアから収集されたイソギンチ
ヤク、アントプロイラキサントグラミカ(AnthOp
leuraxantFlOgrammica)から得ら
れる。
イソギンチヤクは均質化して、水または水と水と混和で
きる有機溶媒との溶液で抽出される。アントプロイリン
ーAを含有する粗抽出物は、ゲル酒過にかけ、純度が旬
倍に増加したアントプロイリンーAが得られる。別法と
して、半透膜をゲル泊過によつて得られた生成物を完全
にするために使用することができる。カチオン交換クロ
マトグラフィーは特定のイソギンチヤクの採集に依存す
る純度約30〜80%のアントプロイリンーAの優れた
分離を提供する。バランスは生物学的に不活性なペプチ
ドおよび緩衝塩とである。分析的に純粋な塩を含まない
物質を得るために上記の物質は、さらにゲルろ過、カチ
オン交換クロマトグラフィーおよび脱塩化によつて精製
される。本発明における分離操作は、すべて生物検査(
BiOassay)の冒頭部分に記載された操作を使用
する陽性変力作用の同定のために分離したラットの心房
を使用する生物検査によつて監視される。アントプロイ
リンーAを得る好ましい方法は、採集した湿潤イソギン
チヤクアントプロイラキサントグラミカを水、アルコー
ルまたは水−アルコール混合液(AqueOus−AI
cOhOIicmixtur′e)で抽出し、粗抽出物
をNIilHCO3水溶液または他の揮発性塩溶液で溶
離される架橋結合デキストランを詰めたカラムのゲル淵
過クロマトグラフィーにかけることによる。
活性留分を凍結乾燥し、力チオンー交換樹脂を詰め、緩
衝液または緩衝液及びイオン化可能塩溶液勾配(Gr′
Adient)で溶離されるカラムでクロマトグラフ処
理する。カチオン交換樹脂を溶離する好適な溶液は、リ
ン酸塩緩衝液またはNaCl溶液の勾配を有するリン酸
塩緩衝液である。活性留分は精製アントプロイリンーA
を得るために凍結乾燥される。凍結乾燥物質は、1.4
〜1.0%アントプロイリンーAであり、バランスは0
.2〜2.0%不活性ポリペプチドであり、緩衝塩およ
びイオン化可能塩である。塩を含まない物質を得るため
に乾燥物質を塩溶液で溶離される架橋結合デキストラン
を詰めたカラムでクロマトグラフィーをうけしめ、リン
酸塩を除去する。活性留分を収集し、低級有機酸剤例え
は酢酸の稀釈溶液で溶離される架橋結合デキストランを
詰めたカラムのクロマトグラフィーによつて脱塩する。
分析的に純粋なAP−Aを得るために、脱塩物質を水で
溶離される架橋結合デキストランを詰めたカラムのゲル
ろ過クロマトグラフィーおよびピリジンアセテート緩衝
液で溶離されるスルホエチルセルロースを詰めたカラム
のイオン交換クロマトグラフィーにかける。アントプロ
イラキサントグラミカからアントプロイリンーAを得る
更に好ましい方法において、湿潤イソギンチヤクを約2
cmの寸法の切片に力ソートし、均質化し、そして30
%エタノール水で抽出する。
粗抽出物を水溶液に濃縮され、固形分を除去するために
遠心分離し、クロロホルムで分配される。クロロホルム
抽出水溶液を凍結乾燥し、残渣を球状蛋白質の除外限度
30000を有するセフア。デツクス(Sephade
x)G5O〔フアーマシア●ファイン ケミカルス(P
hamlaciaFineChemicals)ボック
ス17飄S=75104、アツプサラ1、スウエーデン
(Uppsalal、Sweden)により製造〕のよ
うな架橋結合デキストランを詰!め、0.1MNH4H
C03で溶離されるカラムのゲル?過クロマトグラフィ
ーにかけた。Ve/VOl.84〜2.57を有する留
分は、4皓に精製したアントプロイリンーAを含有する
。Ve/VOl.84〜2.57留分を凍結乾燥し、更
にCM−セフアデツクスC−・25のような弱酸性カチ
オン交換樹脂を詰め、0.5NNaC1までの勾配溶離
を有する0.03M,.PH7.5リン酸塩緩衝液で溶
離されるカラムのクロマトグラフィーによつて精製する
。アントプロィリンーAはVe/VO2.99〜3.3
9で溶離し、凍結乾燥される。Ve/VO2.99〜3
.39留分は除外限度30000を有するセフアデツク
スG−50を留め、NaCI中0.03Mである0.0
17M酢酸で溶離されるカラムで再クロマトグラフィー
される。Ve/■01.66〜2.16に溶離した留分
は、実質的にリン酸塩を含まないアントプロイリンーA
を得るために凍結乾燥される。l塩化ナトリウムは除外
限度700を有するセフアデツクスG−10のような架
橋結合デキストラン樹脂を詰めたカラム上に試料を入れ
、続いて約3倍の試料容積の20%塩化ナトリウム溶液
を入れ、0.017M酢酸で溶離することによつて除去
される。純粋な(30〜80%AP.A)、塩を含まな
いアントプロイリンーAは、■e/■00.93〜1.
12で溶離する。関連ポリペプチドが不活性であること
が見出されていることから、本物質は薬学的研究に適し
ている。関連した不活性ペプチドのないAP−Aを得る
ためVe/VOO.93〜1.12留分は蒸溜水で溶解
され、セフアデツクスG−25ファインで蒸溜中でクロ
マトグラフ処理される。
蒸溜水による、Ve/■01.3〜1.7で75%純粋
な活性ペプチド(90%)のバルクを生成し、一方、活
性ペプチドの残部は0.2MNH40ACで純粋に溶離
される。Ve/VOl.3〜1.7留分は凍結乾燥され
、蒸溜水で再溶解され、酢酸でPH2.7に調整した0
.05Mピリジンで平衡化したセレツクスーSE−セル
ロース(Cellex一SEcellulOse)〔バ
イオ・ラット・ラボラトリーズ、リツチモンド、カリフ
ォルニア(BiORadLlbOratOries..
RichmOnd.sCallfOmia)〕でクロマ
トグラフ処理した。AP−Aは0.1Mペプチドアセテ
ートに相当する範囲において線状勾配を有する各々等容
積の0.05MピリジンアセテートPH2.7および0
.2MピリジンアセテートPH3.lによつて純粋に溶
離される。ここで本物質はアミノ酸分析及び順序決定に
よる判定による判定の通り分析的に純粋である。純粋な
アントプロイリンーAを得るための好ましい方法は、次
の図解1によつて説明される。
本発明はの新規ペプチドAP−Aは、当業者によつて決
定される通り注入または単一の服用のいずれかで、時間
当り約0.01〜5μFllk9体重の割合で心臓機能
不全の患者に投与される。かかる用法として本発明の化
合物は、それだけで、または通常の製薬上の担体と混和
した経口的に投与されることがてきる。
非経口経路が好ましい。経口的には錠剤、分散末、顆粒
剤、カプセル剤、シロツプ剤およびエリキシル剤のよう
な形状τ:h土γメ非経口的には無菌の注射し得る水溶
液等の溶液、懸濁液、分散液、エマルジョン等のような
形状で投与されることができる。化合物はまた、アシル
化およびエステル化のごとく化学的に、また消化性の破
壊を減じるため、人工的に細胞内脂肪粒子(1ip0s
0me)を製造するなど物理的に変えられることができ
る。投与の好ましい経路は注射によるものである。AP
−Aの好ましい製薬組成物は、ゼラチンおよびフェノー
ル防腐剤中の活性成分からなるものてある。
注射薬として構成する更に好ましい製薬組成物は、乾燥
状態で室温で安定な無菌凍結乾燥書−Aである。凍結乾
燥粉末は加水分解ゼラチンを含有するヴアイアルに包装
することができる。AP−Aは個々の服用量が1〜2m
1の溶液で含有されるような方法で、通常容量の注射用
無菌水または注射用塩化ナトリウム溶に溶解することに
よつて使用時に再び復元されねばならない。復元溶液は
、冷凍されるべきであり、分解前に、または好ましくは
2@間以内に使用されるべきである。これらの製剤は、
担体または佐薬とともに約90%までの活性成分を含有
することができる。
「血性心臓不全の治療として使用される活性成分の強心
剤に有効な用量は、治療される条件の苛酷さに依存して
変化することができる。しかし、一般的には、1時間毎
の服用量約0.01μy〜約5μYIk9動物体重で、
または当業者によつて決定される期間持続放出形状て投
与されるときに満足な結果が得られる。内服用として好
適な服用形は、固体または液体の製薬的に認められる担
体または稀釈剤との本質的な混和物中、活性化合物約2
〜360pfを含む。
調製および投与の容易さの観点からの好ましい製薬組成
物は、特に約0.05μy〜10pyIm1を含有する
注射可能な組成物てある。変力作用陽性効果を同定する
生物検査 アントプロイリンーAを含有する溶液の生物検査は、ラ
ットの心臓の分離した心房で実施される。
心房は残りの心臓から分離され、脱イオン蒸溜水中(ミ
リモル中)次の組成物:Nal45;K+6.02Ca
+21.22Mg+21.33C1−126HC03−
25.3;PO4−31.2;SO4−21.33およ
びグルコース5.5のクレブスリンゲル(KrebsR
in?r)重炭酸塩媒質(PH7.4)を含有する分離
臓器浴(20.25または50m1)中で懸濁される。
臓器浴の温度は30℃に維持し、クレブス−リンゲル媒
質は95%02−5%CO2で連続して通気される。自
然に鼓動する心房の標本は、細い絹糸によつてフオース
ーデイスプレースメント・トランスデューサー(グラフ
モデルFT.O3)へ接続され、収縮運動は6−チャン
ネルポリグラフ・グラスモデル7に記録される。標本は
試験を始める前に6扮間750m9張力で平衡化する。
この平衡化の後、標本が3吟毎に洗浄される間、心房の
自然鼓動速度は一定のままであり、10分間観察の変化
は5鼓動/分以下である。アントプロイリンーAを含有
する試験溶液によつて生じる収縮力および収縮速度にお
ける変化は、比較用ベースラインとしての組織浴への試
験溶液の添加に先行する期間につき張力およびリズムの
百分率増減として表わされる。沖−Aの物理的及び化学
的特性 電気泳動およびアミノ酸分析を得る目的のために、実施
例1で得たアントプロイリンーAをそれぞれ実施例1、
段階C,.dおよびeで述べる方法に従つてCMセフア
デツクスC−2\セフアデツクスG−50およびG−1
0で再クロマトグラフ処理をした。
2倍に精製した精製物質を市販のプレカースト12%ア
クリルアミドゲルおよびバイオ・ラット●ラボラトリー
ズ、サーテイセカンドおよびグリフイン・リツチモンド
・カリフォルニアから得られた適合緩衝液系を使用して
電気泳動分析処理をした。
等電集束(IsOelectricfOCLlSing
)は、PH=8.2.で等電点を示す。
PH3.6で12%ポリアクリルアミドゲルでのディス
クゲル電気泳動はメチルグリーントラッキングダイ(T
rackingdye)に対してRf値0.46を示し
た。AP−AはPH8.9で塩基性ゲルにならず多分有
効なりルボキシル基が欠乏していることを示す。10%
ゲルを使用するドデシル硫酸ナトリウム(SDS)のデ
ィスクゲル電気泳動は、比較のためにRNアーゼAおよ
びパンクレアチントリプシン阻害剤(PTI)を使用し
、ジチオエリスリトールでインキュベートしたのち、分
子量(M.w.)約4700を示した。
分子量はあまり低いので、これらの値は近似に過ぎない
。AP−Aは蛋白質分解酵素で処理後、生物学的活性の
減少に基づいてペプチドであることが決定された。分析
上純粋なS−カルボキシメチル化アントプロイリンーA
のアミノ酸連鎖は、次の順序を示した(加水分解物のア
ミノ酸分析で一致)。
Gly一Val−Ser−Cys上Eu−Cys−As
p−Ser−Asp一Gly−PrO−Ser−Val
−Arg−GIy−Asn−Thr一?u−Ser−G
Iy−Thr上Eu−Trp−?u−Tyr一PrO−
Ser−Gly−Cys−PrO−Ser−Gly−T
rp一His−Asn−Cys上Ys−Ala−His
−Gly−PrO一′n−1r−11e−Gly−Tr
p−Cys−Cya上Ys−GlnOこの連鎖は分子量
5183ドールトン(DaltOns)に相当する。ア
ミノ酸成分としてここで使用される略号を用いた名称は
次の通りである。
アントプロイリンーAは、中性および低PH値で比較的
安定であり、脱イオン水に極めて溶解性である。
アントプロイリンーAは、さらに薬学的特性によつて特
徴付けられることができる。
薬学特性が示すアントプロイリンーAは、分離したモル
モツトの心房で1.1×10−3Mで、ED5Oを示し
、陽性変力作用においてウーアバイン(0uabain
)の効力の約200−100@である。マウスのLD5
O(1.p.腹腔内)は約0.2〜0.3m91k9で
ある。それはいかなる周期変動作用をも示さない。アン
トプロイリンーAの3X10−8M濃度では、次の酵素
:Na.K−ATPアーゼ、モノアミンオキシターゼ、
カテコ−ルー0−メチルトランスフェラーゼ、サイクリ
ツク3″・5″−ヌクレオチドホスホジエステラーゼは
阻害されず、また、モルモツトの心臓の3″・5″−サ
イクリツクAMP含有量にも影響しない。アントプロイ
リンーAはウーアバインほどにCa++濃度に敏感では
ない。AP−Aは低Ca++濃度・の存在下で心房の陽
性変力作用を示す。低められた外部のK+はウーアバイ
ンほど薬剤毒性を増大しない。アントプロイリンーAは
、ラット、モルモツト、ウサギ、ネコおよびイヌの分離
した心臓において、そしてイヌおよびネコの正常所在の
心臓において有効な強心剤であることを示している。そ
れは血圧には無視し得る影響を有し分離した血管筋肉に
ははつきりと示し得る機械的影響は有しない。実施例1 アントプロイラキサントグラミカからアントプO ロイ
リンーAの分離段階a一抽出 アントプロイラキサントグラミカ(プラント)標本を集
め、95%エタノールで保護し抽出前4℃で貯蔵した。
湿つた流出させたイソギンチヤク5(5.5k9)を2
C7nより小さい切片にカットし、30%エタノール2
7eで5分間ブレンダーにおいてバッチで均質化した。
このエタノール量は、標本を防腐するために用いたエタ
ノールを含有する。混合液を時折攪拌しながら20℃で
1週間放置させたままにし、次いで6層のチーズクロス
で枦過した。淵過を40゜C以下で約2.5′にフラッ
シュ蒸発させ、バッチで充分な攪拌によりクロロホルム
12.5eで分配し、続いて3紛27000×yで遠心
分離した。これはクロロホルム溶解物13y1界面固形
物19.5yおよびアントプロイリンーAを含有する水
溶解物256g(凍結乾燥重量)を生成した。段階b−
ゲル透過クロマトグラフイーアントプロイリンーAを含
有する粗水溶性抽出物256yを除外限度30000(
フアーマシア・ファイ)ン・ケミカルスから得られた)
を有するセフアデツクスG−50でクロマトグラフ分離
するために40等分に分けた。
湿潤セフアデツクスG−50(VO.=825mt)2
600瓦Lを含有するカラム53×8.3c7nをクロ
ロホルム(微生物の増殖を防ぐため)で飽和した0.1
MNI(1HC03で平衡を保つた。アントプロイリン
ーAを含有する粗水溶性抽出物6.4qを含有する水5
0mtをカラムに入れ、0.1MNH4HC03により
室温下8〜9m1/分で溶離した。次の表1は収集した
各留分のVe/VO値の範囲を第1欄において、各留分
の凍結乾燥から生じた残渣量を第2欄において示すもの
である。前述の生物検査の部分で述べたとおり実施した
分離ラット心房の収縮力生物検査の結果は、表1の第4
欄に示される。
切片ANEおよびFにおいては、活性がないことを結果
は示した。留分Cは強心活性約99%を含有した。従つ
て、留分Cの6.4yのすべては、段階aで得られた粗
水溶物256yから製造された。段階cmイオン交換ク
ロマトグラフィー 段階bて得た留分cの610m9部をPH7.5の0.
03r!4Na×(PO4)y緩衝液5m1に溶解し、
クロロホルムて飽和した同様の緩衝液で平衡にした湿潤
カチオン交換樹脂CM−セフアデツクスC−25(フア
ーマシア・ファイン・ケミカルから得た)600m1を
含有する48×4cmカラム(VO=205m1)に装
填した。
緩衝液1500m1(7)攪拌貯蔵器をカラムに接続さ
せ、緩衝液110TrL1がカラム中に流れたのち、貯
蔵器の容積を勾配溶離のため、PH7.5に調節した0
.03MNa×(PO4)y緩衝液(イ).5r!4N
aC1中)を供給することによつて一定に維持した。両
溶液一をクロロホルムで飽和した。流出速度約3m11
minを維持し、操作を室温で行なつた。流出液をイン
スツルメント●スペシヤルテイーズ●カンパニー、P.
O.ボックス52474700スーペリアストリート、
リンカーン、ネブラスカ68505から得たモデ.ルU
A−5アブソーバンス●モニター(AMcdelUA−
5Abs0rbanceM0njt0r)により280
r17n,におけるU.V.吸収を使用して監視した。
2.99〜3.39のVe/VO範囲を有し、Ve/V
O3.l7が中心の留分を留分Gと称し、前述の生物検
査で示した生物検査に従つて活性であることを見出した
留分Gを凍結乾燥し、塩と混和したアントプロイリンー
Aを含有する物質610mgを得た。留分Gを−20℃
で保持し、薬学研究のすべてに使用した。アントプロイ
リンーAは、段階bで得た凍結乾燥留分Cとして、また
は凍結乾燥留分Gとして1年間−20℃に保つた場合、
劣化の徴候は示さなかつた。留分Gの場合、PH4.5
5〜7.80の10−7M溶液中20.5℃で少なくと
も2肴間安定であるが、PHIl以上では約90%強心
活性の低下を示した。段階d一分析用精製段階cで得た
留分Gをさらに除外範囲30000を有するセフアデツ
クスG−50のゲル淵過クロマトグラフィー(フアーマ
シア・ファイン・ケミカルス)によつて精製した。
湿潤G−5052m1を含有する50m1ビユレツト(
54×1.2cm)(■o=21.1m1)をクロロホ
ルムで飽和した0.017MCH3C00H(NaCl
中0.03M)で平衡にした。102.6mg留分G溶
液は0.477!lに溶解した。
H2Oをカラムに装填し、平衡溶液て室温下に溶離した
。留分HをVe/VOl.86が中心のVe/VOl.
66〜2.16に収集した。280r1T1.でU.V
.吸収物質は、留分Hの前には現われなかつたが、わず
かに痕跡がそれ以後現われたに過ぎない。
留分Hを凍結乾燥し、アントプロイリンーA2Om9(
NaCl含有)を得た。段階e一説塩塩を除外範囲70
0を有するセフアデツクスG−10(フアーマシア・フ
ァイン・ケミカルスから得た)を詰めたカラムを用いて
除去した。
段階dで得た留分H2Om9を、10%NaClO.3
mlに溶解し、クロロホルムで飽和した0.017H酢
酸で平衡にした54m1湿潤セフアデツクスG−10を
詰めた59×1.2礪カラムに装填した。試料に10%
NaClO.5mt次いで平衡溶液を続けて加えた。ア
ントプロイリンーAはボイド容積(Ve/VOO.93
〜1.12)に完全に、そしてはつきりと現われ塩を含
まなかつた。これを直ぐ凍結乾燥し、30〜80%純度
アントプロイリンーAl.4m9を得た。段階f一連合
した不活性ポリペプチドの除去段階(a)〜(e)で示
した方法で得たペプチド(200mg)を蒸溜水10m
1に溶解し、蒸溜水中セフアデツクスG−25ファイン
のカラム(34×2.0crft)に置いた。
蒸溜水での溶離はVe/VOl.3〜1.7で75%純
粋な活性ペプチド(90%)のバルクを製造し、一方、
活性ペプチドの残部を0.?NH4OAcで純粋に溶離
した。凍結乾燥ペプチド(113mg)を蒸溜水に再溶
解させ、酢酸でPH2.7に調節した0.05Mピリジ
ンで平衡にしたセレツクスーSEセルロース(バイオ・
ラット●ラボラトリーズ、リツチモンド、カリフォルニ
ア)のカラム30×1.5dに入れた。活性ペプチドを
0.1Mピリジンアセテートに相当する範囲で0.05
MピリジンアセテートPH2.7および0.?ピリジン
アセテートPH3.lの各300mtの線状勾配によつ
て純粋に溶離し、凍結乾燥し、純度95%より大のアン
トプロイリンーA8Om9を得た。実施例2 注射用却−Aの無菌懸濁液 実施例1で得たアントプロイリンーAを約10mg加水
分解ゼラチンに対しアントプロイリンーA3.5μダの
範囲に無菌加水分解ゼラチンと混合し、無菌ヴアイアル
に詰め、通常の技術を用いて窒素雰囲気下で封じた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アミノ酸連鎖: Gly−Val−Ser−Cys−Leu−Cys−A
    sp−Ser−Asp−Gly−Pro−Ser−Va
    l−Arg−Gly−Asn−Thr−Leu−Ser
    −Gly−Thr−Leu−Trp−Leu−Tyr−
    Pro−Ser−Gly−Cys−Pro−Ser−G
    ly−Trp−His−Asn−Cys−Lys−Al
    a−His−Gly−Pro−Thr−Ile−Gly
    −Trp−Cys−Lys−Glnを有するアントプロ
    イリン−Aと呼ばれるペプチド。 2(a)イソギンチヤクを水または水−アルコール性混
    合液で抽出し、(b)抽出物をNH_4HCO_3で溶
    暗される架橋結合デキストランカラムのゲル濾過クロマ
    トグラフィーをうけしめ活性留分を収集して凍結乾燥し
    、(c)活性留分をNaCl勾配を有するリン酸塩緩衝
    液で溶離されるカチオン交換樹脂カラムのクロマトグラ
    フィーをうけしめ、活性留分を収集、凍結乾燥すること
    を特徴とするイソギンチヤクからアントプロイリン−A
    を製造する方法。 3(d)(c)において得た活性留分をNaCl溶液で
    溶離される架橋結合デキストランカラムのクロマトグラ
    フィーをうけしめ、活性留分を収集して凍結乾燥し、(
    e)(d)において得た活性留分を稀酢酸で溶離される
    架橋結合デキストランカラムのクロマトグラフィーによ
    つて脱塩し、活性留分を収集し、凍結乾燥することを特
    徴とする特許請求の範囲第2項の方法。 4 イソギンチヤクがアントプロイラキサントグラミカ
    である特許請求の範囲第2項の方法。 5 次の段階: (a)イソギンチヤクアントプロイラキサントグラミカ
    を30%エタノール水で抽出し、(b)抽出物を0.1
    MNH_4HCO_3溶液で溶離される除外限度300
    00を有する架橋結合カルボキシメチルデキストランカ
    ラムのゲル濾過クロマトグラフ処理をうけしめ、活性留
    分を収集して凍結乾燥し、(c)活性留分をpH7.5
    および0.5NNaClの勾配を有する0.03Mリン
    酸塩緩衝液で溶離される弱酸性カチオン交換樹脂カラム
    のクロマトグラフィーをうけしめ、活性留分を収集し凍
    結乾燥することからなることを特徴とする特許請求の範
    囲第4項の方法。 6(d)(c)において得た活性留分をNaCl中で0
    .03Mである0.017M酢酸で溶離される除外限度
    30000を有する架橋結合デキストランカラムのクロ
    マトグラフ処理をうけしめ、活性留分を収集して凍結乾
    燥し、(e)(d)において得た活性留分を除外限度7
    00を有する架橋結合デキストランカラムに該活性留分
    溶液を入れ、続いて20%塩化ナトリウム溶液を入れ、
    0.017M酢酸で溶離することによつて脱塩し、活性
    留分を収集し、凍結乾燥することを特徴とする特許請求
    の範囲第5項の方法。 7 製薬上認められる担体と混合または併用したアミノ
    酸連鎖:Gly−Val−Ser−Cys−Leu−C
    ys−Asp−Ser−Asp−Gly−Pro−Se
    r−Val−Arg−Gly−Asn−Thr−Leu
    −Ser−Gly−Thr−Leu−Trp−Leu−
    Tyr−Pro−Ser−Gly−Cys−Pro−S
    er−Gly−Trp−His−Asn−Cys−Ly
    s−Ala−His−Gly−Pro−Thr−Ile
    −Gly−Trp−Cys−Cys−Lys−Glnを
    有するアントプロイリン−Aと呼ばれるペプチドからな
    ることを特徴とする鬱血性心臓不全治療用製剤。
JP52050873A 1976-05-05 1977-05-04 強心剤 Expired JPS6042800B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US68344676A 1976-05-05 1976-05-05
US683446 1976-05-05
US05/710,534 US4059694A (en) 1976-05-05 1976-08-02 Cardiotonic agent
US710534 1976-08-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52134008A JPS52134008A (en) 1977-11-09
JPS6042800B2 true JPS6042800B2 (ja) 1985-09-25

Family

ID=27103112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52050873A Expired JPS6042800B2 (ja) 1976-05-05 1977-05-04 強心剤

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4059694A (ja)
JP (1) JPS6042800B2 (ja)
DE (1) DE2720041A1 (ja)
FR (1) FR2350328A1 (ja)
GB (1) GB1532128A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4166113A (en) * 1977-08-29 1979-08-28 University Of Hawaii Cardiotonic agent
US4952561A (en) * 1984-02-07 1990-08-28 Merck & Co., Inc. Cardiac atrial peptides
US4765980A (en) * 1986-04-28 1988-08-23 International Minerals & Chemical Corp. Stabilized porcine growth hormone
US5512592A (en) * 1994-09-09 1996-04-30 Wake Forest University Method of producing cardiotonic effect and improving cardiac contractile function by administration of carnosine
IT1320782B1 (it) * 2000-07-04 2003-12-10 Professional Dietetics Srl Composizioni a base di aminoacidi, atte al trattamentodell'insufficienza cardiaca.
KR101380786B1 (ko) * 2011-03-11 2014-04-04 포항공과대학교 산학협력단 말미잘 유래 재조합 실크 단백질, 이의 생산방법 및 이를 포함하는 실크 섬유 제조용 조성물

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3951939A (en) * 1972-01-08 1976-04-20 Behringwerke Aktiengesellschaft Polypeptides, process for their manufacture and their use as polyvalent isoinhibitors
DE2334564A1 (de) * 1973-07-07 1975-02-06 Behringwerke Ag Polypeptide, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als polyvalente isoinhibitoren
BE793765A (fr) * 1972-01-08 1973-07-09 Behringwerke Ag Polypeptides, leur procede de preparation et leurs applications, notamment comme iso-inhibiteurs polyvalents.

Also Published As

Publication number Publication date
DE2720041A1 (de) 1977-11-24
JPS52134008A (en) 1977-11-09
US4059694A (en) 1977-11-22
GB1532128A (en) 1978-11-15
FR2350328A1 (fr) 1977-12-02
FR2350328B1 (ja) 1979-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Nimberg et al. Isolation of an immunosuppressive peptide fraction from the serum of cancer patients
Sottocasa et al. Isolation of a soluble Ca2+ binding glycoprotein from ox liver mitochondria
Weihing et al. Acanthamoeba actin. Isolation and properties
JPS646201B2 (ja)
Liguri et al. A new acylphosphatase isoenzyme from human erythrocytes: purification, characterization, and primary structure
Bendich et al. Immunochemical Studies on Blood Groups. V. Further Characterization of Blood Group A and O Substances from Individual Hog Stomachs1a
Willis et al. Acetylenic analog of arachidonate that acts like aspirin on platelets
SE458505B (sv) Anvaendningen av rifamycin sv och salter daerav foer framstaellning av en beredning foer behandling av reumatoid artrit samt vissa av salterna och deras framstaellning
US4529594A (en) Protein having antitumor activity
Kono et al. Chicken liver phosphofructokinase: I. Crystallization and physicochemical properties
Hess et al. The isolation of chondroitin sulfuric acid from dentin
JPS6042800B2 (ja) 強心剤
EP0243480A1 (en) Isolation and purification of a digitalis-like factor
US4166113A (en) Cardiotonic agent
Winge et al. Techniques and problems in metal-binding protein chemistry and implications for proteins in nonmammalian organisms.
Buchta et al. C-reactive protein decreases protein phosphorylation in stimulated human neutrophils
Visser et al. Isolation and some biochemical properties of a paralysing toxin from the venom of the wasp Microbracon hebetor (Say)
SU624562A3 (ru) Способ получени вещества, обладающего гормональным действием
JPS6236040B2 (ja)
US3293236A (en) Process for isolating alpha1-antitrypsin
WO1980001039A1 (en) Fibrinolytic material and process for producing same
US4103004A (en) Cardiotonic agent
SU871721A3 (ru) Способ получени биологически активного вещества,обладающего способностью усиливать секрецию инсулина и улучшать глюкозную толерантность
Goldstein et al. Preparation and properties of thymostatin, a new thymic inhibitor of DNA and RNA synthesis
US3002887A (en) Method of purifying a dialyzable lipid mobilizer contained in blood