JPS6037461Y2 - 焼結ロ−ラ− - Google Patents
焼結ロ−ラ−Info
- Publication number
- JPS6037461Y2 JPS6037461Y2 JP11308281U JP11308281U JPS6037461Y2 JP S6037461 Y2 JPS6037461 Y2 JP S6037461Y2 JP 11308281 U JP11308281 U JP 11308281U JP 11308281 U JP11308281 U JP 11308281U JP S6037461 Y2 JPS6037461 Y2 JP S6037461Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- shaft
- roller body
- sintered
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は焼結ローラーに関し、更に詳細にはローラ一本
体に対する滑りによる空回りを防止すべく長手方向の所
要箇所を適宜に変形したシャフトの周囲に、プラスチッ
ク粉末を焼結してローラ一本体を形成して成る焼結ロー
ラーに係わる。
体に対する滑りによる空回りを防止すべく長手方向の所
要箇所を適宜に変形したシャフトの周囲に、プラスチッ
ク粉末を焼結してローラ一本体を形成して成る焼結ロー
ラーに係わる。
従来のローラーは第１図の如く、パイプ状に予め底形し
たローラ一本体Ａに、その中空部Ａ′内にシャフトＢを
挿入して形成されていた。
たローラ一本体Ａに、その中空部Ａ′内にシャフトＢを
挿入して形成されていた。
しかしこのままではローラ一本体の中空部Ａ′内のシャ
フトＢは滑って空回りし、シャフトＢの回転力がローラ
一本体Ａにスムーズに伝達されない。
フトＢは滑って空回りし、シャフトＢの回転力がローラ
一本体Ａにスムーズに伝達されない。
このためシャフトＢとローラ一本体の中空部Ａ′との滑
りを防止するための特別の固着手段を必要とし且つその
ための特別の部品をも必要とし、無駄な労力と費用を要
するものであった。
りを防止するための特別の固着手段を必要とし且つその
ための特別の部品をも必要とし、無駄な労力と費用を要
するものであった。
本考案は斯かる実状に鑑みてなされたものであって、滑
りを抑止して空回りを防止するために予め変形させたシ
ャフトの周囲にプラスチック粉末を焼結させてローラ一
本体を形成することにより、従来の如き滑り防止のため
に要した無駄な労力と費用を節約することができるよう
になしたものである。
りを抑止して空回りを防止するために予め変形させたシ
ャフトの周囲にプラスチック粉末を焼結させてローラ一
本体を形成することにより、従来の如き滑り防止のため
に要した無駄な労力と費用を節約することができるよう
になしたものである。
以下、本考案を図示した実施例に即して更に詳細に説明
する。
する。
第２図及び第３図は本考案の第一の実施例を示すもので
あって、第２図はシャフトの斜視図、第３図は該シャフ
トの周囲にプラスチック粉末を焼結してローラ一本体を
形成した状態の一部を切欠して示した斜視図である。
あって、第２図はシャフトの斜視図、第３図は該シャフ
トの周囲にプラスチック粉末を焼結してローラ一本体を
形成した状態の一部を切欠して示した斜視図である。
図中、１はシャフトであり、長手方向の中間部１′を変
形させて、その周囲に焼結させて形成されるローラ一本
体２中に食い込ませるようにしている。
形させて、その周囲に焼結させて形成されるローラ一本
体２中に食い込ませるようにしている。
これによってシャフト１がローラ一本体２に対して滑っ
て空回りすることがない。
て空回りすることがない。
尚、変形させるには本実施例においては、かしめて幅を
広げる方法を採用しているが、勿論これに限定されるも
のではない。
広げる方法を採用しているが、勿論これに限定されるも
のではない。
２はローラ一本体であり、前記シャフト１の周囲にオレ
フィン系プラスチック、ＥＶＡ、ポリカーボネイト、Ｐ
ＶＤＦ、弗化ビニリデン等のプラスチック粉末を焼結し
て形成される。
フィン系プラスチック、ＥＶＡ、ポリカーボネイト、Ｐ
ＶＤＦ、弗化ビニリデン等のプラスチック粉末を焼結し
て形成される。
斯くの如く形成された本実施例のローラーによれば、シ
ャフト１における中間部１′のかしめて幅を広げた部分
がローラ一本体中に食い込み、従ってシャフトが空回り
することなく、その回転力をローラ一本体にスムーズに
伝達することができる。
ャフト１における中間部１′のかしめて幅を広げた部分
がローラ一本体中に食い込み、従ってシャフトが空回り
することなく、その回転力をローラ一本体にスムーズに
伝達することができる。
尚、このようにすれば１０ｋｇ／ｃＩＮ以上のトルクを
伝達することが可能である。
伝達することが可能である。
また本実施例によれば従来の如くローラ一本体の中空部
にシャフトを挿入して後、これを固着するための工程を
省略することができる。
にシャフトを挿入して後、これを固着するための工程を
省略することができる。
次に、本考案の第二の実施例を第４図及び第５図を参照
しつつ説明する。
しつつ説明する。
第４図はシャフトの斜視図、第５図は該シャフトの周囲
にプラスチック粉末を焼結してローラ一本体を形成した
状態の一部を切欠して示した斜視図である。
にプラスチック粉末を焼結してローラ一本体を形成した
状態の一部を切欠して示した斜視図である。
本実施例においては、シャフト１はその中間部１′に、
シャフトの軸心と直交する方向にピン３を突設し、この
ピン３をローラ一本体２中に食い込ませてシャフト１の
空回りを防止するものである。
シャフトの軸心と直交する方向にピン３を突設し、この
ピン３をローラ一本体２中に食い込ませてシャフト１の
空回りを防止するものである。
尚その他の構成は前記第一の実施例と同様であるので、
詳細な説明は省略する。
詳細な説明は省略する。
上記の如く形成される本考案の焼結ローラーは通気性を
必要としない分野にあっては複写機、印刷機等の紙送り
ローラー又は抑えコロとして、また通気性を必要とする
分野にあっては、油を含浸させて軸受として、或いはイ
ンキを含浸させてインクローラーとして、更には油、シ
リコンを含浸させて粘着テープ等の貼りつかないローラ
ーとして用いるに最適である。
必要としない分野にあっては複写機、印刷機等の紙送り
ローラー又は抑えコロとして、また通気性を必要とする
分野にあっては、油を含浸させて軸受として、或いはイ
ンキを含浸させてインクローラーとして、更には油、シ
リコンを含浸させて粘着テープ等の貼りつかないローラ
ーとして用いるに最適である。
本考案は上記の如き構成であり、予め変形したシャフト
の周囲にプラスチック粉末を焼結してローラ一本体を形
成するものであるから、従来の如く一旦加工した後で更
にシャフトの空回りを防止するために要する特別の手間
と費用を節約することができ、製品の低コスト化を図る
ことができるものである。
の周囲にプラスチック粉末を焼結してローラ一本体を形
成するものであるから、従来の如く一旦加工した後で更
にシャフトの空回りを防止するために要する特別の手間
と費用を節約することができ、製品の低コスト化を図る
ことができるものである。
また従来の如く円柱状のローラ一本体の中心部にシャフ
ト挿入用の中空部を割り貫く必要もなく、製造工程の簡
略化にも資するものである。
ト挿入用の中空部を割り貫く必要もなく、製造工程の簡
略化にも資するものである。
尚、本考案は図示した実施例に限定されるものではなく
、シャフトにおける変形箇所は一箇所に限るものではな
く、必要に応じて数個所設けることは勿論可能であり、
また変形の仕方についても説明した実施例に限定されな
いことは勿論である。
、シャフトにおける変形箇所は一箇所に限るものではな
く、必要に応じて数個所設けることは勿論可能であり、
また変形の仕方についても説明した実施例に限定されな
いことは勿論である。
第１図は従来のローラーの分解斜視図、第２図は本考案
の第一の実施例のシャフトの斜視図、第３図は該シャフ
トの周囲にプラスチック粉末を焼結してローラ一本体を
形成した状態の一部を切欠して示した斜視図、第４図は
本考案の第二の実施例のシャフトの斜視図、第５図は該
シャフトの周囲にプラスチック粉末を焼結してローラ一
本体を形成した状態の一部を切欠して示した斜視図であ
る。 １：シャフト、２：ローラ一本体、３：ピン。
の第一の実施例のシャフトの斜視図、第３図は該シャフ
トの周囲にプラスチック粉末を焼結してローラ一本体を
形成した状態の一部を切欠して示した斜視図、第４図は
本考案の第二の実施例のシャフトの斜視図、第５図は該
シャフトの周囲にプラスチック粉末を焼結してローラ一
本体を形成した状態の一部を切欠して示した斜視図であ
る。 １：シャフト、２：ローラ一本体、３：ピン。
Claims (1)
- ローラ一本体を軸方向に貫通するようにシャフトを固着
した焼結ローラーであって該ローラーがローラ一本体に
対する滑りによる空回りを防止すべく長手方向の所要箇
所を適宜に変形したシャフトの周囲に、プラスチック粉
末を焼結してローラ一本体を形成して成ることを特徴と
する焼結ローフ−０
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11308281U JPS6037461Y2 (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 焼結ロ−ラ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11308281U JPS6037461Y2 (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 焼結ロ−ラ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5819118U JPS5819118U (ja) | 1983-02-05 |
| JPS6037461Y2 true JPS6037461Y2 (ja) | 1985-11-08 |
Family
ID=29907392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11308281U Expired JPS6037461Y2 (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 焼結ロ−ラ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6037461Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP11308281U patent/JPS6037461Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5819118U (ja) | 1983-02-05 |
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