JPS603746B2 - コネクタ装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は標準化した接続装置に関するものであり、とく
に電話信号回路すなわち交≠数機を電話機に接続する標
準化した電話用コネクタに関するものである。

電話会社はサービス費用の増大に対処すべく努力してい
るので、電話機および附属の機器は標準化が行われてい
る。

とくにケーブル布設、配線、電話機、交換機のとりつけ
、再配置には大なる労力を要するのでこの分野での標準
化の努力はきわめて大である。このような標準化の問題
と標準化したジャック・プラグの組合せについてはアル
ビン・アール・メイヤー（ＡＭｎＲ．ｍｅｉｅｒ）がＴ
ｅｌｅｐｈｏｎｙ１９７４．１１．２５ｐｐ２７一３３
に“Ｔｈｅ ｍｏｄ山一ａｒ ｔｅｌｅｐｈｏｎｅ−ａ
ｍｏｎｅｙ−ｓａｖｉｎｇｉｄｅａｗｈｏｓｅｔｉ
ｍｅｈａｓｃｏｍｅ”として発表している。この発表の
接続装置は加入者電話機とハンドセットおよび電話機と
壁取付け差込ジャックの間についてである。公知の接続
技術においては、電話の信号兼交換装置と電話機の間に
１対のさし込みプラグ・ジャック（コネクタ）を用いて
接続を行い、ケーブルを配設している。

以下これを単にコネクタと称する。このようにして交換
装置に接続する数多くの回路をコネクタに収容し、これ
に組合わされるコネクタにより選択された回路を電話機
に接続する。この場合後者は完全な相補的な接点数より
少し、選択位置のみに接点を設ける。このような接続構
成にしておくと、通常の電話機と多機能電話機例えば押
金０電話機との間の入れ替えが楽に成るという利点があ
る。本発明の目的は、上述の利点を有し、電話交換装置
と種々の電話機との接続に柔軟性、融通性の高いモジュ
ール式の標準化コネク夕装置を得るにある。本発明にお
いては、交換装置の接続点および第１コネク夕の接点に
接続する多数の心線を有する第１ケーブルを包含する装
置により交換装置を電話機に接続する。

交換装置の回路中選択された特定のものを電話機に接続
する数の少し、接点を有し、第１コネクタと鞍合する第
２コネクタを用いる。さらに他のコネクタアッセンブリ
に接点を接続した第２コネクタを用いる。上述の他のコ
ネクタアツセンブリは互にはまり合う第３、第４コネク
タを有する。第１ケーブル心線数より少し、心線を有す
る第２ケーブルを用い、その心線を電話機の接続に使用
する。第２ケーブルの電話機への接続は上述のメイヤー
の文献の如くして行うを可とする。上述のコネクタアッ
センプリまたは第３コネク外ま、接点を装備した絶縁体
で第２コネクタに搭載する。

以下に詳述するが、第３コネクタを第２コネク外こ装着
する装置は第３コネクタの絶縁体の一対の下方に延長さ
れる脚の間に収容されるベースを有する装着プラケット
を有し、このブラケツトは一対の上方に延びる突起を有
し、これは第３コネクタの絶縁体の対応する溝に係合す
る。第２コネクタの背面と第３コネクタの少くとも絶縁
体部分を覆うよう第２コネクタ上に摺動させて装着する
カバーを設け、第３コネクタを装着ブラケツト上に保持
する。第２コネク外ま一対の端部フランジを有する。第
１の端部フランジはカバーの溝に摺動係合させ、フラン
ジの他端には装着ブラケットを取付ける。カバーは弾性
ある側壁を有し、これらをやや内側に接近するような方
向に延長し、これらにより第２、第３コネクタをしっか
りと抱き込むようにする。カバーには下端縁を設け、か
つカバーを装着位置になるよう第２コネクタに鉄着槽動
させるとき第２コネクタのフランジおよび肩部と摺動係
合する内側ガイドレールを設ける。本発明によるこの構
成のコネクタ装置によれば、電話機に接続した第２ケー
ブル側第４コネクタを一種類に標準化しておくと、標準
化した第２コネクタと標準化した第３コネクタとの間の
予め選択した接点接続を行った所要の種類のモジュール
を用意するだけで、種々の電話機の再配置において、コ
ネクタに対するケーブル心線の切り離し、再接続という
面倒な作業が不要になり、所定のモジュールを選択し、
この選択したモジュールに対し、電話交換装置側の第１
コネクタおよび第４コネクタを差込接続するだけですむ
ことになる。

以下図面により本発明を説明する。

第１図は本発明による電話用接続装置（コネクタ装置）
１０の略図を示す。

本コネクタ１０は交換装置１２と電話機１４とを接続す
るものである。コネクタ１０には、多数の心線を有する
ケーブル１６の一端を電気的連結部（第１コネクタ）１
８（外形のみを示した）においてその各接点に接続し、
ケーブル１６の他端は交換装置１２の端子に後続する。
第１コネクタ１６は、以下に詳述する第３コネクタ２２
を搭載した第２コネクタ２０がはまり合うよう相補的構
造とする。第３コネクタ２２はさし込まれる側のソケッ
ト型コネクタ（雌コネク夕）とし、これに対しさし込ん
ではまり合う形状としたプラグ型（雄コネクタ）の第４
コネクタ２４をさし込む。コネクタ２４は同じく複数の
心線を有するケーブル２６を通じて電話機１４に接続す
る。ケーブル２６はケーブル１６よりも心線数は少し、
。以下の説明により判るように、本発明コネクタ装置は
電話交換装置の種々の回路のうち選択した回路を電話機
１４に接続する回路減少選択中継装置をなす。第２図は
第２コネクタ２０のカバーをずらして示した図であり、
本コネクタ２０１ま各接点３２を収容するチャンネル（
空所）を限定する多数の離隔した壁部３０を有する絶縁
板２８を有する。

各接点３２は頭部３４と後尾部３６とを有する。頭部３
４はこれと相補形のコネク夕１８の接点と鉄合し、後尾
部３６は例えば半田付、クリンプ工法、絶黍粛線ピアー
ス工法等により個別の接続線３７に接続し、これにより
コネクタ２２に接続される。絶縁板２８は上側構造部３
８と下側構造部４０とにより抱持されて一体となる構造
とし、下側構造部４０は雄の第１コネクター８にはまり
合う前面を形成し、上側溝造部３８は絶縁板２８を抱持
する。上下両構造部３８，４川まリベット等適当な方法
で連結する。例えば上下両構造部にフランジを設け、こ
れらを合せて端部フランジ４２，４４を形成しても良い
。この場合上側構造部と一体に形成した孔あさりペット
１４４を下側構造部の孔を貫通させ、フランジ４２の下
側表面に対しリベット１４４を押し広げて連結を形成し
、またフランジ４４に対しては第９図に１００で示す如
く別個の孔あさりペットを用い連結を行う。リベット１
００には後述する如く、ねじ孔１０２を設け、第１図に
１４８で示す連結ねじをねじ込む。第１〜５図には、第
３コネク夕２２をコネクタ２０に搭載した状況を示す。
コネクタ２２は頭部５０、一対の側壁５２，５４、一対
の下方突出脚部５８，６０の間に形成された凹所５６、
各スロット６４にそれぞれ通ずる複数個の接点挿通孔６
２とを有する絶縁板ならびに動作頭部７０と尾部６８を
有する複数個の接点６６を有する。コネクタ２２はこの
他コネクタ２４をさし込むに適した外形を有する通路７
２を有する。

第６，７図はプラグ型のコネクタ２４を示し、本コネク
外ま接点６６の動作頭部７０を摺動挿入させる複数個の
スロット７６を有する絶縁体７４を有する。

各スロット７６には接点７８を取付け、各接点７８はケ
ーブル２６の別個の心線に接続する。絶縁体７４にはこ
れと一体に形成したラッチアーム８０を有するラッチ機
構を設ける。ラツチアーム８川ま一対の肩部８２，８４
を有し、コネクタ２４をコネクタ２２の成形通路７２内
にさし込むとき単に１個のみを示した一対の肩部８６に
対し、これらを係合せしめる。コネクタ２４と２２のプ
ラグ・ソケットの係合を外すには、ラツチアーム８０を
絶縁体７４の方に移動せしめれば肩部８２，８４は肩部
８６より外れるのでコネクタ２４を抜き出すことができ
る。第１図ないし第５図および第９図はコネク夕２２を
コネクタ２川こ装着する状況を示す。

かかる装着にはベース９０を有するブラケット８８を用
い、ベース９０を上述のリベット１００１こよりフラン
ジ４４に結合する。ブラケツト８８はこの他−対の突起
部９２，９４を有し、これらはコネクタ２２の側壁５２
内の一対の溝ＩＱ４，１０６内に適合せしめる。コネク
タ２２を下側に押し込めば、突起部９２，９４は溝１０
４，１０６にぴたりとはまり、ブラケツト８８のベース
９０はコネクタ２２の脚５８，６０間の凹所５６に対接
する。装着用プラケット８８はこの他−対の逆Ｌ字状突
起部９６，９８を有し、これはコネクタ２０のカバー１
０８を固定する役目をなし、またカバー１０８はコネク
タ２２を装着プラケツト８８に対し、定着せしめる作用
を行う。

突起部９２，９４には円弧形の綾部９３（１個のみを示
した）を設け、突起部を溝１０４，１０６にさし込むと
き容易に滑らかに誘導され、挿入されるようにしても良
い。

さらに突起部９２，９４間の間隔は、これら突起部と絶
縁体の間にある程度の摩擦力を生ずるように選定しても
良い。突起部９２，９４の方向を互に近付けることによ
り摩擦力が増加すること当然である。第２図および第１
０図にもっとも良く示されているようにカバー１０８は
項墜１１０、端整１１２とそれぞれ下端縁１１８，１２
０を有する対の側壁１１４，１１６を有する。

カバー１０８は、例えば商品名「バロツクス」（Ｖａｌ
ｏｘ）３１０として知られるプラスチック材料を可とす
る可擬性材料で作り、側壁１ １４および１ １６は頂
壁１ １０より僅か内側につばまる角度で延長されるよ
うにし、その下端縁１１８，１２０がコネクタの側部フ
ランジ４６の横幅より僅かに狭く位置するようにする。
側壁１１４，１１６はそれぞれ内面１２２，１２４を有
し、おのおのそれらより突出するガイドレール１２６，
１２８を有する。ガイドレール１２６，１２８は、コネ
クタ２０の両側においてフランジ４６と肩部４８の間の
間隔だけ下端緑１１８，１２０より離れて配置しておく
。従ってカバー１０８を第２図右側に移動させるとき、
下端縁１１８，１２０がフランジ４６に沿って摺動し、
ガイドレール１２６，１２８が肩部４８に沿って進み、
最後には反対側のフランジ４２がカバーの頭部１３８内
のスロット１４０内にはまり合う。カバー１０８をこの
ように位置させると、逆Ｌ字状部分９６，９８の水平ア
ーム部は右側端の対応するガイドレール１２８，１２６
にそれぞれ係合する。カバー１０８をこの位置においた
とき、内面１２２，１２４に設けた部分１３０，１３２
はコネクタの側壁５２，５４に係合して側方に対する安
定度を高め、また内側上側の表面部１３３はコネクタ２
２の頂面に対接し、コネクタ２２を装着ブラケツト８８
に対しクランプする。

第１，２，９図に示すように、コネクタ１８はねじ１４
６を孔１４２に挿通し、かつコネクタ２０の左端の孔あ
さりペット１４４に挿通し、コネクタ１８内のねじを切
ったりペットにねじ込むことによりコネク夕２０‘こ対
し繋締することができる。同様にねじ１４８をコネクタ
１８の同様な孔に挿通し、リベット１００のねじ孔１０
２に対し縦着する。連結したコネクタ１８，２０を事務
所等の床上に置き、床洗い等の際において水がかかるこ
とが予想されるような場合にはフード１５０のような形
状の防水構造を設ける。

フ−ド１５０はゴム製とするを可とし、その端部１５６
はカバー１０８の開放端部とコネクタ２２，２４との間
の空所に鉄合するようにし、また細長くした端部１５８
によりケーブル２６を緊持するようにするを可とする。
第１，４図に示すように、コネクタの連結部の上側に保
持用構造、すなわち保持蓋１５２，１５４を設け、フー
ド１５０を保持しても良い。コネクタ１８は例えば交換
装置１２の５の固の回路接続点を収容するが、コネクタ
２２，２４はこれより遂に少し、数、例えば４〜６個の
接続点を収容する。従ってコネクタ２川こ接点が全部実
装されているときは特定の接点を選んで導線３７を接続
し選択接続を行うか、あるいは一部の接点しかないとき
は絶縁板２８上でその接点位置を所望個所に配置換えを
行う。一般に導線３７は接点６６の後尾部６８に予めク
ランプし接点３２と一対に形成する。しかし、後尾部６
８の形状を変え、導線３７を後で取付けるようにするか
、接点６６を取外し可能とすることにより回路選択の自
由度が増加し、また交換装置と電話機の間の回路接続が
楽になる。コネクタ２０に対しコネクタ２２を装着する
２つの実施態様例を示してある。

例えば第１図における装着ブラケットはコネク夕２０の
長さ方向に延長し、コネクタ２２はフランジ４４をこえ
る位置に配置する。かくするとコネクタ２２はブラケツ
トのベース９０に対し凹所５６内で対接する。これに対
し第２図に示す例では、コネクタ２２はフランジ４４の
上側に配置される。第１図の配置とすると全体のコネク
タの高さをやや低くできる。これに対し第２図の配置と
するとコネクタの全体の長さをやや短くすることができ
る。しかし両者はその他の点はすべて同一である。本発
明はこの他多くの変形が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は交換装置と電話機の間に設ける本発明コネクタ
装置を分離して示す図、第２図は同コネクタ装置を詳細
に示す側面図、第３図は第３コネクタの斜視図、第４図
は第１図Ｗ一Ｗ線上の断面図、第５図は第３図示の第３
コネクタの底面図、第６図はジャック型の第４コネクタ
の側面図、第７図は第６図のコネクタの底面図でラツチ
機構の詳細を示す。 第８図は第６図の肌一肌線上断面図、第９図は装着ブラ
ケツトの部分の斜視図、第１０図は第１図Ｘ−Ｘ線方向
より見たカバーの端面図である。１０・・・・・・接続
装置（コネクタ装置）、１２・・・・・・交換装置、１
４・・・・・・電話機、１６，２６…・・・ケープル、
１８……第１コネク夕、２０……第２コネクタ、２２…
…第３コネクタ、２４……第４コネクタ、２８…・・・
絶縁板、３２，６６，７８・・・・・・接点、１１０…
…カバー、４２，４４……フランジ、７４・・・・・・
絶縁体、８８・・・・・・ブラケット。 ７千−；．／ ７７９‐夕 「］‘−；．〆 ７７二‐ ２ ７〒−ヲ・ク ［日二．Ｚ ７〒−ヲーフ ７〒ラ．ク ｒｈｉ・夕 ｒｒＪ；．／ク

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 電話交換装置の回路を単独の電話機の回路に接続す
   るため、多数の心線を有する第１ケーブルにより前記交
   換装置の接点群にそれぞれ接続した接点群を設けた第１
   コネクタと、この第１コネクタに整合して第１コネクタ
   の接点群に接触する接点群を有する第２コネクタとを具
   え、この第２コネクタの接点群のうち選択した接点に接
   続した複数の心線を有する第２ケーブルにより電話機に
   接続するコネクタ装置において、第２コネクタの本体を
   なす絶縁体の一方の端部フランジに着脱自在に取付けた
   装着ブラケツトと、この装着ブラケツトに掛合可能であ
   り、第２コネクタの接点群のうちの選択した接点に接続
   する第２コネクタの接点群よりも少ない数の接点を保持
   した第３コネクタと、第２コネクタの背面と第３コネク
   タの少なくとも絶縁体部分を被うよう第２コネクタに固
   定するカバーと、を具え、第２コネクタおよび第３コネ
   クタを、第１コネクタに差込接続するためのモジユール
   式一体構成にし、更に、第３コネクタに差込接続可能で
   あり、第３コネクタの接点に接触可能なまた第２ケーブ
   ルの心線に接続した接点を有し、第２ケーブルにより電
   話機に接続した第４コネクタを具えたことを特徴とする
   コネクタ装置。 ２ 第２コネクタは、両側の端部フランジと同一平面上
   で第２コネクタの本体の絶縁体に設けた側部フランジと
   、この側部フランジに平行にして第２コネクタの本体に
   設けた側方肩部とを有するものとして構成し、装置ブラ
   ケツトは、第２コネクタの一方の端部フランジに設けた
   ねじ孔付きリベツトに嵌合するベースを有し、更に、こ
   のベースの外端縁の両側に互いに離隔して設けた１対の
   突起部と、ベースの内端縁の両側に互いに離隔して設け
   た逆Ｌ字状の突起部とを有するものとして構成し、第３
   コネクタは、装着ブラケツトの外端縁の両側の突起部に
   それぞれ嵌合する一対の溝と、装着ブラケツトのベース
   に対接する凹所を有するものとして構成し、カバーは、
   第２コネクタの本体の他方の端部フランジを収納するス
   ロツトと、第２コネクタの本体の側方肩部に摺動掛合す
   る内側ガイドレールを有するものとして構成し、カバー
   のスロツトに第２コネクタ本体の他方の端部フランジを
   収納し、ガイドレールの一方の端部を第２コネクタの側
   方肩部と装着ブラケツトの逆Ｌ字状突起部の水平アーム
   部との間に挟持した状態で、両側の端部フランジのねじ
   孔付リベツトにねじを締め込むことによってカバーを第
   ２コネクタに締着し、かつこのカバーの端部により第３
   コネクタおよび装着ブラケツトを第２コネクタに保持す
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のコネク
   タ装置。