JPS6038998Y2 - 診察ベツド - Google Patents
診察ベツドInfo
- Publication number
- JPS6038998Y2 JPS6038998Y2 JP2758482U JP2758482U JPS6038998Y2 JP S6038998 Y2 JPS6038998 Y2 JP S6038998Y2 JP 2758482 U JP2758482 U JP 2758482U JP 2758482 U JP2758482 U JP 2758482U JP S6038998 Y2 JPS6038998 Y2 JP S6038998Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- pillow
- patient
- bed body
- treatment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は診療所、病院等で使用する診療ベッドに関する
ものである。
ものである。
従来、診療ベッドはそれぞれ独立物品として形成したベ
ッド本体と枕の組合せからなっており、診療時は患者の
体形、患部位置等によってベッド本体の適当な位置に枕
を置き、患者を診療治療に適する姿勢に仰臥させて使用
する。
ッド本体と枕の組合せからなっており、診療時は患者の
体形、患部位置等によってベッド本体の適当な位置に枕
を置き、患者を診療治療に適する姿勢に仰臥させて使用
する。
しか腰診療ベッドはその片側を診療室の壁面に沿って置
き、医師、看護婦は限定された片側から診療治療等を行
うことが多い。
き、医師、看護婦は限定された片側から診療治療等を行
うことが多い。
従一つで、医師の得手、不得手による勝手方向、あるい
は患部の位置（右半身、左半身等）、患者の体形等の情
況によって、患者ごとに診療ベッドの右端、左端等に枕
を方向換えし、また枕の位置を決めることが必要となる
。
は患部の位置（右半身、左半身等）、患者の体形等の情
況によって、患者ごとに診療ベッドの右端、左端等に枕
を方向換えし、また枕の位置を決めることが必要となる
。
そして、その時看護婦等の介助者の不注意によって、事
前の判断を誤って患者を仰臥させると、再び枕を位置が
えして患者の仰臥姿勢の変更を必要とすることがあり、
運動系疾患者、老人、重病者等に余分の苦痛と負担を与
えることがある。
前の判断を誤って患者を仰臥させると、再び枕を位置が
えして患者の仰臥姿勢の変更を必要とすることがあり、
運動系疾患者、老人、重病者等に余分の苦痛と負担を与
えることがある。
一方、交通事故等による外傷患者のとき、外傷部分が汚
染されているので、当該部分の洗滌が治療の第１歩とな
る。
染されているので、当該部分の洗滌が治療の第１歩とな
る。
従って、洗滌によるベッドの汚えを防止し、汚物および
洗滌液を回収するためベッド上にシーツ等を敷いて患者
をその４二に横たえて治療することが必要となり、治療
前後の準備および後始末に時間と煩わしい手数を要する
ことになる。
洗滌液を回収するためベッド上にシーツ等を敷いて患者
をその４二に横たえて治療することが必要となり、治療
前後の準備および後始末に時間と煩わしい手数を要する
ことになる。
本考案は、以上の実情を考慮してなされたもので、ベッ
ド本体の前後に一対の枕体を設けると共に、前記枕体は
下方に脚部を有してベッド本体枠部の支承具に摺動自在
に支承され、ベッド本体の長手方向にスライド腰任意の
位置に係止自在となる構成を要旨とする新規診療ベッド
を提供するものである。
ド本体の前後に一対の枕体を設けると共に、前記枕体は
下方に脚部を有してベッド本体枠部の支承具に摺動自在
に支承され、ベッド本体の長手方向にスライド腰任意の
位置に係止自在となる構成を要旨とする新規診療ベッド
を提供するものである。
以下実施例図面を参照］７て本考案を説明する。
第１，２図において、ベッド本体１は脚４て支えられた
ベッド枠体３Ａの−Ｌに患者仰臥用のマット部３Ｂが設
けられた通常構造のベッドであり、ベッド本体１の長手
方向の両側に一対の枕体２がぞれぞれ設けられている。
ベッド枠体３Ａの−Ｌに患者仰臥用のマット部３Ｂが設
けられた通常構造のベッドであり、ベッド本体１の長手
方向の両側に一対の枕体２がぞれぞれ設けられている。
枕体２は下方にある基板５に脚部６が取付られており、
脚部６は基板５から下方に若干伸長した後、当該枕体の
前後方向に概ね９０°曲或されたＬ字形状になっており
、管材を使用して平行する２本の６Ａ、６Ｂから形成さ
れている。
脚部６は基板５から下方に若干伸長した後、当該枕体の
前後方向に概ね９０°曲或されたＬ字形状になっており
、管材を使用して平行する２本の６Ａ、６Ｂから形成さ
れている。
一方ベッド本体１は枠体３Ａの前後端部に支承具７を取
付けており、支承具７は中心に突設した嵌合孔８に脚部
６を摺動自在に受は入れて枕体２を支承する金具であり
、第２図のベッド本体１の中心線ＩＡを軸として対称す
る位置に２個の一対の７Ａ、７Ｂが設けられている。
付けており、支承具７は中心に突設した嵌合孔８に脚部
６を摺動自在に受は入れて枕体２を支承する金具であり
、第２図のベッド本体１の中心線ＩＡを軸として対称す
る位置に２個の一対の７Ａ、７Ｂが設けられている。
ぞして、脚部６を支承具７に支承された枕体２は、第１
図示のように枕体の下面とマット部３Ｂの上面間に僅か
に隙間を有し、点線で示す２Ａまたは２Ｂ位置に所要ス
トローク自由に摺動すると共に、ベッド本体１の前後端
から任意の位置に係止することができるようになってい
る。
図示のように枕体の下面とマット部３Ｂの上面間に僅か
に隙間を有し、点線で示す２Ａまたは２Ｂ位置に所要ス
トローク自由に摺動すると共に、ベッド本体１の前後端
から任意の位置に係止することができるようになってい
る。
なお、図中の９は支承具７に付設した止ねじであって、
前記の任意位置に枕体２を固定するとき、止ねじ９を締
付けて脚部６を係止固定する。
前記の任意位置に枕体２を固定するとき、止ねじ９を締
付けて脚部６を係止固定する。
なおベッド本体１の長さは約１．８Ｍにしておくと患者
が仰臥したとき足方向に存在する枕体２と足が干渉する
恐れがないので好都合である。
が仰臥したとき足方向に存在する枕体２と足が干渉する
恐れがないので好都合である。
以上の構成からなる新規診療ベッドは、ベッド本体の前
後端部にそれぞれ枕体が設けられており、それぞれが必
要に応じて任意の位置にスライドし、固定できるので、
患者の仰臥方向によって枕を方向換えする必要かなく、
極めて便利になる。
後端部にそれぞれ枕体が設けられており、それぞれが必
要に応じて任意の位置にスライドし、固定できるので、
患者の仰臥方向によって枕を方向換えする必要かなく、
極めて便利になる。
そして患者は医師看護婦等の指示のみで簡易に適正な診
療姿勢に仰臥することができるので、従来のように重病
者、老人、運動器系患者等に余分な苦痛を与えることな
く直ちに適正な診療を施すことが可能となる。
療姿勢に仰臥することができるので、従来のように重病
者、老人、運動器系患者等に余分な苦痛を与えることな
く直ちに適正な診療を施すことが可能となる。
また頭部顔面等の外傷患者のときは、第１図２Ｂのよ・
うに枕体２を直ちにスライドさせてベッド本体１の端部
から若干引離すと共に、枕体２の下方空間に容器を素早
く置くことができるので、偏部洗滌の準備が迅速になり
、ベッド本体を汚すことなく適正な洗滌治療を速かに施
すことができる。
うに枕体２を直ちにスライドさせてベッド本体１の端部
から若干引離すと共に、枕体２の下方空間に容器を素早
く置くことができるので、偏部洗滌の準備が迅速になり
、ベッド本体を汚すことなく適正な洗滌治療を速かに施
すことができる。
また、その後始末も極めて簡便になる利点がある。
以上のように、本考案の診療ベッドは、従来の欠陥を解
消し、適正迅速な診療治療に多大に寄与する有用な考案
である。
消し、適正迅速な診療治療に多大に寄与する有用な考案
である。
第１図：本考案の一実施例を示す正面図、第２図：第１
図実施例の側面図。 主な符号、１・・・・・・ベッド本体、２・・・・・・
枕体、６・・・・・・脚部、７・・・・・・支承具、８
・・・・・・嵌合孔、９・・・・・・止ねじ。
図実施例の側面図。 主な符号、１・・・・・・ベッド本体、２・・・・・・
枕体、６・・・・・・脚部、７・・・・・・支承具、８
・・・・・・嵌合孔、９・・・・・・止ねじ。
Claims (1)
- ベッド本体の前部ならびに後部にそれぞれ枕体か設けら
れており、前記枕体は下方に設けた脚部によって前記ベ
ッド本体の枠部に支承されると共に、前記ベッド本体の
長手方向にスライド自在であり、かつ任意位置に係止自
在とした構造を特徴とする診療ベッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2758482U JPS6038998Y2 (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 診察ベツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2758482U JPS6038998Y2 (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 診察ベツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58131816U JPS58131816U (ja) | 1983-09-06 |
| JPS6038998Y2 true JPS6038998Y2 (ja) | 1985-11-21 |
Family
ID=30039482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2758482U Expired JPS6038998Y2 (ja) | 1982-02-26 | 1982-02-26 | 診察ベツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6038998Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH077949Y2 (ja) * | 1989-06-15 | 1995-03-01 | 株式会社長田中央研究所 | ベッド用安頭具 |
| RU2360716C2 (ru) | 2003-08-12 | 2009-07-10 | Лома Линда Юниверсити Медикал Сентер | Модульная система поддержки пациента |
-
1982
- 1982-02-26 JP JP2758482U patent/JPS6038998Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58131816U (ja) | 1983-09-06 |
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