JPS6038076A - 免疫試験用反応容器の洗浄方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は免疫試験用反応容器の洗浄液による洗浄方法に
関する。

免疫試験、例えば酵素結合免疫収着剤測定法（ＥＬＩＳ
Ａ　）に特有なことは特異的に結合されない物質を試験
の行なわれているある中間段階で適当な洗浄液で洗浄す
ることによシ除去しなければならないことである。洗浄
操作の効果が不充分であると試験終了時に、ある非特異
的反応、感度低下および結果の再現性の障害が認められ
ることがある。

免疫試験の際の洗浄の効果は、多数の要因例えば洗浄液
の洗剤含量、連続洗浄回数、反応容器の形状または洗浄
液の吸引速度などによシ定まる。しか′しながら最も重
要なパラメータは吸引前の個々の反応容器中の洗浄溶液
の滞留時間である。

半自動または全自動洗浄装置を用いる場合、反応容器中
の洗浄液の滞留時間は４回の洗浄回数として約４０秒で
ある。洗浄回数を増やしても一般に洗浄効果は向上しな
い。一般的な意見によれば、高粘度の試料、例えば便試
料からの上澄液を用いた試験は原則として洗浄溶液のよ
シ長い滞留時間を必要とするが、このために洗浄装置の
能力は著しく低下することになる。洗浄回数を増やして
もこれら試験におけるそれ以上の改良は得られず、かえ
って洗剤消費が高まるために試験のコストに悪影響を及
ばず。

従って、本発明の目的は難しい試料についてさえも通常
の洗浄回数および滞留時間を用い、しかも試験結果に障
害を伴うことなく処理することである。

この目的は本発明によシ洗浄液を５０°〜８０゜の角度
で反応容器壁に向けることによって達成される。その洗
浄液を反応容器の長軸に関し中心からずらして前記壁に
向ければ一層の改良を達成することができる。

洗浄液を導入する際に、反応容器壁土でのはねかえシに
よシスプレーが形成されないように、そして洗浄液が反
応容器からこぼれ出ないように注意すべきことは云うま
でもない。したがって洗浄液の流速と壁土の洗浄液の衝
突部位とを相互に適合させるべきである。本発明で規定
する構成によって生じそしてサイクロンにおけるそれに
匹敵し得る反応容器内の洗浄液の運動によシ、既知の方
法と同じ時間消費および同じ洗浄液量をもって従来得ら
れたことのない洗浄結果が得られる。

本発明の方法を以下に一具体例を示す図面を用いてよシ
詳細に例説する。

添付図面において洗浄液１はノズル２によシ反応容器４
の壁に３の位置においてαの角度で向けられる。第２図
に示されるように洗浄液を中心からはずして導入するの
が特に有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は洗浄液の導入を示す側面図であシ、そして第２
図はその平面図である。 １・・・洗浄液、２・・・ノズル、４・・・反応容器。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）免疫試験用反応容器の壁に洗浄液を５０°〜８０°
   の角度（α）で向けることを特徴とする洗浄液による免
   疫試験用反応容器の洗浄方法。 ２）洗浄液を反応容器の長軸に関し中心からずらして壁
   に向ける特許請求の範囲第１項に記載の方法。