JPS6039527Y2 - 液圧アクチユエ−タ - Google Patents

液圧アクチユエ−タ

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JPS6039527Y2
JPS6039527Y2 JP1981057344U JP5734481U JPS6039527Y2 JP S6039527 Y2 JPS6039527 Y2 JP S6039527Y2 JP 1981057344 U JP1981057344 U JP 1981057344U JP 5734481 U JP5734481 U JP 5734481U JP S6039527 Y2 JPS6039527 Y2 JP S6039527Y2
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JP
Japan
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ram
cylinder hole
inner diameter
cam surface
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP1981057344U
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JPS57169807U (ja
Inventor
敏夫 神村
Original Assignee
帝人製機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は液圧アクチュエータ詳しくはロック機構を備
えた液圧アクチュエータに関する。
一般にロック機構付き液圧アクチュエータは航空機の脚
の揚降およびロック、ドアーの開閉およびロック等に広
く採用されている。
このようなアクチュエータのロック機構には作動の確実
性が求められており、その作動が不確実であると、機体
の破損やこれにともなう乗員の人身事故等重大な結果が
もたらされることになる。
したがって、通常アクチュエータにはロック機構の作動
を検知するための検知手段が設けられており、外部、特
に航空機のパイロットによりロック機構が作動状態にあ
るか非作動状態にあるかを確認できるようになっている
従来の液圧アクチュエータのロック機構としては液圧ア
クチュエータに設けられたシリンダ孔内でピストンがシ
リンダ孔の最も一端側にあるいは最も他端側に移動した
時、あるいはこれら同時にロックキーが放射内方に移動
し該アクチュエータのピストンロッドに設けられた環状
溝内に挿入されピストンの移動を規制するものが知られ
ている。
また、従来の液圧アクチュエータの検知手段は電気スイ
ッチ又は電気スイッチと目視確認装置を具備しており、
電気スイッチは液圧アクチュエータのハウジングに固定
され、その触子がロックキーに直接係合可能なようにシ
リンダ孔内に突出しており、ロックキーの放射方向の移
動を電気信号に変換し、操縦席近傍のパネルに表示する
ものである。
一方、目視確認装置もハウジングに固定され、その触子
力知ツクキーに直接係合可能なようにシリンダ孔内に突
出ており、ロックキーの放射方向の移動をハウジング外
部の表示板に機械的に伝達し、液圧アクチュエータのノ
1ウジング近傍でロック機構が作動状態に、あるいは非
作動状態にあることを表示するものである。
しかしながら、このような従来の液圧アクチュエータに
あっては、電気スイッチおよび目視確認装置はこれらの
触子がロックキーに直接係合可能であるようハウジング
に固定されていたため、これらの取付位置が円周方向に
等配された複数個のロックキーの円周方向上位置に限定
され、特に目視確認装置の場合、その表示板が目視しや
すい任意の位置に取り付けられないという問題点があっ
た。
さらに、触子がシリンダ孔内に突出しているためシリン
ダ孔内の高圧油により電気スイッチおよび目視確認装置
が作動しないよう、これらを圧力バランス型の構造にし
なければならないうえ、電気スイッチおよび目視確認装
置をハウジングに固定するのに多数の耐高圧オイルシー
ルを必要とし製作費が高価になるという問題点もあった
この考案はこれらの問題点に着目してなされたものであ
り、内部にシリンダ孔の設けられたノ\ウジングと、シ
リンダ孔を遊貫し外周に環状溝が形成されたピストンロ
ッドと、シリンダ孔内に設けられその軸線方向に延在す
る貫通孔をピストンロッドが摺動自在に貫通するととも
に内外周面に開口する連通孔の形成されたガイドと、シ
リンダ孔内に摺動自在に支持され第1カム面を有するラ
ムと、ラムをその一端方向に付勢するスプリングと、連
通孔内に摺動自在に収納され放射外端が第1カム面に係
合可能であり放射外端が第1カム面に係合した状態でラ
ムが一端方向へ移動すると放射内方へ移動し放射内端が
前記環状溝内に挿入されるロック用キーと、を備え、前
記シリンダ孔に第1内径部と第2内径部とを設はラムの
一端部を第1内径部にその他端部を第2内径部にそれぞ
れ密着させるとともに、ラムの中間部外周面に形成され
た第2カム面に検知手段を係合させロック用キーが環状
溝内に突出したことを該検知手段が検出できるようにし
た液圧アクチュエータを提供することにより上記問題点
を解決することを目的とする。
以下、この考案を図面に基づき説明する。
第1,2図はこの考案の一実施例であり、まず、構成を
説明する。
1は液圧アクチュエータのハウジングであり、このハウ
ジング1の一端は図示していない航空機の胴体に連結さ
れている。
ハウジング1には第1シリンダ孔2と、第1シリンダ孔
2に連結し、第1シリンダ孔2より大径の第2シリンダ
孔3とが形成されており、第2シリンダ孔3の形成され
たハウジング1の一端部4はその他端部5より内径が小
さく、この一端部4と他端部5とは段差面6により連結
されている。
第2シリンダ孔3はハウジング1に螺着されたプラグ7
により閉止されており、プラグ7の先端面8は前記段差
面6から一定間隔離隔している。
プラグ7の先端部の内径は前記一端部4の内径より小さ
いためハウジング1の一端部4には第1内径部9が他端
部5には第1内径部9より小径の第2内径部10がそれ
ぞれ画成される。
11.12は第1シリンダ孔2部および第2シリンダ孔
3の第1内径部9にそれぞれ開口する第1およびび第2
ボートでであり、これらのポートll、12は切換バル
ブを介して図外の高圧オイルポンプおよびタンクにそれ
ぞれ連結している。
第1シリンタ孔2内にはピストン13が摺動自在に収納
されており、このピストン13はピストンロッド14の
一端部に固定されている。
このピストンロッド14の一端部には環状溝15が形成
されており、その側壁16はカム面になっている。
ピストンロッド14の他端部はプラグ7から外部に突出
しており、図示していない航空機の離着陸用脚に連結さ
れている。
ピストンロッド14はガイド17に形成された貫通孔1
8を摺動自在に貫通しており、ガイド17は、ハウジン
グ1とプラグ7により挟圧され、第2シリンダ孔3内に
固定して設けられている。
なお、ガイド17は、ハウジング1とプラグ7により挾
持せずに、円周方向に回動するように設けられてもよい
ガイド17の一端部には円周方向に等配されその放射方
向に延在する複数の連通孔19が形成されており、各連
通孔19内にはロックキー20が摺動自在に挿入されて
る。
21は第2シリンダ孔3内に摺動自在に収納されたラム
であり、このラム21はスプリング22により常時その
一端側へ付勢されている。
ラム21の一端部は第1内部9に、その他端部は第2内
径部10にそれぞれ摺動自在に嵌合しており、ラム21
の一端部には前述のロックキー20の放射外端が係合可
能な第1カム面23が形成されている。
ラム21の中間部外周面には、円錐形状を有する第2力
ム面24が設けられており、第1内径部9の中間および
第2内径部10の中間にはそれぞれオイルシール25が
設けられている。
その結果、前記段差面6と先端面8の間には第2シリン
ダ孔3内の高圧油が侵入できない空間26が画成される
該空間26はハウジング1に設けられた孔1aにより大
気に開放されている。
27はハウジング1に固定され触子28が空間26が突
出する電気スイッチであり、その触子28の先端は第2
カム面24に係合している。
また、電気スイッチ27の取り付けられた位置から90
°離隔した位置には目視確認装置29が固定されており
、目視確認装置29の触子30も空間26内に突出し第
2カム面24に係合している。
これら電気スイッチ27および目視確認装置29は全体
として検知手段31を構成する。
このように触子29.30は高圧油の侵入できない空間
26内に突出しているため従来の電気スイッチおよび目
視確認装置のように触子を圧力バランス型の構造にする
必要はなく、しかも、検知手段31をハウジング1に固
定するのに、ハウジング1との間を密封構造にする必要
もないため高価な耐高圧オイルシールの数を減少させる
ことができる。
さらに、電気スイッチ27および目視確認装置29は、
第2カム面24の円周方向ならどこに位置してもよく、
検知手段31の取付位置はハウジング1のの当該円周方
向位置上に自由に選定することができる。
次に作用を説明する。
まず、脚を胴体から突出させることを所望して第1ポー
ト1から第1シリンタ孔2内に高圧油を流入させ第2ポ
ート12から低圧油を排出すると、ピストン13は第1
シリンダ孔2内をその他端側に向って摺動する。
一方、第2シリンダ孔3内の低圧油が排出されるとラム
21はスプリング22の作用によってその一端側へ押圧
されピストン13が第1,2図に図示した状態になる。
これと同時にラム21は一端側に移動しこれにともない
ロックキー20は第1カム面23に沿って放射内方へ移
動する。
その結果、ロックキー20の放射内端はピストンロッド
14の環状溝15内に突出し、ピストンロッド14は摺
動が規制される。
また、上述の如くラム21がスプリング22の作用によ
り一端側へ移動すると、電気スイッチ27の触子28お
よび目視確認装置29の触子30はそれらに内蔵された
図示しないスプリングに抗して第2カム面24に沿って
放射外方に移動する。
その結果、電気スイッチ27の接点は閉状態になり操縦
席近傍のパネルにピストン13力釦ツク状態になってい
る旨の表示がなされる。
一方、目視確認装置29はその円周面にのみ鮮明な塗料
が塗られた頭部の表示板が第2図に示すように突出しハ
ウジング1の外部からピストン13がロック状態になっ
ていることを確認できる。
次に、脚を胴体に収納することを所望して第2ポート1
2から高圧油を流入させ第1ポート11から低圧油を排
出すると、第2ポート12から流入された高圧油はハウ
ジング1に設けられた環状溝1b、ガイド17に設けら
れた通路17a、17b、連通孔19とロックキー20
との隙間等から第2シリンダ孔3内に広がりピストン1
3を押圧してその一端方向に移動させる。
さらに第2シリンダ孔3内の高圧油はラム21をその他
端方向に押圧し、ラム21はスプリング22に抗してそ
の他端側へ移動する。
その結果、ロックキー20は連通孔19内で摺動可能に
なりピストンロッド14の移動にともない側壁16に沿
って放射外方へ移動する。
したがって、ロックキー20は環状溝15から抜は出し
、ピストン13はロック解除状態になる。
一方、ラム21が他端側へ移動すると、触子28.30
はそれらに内蔵された図示しないスプリングにより第2
カム面24に沿って放射内方へ移動される。
その結果、電気スイッチ27の接点は開状態になり操縦
席近傍のパネルにピストン13やロック解除状態になっ
た旨の表示をする。
また、目視確認装置29は頭部の表示板が第2図中2点
鎖線で示す位置まで引っ込み、塗料塗付面が見えなくな
ることにより、ハウジング1の外部からピストン13が
ロック解除状態になったことを確認できるようになる。
この後、ピストン13はさらに一端側に摺動すると離着
陸用脚は航空機の胴体中に収納される。
以上、説明してきたように、この考案によれば、検知手
段の取付位置をハウジングの円周方向位置上で任意に選
択できるため検知手段を最適の位置に固定できるととも
に、検知手段の触子を圧力バランス型にする必要がなく
高価な耐高圧オイルシールの数を減少できるため製作費
を低下させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この考案による液圧アクチュエータの一実施
例を示す断面図、第2図は第1図で示した液圧アクチュ
エータを90°回動させた状態の断面図である。 1・・・・・・ハウジング、3・・・・・ツリンダ孔、
9・・・・・・第1内径部、10・・・・・・第2内径
部、14・・・・・・ピストンロッド、15・・・・・
・環状溝、17・・・・・・ガイド、18・・・・・・
貫通孔、19・・・・・・連通孔、20・・・・・・ロ
ック用キー、21・・・・・・ラム、22・・・・・・
スプリング、27・・・・・・電気スイッチ、29・・
・・・・目視表示器、31・・・・・・検知手段。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)内部にシリンダ孔の設けられたハウジングと、シ
    リンダ孔を貫通し外周に環状溝が形成されたピストンロ
    ッドと、シリンダ孔内に設けられその軸線方向に延在す
    る貫通孔をピストンロッドが摺動自在に貫通するととも
    に内外周面に開口する連通孔の形成されたガイドと、シ
    リンダ孔内に摺動自在に支持され第1カム面を有するラ
    ムと、ラムをその一端方向に付勢するスプリングと、連
    通孔内に摺動自在に収納され放射外端が第1カム面に係
    合可能であり放射外端が第1カム面に係合した状態でラ
    ムが一端方向に移動すると放射内方へ移動しその放射内
    端が前記環状溝内に挿入されるロック用キーと、を備え
    た液圧アクチュエータにおいて、前記シリンダ孔に第1
    内径部と第2内径部とを設け、ラムの一端部を第1内径
    部にその他端部を第2内径部にそれぞれ密着させるとと
    もに、ラムの中間部外周面に形成された第2カム面に検
    知手段を係合させロック用キーが環状溝に突出したこと
    を該検知手段が検出できるようにしたことを特徴とする
    液圧アクチュエータ。
  2. (2)前記検知手段を電気スイッチと目視表示器とで樹
    皮したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の液圧アクチュエータ。
JP1981057344U 1981-04-20 1981-04-20 液圧アクチユエ−タ Expired JPS6039527Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981057344U JPS6039527Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20 液圧アクチユエ−タ

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JP1981057344U JPS6039527Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20 液圧アクチユエ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS57169807U JPS57169807U (ja) 1982-10-26
JPS6039527Y2 true JPS6039527Y2 (ja) 1985-11-27

Family

ID=29853820

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JP1981057344U Expired JPS6039527Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20 液圧アクチユエ−タ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3813065A (en) * 1969-06-23 1974-05-28 Decoto Aircraft Inc Locking mechanisms and actuator assemblies of coaxial locked remotely at selected locations after motions of a nearly complete circumferential one piece chamfered locking ring
US4024800A (en) * 1974-03-27 1977-05-24 Messier Hispano Actuating and bracing jack

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3813065A (en) * 1969-06-23 1974-05-28 Decoto Aircraft Inc Locking mechanisms and actuator assemblies of coaxial locked remotely at selected locations after motions of a nearly complete circumferential one piece chamfered locking ring
US4024800A (en) * 1974-03-27 1977-05-24 Messier Hispano Actuating and bracing jack

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JPS57169807U (ja) 1982-10-26

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