JPS6036500A - チモシンα↓1↓1 - Google Patents

チモシンα↓1↓1

Info

Publication number
JPS6036500A
JPS6036500A JP59139216A JP13921684A JPS6036500A JP S6036500 A JPS6036500 A JP S6036500A JP 59139216 A JP59139216 A JP 59139216A JP 13921684 A JP13921684 A JP 13921684A JP S6036500 A JPS6036500 A JP S6036500A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
demosin
peptide
compound according
pharmaceutically acceptable
fraction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59139216A
Other languages
English (en)
Inventor
バーナード・レオナード・ホレツカー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by F Hoffmann La Roche AG filed Critical F Hoffmann La Roche AG
Publication of JPS6036500A publication Critical patent/JPS6036500A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 例えば米国特許第4082737号から公知であるデモ
シン(thymostn)フ、ラクション5は強力な免
疫増強用(immunopotentiating)調
製物であり、そして胸腺(thymic)欠損及び/ま
たは免疫欠損した個体における免疫機能を再生するため
に作用しうる。デモシンフラクション5に関する現在の
臨床試験によると、このものは王細胞の増加及び胸腺依
存性の原発性(primary )免疫欠損症の小児に
おける免疫機能の正常化に効果があり、そして免疫抑制
された癌患者においてTI胞を増加させ得ることが示唆
されている。
デモシンフラクション5から単離され、そして同定され
Iζ最初の活性ペプチドはデモシンα、と称されている
。このペプチドの単離及び同定は例えば米国特許第40
79127 @に記載され又いる。液相及び固相合成に
よるデモシンα1の合成は米国特許第41 /l−87
88号に記載されている。
加えで液相法によるデモシンα、の合成は米国特許第4
116951号に示されている。デモシンαlは子細胞
分化(dtfferentiac!On )及び機能を
測定するように61画された数種の試験管内及び生体内
測定系においてフラクション5より1ケタまたはそれ以
上の程度に活性であることが児い出され、そして現在臨
床において免疫欠損症(imm−unodeficie
ncy diseased) 、免疫抑制された( i
mmunodepressed )癌患者の措置、及び
免疫抑圧された( immunosuppressed
) @者における日和見(opportunistic
 )感染の防止にお()るその有効性が測定されている
本発明はデモシンフラクション5から単離される新規な
ポリペプチド(デモシンαn)の単離及び完全な一次構
造の決定、製薬学的に許容し得るその酸及び塩基付加塩
、並びにこの化合物またはその塩を含む製薬学的組成物
に関するものである。
デモシンαnはT細胞分化及び機OLを測定するために
計画された生体内測定系においでデモシンα1と同様の
定性的及び定量的な生物学的活性を有することが見い出
された。
デモシンαUは35個のアミノ酸残基のものであり、そ
の最初の28個はデモシンα1と同一のものである。デ
モシンαUは次のアミノ酸配+lJ(5equence
 )を有している:AC5er−ASII−A 1a−
A Ia−Val−AS+)−T hr −S er 
−5er−G lu −f le−丁hr−Thr−1
、−ys ASpl−eu Lys Qlu cys 
I−ys−G Iu −V at −V at −G 
lu −G lu−△1a−Qlu−A sn −G 
1y−A rg −G Iu −p、 Ia −P r
o−A Ia −A SnOH 式中、ACはアミン末端アセチル基である。
デモシンα。は分取等電点電気泳動法[@ ann−a
l)l]el ら、Proc、Natl、Acad、S
ci、 j13△ Y工、1708〜1711 (19
82)参照]及びHP l−C[S tein及びMo
5ct+era 、 Methodsin Enzym
ology 79.7〜16 (1981)参照]の0
1用により子牛の胸腺フラクション5から単離した。
例えば米国特許第4079127号参照の公知の方法に
にり調製されたデモシンフラクション5を最大電流20
mA及び最大電圧1.1kvで17時間電気泳動させた
。ゲル床をステンレス・スチール製グリッド(grid
)で30の部分(フラクション)に分割し、そして各々
の部分からのペプチドを水5mlで溶出させた。各々の
溶出液をpHメーターで測定した。
H)) L Cにより溶出液中のペプチドを分析づるた
め、部分標本を凍結乾燥し、そして少量の緩衝液A (
0,2Mピリジン、1.0Mギ酸)に溶解さゼた。緩衝
液A及び1−プロパツールの直線グラジェント(gra
d 1ent )で溶出させた。
第1図に7ラクシヨン6及び7のHPLC分析の結果を
示す。ビークa、、b及びCはそれぞれデス−(25〜
28)−デモシンα1、チモシンα工及びデモシンαU
として同定された。ある追加のデモシンα1がフラクシ
ョン4及び5の等速電気泳動から回収され、そしてまた
少量のデモシンαUがフラクション5に存在していた。
HPLCによるペプチドの分離は上記のStN口及びM
 oscheraにより記載のフルオレスカミン検出系
を備えたU 1trasphere OD S 018
カラム(5μ、4.6X250mm、 Altex 3
cient−tfic)を用いて行った。
第1図に示す実験は子牛のデモシンフラクション5の2
gバッチから誘導された。等速電気泳動法のフラクショ
ン6及び7からの1−IPLC精製のビークCにおける
ペプチドを一緒にし、凍結乾燥し、そして第1図に記載
した方法を用いてHPLC上で再クロマトグラフィ〜を
行って精製した。
部分標本<600μQ〉を0.4Mとリジン100μm
中のT I) CK−処理されたトリプシン42゜9μ
9にてpH7,5で分解した。25℃で15時間後、反
応混合物を凍結乾燥し、そしてアセト二I〜リルのグラ
ジエン1〜(0〜30容吊%)を用いるH P L C
によりトリブチツクペプチドを分離した。−分角にフラ
クション(0,65m1)を捕集した。6秒間隔で試料
5μmをフルオレスカミン検出器に分注した。
6つの″フラグメン1へを回収し、そして−■・記第1
表に要約り゛るアミノ酸組成を同定した。
ペプチドT6、丁3及び丁1はそれぞれデモシンα1の
残基1〜14.15〜17及び18〜20から誘導され
るペプチドと同一であった。ペプチドT4及びT5はペ
プチドT4におけるリジンの存在のみが異なる以外はア
ミノ酸組成は同様であった。その組成によりこれらのも
のがデモシンαlの残基20〜28に加えてグリシン及
びアルギニンに対応することが示された。ペプチドT5
はリジンを含んでいないため、アルギニンはペプチドの
C0OH末端基に位置しなければならないことが結論さ
れたく第2図参照)。このトリブヂック分解物にはデモ
シンα1の1〜リブチック分解物中に存在しない追加の
ペプチドフラグメント(T 2 )が含まれていた。こ
の新規なペプチドフラグメントにはリジンまたはアルギ
ニンは含まれておらず、従ってデモシンα■のC0OH
末端基から生じたものでなければならない。
トリブチツクペプチド丁2のエドマン(E dman)
分解によりQIU−Δla −P ro −A la 
−A sn −OHの配列が生じた。このデータを第2
表に要約する。
エドマン法の第四工程後にMImのアミノ酸としてアス
パラギンを回収した。デモシンα■のC00H−末端基
でのペプチドT2の局在化はほぼ1当量のアスパラギン
に続いてアラニン(2当量)及びプロリン(1当量)を
放出するカルボキシペプチダーゼでデモシンαUを分解
することにより確認された。30位でのアルギニンの位
置は黄色ブドウ球菌v8プロテア−V(第1表中のペプ
チドS7)でのデモシンαUの分解後にアルギニンを含
む大きなフラグメントの単離により確認された。このペ
プチドのアミノ酸1組成はデモシンα、の最後の4つの
残基を含むデモシンα。の残基26〜31、プラスデモ
シンαUのC00H−末端延長基(extension
 )中に見い出された最後の3つのアミノ酸残基、グリ
シン、アルギニン及びグルタミン酸に対して予期された
ものに対応するものであった。そのアミノ酸組成がデモ
シンαUの残基19〜35(ペプチド83)及び25〜
35(ペプチド32)に対応する2つの7ラグメン1へ
のより少量のものも黄色ブドウ球菌プロテアーゼ分解か
ら単離されたく第1表及び第2図)。その結果としてデ
モシンαUはデモシンα1のシークエンズブラスC00
H−末端基として7つの追加のアミノ酸を含んでいるこ
とが分る。
デモシンα1の生物学的活性は従来公知である生体内測
定を用いることにより測定できる。かくして、例えばマ
ウスの同系交配(inbred)系統のものは鵞口亀カ
ンジダ(Ca1bicans)での感染に対する感受性
が変わることが公知である。かくして、CsH/HeJ
またはCBA/Ca Jの如き系統(strain)の
マウスは感染に対して極めて感受性があり、一方Cs 
7 B1/10SNJまたはCS?B1/KSJの如き
系統の7ウスはこれに対して極めて耐性があった。鵞口
亀カンジダでの感染に対する耐性は細胞調停(cell
mecliated)工程、従ってT−リンパ球と協力
するため、胸腺ホルモンは宿主応答に効果を有するべき
である。デモシンフラクション5及びそれから誘導され
るある種のペプチドはT−リンパ球の熟成及び応答を高
めることが見い出され、[G oldsteinら、R
ec。
Progress in l−1o1−1or Re5
earch 37 、369〜415(1981)]従
って鵞口癒カンシタでの感染に対して03H/’HeJ
の如き感受性のあるネズミの系統の耐性に影響すべきで
ある。
デモシンフラクション5、デモシンα1またはα■を鵞
口癒カンジダの4X104の細胞で静脈内攻撃する、2
日前から3つの異なったグループのマウスに毎日階段を
つけた投与で注射した。対照マウスの比較において、3
.っの胸腺誘導体は保護特性を与えた。その結果を下記
第3表に示1゜ポリペプチドであるデモシンα1及びデ
モシンαUは効能においてほぼ同等であり、マウス1.
p。
1匹当り160〜320ng毎日投与すると最も活性が
あった。フラクション5に対する最適投与量は5〜10
μgであるため、このペプチドは鵞口癒カンジダで感染
させる際の耐性を誘導する能ノjが、フラクション5よ
り約30倍あった。
かくして、デモシンα■はチモシンα工と同様に治療剤
、特に胸腺欠損または免疫欠損した温血哺乳動物におけ
る免疫機能の再生に有用な楽剤として用いることができ
る。こ、のちのは製薬学的組成物の形態、即ち適当な製
薬学的に許容し4qる担体及び所望に応じて更に補助剤
との混合物とし−C静脈内、皮下、または筋肉内のいず
れかの非径口的投与により温血哺乳動物に投与すること
ができる。本化合物は静脈内投与について1日当約1〜
100μp/kg体重の範囲の投与量で強力な免疫増強
剤である。必要とされる投与間は措置の際の特定な条件
、症状の重さ及び措置の期間により変わるであろう。製
薬学的な使用に適する投与形態は、使用に先立って滅菌
水または食塩水を加えて再溶解することのできる一バイ
アル当り11Bの凍結乾燥したデモシンαu′cある。
また、デモシンαnの製薬学的に許容し得る塩、例えば
ナトリウムもしくはカリウム塩、または強い有機塩基例
えばグアニジンとの塩も本発明の範囲内に含まれる。加
えで、これらのカチオン並びにリジン残基の対イオン、
例えば塩素、臭素、硫酸、リン酸、マレイン酸、酢酸、
クエン酸、安息香酸、コハク酸、アスコルビン酸などの
イオンを調製の際に含めることができる。
また単一のアミノ酸交換またはエステルもしくはアミド
生成によるカルボキシ末端量を誘導体化す゛ることによ
りデモシンαnの配列を改変することも本発明の範囲内
である。また組み換えDNA技術を用いて微生物的に、
例えば適当な微生物的発現媒体(expression
 vehicle)中に導入される合成遺伝子を生成し
得るデスアセチルデモシンα1□も本発明の範囲内のも
のである。かかる発現媒体微生物または哺乳動物細胞を
用いる形質変換(transformation)後に
、適当な条件上でデスアセチルデモシンαUを発現させ
得るであろう。デモシンαlとデスアセチルデモシンα
lとの関係から類推して、デスアセチルデモシンαnは
チモシ、ンαUと同様の生物学的活性を右しでいるであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はフラクション6及び7のHl) L C分析の
結果を示す図であり、 第2図はデモシンαUの黄色ブドウ球菌プロプアーゼ分
解の状態を示す図である。 特許出願人 エフ・ホフマン・う・ロシュ・ラント・コ
ンパニー・アクヂコニン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1゜ Ac 5er−As、p−AIa−A Ia −Val
    −Asp −T11r−3er−8er−GILI −
    r 1e−Thr−Thr −1VS −A S、l)
     −1eu −L、ys −Q、Iu −L、ys −
    5ys −Glu−Vaj−Va、、1−Gju−Gl
    u−Ala−Glu −△5ll−QIV−ArQ−G
    lu−AIa−Pro−Ala −AsnOH(I) の配列のポリペプチド、デモシンαU並びに製薬学的に
    許容し得るその酸及び塩基付加塩。 2、本質的に他の胸腺ポリペプチドを含まない特許請求
    の範囲第1項記載の式■のペプチド。 3、治療剤として使用するための特許請求の範囲第1ま
    たは2項記載の化合物。 4、胸腺欠損または免疫欠損した温血哺乳動物における
    免疫機能を再生する薬剤として使用するための特許請求
    の範囲第1または2項記載の化合物。 5、特許請求の範囲第1または2項記載の化合物及び適
    当な製薬学的に許容し得る担体を含む製薬学的組成物。 6、胸腺欠損または免疫欠損した温血哺乳動物における
    免疫機能を再生する際に有用な特許請求の!」第1また
    は2項記載の化合物及び適当な製薬学的に許容し得る担
    体を含む組成物。
JP59139216A 1983-07-08 1984-07-06 チモシンα↓1↓1 Pending JPS6036500A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US51182183A 1983-07-08 1983-07-08
US511821 1983-07-08
US532418 1983-09-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6036500A true JPS6036500A (ja) 1985-02-25

Family

ID=24036590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59139216A Pending JPS6036500A (ja) 1983-07-08 1984-07-06 チモシンα↓1↓1

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6036500A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1148146A (en) Cyclopeptides and pharmaceutical preparations thereof and also processes for their manufacture
US4024248A (en) Peptides having LH-RH/FSH-RH activity
EP0181455B1 (de) Verwendung von Interferon-gamma (IFN-gamma) enthaltenden Präparationen zur systemischen Behandlung von verschiedenen Erkrankungen des Menschen in niedriger Dosierung
DE69328104T2 (de) Antagonisten gegen den thrombinrezeptor
US4614731A (en) Peptide having immunopotentiating activity similar to thymosin alpha1
CA2112907C (en) Peptide which abrogates tnf and/or lps toxicity
US4696915A (en) Parathymosin alpha
CA1188218A (en) PURIFIED ANTINEOPLASTIC FRACTIONS AND METHODS OF TREATMENT OF NEOPLASMS
EP0227619A2 (en) New protein and its use
AU620406B2 (en) Novel peptides suppressing the function of the immune system, pharmaceutical compositions containing them and process for preparing same
EP0156899A1 (en) Synthetic peptides with egf like activity and pharmaceutical compositions and methods of use
JPS6036500A (ja) チモシンα↓1↓1
EP0003028B1 (de) Beta h-Endorphin-Analoge, diese enthaltende Präparate und deren Herstellung
US5587457A (en) Neutrophil stimulating peptides
US6375928B1 (en) Neutrophil stimulating peptides
EP0131252B1 (en) Thymosin alpha 11
GB1590457A (en) Thymosin a1
EP0663406A1 (en) VIP analog
US4560676A (en) N.sup.α -desacetylthymosinα1 and process
CA1046053A (en) Process for the purification of peptides
US4745101A (en) Novel peptide having dentinal fluid transport-stimulating activity
JPH0778076B2 (ja) 新規ペプチド
PT98538B (pt) Processo de preparacao de factor de crescimento humano epidermico (hegf) dos seus congeneres e de composicoes farmaceuticas que os contem
US4720485A (en) Tripeptides for control of intestinal motility
DE2628006A1 (de) Tridecapeptid mit gastrinwirkung