JPS6037584Y2 - 半球接続形地球儀 - Google Patents

半球接続形地球儀

Info

Publication number
JPS6037584Y2
JPS6037584Y2 JP17633582U JP17633582U JPS6037584Y2 JP S6037584 Y2 JPS6037584 Y2 JP S6037584Y2 JP 17633582 U JP17633582 U JP 17633582U JP 17633582 U JP17633582 U JP 17633582U JP S6037584 Y2 JPS6037584 Y2 JP S6037584Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
globe
connecting member
annular
hollow
annular end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17633582U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5979879U (ja
Inventor
和弘 梅園
豊樹 南本
Original Assignee
東プラ株式会社
三菱鉛筆株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東プラ株式会社, 三菱鉛筆株式会社 filed Critical 東プラ株式会社
Priority to JP17633582U priority Critical patent/JPS6037584Y2/ja
Publication of JPS5979879U publication Critical patent/JPS5979879U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6037584Y2 publication Critical patent/JPS6037584Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は新規な半球接続形地球儀に関する。
さらに詳しくは、地球儀を構成するための2つの中空半
球体のそれぞれの環状端部をたがいに接合する作業が容
易で、かつ外観がすぐれた地球儀に関する。
本明細書における地球儀とは、通常の地球儀のほか、月
球儀、天球儀など球表面に地形図などの図形を表わして
なるすべての球儀を含む概念とする。
従来地球儀を製造する方法として、北半球および南半球
をそれぞれ表わしてなる2つの中空半球体を環状端面も
しくはその周縁で接合して1つの中空球体をうるという
方法が知られている。
ところがそのような方法に用いられる中空半球体は通常
薄く成形されているため、それぞれの端面同士をそのま
ま当接し、あるいは第7図に示されるように中空半球体
71.72の端面にたがいに嵌合しあうテーパ面73.
74を形成し、それらを嵌合して接着させても、充分な
接着力をうろことができない。
しかも中空半球体の状態では可撓性が大きいためたがい
の端面同士を合わせる作業がきわめて困難である。
したがってその作業に際し、第8図に示されるような可
撓性を有する接続部材81を一方の中空半球体82の端
面内周縁に接着または溶着し、そののち接続部材の残部
表面83に他方の中空半球体84の端面内周縁を嵌合し
て接合する方法が採用されている。
しかしながらこの方法では前記一方の中空半球体82の
端面内周縁に接続部材81を正確に接合する作業がきわ
めて煩雑である。
一方第9図に示されるように一方の中空半球体91を成
形する際、端部周縁にアンダーカット部92を形成して
おき、他方の中空半球体93をアンダーカット部92の
表面に嵌着させて接合するという方法も知られている。
しかしこの方法はそれぞれの中空半球体を形成するため
の工具(金型など)が2種類必要となり、さらにアンダ
ーカット部92にR部94が生じるため、すき間95が
残るという欠点がある。
また前記いずれの接合方法においても、中空半球体はた
がいの端面同士、あるいは周縁同士で連続することにな
るため、地図の線ずれを隠すためのテープを接続部周縁
に正確に巻きつける作業が欠かせず、それによって外観
も損なわれるという欠点がある。
そこで本考案者らは叙上の欠点を排除し、端面近辺に段
部が形成されていない2つの中空半球体をきわめて容易
に接合させうる簡易な接続部材を提供すべく鋭意検討を
重ねた結果、特定の断面形状を有する環状接続部材が前
記目的を達威しうるという新たな事実を見出し、本考案
を完成するにいたった。
しかして本考案はそれぞれの環状端部がたがいに接合さ
れることにより、1つの地球儀を構成するための2つの
中空半球体と、前記環状端部の間に介在させるための環
状接続部材とからなり、該接続部材の断面形状が前記環
状端部の環状端面の間に介在させるための偏平な中央部
と、該中央部の少なくとも一端から上方に立ち上がる上
側壁部と、前記中央部の少なくとも一端から下方に立ち
上がる下側壁部とから構成されてなることを特徴とする
半球接続形地球儀を要旨とするものである。
つぎに図面を参照しながら本考案の半球接続形地球儀(
以下、単に地球儀という)を説明する。
第1〜2図はそれぞれ本考案の地球儀の一実施例を示す
概略側面図および一部切欠正面図、第3〜6図はそれぞ
れ本考案の地球儀のたがいに異なる実施例の要部断面図
、第7〜9図はそれぞれ従来の地球儀におけるたがいに
異なる接続方法を示す要部断面図である。
第1〜2図において、1は一方の中空半球体であり、2
は他方の中空半球体である。
一方の中空半球体1の環状端部11と他方の中空半球体
2の環状端部21とが接続部材3を介して接着剤などに
よって接合され、1つの中空半球体すなわち地球儀4が
形成されている。
地球儀4は通常アーム5や台6によって支持されている
第3図に示されるように接続部材3は中空半球体1,2
のそれぞれの環状端部12,22の間に介在させるため
の中央部31と、中央部31の両端からそれぞれ上方に
立ち上がる上側壁部32a、32bと、中央部31の両
端からそれぞれ下方に立ち上がる下側壁部33 a、
33 bとから一体に成形されている。
上側壁部32at32bの間には一方の中空半球体1の
環状端部11が嵌着され、下側壁部33a、33bの間
には他方の中空半球体の環状端部21が嵌着されている
しかして一方の中空半球体1の環状端部11は接続部材
3の中央部31と上側壁部32at32bに接着剤によ
ってしっかりと接着され、他方の中空半球体2の環状端
部21は接続部材3の中央部31と下側壁部33a、3
3bに接着剤によってしっかりと接着されている。
本考案の地球儀は叙上のごとく構成されているため、中
空半球体1,2の周縁同士が直接連続せず、したがって
地図上の線のずれが目立たない。
しかも接続部材3と中空半球体1,2の環状端部11.
21との接触面積が大きいため、接着力が強固である。
さらに中央部31から上側壁部および下側壁部が立ち上
がっているから接続部材3と環状端部11,21の接合
作業が容易であり、したがって中空半球体1,2を1つ
の地球儀に接合する作業が容易である。
なお接続部材3における上側壁部32a、32bおよび
下側壁部33a、33bは第3〜4図に示されるように
中央部31の両端からそれぞれ立ち上がっているのが好
ましく、それにより中空半球体1,2の環状端部11,
21との接合作業がさらに容易となり、また接着力が一
層強固となる。
このばあい中空球体の外部に出る側の壁面32a、33
aの幅を細くしておくことにより、良好な外観をうろこ
とができる。
また第4図に示されているように接続部材の中央部31
の外部側に彩色部34を設け、他の部分を透明にしてお
いてもよく、それにより赤道などを表示しうる。
なお彩色部34は中央部31の外部側のみならず、中央
部31の内部側あるいは中央部31全体に設けられてい
ても同様の効果を奏しうる。
なお本考案における接続部材3の断面形状は、第3〜4
図のものに限定されるものではなく、2ケ所の上側壁部
32a、32bのうち一方が形成されていないもの、下
側壁部33at33bのうち一方が形成されていないも
の、あるいはこれらのうち一方ずつが共に形成されてい
ないものなども採用されうる。
たとえば第5図には地球儀4の外部側に上側壁部および
下側壁部が設けられていないものが示されているが、こ
のものは接続部材3がもつとも目立ちにくいという利点
を有する。
また第6図に示されるようなN形断面のものは接続作業
がきわめて容易である。
なお地球儀4の内部に照明器具や発光体を収容してなる
ライト入り地球儀のばあい、接続部材3全体、または少
なくとも地球儀の内部側の壁面32b、33bを透明に
、または透光性を有するように形成しておくのが好まし
く、それにより地球儀の内部側の壁面32b、33bが
地球儀の外表面に陰影を生じず、外観を損なわない。
本考案における接続部材3は、たとえばポリ塩化ビニル
、ポリスチロール、ABS樹脂などの合成樹脂から異形
押出または射出成形により、前記いずれかの断面形状を
有する連続した線条状または環状に成形される。
本考案における環状接続部材は前記断面形状を有してお
れば柔軟なもの、あるいは剛性を有するものなど何れも
適宜採用しうるが、中空半球体の可撓性に応じて適度な
柔軟性を付与しておくのが好ましく、異形押出製品のば
あいは半硬質のものが好適である。
それにより中空半球体の環状端部に沿わせて嵌着させる
作業が容易となる。
なお本考案における環状接続部材としては、環状に成形
された剛性を有するもの、環状ないし無端状に成形され
た柔軟性を有するもののほか、前記断面形状を有する連
続した線条状に異形押出成形されたものであって、所定
の長さに切断され、中空半球体の環状端部に接合または
嵌着されたときにはじめて環状の形態をとるものであっ
てもよい。
叙上のごとく本考案の半球接続形地球儀は外観がすぐれ
、2つの中空半球体の接合が強固であり、しかも2つの
中空半球体を接続する作業が容易であるため、その実用
的価値はきわめて大である。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図はそれぞれ本考案の地球儀の一実施例を示す
概略側面図および一部切欠正面図、第3〜6図はそれぞ
れ本考案の地球儀のたがいに異なる実施例の要部断面図
、第7〜9図はそれぞれ従来の地球儀におけるたがいに
異なる接続方法を示す要部断面図である。 1.2:中空半球体、3:接続部材、4:地球儀、11
.21:環状端部、12,22:環状端面、31:中央
部、32at32b”上側壁部、33a、33b:下側
壁部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 それぞれの環状端部がたがいに接合されることによ
    り1つの地球儀を構成するための2つの中空半球体と、
    前記環状端部の間に介在させるための環状接続部材とか
    らなり、該接続部材の断面形状が前記環状端部の環状端
    面の間に介在させるための偏平な中央部と、該中央部の
    少なくとも一端から上方に立ち上がる上側壁部と、前記
    中央部の少なくとも一端から下方に立ち上がる下側壁部
    とから構成されてなることを特徴とする半球接続形地球
    儀。 2 前記接続部材の中央部に彩色部が形成され、中央部
    の残部、前記上側壁部および下側壁部がそれぞれ透明で
    あることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の地球儀。
JP17633582U 1982-11-19 1982-11-19 半球接続形地球儀 Expired JPS6037584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17633582U JPS6037584Y2 (ja) 1982-11-19 1982-11-19 半球接続形地球儀

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17633582U JPS6037584Y2 (ja) 1982-11-19 1982-11-19 半球接続形地球儀

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5979879U JPS5979879U (ja) 1984-05-30
JPS6037584Y2 true JPS6037584Y2 (ja) 1985-11-08

Family

ID=30383403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17633582U Expired JPS6037584Y2 (ja) 1982-11-19 1982-11-19 半球接続形地球儀

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6037584Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5979879U (ja) 1984-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6037584Y2 (ja) 半球接続形地球儀
JPS59169189U (ja) 電気音響変換器用振動板
CN215351986U (zh) 一种拼接玩具的连接结构
JPH0617140Y2 (ja) 立体地球儀
USD246801S (en) Combination celestial display and restaurant building
JPH0446296Y2 (ja)
JPS6122620Y2 (ja)
JPS62115564U (ja)
JPS60194466U (ja) 接合研磨ベルト
JPS61124099U (ja)
JPS6076599U (ja) 救命筏
JPS61121096U (ja)
JPS6297698U (ja)
JPS6382699U (ja)
JPS607852U (ja) 球戯具
JPS5814702U (ja) 室内用帯電防止履物
JPS61145847U (ja)
JPS60152127U (ja) ミラ−ボ−ル
JPS58117993U (ja) 製図用線描器
JPS6369105U (ja)
JPS61104402U (ja)
JPS6210689U (ja)
JPS59187304U (ja) サンダル
JPS63121531U (ja)
JPS62113713U (ja)