JPS6037242Y2 - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

Info

Publication number
JPS6037242Y2
JPS6037242Y2 JP5378581U JP5378581U JPS6037242Y2 JP S6037242 Y2 JPS6037242 Y2 JP S6037242Y2 JP 5378581 U JP5378581 U JP 5378581U JP 5378581 U JP5378581 U JP 5378581U JP S6037242 Y2 JPS6037242 Y2 JP S6037242Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyance
rolling element
drive
groove
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5378581U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57166647U (ja
Inventor
龍三 釜下
Original Assignee
三菱重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP5378581U priority Critical patent/JPS6037242Y2/ja
Publication of JPS57166647U publication Critical patent/JPS57166647U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6037242Y2 publication Critical patent/JPS6037242Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating Conveyors (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はワークを搬送するためのトランスファマシン等
の搬送装置の改良に関腰サイクロイド機構を用いたもの
である。
近年、製造業等における生産性の向上のためトランスフ
ァマシンが用いられているが、このトランスファマシン
に於ても加工能力の増大、すなわちサイクルタイムの短
縮が強く望まれている。
このサイクルタイムは、加工時間と無駄時間とに大別さ
れるが、加工時間については新工具の採用等により最近
著しく短縮化されつつある。
これにともないサイクルタイムに占める無駄時間の比率
が大きくなりつつある。
この無駄時間の中で最大の割合を占めるのは搬送時間で
ある。
この搬送時間はその駆動装置の性能に大きく影響される
が従来から用いられている搬送装置は、第1図に示すよ
うな、油圧シリンダ1を用い直接搬送枠2を駆動するも
のや、第2図および第4図に示すように、クランク機構
を用い、これを油圧シリンダ3又は電動機6により駆動
するものである。
ところが、油圧シリンダ1で直接搬送枠2を駆動するも
のでは■起動時および停止時の衝撃が大きく、■停止時
の衝撃を小さくしようとすれば、このため緩衝時間が長
くなってしまう。
■機械式駆動の場合に比べ、エネルギ損失が大きい。
■油洩れによる作動油のロスや環境汚染の問題もある。
また、クランク機構を油圧シリンダ3又は油圧トルクア
クチュエータにより駆動し、クランクアーム4を±18
0°回転させ、搬送枠5を前後進させるものでは、上述
のものに比べ、起動時、停止時の衝撃は小さいが、第3
図に示すように、起動時又は停止時に加速度が最大とな
るため衝撃は避けられないということがある他、上述の
■〜■の問題は解消されない。
また、クランク機構を電動機6を用いウオーム歯車7て
クランクアーム8を動かし搬送枠駆動アーム9を介して
搬送枠10を駆動する場合には、油洩れ等油圧機器によ
る欠点は解消されるが、起動時及び停止時の加速度が最
大となる点はそのままであり、衝撃を小さくする為、ポ
ールチェンジモータを使用すればリミットスイッチ等付
属する機器が必要であり、故障の機会も増し信頼性の低
下となる。
また、インバータ等により速度制御を行なう場合はコス
トの大幅増大が避られない。
さらに設置に要する床面積が非常に大きい。
このように、それぞれの搬送装置には問題があり、特に
搬送時間を短縮することは困難である。
本考案はかかる従来の欠点を解消し、起動時及び停止時
の衝撃がなくしかも搬送時間を大幅に短縮することので
きる搬送装置の提供を目的とする。
かかる目的を達成する本考案の構成は、往復移動する搬
送枠を具えた搬送装置において、搬送枠の側部にその搬
送直角方向に沿う溝を設ける一方、駆動装置を具え搬送
方向に摺動自在なスライド部材を設け、搬送直角方向に
回転軸を有す転動体を前記スライド部材に設けるととも
にこの転動体の転勤円周上に位置しかつ前記搬送枠の溝
に嵌め込まれて駆動力を伝達する摺動体を具えたクラン
クアームを前記転動体の回転軸に取付け、前記スライド
部材の摺動により前記転動体を転動させ前記摺動体をサ
イクロイド運動させる転勤案内部材を設けたことを特徴
とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第5図および第6図は本考案の搬送装置の一実施例の横
断面図および平面図である。
トランスファーマシンの架台11上に水平方向等間隔に
複数のワーク受台12が設置され、その上面の受板13
にワークWが載置される。
この架台11上にはリフト用の複数の揺動アーム14が
設けられ、図示しない駆動装置で揺動しながら昇降する
この揺動アーム14の両側端にはローラ15が設けてあ
り、このローラ16上に搬送枠16がワーク搬送方向、
すなわち、第6図の上下方向に往復移動可能に載置しで
ある。
そして、この搬送枠16の側部には搬送方向と直角な方
向すなわち、上下のリフト方向に沿う溝17が形成され
、この溝17に搬送枠16を駆動するローラ18が嵌ま
り込み、搬送枠16の昇降を案内するとともにローラ1
8による搬送方向のみの駆動力を受ける。
尚、この溝17とローラ18との取付は関係を逆として
も良い。
また、架台11上面の搬送方向両端にはブロック19が
固定され、このブロック19に2本のガイドバー20が
搬送方向と平行に並設され、このガイドバー20にロー
ラ18を具えた搬送用スライダ21が摺動自在に装着し
である。
したがつて、この搬送用スライダ21を駆動することで
ローラ18を介して搬送枠16が移動し、ワークWがリ
フトアンドキャリ一式で順次搬送される。
この搬送用スライダ21はサイクロイド運動する転動体
の回転軸の移動方向の動きのみを抽出して駆動されるも
のである。
また、スライド部材として駆動スライダ22が架台11
上にのブロック19に両端が固定され搬送方向と平行に
並設された駆動スライダ用の2本のガイドバー23に摺
動自在に装着してあり、この駆動スライダ22に軸受を
介して回転自在な回転軸24が設けられる。
この回転軸24の一端部にキーを介して転動体としての
ピニオン25がナツトで締付けられ、架台11上面に固
設された転勤案内部材としてのランク26と噛み合って
いる。
また、回転軸24の他端部である搬送用スライダ21側
にはクランクアーム27がキーを介して固定してあり、
このクランファム27の前記転動体の転動円周上、すな
わちピニオン25のピッチ同上に回転中心が位置するよ
う摺動体としての駆動ローラ28が回転自在に取付けで
ある。
そして、この駆動ローラ28が搬送用スライダ21の搬
送直角方向に形成した溝29内に嵌め込まれて、この溝
29を介して駆動力が伝達される。
この駆動力は駆動スライダ22を摺動するよう往復駆動
することて加えられるが、このため、ブ冶ツク20に取
付けた油圧等で作動する流体圧シリンダ30のロンドが
駆動スライダ22に連結してあり、そのストロークLが
前記ピニオン25の円周、すなわちxDと等しくなるよ
う形成してあり、駆動スライダ22に当接するリミット
スイッチでそれぞれのストローク端が決定しである。
以上のように構成された搬送装置では、流体圧シリンダ
30に油圧等の作動油が供給され、駆動スライダ22が
一定速度で前進又は後進方向にストロークLだけ駆動さ
れると、この駆動スライダ22に回転自在に設けられた
回転軸24が回転することになるが、ピニオン25の直
径りに対し、ストロークLがxDとしであるので、回転
軸24が360度ラック26と噛み合っているピニオン
25によって回転する。
このとき回転軸24の他端のクランクアーム27も36
0度回転することになる。
そして、クランクアーム27に取付けた駆動ローラ28
は、ピニオン25のピッチ円上にその中心が位置してい
るので、第7図aに示したように、ピニオン25のピッ
チ円を基礎円とするサイクロイド運動することになる。
したがって、この駆動ローラ28が搬送用スライダ21
の溝29に嵌め込んであるので、サイクロイド運動のう
ちピニオン25の回転軸24の移動方向成分のみが溝2
9の溝壁に作用して搬送用スライダ21が往復動するこ
とになり、さらに搬送用スライダ21に取付けたローラ
18と搬送枠16の溝17とで搬送枠16が駆動される
このように搬送枠16がサイクロイド運動の水平方向成
分で駆動されることになるが、サイクロイド運動の速度
および加速度は第7図すおよび同図Cのように表わされ
、起動時および停止時の速度および加速度が0であり、
衝撃のないスムーズな運動となることがわかる。
次に、第8図に示す本考案の他の実施例について説明す
る。
本実施例では駆動スライダ22の駆動装置を変更した
もので、上記実施例の直接流体圧シリンダ30で、駆動
するかわりに、回転軸24のピニオン25の外側ローラ
31が回動自在に取付けてあり、このローラ31がはま
り込む溝32を具えた駆動アーム33を揺動させること
で[動スライタ22をストロークLだけ往復動させる。
この駆動アーム33の揺動は油圧やトルクアクチュエー
タあるいは電動機による機械的駆動等種々のものを用い
れば良い。
尚、他の構成は上述の実施例と同一であり、同一部材に
は同一番号を記し、重複する説明は省略する。
尚、上記実施例ではいずれも搬送枠がリフトアンドキャ
リ一式のもので説明したが他の方式のものでも良い。
また、転動体としてピニオン、転勤案内部材としてラッ
クを用いたが、スプロケットおよびチェーンあるいはタ
イミングプーリおよびタイミングベルト等で構成しても
良く、すべることなく転動することができるものであれ
ば良い。
そして、転勤案内部材の取付は位置も架台上面に限らず
架台の上部下面に設けても良く、あるいは傾斜させて設
けても良い。
以上実施例とともに具体的に説明したように本考案によ
れば、起動時及び停止時の衝撃が少ないので高速搬送が
行なえ、搬送時間を大幅に短縮することができる。
また、装置の構成部品点数が少なくカム等の複雑形状の
部品をも必要とせず製作が容易であり、コンパクトにで
きるとともにコストも安い。
さらに、機械的にサイクロイド運動が創成されるので、
油圧式や電動クランク式等に比べ運動がスムーズで且つ
安定し、信頼性も高い。
また、駆動装置として油圧シリンダ等の流体圧シリンダ
はもちろんトルクアクチュエータあるいは電動機を用い
ることもでき設計上の自由度が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は従来の搬送装置にかかり、第1図、第
2図a、 b、第4図は種々の駆動方式の説明図、第3
図は第2図装置の加速度を示すグラフ、第5図〜第7図
は本考案の搬送装置の一実施例にかかり、第5図は横断
面図、第6図は平面図、第7図a、 b、 cはサイク
ロイド運動の説明図、第8図は本考案の他の実施例の横
断面図である。 図面中、Wはワーク、16は搬送枠、17は溝、22は
駆動スライダ(スライド部材)、24は回転軸、25は
ピニオン(転動体)、26はラック(転勤案内部材)、
27はクランクアーム、28は駆動ローラ(摺動体)、
30は流体圧シリンダ(駆動装置)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 往復移動する搬送枠を具えた搬送装置において、搬送枠
    の側部にその搬送直角方向に沿う溝を設ける一方、駆動
    装置を具え搬送方向に摺動自在なスライド部材を設け、
    搬送直角方向に回転軸を有する転動体を前記スライド部
    材に設けるとともにこの転動体の転勤円周上に位置しか
    つ前記搬送枠の溝に嵌め込まれて駆動力を伝達する摺動
    体を具えたクランクアームを前記転動体の回転軸に取付
    け、前記スライド部材の摺動により前記転動体を転動さ
    せ前記摺動体をサイクロイド運動させる転勤案内部材を
    設けたことを特徴とする搬送装置。
JP5378581U 1981-04-16 1981-04-16 搬送装置 Expired JPS6037242Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5378581U JPS6037242Y2 (ja) 1981-04-16 1981-04-16 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5378581U JPS6037242Y2 (ja) 1981-04-16 1981-04-16 搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57166647U JPS57166647U (ja) 1982-10-20
JPS6037242Y2 true JPS6037242Y2 (ja) 1985-11-06

Family

ID=29850405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5378581U Expired JPS6037242Y2 (ja) 1981-04-16 1981-04-16 搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6037242Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57166647U (ja) 1982-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4530637A (en) Workpiece handling apparatus
KR101311374B1 (ko) 롤러스크류형 리니어 액튜에이터
CN107640718B (zh) 生产线及其转送系统
CN105269567A (zh) 一种平台机械手
US5017083A (en) Apparatus for loading and/or unloading industrial presses
CN214454873U (zh) 一种工件反转转移机构
JPS6037242Y2 (ja) 搬送装置
US4020708A (en) Epicycloidal crank drive mechanism
US4496280A (en) Workpiece transfer mechanism
JP4151339B2 (ja) スライド機構およびそれを用いた搬送装置
US4377953A (en) Indexing apparatus
US5013210A (en) Workpiece transfer apparatus with folding arms
CN209010071U (zh) 一种用于移动机器人的举升结构及一种移动机器人
CN1482374A (zh) 楔块式超越离合器装置
US4553444A (en) Retractor mechanism for article transfer apparatus
US4474284A (en) Double pitch mechanical transfer drive
CN117302945B (zh) 转台装置、输送线及输送方法
JPH0633690U (ja) トラバースロボット
US4317359A (en) Screw press
CN117299403B (zh) 一种喷涂用的旋转换向及顶升装置
CN203756890U (zh) 翻辊倒向式往复运动机构
KR870000764B1 (ko) 직선구동장치
US4136519A (en) Hydraulic cycloidal drive
CN216589364U (zh) 一种双杆油缸实现往复翻转的传动装置
CN214383556U (zh) 一种定位组件及具有该定位组件的型材输送线