JPS6037330Y2 - カセツト収納ケ−ス - Google Patents

カセツト収納ケ−ス

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JPS6037330Y2
JPS6037330Y2 JP2577480U JP2577480U JPS6037330Y2 JP S6037330 Y2 JPS6037330 Y2 JP S6037330Y2 JP 2577480 U JP2577480 U JP 2577480U JP 2577480 U JP2577480 U JP 2577480U JP S6037330 Y2 JPS6037330 Y2 JP S6037330Y2
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JP
Japan
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reel
rotation prevention
reel stand
support
cassette
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JP2577480U
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Inventor
常夫 根本
賢二 高橋
新一郎 加藤
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ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁気テープを巻装して収納した磁気テープ収
納用カセット(以下、テープカセットという)を収納貯
蔵するためのカセット収納ケースに関する。
近年、磁気テープに記録された貴重な情報の消滅防止や
磁気テープ自体あるいはこのテープを収納したテープカ
セット自体の保護の見地から、これらを収納するための
カセット収納ケースが広く用いられている。
しかし、単にカセット収納ケース内にテープカセットを
収納した状態でこれらを貯蔵保管や輸送した場合には、
磁気テープが巻装された回転リールから上記磁気テープ
が解かれテープカセット内からそのテープがはみ出て、
貴重な情報を消滅させたり、磁気テープ自体を損傷させ
たりするようなことがあった。
そのため、従来、テープカセットの貯蔵保管中や輸送中
に磁気テープが回転リールから解かれることがないよう
に、回転リール自体の回転を防止するための回転防止機
構を備えたカセット収納ケースが用いられるに至ってい
る。
例えば第1図に示すようなカセット収納ケースである。
そこで、本考案の説明に先立ってまずテープカセットの
回転リールの回転防止機構を備えた従来のカセット収納
ケースの構成例につき第1図及び第2図に従って説明す
る。
第1図は上述の従来のカセット収納ケースの蓋体を開成
した状態を示し、第2図はこのカセット収納ケース内に
収納されるテープカセットを示したものである。
第1図に示すように例えばプラスチックなどの材料より
形成されたカセット収納ケース1は、テープカセット2
(第2図参照)を収納するためのケース本体3と、この
ケース本体3に連結板4を介して連設された蓋体5とか
ら構成されている。
前者のケース本体3は、上記テープカセット2の側壁6
の面積よりも若干大きい面積を有する略矩形の底板7と
、この底板7の外周部に沿って突出形成された外周壁8
とから構成され、後者の蓋体5は上記底板7と略同形の
天板9と、上記外周壁8と相まってケース本体3の収納
部10内に収納されるテープカセット2を完全に施蓋す
るため、上記蓋板5の外周部に沿って突出形成されたコ
字状の外周壁11とから構成されている。
上記ケース本体3の外周壁8と蓋体5の外周壁11とに
は、ケース本体3に蓋体5を被着したときにケース本体
3に対する蓋体5の位置規制を行なうための位置規制部
が設けられている。
すなわち第1図に示すように上記ケース本体3の外周壁
8の所定位置には、断面コ字状の係合凹部12a、12
a、12b、12bが設けられ、一方上記蓋体5の外周
壁11の上記係合凹部12a、12a、12b、12b
と対応する位置にはその係合凹部12a、12a、12
b、12bの形状に適合する形状の2種類の係合部13
a、13a。
13b、13bが設けられている。
なお、後者の係合部13a、13a、13b、13bの
うち、連結板4から遠方位置の外周壁11に形成された
一方の係止部13a、13aは、上記係合凹部12 a
、 12 aに穿設された係合孔14a、14aと係
合することにより、ケース本体3に対し蓋体5が不用意
に開かないようにするための係合突起15a、15aを
有している。
なお、ケース本体3の外周壁8の前方のコーナ部分には
、このケース本体3の収納部10内に収納されたテープ
カセット2をその内部で位置決めするためのコーナ壁部
16a、16aが設けられ、また連結板4側の外周壁8
には、この外周壁8自体を補強するための補強壁部17
a、17aが設けられている。
上述のような構造を有するケース本体3の底板7上には
、第2図に示すようなテープカセット2内に収納された
磁気テープ18を巻装した回転リール19.20(例え
ば巻取り用回転リール及び供給用回転リール)に対応し
た個数の回転防止機構21.22が配設されている。
一般に磁気テープ18を巻装した各回転リール19.2
0は、テープカセット2の上下の側壁の間で自由に回転
可能であり、またある範囲内において僅かに横方向に移
動できるので、このテープカセット2を収納したカセッ
ト収納ケース1が輸送中あるいは貯蔵保管中に加わった
振動などに起因してこの回転リール19.20が回転し
たりあるいは横方向に移動したりするものである。
このため上記回転リール19.20から磁気テープ18
が巻き解かれてその一部がテープカセット2の開口から
外部に伸び出し、そのためテープ18の一部が折れ曲る
などの事態が生じた。
このような事態の発生を未然に防止するため、底板7上
に回転リール19.20の不要な回転を防止するための
回転防止機構21.22が配設されている。
この回転防止機構21.22は、回転リール19.20
に対応して第1図に示すように底板7上の所定の位置に
2つ配設されているが、これらは互いにその構成が同一
であるので、以下一方の回転防止機構21のみを説明す
る。
この回転防止機構21は、第3図に示すようにケース本
体3の底板7上にこの底板7の板面に対して垂直方向に
突出した支柱23と、この支柱23に対し所定の範囲内
でその上下方向に移動し得るように上記支柱23に取り
付けられた有底筒状の回転防止体24(一般に回り止め
部材と呼はれている。
)と、上記支柱23の外周に巻装され上記回転防止体2
4をその内部から上方向に弾発付勢するためのコイルス
プリング25とから構成されている。
上記回転防止体24は、有底円筒部26とこの円筒部2
6の上部を形成する蓋部27の下面に垂下するように形
成された小円筒部28とを一体成形して構成されており
、上記小円筒部28の底部29中央部分には、前記支柱
23の頭部が挿通される貫通孔30が形成されている。
なお、この貫通孔30の内径は上記支柱23の直径より
も僅かに大径に形成されている。
また上記支柱23の軸心には、盲孔23aが形成されて
いる一方、支柱23の頭部には、切り割り31を中央に
挾んで両側に一対の係止突起32,32が、回転防止体
24の小円筒部28内部においてその小円筒部28の側
壁側に突出するように形成されている。
この各係止突起32,32の下端部に形成された係止面
32a、32aが上記小円筒部29の上面と係合するよ
うになっているため、コイルスプリング25の弾発力に
より上方向に常時付勢させている回転防止体24は、そ
の係止作用により常に一定の高さ位置を保っている。
上記回転防止体24の蓋部27上面には、複数個(この
実施例では3個)の係合突起33・・・が突出して形成
されており、これら各係合突起33・・・が第2図に示
すようにテープカセット2内の回転リール19の中央部
分に形成されたリールハブ35の、透孔としての駆動孔
36・・・内に挿入されるようになっている(第4図参
照)。
この各係合突起33・・・は、回転リール19の不要な
回転を防止してこのり−ル19から磁気テープ18が解
かれないようにするためのものである。
前記支柱23の外周部位には、この支柱23を取り囲む
ように所定の間隔を以って環状突部37が底板7上にこ
の底板7と一体成形されており、この環状突部37の外
周面の所定位置には、上記回転防止体24の円筒部26
の内周面の所定位置に形成した係合突条部38・・・と
係合する係合溝部39・・・が形成されている。
これら係合突条部38・・・及び係合溝部39・・・は
、回転防止体24自体の不要な回転を防止するためのも
のである。
上記環状突部37の外周には、所定間隔をもってこの環
状突部37と同心状の環状のリール台40が上記底板7
と一体形成されており、このリール台40の上端に形成
された載置部40aに、ケース本体3の収納部10内に
収納されたテープカセット2内の一方の回転リール19
の下側面が載置されるようになっている。
以上のような構成を有する回転リール用の回転防止機構
を備えたカセット収納ケース1において、この収納ケー
ス1のケース本体3内にテープカセット2を収納したの
ち、蓋体5をケース本体3に被着すると、第4図に示す
ようにテープカセット2内の各回転リール19の中心部
分には、円筒形凹部形状のハブ35が形成されているた
め、このハブ35の円筒形凹部41内に前記回転防止体
24の頭部全体が挿入され、従ってこの回転防止体24
上面に形成した各係合突起33・・・が上記円筒形凹部
41の底板41aに形成された駆動孔36・・・内に嵌
合される。
このため、上記各回転リール19をこの回転防止体24
の回転阻止作用により回転防止することができる。
なお、この場合、回転防止体24の各係合突起33・・
・が各回転リール19の駆動孔36・・・内に直ちに嵌
合されない場合も起こり得るが、この場合を考慮して円
筒形凹部41の底板41aにより回転防止体24の各係
合突起33・・・が下方向に押圧された場合には、上記
回転防止体24の全体がコイルスプリング25の弾発力
に抗して下方向に押圧されるので、このときに生ずる回
転リール19の微動により上記各係合突起33・・・を
各駆動孔36・・・内に円滑に嵌合することができる。
ところで、以上のような構成を有する従来のカセットケ
ースによれば、上述したようにテープカセット2内の回
転リール19.20の回転を未然に防止することができ
、従って磁気テープ18の巻き解かれを未然に防止でき
る反面、テープカセット2が収納されたときにこのテー
プカセット2が載置されるリール台40はケース本体3
の底板7上面に所定の高さを有するように一体にモール
ド形成されているため、ケース本体3に蓋体5を被着し
たのち、蓋体5の上部から蓋体5に対して大きな荷重が
加わると、その蓋体5の中央部が第5図に示すように押
圧され、従って回転リール19の一方の鍔部を構成する
リール部42がリール台40を支点として反ってしまい
上記リール19に巻装された磁気テープ18が不整然な
状態に変形することがあった。
いわゆる磁気テープ18の段ずれを起こすようなことが
あった。
磁気テープ18が不整然な状態に変形したままの状態で
、磁気記録再生装置内にテープカセット2を装着して記
録あるいは再生等を行なうと、磁気テープ18に不要な
テープテンションなどが加わり、なめらかに磁気テープ
18を送り出し或いは巻き取ることができなくなる欠点
があった。
本考案は、このような従来のカセット収納ケースの欠点
を解消した新規なカセット収納ケースを提案しようとす
るものである。
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
第6図は本考案に係るカセット収納ケースの第一実施例
を示すもので、カセット収納ケースの本体を構成するケ
ース本体の底板上に突出して形成した支柱の周辺部分を
拡大して示す縦断面図、第7図は上記支柱に取り付けら
れる回転防止部材やリール台などを示す分解斜視図、第
8図は上記カセット収納ケース内にテープカセットを収
納した後、カセット収納ケースの蓋体上方からこの蓋体
に所定の荷重が加わったときの状態を示す縦断面図であ
る。
本考案に係るカセット収納ケースも、ケース本体の底板
に形成された支柱の周辺部分を除きほぼ上述した従来の
カセット収納ケースの構成とほぼ同様な構成となってい
るので、同一の構成部位については同一符号を付して説
明する。
第6図に示すようにテープカセット2が収納されるケー
ス本体3の底板を構成する底板7上には、この底板7の
板面に対して垂直方向に突出した円柱状又は多角柱状の
支柱23が上記底板7に一体にモールド成形されている
この支柱23の基端外周に形成した環状の突部37の外
周面には、所定間隔ごとに保合溝部39が形成されてい
る。
一方、この支柱23の頭部23aの外周面の少なくとも
2箇所にくさび状の係止突起32,32が形成されてい
る。
この係止突起32.32は、上記支柱23の直径よりも
僅かに大径の貫通孔30を有する回転防止部材44が支
柱23から抜は出ないように係止するためのものである
この各係止突起32,32には傾斜面32aと係止面3
2bとが形成されており、傾斜面32aは上記回転防止
部材44の貫通孔30への支柱23の頭部23aの挿入
を容易とするためのもので、支柱23の頂部に向うに従
って細尖り状に傾斜している。
傾斜面32bは回転防止部材44の支柱23への装着後
のその抜去を防止するため、上記貫通孔30を有する環
状の底部29の上端面29aと係合されるように支柱2
3の長手方向と直交する方向(水平方向)に切断されて
いる。
なお、支柱23の頭部23aには、上記各係止突起32
゜32を挾んだ位置に切り割り31が支柱23の長手方
向に形成されているが、これは上記回転防止部材44の
貫通孔30内への支柱23の頭部23aの挿入を円滑か
つ迅速に行なうために形成されたものであって、この切
り割り31により形成された各分割突片31at31a
は上記貫通孔30の内周面により強制的に挾み込まれた
とき弾性的に内方向に互いに接近するようになっている
支柱23の頭部23aが挿通された貫通孔30を有する
底板29は、円筒状の小円筒部28に一体成形されてお
り、この小円筒部28の上端外周には、環状の蓋部27
が小円筒部28の長手方向と直交する方向に突出するよ
うに一体成形されている。
この蓋部27上面の所定位置には、3つの係合突起33
・・・が一体成形されているが、この各係合突起33・
・・は上述したように第2図に示すテープカセット2内
の回転リール19の中心位置に形成された有底円筒状の
ハブ35の駆動孔36・・・内に挿入される突起であっ
て、回転リール19の回転を防止するためのものである
上記蓋部27の外周縁には、下方向に垂直に垂下するよ
うに円筒状の円筒部26が一体成形されており、この円
筒部26と同心状の上述した小円筒部28との空間部4
5内にはテープカセット2を支持するためのリール台4
6の上部が挿入されている。
このリール台46は、上記回転防止部材44の小円筒部
28の直径よりも僅かに大径の貫通穴47を有する第1
の円筒部48と、この円筒部48の下端からこの円筒部
48の軸方向と直交する方向に突出した環状の第1のフ
ランジ部49と、上記第1の円筒部48の直径よりも大
径でかつ上記回転防止部材44の円筒部26の内周径よ
りも僅かに小径の第2の円筒部50と、この第2の円筒
部50の下端からこの円筒部50の軸方向と直交する方
向に突出した環状の第2のフランジ部51とから構成さ
れており、上記第2のフランジ部51は、テープカセッ
ト2内の回転リール19が載置される載置部となってい
る。
なお、上記第2のフランジ部51の上面の高さ位置は、
前述した従来のカセット収納ケース1 (第1図参照)
に形戊したリール台40の上端面とほぼ同一の高さ位置
となるように配設されている。
上記リール台46の第1の円筒部48の外周には、第1
の弾発部材である回転防止部材用弾発部材52が巻装さ
れている。
すなわち、このリール台46の第1のフランジ部49上
面と上記回転防止部材44の蓋部27下面との間には、
小円筒部28を取り囲むように上記回転防止用弾発部材
52が配置されている。
この回転防止部材用弾発部材52は、回転防止部材44
、従ってこの防止部材44に形成された各係合突起33
・・・を常時上向きに弾発付勢するためのものであって
、上記各係合突起33・・・が、テープカセット2内の
回転リール19に穿設された駆動孔36・・・内に円滑
に挿入できるように作用するものである。
一方、上記リール台46の第1の円筒部48の内周面に
切り欠き形成された環状の切欠部48aと上述した底板
7との間には、本考案の重要な一構成要素である第2の
弾発部材である緩衝用弾発部材53が、前記支柱23の
外周を取り囲むように巻装されている。
この弾発部材53の弾発力は、テープカセット2の自重
以上の荷重が加わったときにのみ自らが縮むような弾発
力に設定されている。
従って、リール台46の第2のフランジ部51上面51
aにテープカセット2の回転り−ル19を載置したとき
には、そのテープカセット2の自重によっては上記弾発
部材53は縮むようなことはなく、従ってリール台46
の高さ位置はほとんど変わらないが、テープカセット2
にその自重以上の荷重が加わったときには、上記弾発部
材53がその荷重に応じて縮み、従ってリール台46全
体が支柱23の長手方向に沿って底板7の方向に下降す
るようになっている。
なお、回転防止部材44を構成する円筒部26の内周面
には、リール台46を構成する第2の円筒部50の外周
面に、所定間隔ごとに形成した係合突条部55と係合す
る係合溝部56が、そして、このリール台46の第2の
円筒部50の内周面には、環状突部37の外周面に所定
間隔ごとに形成した保合溝部39と係合する係合突条部
57がそれぞれ形成されている。
これら各係合突条部55.57、係合溝部56,39は
、回転防止部材44及びリール台46が共に支柱23の
囲りを不用意に回転しないようにするためのものである
以上のような構成を有する本考案に係るカセット収納ケ
ースによれば、第8図に示すようにカセット本体3の収
納部10内にテープカセット2を収納し蓋体5を被せた
のち、この蓋体5の上部に同図中矢印方向から所定以上
の荷重が加わり、このためテープカセット2上部にその
自重以上の荷重が加わった場合でも、テープカセット2
の回転リール19を載置しているリール台46自体が上
述の回転防止部材44とは別個独立して、緩衝用弾発部
材53の弾発力に抗して支柱23の長手方向に沿って下
降するので、テープカセット2の側壁部6内面により強
圧されることはない。
このため、回転リール19を構成する鍔状のリール部4
2がリール台46の下部に形成した第2のフランジ部5
1を支点として従来のように反り返るような事態は出じ
ない。
従って常に磁気テープ18を回転リール19内で整然と
した巻装状態に保つことができると共に、回転リール1
9のリブ35に形成した駆動孔36・・・内には回転防
止部材44の係合突起33・・・が挿入され、この係合
突起33・・・の働きにより回転リール19の回転を未
然に防止するので、回転リール19から不用意に磁気テ
ープ18の一部がたわみ出るような事態をなくすことが
できる。
次に、第9図ないし第11図は本考案の第2実施例を示
す要部拡大縦断面図であり、この第2実施例のものは、
支柱23に対し回転防止部材58とリール台59との高
さ位置が所定の高さ位置に保たれるように規制するため
の高さ位置規制部材60を支柱23に固着したものであ
る。
すなわち、支柱23を取り囲むように底板7上に配置さ
れた緩衝用弾発部材61上には、テープカセット2内の
回転リール19が載置される上記リール台59が、その
貫通孔62内に支柱23の頭部23aを受は入れるよう
に支柱23に装着されており、このリール台59上部に
は、このリール台59の高さ位置を規制するための高さ
位置規制部材60が載置されている。
この高さ位置規制部材60の中央部分には、上記支柱2
3の直径よりも僅かに大径の挿通孔63が形成されてお
り、この挿通孔63の内周面に形成した環状の段部64
が上記支柱23の頭部23aに形成した一対の係止突起
32,32と係合されている。
このため上記リール台59は高さ位置規制部材60によ
り上方向への移動が阻止されるようになっている。
もつとも、リール台59の下方向(底板7の方向)への
移動は、緩衝用弾発部材61の弾発力に抗して自由に行
なえるものである。
なお、リール台59の中央部に形成した貫通孔62の内
周面の所定位置には、第10図に示すように支柱23の
外周面に形成された係合突条部66と係合するためのの
係合溝部67が形成されている。
これはリール台59自身が支柱23のまわりを回転しな
いようにするためである。
一方、支柱23の頭部23aに係止された高さ位置規制
部材60の外周面には、環状の段部69が形成されてお
り、この段部69が回転防止部材58の小円筒部68の
内周面に形成された環状の段部69と係合し合っている
従って上記回転防止部材58の上方向への移動はこの高
さ位置規制部材60により阻止されるようになっている
回転防止部材58とリール台59との間には、回転防止
部材58の小円筒部68及びリール台59に形成された
円筒部70の各外周面を取り巻くように回転防止部材用
弾発部材71が配置されている。
この弾発部材71は、回転防止部材58の上面に形成し
た係合突起72・・・がテープカセット2内の回転リー
ル19に形成された駆動孔36・・・内に円滑に挿入し
得るようにするものである。
なお、回転防止部材58に形成された小円筒部68の内
周面には、リール台59の円筒部70の外周面に形成し
た係合突条部73と係合する保合溝部74が形成されて
いるが、これら係合突条部73及び係合溝部74は回転
防止部材58自身が支柱23のまわりを回転しないよう
にするために設けられたものである。
このように回転防止部材58及びリール台59の高さ位
置を規制するための高さ位置規制部材60を支柱23の
頭部23aの位置に配置固着したので、回転防止部材5
8及びリール台59の各高さ位置を規制することができ
、従って特にテープカセット2内の回転リール19が安
定的に載置されることが望まれるリール台59の高さ位
置を一定に保つことができるので、非常に好都合である
次に、第12図は本考案の第3実施例を示す要部拡大縦
断面図であり、この実施例のものは、上述した第1及び
第2の各実施例のものと異なり、回転防止部材75及び
リール台76をそれぞれ上方向に弾発付勢するための回
転防止部材用弾発部材77及び緩衝用弾発部材78の双
方を、底板7の上面で受けるようにした点にその特徴点
がある。
すなわち、底板7上面に支柱23を取り囲むように回転
防止部材用弾発部材77及び緩衝用弾発部材78が配置
されており、前者の回転防止部材用弾発部材77の上端
上には、有底筒状の回転防止部材75に形成された小円
筒部79の下端が載置され、後者の緩衝用弾発部材78
の上端上には、同じく有底筒状のリール台76の土壁部
を構成する蓋部80が載置されている。
上記リール台76の下端外周には、環状のフランジ部8
1が形成されており、このフランジ部81上面上に、テ
ープカセット2内の回転リール19が載置されるように
なっている。
このリール台76の中央部分に穿設された貫通孔82内
には、回転防止部材75の小円筒部79が挿通されてお
り、その小円筒部79の下端の底部83に形成した貫通
孔84内に、支柱23の頭部23aが挿入されている。
従ってその頭部23aに形成した一対の係止突起32.
32は上記小円筒部79の底部83上端と係合している
このため回転防止部材75の高さが常に一定に保たれる
ようになっている。
なお、図では省略しであるが回転防止部材75とリール
台76との間、及びリール台76と支柱23或いは底板
7との間には、回転防止部材75自体及びリール台76
自体の回転を防止するための係止突条部や係合溝部が形
成されている。
このように回転防止部材75のための回転防止部材用弾
発部材77と、リール台76のための緩衝用弾発部材7
8とが重畳しないように別個に独立配置したので、回転
防止部材用弾発部材77及び緩衝用弾発部材78がそれ
自体に必要とする強さの弾発力に設定して配置すること
ができる利点を有する。
この第3実施例の場合も前述の各実施例と同様、回転防
止部材75の係合突起75a・・・をテープカセット2
内の回転リール19.20にそれぞれ形成した駆動孔3
6・・・内に挿入できるので、これにより回転リール1
9.20の不要な回転を防止することができる一方、カ
セット収納ケース1の蓋体5上面に所要以上の荷重が加
わった場合でも、リール台76及び回転防止部材75の
双方が底板7の方向に下降するので、回転リール19゜
20を構成するリール部42が反るような事態を未然に
防止することができる。
次に、第13図は本考案の第4実施例を示す要部拡大縦
断面図であり、この第4実施例のものは、上述した第1
ないし第3の各実施例のものが全て回転リールの中央部
分に形成したリールハブ外周部下端面をリール台の下端
外周部に形成した環状のフランジ部で支持するように構
成しているのと異なり、リールハブの円筒形凹部を構成
する底部下面をリール台の上端外周部で支持するように
構成している。
すなわち支柱23を取り囲むように配置された緩衛用弾
発部材85上には、円筒状のリール台86の内周面中央
部分に形成した環状の仕切板87が載置されており、こ
の仕切板87の中央部分に穿設した貫通孔88内に挿通
された上記支柱23の外周には、この支柱23を取り囲
むように回転防止部材用弾発部材89が配置されている
従ってこの弾発部材89は、上記仕切板87上の中央部
分に載置されている。
この弾発部材89上には、上記円筒状のリール台86の
内径よりも僅かに小径の円板状の回転防止部材90が載
置されており、この部材90の中央部分に穿設した貫通
孔91内から上方向に突出した支柱23の頭部23aに
形成された一対の係止突起32.32により上記回転防
止部材90の上方向への離脱が阻止されている。
この回転防止部材90の上面90aと上記リール台86
の上部に形成した載置部86a上面とは同一平面となる
ように設定されており、このリール台86の上端面86
aにより回転り−ル19の中央部分に形成されたリール
ハブ35の円筒形凹部41を構成する底部41a下面が
支持されるようになっている。
なお、上記支柱23の頭部23aは、回転防止部材90
の上面90aよりも上方向に突出しているが、この頭部
23aは、回転リール19のリールハブ35に形成した
円筒形凹部41の底部41aの中央部分に形成された位
置決め孔92内に挿入されるので、この頭部23aが回
転防止部材90の上面90aよりも上方向に若干突出し
ていても支障はない。
この第4実施例の場合は、回転防止部材90及び円筒状
のリール台86の上部をテープカセット2内の回転リー
ル19に形成した円筒形凹部41内に挿入する。
そして上記回転防止部材90の上面に形成した係合突起
93・・・を上記円筒形凹部41の底部41aに形成し
た駆動孔36・・・内に挿入することにより上記回転リ
ール19白体の不要な回転を防止する一方、上記円筒形
凹部41の底部41a下面をリール台86の上部に形成
された載置部86a上面で弾性的に支持しておき、テー
プカセット2自体に上方向から所定以上の荷重が加わっ
たときには上記リール台86が全体的に底部7の方向に
下降するようにしである。
従って回転リール19のリール部42が変形(反る)す
るような事態は生じない。
次に、第14図及び第15図は本考案の第5実施例を示
すものであり、この実施例のものは、上述した第3の実
施例のものと異なり、回転防止部材95及び高さ位置規
制部材を兼用したリール台96を、それぞれ回転防止部
材用弾発部材97及び緩衝用弾発部材98の双方で受け
るようにした点にその特徴点がある。
すなわち、底部7上面には、支柱23を取り囲むように
大小の環状受溝94a、94bを有する円板状の受台9
4が形成されており、上記環状受溝94a、94b上に
は、回転防止部材用弾発部材97及び緩衝用弾発部材9
8が配置されている。
前者の回転防止部材用弾発部材97の上端上には、有底
筒状の回転防止部材95の中央部分に形成された小円筒
部99の下端外周部が載置され、後者の緩衝用弾発部材
98の上端上には、高さ位置規制部材を兼ねた、同じく
有底筒状のリール台96の下端外周に形成された段部1
00が載置されている。
上記リール台96の上端外周には、環状のフランジ部1
01が形成されており、このフランジ部101上面上に
、テープカセット2内の回転リール19に形成した円筒
形凹部41の底部41a下面が記載されるようになって
いる。
上記回転防止部材95の小円筒部99の内側に形成され
た貫通孔102内には、上記リール台96が挿通されて
おり、そのリール台96の下端の底部103に形成した
貫通孔104内に、支柱23の頭部23aが挿入されて
いる。
この頭部23a外周面に形成した一対の係止突起32,
32は上記リール台96の底部103上端面と係台状態
となっている。
このためリール台96と、このリール台96の上端に形
成した環状フランジ部101の下面と係合する回転防止
部材95の双方の高さが常に一定に保たれるようになっ
ている。
なお、図では省略しであるが上記回転防止部材95とリ
ール台96との間、及びリール台96と支柱23或いは
底部7との間には、回転防止部材95自体及びリール台
96自体の回転を防止するための係止突条部や係合溝部
が形成されている。
以上のような構成を有する第5の実施例の場合も前述の
各実施例と同様、回転防止部材95の係合突起95a・
・・をテープカセット2内の回転リール19.20にそ
れぞれ形成した駆動孔36・・・内に挿入できるので、
これにより回転リール19゜20の不要な回転を防止す
ることができる一方、カセット収納ケース1の蓋体5上
面に所要以上の荷重が加わった場合でも、リール台96
及び回転防止部材95の双方が底板7の方向に下降する
ので、回転リール19.20を構成するリール部42が
反るような事態を未然に防止することができる。
このほかに、上記第5の実施例では、回転防止部材95
のための回転防止部材用弾発部材97と、リール台96
のための緩衝用弾発部材98とが高さ方向に重畳しない
ように別個に独立して配置したので、前述の第3実施例
と同様、回転防止部材用弾発部材97及び緩衝用弾発部
材98をそれ自体に必要とする強さの弾発力にそれぞれ
設定して配置することができる利点を有する。
またリール台96の下端部には、支柱23の係止突起3
2.32と係合する底部103が形成されているので、
このリール台96には回転リール19・・・を弾性的に
保持する働きのみならず、自己及び回転防止部材95の
高さを位置規制する働きをも併有するものであり、従っ
て高さ位置規制部材が不要となりそれだけ部品点数の削
減を図ることができる。
以上の説明から明らかなように、以上の説明から明らか
なように、本考案は、磁気テープが巻装されたリールの
中央部に形成された凹部内面にリール駆動部が設けられ
このリールを内部に配置したテープカセットを収納する
ためのカセット収納ケースにおいて、このカセット収納
ケースを構成するケース本体の底板上に、この底板の板
面に対し垂直方向に突出した支柱と、この支柱にこの支
柱の長手方向に移動自在に取り付けられ且つ上記リール
の駆動部と係合する係合部を形成した回転防止部材と、
上記回転防止部材を付勢する第1の弾性部材と、上記支
柱にこの支柱の長手方向に移動自在に取り付けられ且つ
上記テープカセットが載置されるリールと、このリール
台と上記底板との間に配置され且つリール台の載置部上
に載置されたテープカセットにその自重以上荷重が加わ
ったときのみ圧縮される第2の弾性部材とを備え、上記
リール台上に載置されたテープカセットにその自重以上
の荷重が加わったときリール台全体が上記第2の弾性部
材の弾性力に抗して上記底板の方向に移動するようにし
たので、テープカセット内に収納した回転リールを構成
するリール部が反るような事態を未然に防止することが
できる。
従っていわゆる磁気テープの段ずれ等を引き起こすこと
なく円滑な磁気テープの供給又は巻き取りを確保するこ
とができる。
また本考案は、上記リール台及び回転防止部材の高さ位
置を規制するように構成したので、これらを上方向に弾
発付勢するための緩衝用弾発部材及び回転防止部材用弾
発部材の弾発力をそれに適した強さに選定することがで
きると共に、上記リール台及び回転防止部材の高さ位置
を安定的又は画一的に選定することができるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカセット収納ケースを示す斜視図、第2
図はこのカセット収納ケース内に収納されるテープカセ
ットを示す平面図、第3図は上記カセット収納ケースの
ケース本体の底板上に突出して形成された支柱の周辺部
分(回転リールの回転防止機構部分)を拡大して示す縦
断面図、第4図はテープカセットを上記回転防止機構に
装着し、かつカセット収納ケースの蓋体を施こした状態
を示す縦断面図、第5図は上記カセット収納ケースにそ
の上方から所定以上の荷重が加わった状態を示す縦断面
図である。 第6図以下は本考案に係るカセット収納ケースの実施例
を示し、第6図は上記カセット収納ケース内の支柱の周
辺部分を拡大して示す縦断面図、第7図は上記支柱に取
り付けられる回転防止部材やリール台などを示す分解斜
視図、第8図は上記カセット収納ケース内にテープカセ
ットを収納した後、カセット収納ケースの蓋体上方から
この蓋体に所定以上の荷重が加わったときの状態を示す
縦断面図である。 第9図ないし第11図は本考案の第2実施例を示し、第
9図は支柱周辺部分を示す縦断面図、第10図は同じく
支柱周辺部分を示す他の部分からの縦断面図、第11図
は上記支柱周辺部分を示す平面図である。 第12図は本考案の第3実施例であって、その支柱周辺
部分を示す縦断面図、第13図は本考案の第4実施例で
あって同じくその支柱周辺部分を示す縦断面図である。 第14図及び第15図は本考案の第5実施例を示すもの
であって、第14図は支柱周辺部分を示す平面図、第1
5図はその縦断面図である。 1・・・・・・カセット収納ケース、2・・・・・・テ
ープカセット、3・・・・・・ケース本体、5・・・・
・・蓋体、7・・油底板、18・・・・・・磁気テープ
、19,20・・曲回転リール、23・・・・・・支柱
、32・・・・・・係止突起、35・・・・・・リール
ハブ、36・・・・・・リールハブの透孔(駆動孔)、
40.46.59.76・曲・リール台、52.71,
77.89・・・・・・回転防止部材用弾発部材、53
,61,78,85・・・・・・緩衝用弾発部材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)磁気テープが巻装されたリールの中央部に形成さ
    れた凹部内面にリール駆動部が設けられこのリールを内
    部に配置したテープカセットを収納するためのカセット
    収納ケースにおいて、このカセット収納ケースを構成す
    るケース本体の底板上に、 この底板の板面に対し垂直方向に突出した支柱と、 この支柱にこの支柱の長子方向に移動自在に取り付けら
    れ且つ上記リールの駆動部と係合する保合部を形成した
    回転防止部材と、 上記回転防止部材を付勢する第1の弾性部材と、上記支
    柱にこの支柱の長子方向に移動自在に取り付けられ且つ
    上記テープカセットが載置されるリールと、このリール
    台と上記底板との間に配置され且つリール台の載置部上
    に載置されたテープカセットにその自重以上荷重が加わ
    ったときのみ圧縮される第2の弾性部材とを備スー、 上記リール台上に載置されたテープカセットにその自重
    以上の荷重が加わったときリール台全体が上記第2の弾
    性部材の弾性力に抗して上記底板の方向に移動するよう
    にしたことを特徴とするカセット収納ケース。
  2. (2)前記実用新案登録請求の範囲第1項記載のカセッ
    ト収納ケースにおいて、前記支柱に対し回転防止部材及
    びリール台の各高さ位置を規制したことを特徴とするカ
    セット収納ケース。
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