JPS6041776Y2 - 帯状導電体の支持装置 - Google Patents

帯状導電体の支持装置

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JPS6041776Y2
JPS6041776Y2 JP1864180U JP1864180U JPS6041776Y2 JP S6041776 Y2 JPS6041776 Y2 JP S6041776Y2 JP 1864180 U JP1864180 U JP 1864180U JP 1864180 U JP1864180 U JP 1864180U JP S6041776 Y2 JPS6041776 Y2 JP S6041776Y2
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JP
Japan
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band
phase
support
conductor
insulator
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JP1864180U
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JPS56120722U (ja
Inventor
和三郎 村井
Original Assignee
寺崎電気産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は帯状導電体の支持装置に関し、特に、だとれ
ば断面が長方形に形成された各相の帯状導電体をそれぞ
れ異相間距離を有しかつそれぞれの帯状導電体の帯幅面
が対向して長手方向に平行に配置される導電体群の支持
装置の改良に関する。
たとえば、低圧電路においては、定格電流が数千Aで、
短絡電流が10万A以上に及ぶことが多い。
したがって、低圧電路としての帯状導電体の通電容量を
増大しかつ規定の温度上昇値以内に抑え、さらに必要な
絶縁距離を保ちながら導電体群を構成する必要がある。
そこで、従来の導電体群は占有容積を小さくするために
、各相の帯状導電体の帯幅面を対向させて長手方向に平
行に配置する場合が多い。
第1図は従来の帯状導電体の支持装置の要部外観図であ
り、特に第1図aは正面図を示し、第1図すは右側面図
を示す。
第2図は同じく支持装置の他の例を示す要部外観図であ
り、特に第2図aは正面図を示し、第2図すは右側面図
を示し、第2図Cは平面図を示す。
第1図および第2図を参照して従来の支持装置について
説明する。
まず、第1図を参照して、上下の支持絶縁物2,2′は
所定の異相間距離を隔てて切溝A、Bが形成されている
この切溝A。B内には、各相導電体1.1’、1″が嵌
込まれる。
支持絶縁物2,2′の両端は接地支持枠3をを貫通する
締付ボルト4と締付ナツト5と締付ボルト4を貫通させ
た絶縁筒6とによって固着され、それによって各相導電
体1.1’、1“が支持絶縁物2,2′に挾持されてい
る。
このような支持装置では、各相導電体1.1’、1″が
締付ボルト4によって支持絶縁物2,2′の切溝A、
Bの底壁と導電体1.1’、1″の接触面に発生する摩
擦力のみによって支持される。
ところが、導電体が3相以上の場合には、導電体の幅W
または支持絶縁物の切RA、Bの異相間距離などの製作
誤差により、必ず1相が支持絶縁物2,2′の切溝A、
B底壁との間にわずかに隙間を生じる。
この隙間を小さくするために、締付ボルト4を締付けた
場合には、支持絶縁物2,2′に歪応力が発生する。
このような状態において、大きな短絡電流が流れると、
導電体相互間の電気力学的相互間の力学的作用により、
導電体1.1’、1″と支持絶縁物2,2′との接合面
がずれて導電体が変形したり支持絶縁物2,2′が破損
することがある。
そこで、上述の破損を防止する目的で第2図aないしC
に示す支持装置がすでに考えられている。
すなわち、機械的強度のある非磁性材料によりなる導電
体取付補助片7を、1″それぞれ各相の導電体1.1’
、1″に取付ける。
そして、上下に導電体1.1’、1″の幅寸法以上の間
隙を有する支持絶縁物2,2′を設け、この支持絶縁物
2.2′締付ボルト4、締付ナツト5および支持絶縁筒
6により接地枠3に一体的取付ける。
この支持絶縁物2,2′の間に、前記導電体1. 1’
1″を装着した導電体取付補助片?、7.7をそれぞれ
所定の異相間距離を隔てて取付ビス8により支持する。
ところが、このような支持装置では、取付ビス8によっ
て導電体取付補助片7と支持絶縁物2,2′とを固着す
るようにしているため、支持絶縁物2,2′に取付孔9
を形成しなければならない。
しかしながら、支持絶縁物2゜2′の強度が低下する。
また、導電体取付補助片7を取付ビス8とが充電部とな
るため、絶縁の安全性から好ましくないという問題点が
あった。
それゆえに、この考案の主たる目的は、各相の帯状導電
体の帯幅面を対向させかつ長手方向に平行に配列される
導電体群を強固にかつ絶縁の信頼性を向上して支持し得
る帯状導電体の支持装置を提供することである。
この考案は、要約すれば、接地枠に取付けて絶縁支承す
る支持台部と、支持台部に直角でありかつ相互に平行な
相対する面のそれぞれにねじ部を有する締結金具を埋込
んだ相間連結部とを一体的に形成した支持絶縁物を設け
、各相の帯状導電体を支持絶縁物の相間連結部の両端面
にねじ止めし、それぞれを絶縁状態で一体的に連結して
導電体群を構威し、この導電体群を接地枠に支持するよ
うにしたものである。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特徴は以下
に図面を参照して行なう詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
第3図はこの考案の一実施例に含まれる相間支持絶縁物
の外観図であり、特に第3図aは正面図を示し、第3図
すは一部切断した右側面図を示す。
この第3図はその考案の主要構成部となる支持絶縁物1
0として使用されるもので、接地枠3への取付機能とし
てねじ孔(または取付孔)11を有する支持台部10a
と、この支持台部10aに直角でありかつ相互に平行な
面のそれぞれに同心的に締結金具12を埋込んだ相間連
結部10bとが合成樹脂などの絶縁材料により一体的に
形成されたものである。
絶縁材料としてはガラス繊維強化プラスチックなどが用
いられるが、このガラス繊維強化プラスチックは引張力
および圧縮荷重力に対して極めて強固でありかつ製作も
容易であって製作精度も良好なものである。
前記相聞連結部10bの両端面に埋込まれた締結金具1
2,12には、その一方端に開口ねじ部12a、12a
が形成されている。
第4図はこの考案の一実施例の要部外観図であり、特に
第4図aは平面図を示し、第4図すは正面図を示す。
図において、帯状導電体1.1’。1″はそれぞれ所定
の異相間距離を隔てて配列されている。
そして、各相導電体1,1′と1′。1″とには、導電
体の長手方向に若干位置を異ならせて相互に対向する貫
通孔(図示せず)が穿設される。
そして、それぞれの貫通孔に締結金具12の開口ねじ部
12aが対向するように支持絶縁物10.10が配置さ
れる。
帯状導電体1゜1′、1″の貫通孔に締付ボルト14・
・・が挿入され、かつ螺合されて帯状導電体1.1’、
1″が支持絶縁物10.10に強固に連結されて導電体
群が一体化される。
このようにして、一体的に連結された導電体群は、それ
ぞれの支持絶縁物10の支持台部10aに設けられた取
付ねじ孔11に取付ねじ15を螺合することによって、
接地枠3に締付けられて支持される。
第5図はこの考案の他の実施例を示す平面図である。
この第5図はたとえば導電体1,1′と1′、1″との
間のそれぞれの異相間距離が支持絶縁物10の長さより
も大きくなった場合にこの考案を適用したものである。
この場合には、支持絶縁物10.10の相間連結部10
b、10bの一方側端面と導電体1,1″との間に筒状
の相間調整部材16.16を挿入し、軸長が比較的長く
選ばれた締付ポル)14.14’を相間調整部材16.
16に貫通させて相間支持絶縁物10に連結するように
したものである。
したがって、この実施例によれば、相間距離に応じて相
間の調整部材16を適宜最適な寸法に調整することによ
って、支持絶縁物10は一定のものを使用することがで
きるという利点がある。
第6図はこの考案のその他の実施例を示す平面図である
この第6図はたとえば大きな電流容量が必要な場合に、
2本の帯状導電体をそれぞれわずかな間隙を有して同一
の相として配置したものである。
このような場合には、2本の同相の導電体間に間隙スペ
ーサ17を挿入腰前述の説明と同様にして、相間調整部
材16を介して支持絶縁物10の相間連結部10bに締
付ボルト14を締付け、それによって各相の導電体間を
相互に連結する。
第7図はこの考案のその他の実施例を示す平面図である
この第7図は3相4線式の帯状導電体を支持する場合に
この考案を適用したものである。
図において、各相導電体1.1’、1“のほかに各相導
電体1.1’、1″のほぼ半分の厚みを有する中性相と
しての導電体Nを並列に配列し、各相間に3個の支持絶
縁物10.10.10を挿入する。
そして、中央の支持絶縁物10を導電体の長手方向に取
付位置をずらして配置し、それぞれの導電体間をボルト
14・・・によって一体的に連結する。
第8図はこの考案の一実施例に含まれる支持絶縁物の他
の例を示す外観図であり、特に第8図aは正面図を示し
、第8図すは右側面図を示す。
この第8図に示す支持絶縁物は以下の点を除いて第3図
と同じである。
すなわち、相間連結部10b′の一方側端面に埋込まれ
た締結金具12に代えてボルト12bをその先端が突出
するように埋込んだものである。
以上のように、この考案によれば、接地枠に固定して絶
縁支承する支持台部とこの支持台部に直角でありかつ相
互に平行な相対する面のそれぞれにねじを有する締結金
具を埋込んだ相間連結部とを一体的に形成して支持絶縁
物を構成し、この支持絶縁物の相間連結部の両端面に各
相導電体をねじ止めして導電体群を構威し、この導電体
群を接地枠に支持するようにしたため、短絡時に発生す
る導電体間の電磁反発力あるいは電磁吸引力が支持絶縁
物の相間連結部の締結金具に引張り荷重もしくは圧縮荷
重として働らくが、各導電体群の電磁力は相互間で打消
され理論上零にすることができる。
したがって、支持絶縁物の支持台部は、導電体群全体の
重力を支持すればよいので、上方から懸架する場合は引
張り力となり下方から支持する場合は圧縮力となって、
電磁力による曲げ応力が生じないため破損を防止するこ
とができる。
しかも相間ならびに接地間を絶縁状態で支持するため小
形にできしかも竪固な支持装置を得ることができる。
さらに、相間ならびに接地間の絶縁の信頼性を向上する
ことができしかも充電部が拡大しないので安全性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の支持装置を示す外観図であり、特に第1
図aは正面図を示し、第1図すは右側面図を示す。 第2図は従来の支持装置の他の例を示す外観図であり、
特に第2図aは正面図を示し、第2図すは右側面図を示
し、第2図Cは平面図を示す。 第3図はこの考案の一実施例に含まれる支持絶縁物を示
す外観図であり、特に第3図aは正面図を示し、第3図
すは一部切断した状態を示す右側面図である。 第4図はこの考案の一実施例の要部外観図であり、特に
第4図aは平面図を示し、第4図すは正面図を示す。 第5図はこの考案の他の実施例を示す平面図である。 第6図はこの考案のさらに他の実施例を示す平面図であ
る。 第7図はこの考案のその他の実施例を示す平面図である
。 第8図はこの考案に含まれる支持絶縁物の他の例を示す
外観図であり、特に第8図aは正面図を示し、第8図す
は一部切断した状態を示す右側面図でる。 図において、1.1’、1″は帯状導電体、10.10
’は支持絶縁物、10aは支持台部、1bは相間連結部
、11は取付ねじ孔、12は締付金具、12aはねじ開
口部、16は相間調整部材、17は間隙スペーサを示す

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)断面が長方形の各相の帯状導電体がそれぞれ位相
    間距離を有しかつそれぞれの帯状導電体の帯幅面が対向
    して長手方向に平行に配置される導体の支持装置におい
    て、 接地枠に取付けて絶縁支持する支持台部と、前記支持台
    部に直角でありかつ相互に平行な相対する面のそれぞれ
    にねじ部を有する締結金具を埋め込んだ相間連結部とが
    一体的に形成された支持絶縁物を備え、 前記各相導電体を前記支持絶縁物の相間連結部の両端面
    にねじ止めして相互に絶縁状態で一体的に連結した導電
    体群を接地枠に支持するようにしたことを特徴とする、
    帯状導電体の支持装置。
  2. (2)前記帯状導電体は、複数相のそれぞれに対応して
    設けられ、 前記相聞支持絶縁物は、各相の帯状導電体相互間を連結
    するために複数設けられかつそれぞれの相間支持絶縁物
    は前記帯状導電体の長手方向に位置を異ならさせて取付
    けるようにした、実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    帯状導電体の支持装置。
  3. (3)前記各帯状導電体は、それぞれ前記相聞支持絶縁
    物の長さ以上の間隔を隔てて配置され、前記相聞支持絶
    縁物は、該相聞支持絶縁物の一方端面と前記帯状導電体
    との間に挿入される相間調整部材を貫通して締付けられ
    る締付ボルトによって連結される、実用新案登録請求の
    範囲第1項または第2項記載の帯状導電体の支持装置。
  4. (4)前記各相の帯状導電体は、それぞれ所定の間隔を
    有して複数本平行に配列され、かつ前記間隙には、スペ
    ーサが挿入されて一体的に連結される、実用新案登録請
    求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の帯状導
    電体の支持装置。
JP1864180U 1980-02-15 1980-02-15 帯状導電体の支持装置 Expired JPS6041776Y2 (ja)

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JPS56120722U JPS56120722U (ja) 1981-09-14
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