JPS604084B2 - バケツトエレベ−タ−の揚穀筒 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、バケットエレベーターの揚穀筒に係るもので
ある。

従来公知の前記揚穀筒としては、第１図と第２図に示し
た第一公知例と、第３図と第４図に示した第二公知例等
が存在した。

第一公知例の構成とは、第１図に示したように、横断面
形状をこ形に形成したチャンネル枠Ａの一側関口部Ｂに
蓋板Ｃを当接して溶着固定したものであり、四角形状の
内部空間を上下動するバケットＤが、回動につれてぶら
ぶら動くのを防止するためにベルトＥＥの間に山形のベ
ルトガイドＦを取付けたものである。

第一公知例の欠陥は、［形のチャンネル枠Ａと蓋板Ｃと
で形成される錫穀筒それ自体が、どうしてもひ弱で、且
つ、ベルトガイドＦを数多く取付けるから、製作も面倒
である。

第二公知例は、第３図のように、こ形のチャンネル枠に
形成した上昇側枠Ｇの関口部日に蓋板Ｉを取付けて上昇
用揚穀筒を形成し、同様の方法で下降用筒Ｊを形成した
ものである。

第二公知例は、蓋板１に沿ってベルトＥが上動するから
、第一公知例のように、ベルトガイドＦを取付ける手間
等は全く必要としない効果が期待できるが、第１図と第
２図を比較すればすぐわかるように、溶接部分が２倍多
くなるので、その手間が大変である欠陥を有する。又、
第３図第４図のものは、中央部分に、縦の空間部分が形
成されるので、外観もよくない。

よって工夫した本件発明は、第７図以降の構造としたも
のである。図により説明すると、１は上昇側枠で、横断
形状はＯ型に形成され、チャンネル枠の関口部をそれぞ
れ内側に折曲げて折曲縁２，２を形成した形状である。

折曲縁２，２の間には関口部３が形成される。４は下部
の調車、５は調車４を回わって上昇するベルトで、ベル
ト５の外周に、一定の間隔を置いて多数のバケット６が
取付けてある。

前記折曲縁２，２の位置は、上昇側のベルト５の裏側す
れすれの位置となるように形成されている。７は前記上
昇側枠１に対する下降側枠で、横断形状はＯ型に形成さ
れ、同様に折曲縁８，８を形成し、折曲縁８，８の間に
関口部９を形成する。

そして、上昇側枠１の関口部３と下降側枠１の開口部９
とが、互いにずれないように合わせて、折曲縁２と折曲
縁８をスポット溶着する。本発明のものと、第一公知例
及び第二公知例とを比較すると、第一公知例のものに比
べては、折曲緑２，２，８，８がある分だけひ弱構造で
なくなる効果と、折曲縁２，２が第一公知例のベルトガ
イドＦの代わりをする効果が期待でき、第二公知例に比
べると、スポット溶接する部分を、１′２に少なくなし
得る効果と、蓋板１の一枚分を節約し得る効果が期待で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は第一公知例の横断平面図、第２図は第一公知例
の縦断側面図、第３図は第二公知例の横断平面図、第４
図は第二公知例の縦断側面図、第５図は第一公知例の側
面図、第６図は第二公知例の側面図、第７図は本発明の
横断平面図、第８図は本発明の縦断側面図、第９図は本
発明の側面図、第１０図は第二実施例の横断平面図、第
１１図は第二実施例の側面図である。 符号の説明、１・・…・上昇側枠、２・・・・・・折曲
縁、３・・・・・・開口部、４・・・・・・調車、５・
・・・・・ベルト、６…・・・バケット、７・・・・・
・下降側枠、８・・…・折曲縁、９・・・・・・閉口部
、Ａ・・・・・・チャンネル枠、Ｂ・・・・・・一側閉
口部、Ｃ・・・・・・蓋板「Ｄ・・…・バケット、Ｅ．
・・．・・ベルト、Ｆ・・・・・・ベルトガイド、Ｇ・
・・・・・上昇側枠、日・・・・・・関口部、１・・・
・・・蓋板、Ｊ・・・・・・下降用筒。 鰭側第２数 第３鰍 潔靭 舞う鞠 第６鰯 舞脚 髪８蟹 多９蜜 鰍修 劉卿

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ チヤンネル枠の開口縁部をそれぞれ内側に直角に折
   曲げて折曲線２，２を形成した■形上昇側枠１に対し、
   同様にチヤンネル枠の開口縁部をそれぞれ内側に直角に
   折曲げて折曲縁８，８を形成した■形下降側枠７とを、
   その折曲縁２，２と折曲縁８，８とが重合する状態に合
   せたのち、該重合部を溶着して得るバケツトエレベータ
   ーの揚穀筒。