JPS603879B2 - 横長型嫌気性消化槽 - Google Patents
横長型嫌気性消化槽Info
- Publication number
- JPS603879B2 JPS603879B2 JP56192489A JP19248981A JPS603879B2 JP S603879 B2 JPS603879 B2 JP S603879B2 JP 56192489 A JP56192489 A JP 56192489A JP 19248981 A JP19248981 A JP 19248981A JP S603879 B2 JPS603879 B2 JP S603879B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sludge
- type
- airlift
- tank
- treated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は有機質汚水・汚泥・または家畜ふん尿（以下汚
泥という。
泥という。
）の処理に用いられる横長型嫌気性消化槽（以下消化槽
という。）に関するものである。嫌気性菌を用いて、汚
泥中の有機物を分解し、メタン含有ガス（以下メタンガ
スという。
という。）に関するものである。嫌気性菌を用いて、汚
泥中の有機物を分解し、メタン含有ガス（以下メタンガ
スという。
）と消化汚泥（処理済汚泥）に変える（すなわちメタン
発酵させる）嫌気性消化（以下消化という。）は極めて
少ないエネルギーを用いて、多量のメタンガスができる
ので、省エネルギー見地から注目されてきたが、次に述
べる種種の問題点を抱えたままになっている。すなわち
、１消化温度３５℃で約３０日の滞留時間を要すること
から明らかなように、反応速度が遅く、そのため装置が
大となり、広大な土地と、多額の設備費を必要とする。
発酵させる）嫌気性消化（以下消化という。）は極めて
少ないエネルギーを用いて、多量のメタンガスができる
ので、省エネルギー見地から注目されてきたが、次に述
べる種種の問題点を抱えたままになっている。すなわち
、１消化温度３５℃で約３０日の滞留時間を要すること
から明らかなように、反応速度が遅く、そのため装置が
大となり、広大な土地と、多額の設備費を必要とする。
２消化槽内部の雛梓が不充分で、デットスベース（長期
滞留部分）を生じ易く、そのため、消化槽全体との容積
効率を著しく下げている。
滞留部分）を生じ易く、そのため、消化槽全体との容積
効率を著しく下げている。
さて、第１図は、従来わが国で最も広く用いられたそろ
ばん玉型の消化槽であって、そろばん玉型槽１の中に、
上下が開放された中空円筒２が立設されており、ブロワ
ー３により発生メタンガスが、糟上部のガス部から吸引
されて、前記中空円筒２内に送入放出され、ェアリフト
の原理で、汚泥が図の矢印の方向に循環するェアリフト
型ガス鷹洋装層を内蔵している。
ばん玉型の消化槽であって、そろばん玉型槽１の中に、
上下が開放された中空円筒２が立設されており、ブロワ
ー３により発生メタンガスが、糟上部のガス部から吸引
されて、前記中空円筒２内に送入放出され、ェアリフト
の原理で、汚泥が図の矢印の方向に循環するェアリフト
型ガス鷹洋装層を内蔵している。
この型式の消化槽は、汚物を速やかに浮上分散させ、ス
カムの発生を抑制する効果があり、重′○が低く、地震
に対する安定性が高いが、中空円筒２の外縁から外方の
図中打点により示した部分の汚泥が長期滞留する傾向が
あり、したがって、消化能力を著しく下げる欠陥がある
。次に、第２図は西ドイツにおいて広く用いられている
卵型消イｑ著で、重心が高く、地震に対する安全性に欠
けるが、卵型槽４の外部に汚泥ポンプ５を設置して、槽
４の下部から汚泥を引抜き、糟４の上部で、接線方向（
円周方向）に流入させ、槽内を旋回しながら下降させる
ことにより糟内の混合を行っている。
カムの発生を抑制する効果があり、重′○が低く、地震
に対する安定性が高いが、中空円筒２の外縁から外方の
図中打点により示した部分の汚泥が長期滞留する傾向が
あり、したがって、消化能力を著しく下げる欠陥がある
。次に、第２図は西ドイツにおいて広く用いられている
卵型消イｑ著で、重心が高く、地震に対する安全性に欠
けるが、卵型槽４の外部に汚泥ポンプ５を設置して、槽
４の下部から汚泥を引抜き、糟４の上部で、接線方向（
円周方向）に流入させ、槽内を旋回しながら下降させる
ことにより糟内の混合を行っている。
この循環ポンプ蝿梓方式では混合が比較的一様に行われ
、動力消費量も少ない。しかしながら、これら両消化槽
とも、いわゆる完全混合反応器（完全バックミクス反応
器ともいう。
、動力消費量も少ない。しかしながら、これら両消化槽
とも、いわゆる完全混合反応器（完全バックミクス反応
器ともいう。
）に近似させるために考えられた反応器である点で同じ
である。メタン発酵反応を、菌体を触媒になぞらえて化
学反応速度論的に取扱うと、菌体を触媒に見立てた広議
の自己触媒反応と考えられる。
である。メタン発酵反応を、菌体を触媒になぞらえて化
学反応速度論的に取扱うと、菌体を触媒に見立てた広議
の自己触媒反応と考えられる。
（一度反応を終えると菌体が分裂して複数個に殖え得る
点と細胞内外の拡散などのため、取扱いは複雑になる。
）自己触媒反応の場合、最大反応速度に達するまでは完
全混合型反応器を用い、それ以後は押し出し流れ型反応
器を用いると、反応器の容積を最小にできることは広く
知られており、メタン発酵の場合にも、当然当てはまる
が、菌と有機基質の濃度関係が、どんな値のとき、発酵
速度が最大になるかについては、酵素反応の場合のよう
に簡単に決められない。
点と細胞内外の拡散などのため、取扱いは複雑になる。
）自己触媒反応の場合、最大反応速度に達するまでは完
全混合型反応器を用い、それ以後は押し出し流れ型反応
器を用いると、反応器の容積を最小にできることは広く
知られており、メタン発酵の場合にも、当然当てはまる
が、菌と有機基質の濃度関係が、どんな値のとき、発酵
速度が最大になるかについては、酵素反応の場合のよう
に簡単に決められない。
上記事情にかんがみ、本発明者らは、種種の環境に対応
し得て、しかも、消化槽容積を有効利用できる方法につ
いて鋭意検討し、消化の前半は完全混合形を目指し、消
化の後半は、押し出し流れ型と考えられる消化器を種種
試作して、試験した結果、本発明の横長消化槽が優れた
性能を示すことを知り得て、本発明を完成したのである
。
し得て、しかも、消化槽容積を有効利用できる方法につ
いて鋭意検討し、消化の前半は完全混合形を目指し、消
化の後半は、押し出し流れ型と考えられる消化器を種種
試作して、試験した結果、本発明の横長消化槽が優れた
性能を示すことを知り得て、本発明を完成したのである
。
すなわち、本発明の消化槽は、胴の要部の軸に直角な断
面（横断面）の形が、長軸が鉛直方向の、だ円状になっ
た横層横長型中空円筒状の胴と、両端板を持っており、
被処理汚泥（未消化汚泥とフィードバック汚泥との混合
物）が、その一端板またはその近傍（以下上流側という
。）から供給され、他端板またはその近傍（以下下流側
という。）から、処理済み汚泥として取り出される。し
かして、この中空円筒胴の中には、外部ポンプ型燈梓装
置とェアリフト型燈梓装置が、藤方向に、交互に、それ
ぞれ２基以上、列設されている。ここで、外部ポンプ型
櫨洋装層というのは、汚泥を、中空胴の外部から、この
中空朝岡の軸に垂直な断面で且同肇板にほぼ接線方向に
噴出させ、汚泥に旋回流を起こし混合する縄梓装置をい
い、消化槽外にポンプを設置して、この旋回運動を起こ
させる。
面（横断面）の形が、長軸が鉛直方向の、だ円状になっ
た横層横長型中空円筒状の胴と、両端板を持っており、
被処理汚泥（未消化汚泥とフィードバック汚泥との混合
物）が、その一端板またはその近傍（以下上流側という
。）から供給され、他端板またはその近傍（以下下流側
という。）から、処理済み汚泥として取り出される。し
かして、この中空円筒胴の中には、外部ポンプ型燈梓装
置とェアリフト型燈梓装置が、藤方向に、交互に、それ
ぞれ２基以上、列設されている。ここで、外部ポンプ型
櫨洋装層というのは、汚泥を、中空胴の外部から、この
中空朝岡の軸に垂直な断面で且同肇板にほぼ接線方向に
噴出させ、汚泥に旋回流を起こし混合する縄梓装置をい
い、消化槽外にポンプを設置して、この旋回運動を起こ
させる。
またェアリフト型蝿技装置とは、前記中空筒状胴のほぼ
中央部に、その水平断面がく形（正方形を含む）または
だ円形（円を含む）の中空筒を立設し、この筒内にメタ
ンガスを吹き込み、いわゆるェアリフト作用で、中空筒
内を汚泥を上昇０させ、中空筒外で降下させる鷹梓装置
のことをいい、消イｑ槽外にブロワーが設置される。こ
れら２種類の鷹洋装層は、蝿洋の際のフローパターンが
相異なり、そのため、汚泥が上流側から下流側に移動す
る際、比較的、むらなく混合が行われるが、その詳細は
実施例により具体的に説明する。
中央部に、その水平断面がく形（正方形を含む）または
だ円形（円を含む）の中空筒を立設し、この筒内にメタ
ンガスを吹き込み、いわゆるェアリフト作用で、中空筒
内を汚泥を上昇０させ、中空筒外で降下させる鷹梓装置
のことをいい、消イｑ槽外にブロワーが設置される。こ
れら２種類の鷹洋装層は、蝿洋の際のフローパターンが
相異なり、そのため、汚泥が上流側から下流側に移動す
る際、比較的、むらなく混合が行われるが、その詳細は
実施例により具体的に説明する。
なお、胴の断面をだ円状にした理由の一つはこの形の場
合、比較的少量の動力により一様な混合が可能だからで
、一般的には、動力の消費量が少ないことは、濃伴が充
分でないことにつながるのであるが、本発明の場合、嫌
気性菌と汚泥との密度差が少ないので、菌の沈降につい
て留意する必要がほとんど無く、したがって上記外部ポ
ンプ型およびェアリフト型縄洋装薄は、胴断面における
混合が一様かつ充分に行われることを主目的としている
のである。
合、比較的少量の動力により一様な混合が可能だからで
、一般的には、動力の消費量が少ないことは、濃伴が充
分でないことにつながるのであるが、本発明の場合、嫌
気性菌と汚泥との密度差が少ないので、菌の沈降につい
て留意する必要がほとんど無く、したがって上記外部ポ
ンプ型およびェアリフト型縄洋装薄は、胴断面における
混合が一様かつ充分に行われることを主目的としている
のである。
また、本発明においては、上記中空筒状胴の下部に、２
つ以上の汚泥取出部が軸万向に列設されているが、その
作用は、一つは、処理中の汚泥の一部を種汚泥として、
被処理汚泥入口より上流にフィードバックすることであ
るが、さらに、軸方向の混合を起こさせ、完全混合型反
応に近づけるためで、下流で、押し出し流れ型反応に近
似させるためには、最下流の汚泥取出部を、処理済汚泥
取出口より適宜上流に設ける必要がある。
つ以上の汚泥取出部が軸万向に列設されているが、その
作用は、一つは、処理中の汚泥の一部を種汚泥として、
被処理汚泥入口より上流にフィードバックすることであ
るが、さらに、軸方向の混合を起こさせ、完全混合型反
応に近づけるためで、下流で、押し出し流れ型反応に近
似させるためには、最下流の汚泥取出部を、処理済汚泥
取出口より適宜上流に設ける必要がある。
汚泥取出口を錐状に下流に突出した形とすると、消化槽
下部に沈降した土砂を汚泥と共に流出させることが可能
で、流出した土砂は、沈降法などで適宜除去することが
できる。
下部に沈降した土砂を汚泥と共に流出させることが可能
で、流出した土砂は、沈降法などで適宜除去することが
できる。
土砂分離の必要がない、下流に設けた汚泥取出部は、錐
状に下部に突出させる必要がないのはもち論である。ま
た、本発明の消化槽を、製作面からみると、両端板はそ
れらの中心軸に直角な断面が全て円形の鍋形のものが加
工費が少なくて済むので、だ円状胴の両端の端板との継
ぎ手部分は円筒にすることが望ましい。さて、次に、本
発明の横長型嫌気性消イｑ槽を実施例により、さらに具
体的に説明するが、第３ａ図は平面図、第３ｂ図はその
側面図、第４ａ図はＢ−Ｅ断面図、第４ｂ図はＦ−Ｆに
おける断面図、第５図、第６図、第７図、第８図、第９
図はそれぞれ、第３ａ図のＡ−Ａ、Ｂ−Ｂ、Ｃ−Ｃ、Ｄ
−Ｄ、Ｇ一Ｇにおけるフローパターンを示す説明図であ
る。
状に下部に突出させる必要がないのはもち論である。ま
た、本発明の消化槽を、製作面からみると、両端板はそ
れらの中心軸に直角な断面が全て円形の鍋形のものが加
工費が少なくて済むので、だ円状胴の両端の端板との継
ぎ手部分は円筒にすることが望ましい。さて、次に、本
発明の横長型嫌気性消イｑ槽を実施例により、さらに具
体的に説明するが、第３ａ図は平面図、第３ｂ図はその
側面図、第４ａ図はＢ−Ｅ断面図、第４ｂ図はＦ−Ｆに
おける断面図、第５図、第６図、第７図、第８図、第９
図はそれぞれ、第３ａ図のＡ−Ａ、Ｂ−Ｂ、Ｃ−Ｃ、Ｄ
−Ｄ、Ｇ一Ｇにおけるフローパターンを示す説明図であ
る。
消化槽１１内に循環ポンプ型蝿洋装層２セット６ａ，６
ｂと、ェアリフト型蝿洋装層２セット７ａ，７ｂとが交
互に列設されている。
ｂと、ェアリフト型蝿洋装層２セット７ａ，７ｂとが交
互に列設されている。
（本実施例では外部ポンプ型礎梓装置、ェアリフト型燈
梓装置をそれぞれ２セット用いているが、３セット以上
になっても動じ効果を奏することができ、本発明はセッ
ト数により限定されない。）次に、被処理汚泥の流れに
したがい、全工程を説明しながら、上記蝿洋装層の構造
についても言及する。
梓装置をそれぞれ２セット用いているが、３セット以上
になっても動じ効果を奏することができ、本発明はセッ
ト数により限定されない。）次に、被処理汚泥の流れに
したがい、全工程を説明しながら、上記蝿洋装層の構造
についても言及する。
汚泥頂槽１４内の未消化汚泥は汚泥ポンプ１６により引
き抜かれ、熱交換器１６に入る前に消化槽下部汚泥取出
部１７ａ，１７ｂからそれぞれの循環ポンプ１８ａ，１
８ｂのうち少なくも１基を用いて引き抜かれた消化中汚
泥（種汚泥）を混合され、被処理汚泥を形成し、熱交換
器１６内で熱媒により間接的に温度調整されて、約３げ
〜３７０になり、投入管１９Ａ，１９Ｂから消イｑ槽１
１内に投入される。
き抜かれ、熱交換器１６に入る前に消化槽下部汚泥取出
部１７ａ，１７ｂからそれぞれの循環ポンプ１８ａ，１
８ｂのうち少なくも１基を用いて引き抜かれた消化中汚
泥（種汚泥）を混合され、被処理汚泥を形成し、熱交換
器１６内で熱媒により間接的に温度調整されて、約３げ
〜３７０になり、投入管１９Ａ，１９Ｂから消イｑ槽１
１内に投入される。
投入管１９Ａ，１９Ｂは第５図に示すように胴１２の横
断面で、外壁のほぼ接線に近い方向に挿入され、同図に
矢印で示したような旋回流が生じる。
断面で、外壁のほぼ接線に近い方向に挿入され、同図に
矢印で示したような旋回流が生じる。
この種の旋回流は第２図で示した卵型消イ○晒の場合と
同じく旋回の中心に向うにしたがい、線速度が増加する
のが普通で、そのため共舞現象が防げて縄梓効果が良い
。
同じく旋回の中心に向うにしたがい、線速度が増加する
のが普通で、そのため共舞現象が防げて縄梓効果が良い
。
ポンプ１８ａ，１８ｂと投入口１９Ａ，１９Ｂとの組合
せで外部ポンプ型損梓装置６ａを形成する。
せで外部ポンプ型損梓装置６ａを形成する。
（したがって投入管１９Ａ，１９Ｂは被処理汚泥入口で
あり、同時に、外部ポンプ型蝿梓装置６ａの一部である
。）投入された彼処理汚泥は旋回を行いながら第３ａ、
第４ａ図で右方向に移動して、ェアリフト型瀦洋装層７
ａの作用を受ける。
あり、同時に、外部ポンプ型蝿梓装置６ａの一部である
。）投入された彼処理汚泥は旋回を行いながら第３ａ、
第４ａ図で右方向に移動して、ェアリフト型瀦洋装層７
ａの作用を受ける。
このェアリフト型蝿梓装置は第４ａ、第４ｂ図に示すよ
うに、耳同１２内に立設され、上下に開放された、水平
断面が胴の軸方向に長い長四角の中空筒２０ａと、消イ
○篭１ １のガス部２１Ａのガス取出部２１ｃからメタ
ンガスを引抜き、該中空筒内に吹込むための配管２２ａ
およびブロワー２３３からなり、ェアリフト作用により
、第６図で矢印により示したようなフローパターンを生
ずる。
うに、耳同１２内に立設され、上下に開放された、水平
断面が胴の軸方向に長い長四角の中空筒２０ａと、消イ
○篭１ １のガス部２１Ａのガス取出部２１ｃからメタ
ンガスを引抜き、該中空筒内に吹込むための配管２２ａ
およびブロワー２３３からなり、ェアリフト作用により
、第６図で矢印により示したようなフローパターンを生
ずる。
被処理汚泥は、第３ａ図、第４ａ図において、右に進ん
で、外部ポンプ濃洋装層６ｂにかけられる。この濃伴装
置は外部ポンプ濃洋装層６ａの場合といくぶん異なり、
汚泥取出部１７ｂからポンプ１８ｂにより引抜かれた汚
泥の一部が、前述したように、熱交換器１６の入口にフ
ィードバックされる場合があり、したがって、残部が投
入管２４Ａ，２４８により、第９図に示すように、胴体
１２の腕肇に対し、ほぼ接線方向に投入される。熱交換
器１６へのフィードバックを止めると、引抜かれた処理
中汚泥が全量、この部分に使われることになる。外部ポ
ンプ型燈洋装層６ｂにおける断面Ｇ−Ｇのフローパター
ンを第９図に示すが、第５図の場合と相似である。被処
理汚泥は、第３ａ図、第４ａ図においてさらに右に移動
して、ガス取出部２１ｃからメタンガスを引抜き、ブロ
ワー２３ｂにより、水平断面が消イｑ槽の軸方向に長い
長四角の中空筒２０ｂ内でガスを噴出させるェアリフト
型蝿梓装置７ｂにより混合される。
で、外部ポンプ濃洋装層６ｂにかけられる。この濃伴装
置は外部ポンプ濃洋装層６ａの場合といくぶん異なり、
汚泥取出部１７ｂからポンプ１８ｂにより引抜かれた汚
泥の一部が、前述したように、熱交換器１６の入口にフ
ィードバックされる場合があり、したがって、残部が投
入管２４Ａ，２４８により、第９図に示すように、胴体
１２の腕肇に対し、ほぼ接線方向に投入される。熱交換
器１６へのフィードバックを止めると、引抜かれた処理
中汚泥が全量、この部分に使われることになる。外部ポ
ンプ型燈洋装層６ｂにおける断面Ｇ−Ｇのフローパター
ンを第９図に示すが、第５図の場合と相似である。被処
理汚泥は、第３ａ図、第４ａ図においてさらに右に移動
して、ガス取出部２１ｃからメタンガスを引抜き、ブロ
ワー２３ｂにより、水平断面が消イｑ槽の軸方向に長い
長四角の中空筒２０ｂ内でガスを噴出させるェアリフト
型蝿梓装置７ｂにより混合される。
この場合のフローパターンは第８図に矢印で示すようで
、ェアリフト型燈梓装置７ａ（第６図）とほぼ同じ形で
ある。かくして、処理を終った汚泥（処理済汚泥）は最
後は処理済汚泥出口２５から敬出され、必要な後処理に
かけられる。
、ェアリフト型燈梓装置７ａ（第６図）とほぼ同じ形で
ある。かくして、処理を終った汚泥（処理済汚泥）は最
後は処理済汚泥出口２５から敬出され、必要な後処理に
かけられる。
なお、第４ａ図において、ハッチを施した部分３０は、
胴１２の底部に設けた山形仕切り堰で、腕壁、端板近く
の胴１２のテーパ部３１ａ，３１ｂと協力して汚泥取出
部１７ａ，１７ｂを胴１２内で、下に凸出させ、沈降し
た土砂の落ち込みにより、その取出しをを容易にする。
胴１２の底部に設けた山形仕切り堰で、腕壁、端板近く
の胴１２のテーパ部３１ａ，３１ｂと協力して汚泥取出
部１７ａ，１７ｂを胴１２内で、下に凸出させ、沈降し
た土砂の落ち込みにより、その取出しをを容易にする。
上記のように、本実施例では、外部ポンプ型鍵梓装置６
ａ，６ｂ、ェアリフト型蝿梓装置７ａ，７ｂ計４基の縄
洋装層を使用といるが、このうち、ェアリフト型燈梓装
置７ｂのみが、フィードバック機構を有せず、押し出し
流れ型反応器の作用をなし、外部ポンプ型鷹梓装置６ｂ
は、ポンプ１８ｂによりフィードバックしても、全量を
Ｇ−Ｇ位置での蝿拝に用いても差支えないようになって
いる。換言すれば、外部ポンプ型鷹梓装置６ｂは、状況
により、完全混合型と押し出し流れ型とに便に分けるこ
とが可能であ。しかして、このような完全混合型反応器
と押し出し流れ型反応器を軸方向に列設するためには、
軸に直角な断面での最大径の約１．５倍以上の軸方向長
さを必要とするのである。
ａ，６ｂ、ェアリフト型蝿梓装置７ａ，７ｂ計４基の縄
洋装層を使用といるが、このうち、ェアリフト型燈梓装
置７ｂのみが、フィードバック機構を有せず、押し出し
流れ型反応器の作用をなし、外部ポンプ型鷹梓装置６ｂ
は、ポンプ１８ｂによりフィードバックしても、全量を
Ｇ−Ｇ位置での蝿拝に用いても差支えないようになって
いる。換言すれば、外部ポンプ型鷹梓装置６ｂは、状況
により、完全混合型と押し出し流れ型とに便に分けるこ
とが可能であ。しかして、このような完全混合型反応器
と押し出し流れ型反応器を軸方向に列設するためには、
軸に直角な断面での最大径の約１．５倍以上の軸方向長
さを必要とするのである。
消化槽の容量が大きくなって、胴長が最大径の３倍から
３ぴ割こなると、外部ポンプ型鷹梓装置６ｂ、ェアリフ
ト型鷹梓装置７ｂの型式のものを、さらに１基以上、交
互列設の規則にしたがい、下流に増設して、下流に位置
する蝿幹装置の１基以上を押し出し反応器として、その
他を混合型に近似させるため上流にフィードバックする
ものとする。
３ぴ割こなると、外部ポンプ型鷹梓装置６ｂ、ェアリフ
ト型鷹梓装置７ｂの型式のものを、さらに１基以上、交
互列設の規則にしたがい、下流に増設して、下流に位置
する蝿幹装置の１基以上を押し出し反応器として、その
他を混合型に近似させるため上流にフィードバックする
ものとする。
外部ポンプ型蝿伴装置とェアリフト型縄梓装置とは、上
記実施例から明らかなように、フローパターンが非常に
異なるが、これらを交互に用いる理由は、もちろん、一
様な糟拝、一様な混合を行わせ、一部の汚泥の短絡的通
過、長期滞在を防ぐためであるが、さらに仔細に述べる
と、外部ポンプ型燈梓器で起きた汚泥の旋回流は周辺か
ら、順次中央部へ加速されながら移動するが、一方、中
央部では、周辺部に比べて、鞠方向への移動速度が遠く
なり、その結果滞留時間が不均一になり易い。
記実施例から明らかなように、フローパターンが非常に
異なるが、これらを交互に用いる理由は、もちろん、一
様な糟拝、一様な混合を行わせ、一部の汚泥の短絡的通
過、長期滞在を防ぐためであるが、さらに仔細に述べる
と、外部ポンプ型燈梓器で起きた汚泥の旋回流は周辺か
ら、順次中央部へ加速されながら移動するが、一方、中
央部では、周辺部に比べて、鞠方向への移動速度が遠く
なり、その結果滞留時間が不均一になり易い。
ェアリフト型欄洋装層の中空筒２０ａ，２０けこ、中央
部の汚泥流が衝突してこの傾向が止まり、かつ、フロー
パターンが変り、滞留時間の均一化が行われる。上記説
明によりすでに明白であるが、本発明の横長型嫌気性消
イ○曹‘ま、積層式であるため、重心が低くて、地震、
台風などに対する安全性が大で；完全混合型反応器と押
し出し型反応器を直列した反応器に近い構造であるから
、単位容積あたりの消化量が大きく；外部ポンプ型損洋
装層とヱアリフト型縄梓装置を併用して、断面がだ円状
の消化槽で混合を行うので壇拝に要する動力が少なくて
済み；汚泥の滞留時間が均一化する。
部の汚泥流が衝突してこの傾向が止まり、かつ、フロー
パターンが変り、滞留時間の均一化が行われる。上記説
明によりすでに明白であるが、本発明の横長型嫌気性消
イ○曹‘ま、積層式であるため、重心が低くて、地震、
台風などに対する安全性が大で；完全混合型反応器と押
し出し型反応器を直列した反応器に近い構造であるから
、単位容積あたりの消化量が大きく；外部ポンプ型損洋
装層とヱアリフト型縄梓装置を併用して、断面がだ円状
の消化槽で混合を行うので壇拝に要する動力が少なくて
済み；汚泥の滞留時間が均一化する。
また、汚泥の液面面積が比較的さし・ので、スカムの発
生が少ない。
生が少ない。
さらに、汚泥取出部を下方に凸出した錐状にすれば、土
砂その他の沈降不純物を消化槽から取出し易くなる。
砂その他の沈降不純物を消化槽から取出し易くなる。
第１図は従来わが国で実施せられたそろばん玉型消化槽
の概略構造図、第２図は西ドイツで用いられている卵型
消化槽の概念図である。 第３ａ図は本発明実施例の構造を示す平面図、第３ｂ図
はその右側面図、第４ａ図はそのＥ−Ｅ断面図、第４ｂ
図はそのＦ−Ｆ！こおける断面図、第５、第６、第７、
第８、第９図は、それぞれＡ−Ａ、Ｂ−Ｂ、Ｃ−Ｃ、Ｄ
−Ｄ、Ｇ−Ｇにおけるフローパターンを示す説明図であ
る。１・・・…そろばん玉型消化槽、４・・…・卵型消
化槽、６ａ，６ｂ…・・・外部ポンプ型蝿洋装層、７ａ
，７ｂ・・・・・・ェアリフト型縄洋装層、１１・・・
・・・横長型消化槽、１７ａ，１７ｂ・・・・・・汚泥
取出部、１９Ａ，１９Ｂ・・・・・・汚泥投入管、２０
ａ，２０ｂ・・・・・・中空筒、２４Ａ，２４Ｂ・・・
・・・汚泥投入管、２５・・・・・・処理済汚泥取出口
。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９図
の概略構造図、第２図は西ドイツで用いられている卵型
消化槽の概念図である。 第３ａ図は本発明実施例の構造を示す平面図、第３ｂ図
はその右側面図、第４ａ図はそのＥ−Ｅ断面図、第４ｂ
図はそのＦ−Ｆ！こおける断面図、第５、第６、第７、
第８、第９図は、それぞれＡ−Ａ、Ｂ−Ｂ、Ｃ−Ｃ、Ｄ
−Ｄ、Ｇ−Ｇにおけるフローパターンを示す説明図であ
る。１・・・…そろばん玉型消化槽、４・・…・卵型消
化槽、６ａ，６ｂ…・・・外部ポンプ型蝿洋装層、７ａ
，７ｂ・・・・・・ェアリフト型縄洋装層、１１・・・
・・・横長型消化槽、１７ａ，１７ｂ・・・・・・汚泥
取出部、１９Ａ，１９Ｂ・・・・・・汚泥投入管、２０
ａ，２０ｂ・・・・・・中空筒、２４Ａ，２４Ｂ・・・
・・・汚泥投入管、２５・・・・・・処理済汚泥取出口
。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９図
Claims (1)
- １ 横置横長中空筒状の槽中に、被処理汚泥の流れに基
づき、上流から下流へ、外部ポンプ型撹拌装置とエアリ
フト型撹拌装置とを軸方向に、交互に、列設し、各エア
リフト型撹拌装置の下方底部に汚泥取出部を設け、取り
出した汚泥を該取出口より上流のエアリフト型撹拌装置
部を除いた槽側壁にフイードパツクすることを特徴とす
る横長型嫌気性消化槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56192489A JPS603879B2 (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 横長型嫌気性消化槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56192489A JPS603879B2 (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 横長型嫌気性消化槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5895599A JPS5895599A (ja) | 1983-06-07 |
| JPS603879B2 true JPS603879B2 (ja) | 1985-01-31 |
Family
ID=16292147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56192489A Expired JPS603879B2 (ja) | 1981-11-30 | 1981-11-30 | 横長型嫌気性消化槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS603879B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4631043B2 (ja) * | 2003-09-04 | 2011-02-16 | 国立大学法人 筑波大学 | メタン発生方法及びそれに用いる二相式メタン発生装置 |
| DE10358400A1 (de) * | 2003-12-11 | 2005-07-07 | Linde-Kca-Dresden Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur biologischen Behandlung einer Suspension in einem Bioreaktor mit integrierter hydraulischer Sinkschichtentnahme |
-
1981
- 1981-11-30 JP JP56192489A patent/JPS603879B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5895599A (ja) | 1983-06-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN106242050B (zh) | 一种立式内循环一体化污水处理设备 | |
| JP5114780B2 (ja) | 嫌気性処理方法及び装置 | |
| CN105766769B (zh) | 一种开放式池塘循环水养殖系统 | |
| CN201971680U (zh) | 一种uasb水力循环布水器 | |
| CN109231436B (zh) | 一种用于好氧颗粒污泥系统的污水均布处理装置及其使用方法 | |
| CN110526395A (zh) | 用于废水处理系统的旋流厌氧反应器 | |
| JPS603879B2 (ja) | 横長型嫌気性消化槽 | |
| CN205687912U (zh) | 一种自气浮高效厌氧生物反应器 | |
| CN107640828A (zh) | 一种污水处理装置 | |
| CN101148304B (zh) | 一种高效双元生物硝化反应器 | |
| CN207313242U (zh) | 一种分体回流式微氧脱氮反应器 | |
| CN108408907A (zh) | 一种配置氮气分离装置的立塔式生物脱氮处理器及应用 | |
| CN209824860U (zh) | 一种稻田循环水高密度养殖系统 | |
| CN207313241U (zh) | 一种防气蚀微氧脱氮反应器 | |
| CN208562087U (zh) | 一体化生活污水生化处理设备 | |
| CN201109738Y (zh) | 高效双元生物硝化反应器 | |
| CN207313374U (zh) | 一种内循环式微氧脱氮反应器 | |
| CN207330636U (zh) | 一种垃圾渗滤液处理装置 | |
| CN208087301U (zh) | 适合小型化设备化的曝气型一体化氧化沟 | |
| CN206069502U (zh) | 一种微生物净化水循环装置 | |
| CN205710085U (zh) | 一种水处理用兼氧重介质活性污泥反应器 | |
| CN105906041B (zh) | 自气浮高效厌氧生物反应器及其方法 | |
| JPS603880B2 (ja) | 嫌気性消化槽装置 | |
| CN109384313A (zh) | 一种硝化反硝化的二级生物处理方法及设备 | |
| CN213060353U (zh) | 一种立式上下循环小型一体化污水处理装置 |