JPS6036272Y2 - C型膣式尿失禁防止具 - Google Patents
C型膣式尿失禁防止具Info
- Publication number
- JPS6036272Y2 JPS6036272Y2 JP1811583U JP1811583U JPS6036272Y2 JP S6036272 Y2 JPS6036272 Y2 JP S6036272Y2 JP 1811583 U JP1811583 U JP 1811583U JP 1811583 U JP1811583 U JP 1811583U JP S6036272 Y2 JPS6036272 Y2 JP S6036272Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urinary incontinence
- vagina
- prevention device
- urethra
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は弧状(C型)帯状部材の上端を恥骨上縁部覆壁
を支点として、その弧状部材は陰裂前面部を経由し、そ
の下端部で尿道部腟前壁を圧迫して尿失禁を防止するC
型腔式尿失禁防止具に関するものである。
を支点として、その弧状部材は陰裂前面部を経由し、そ
の下端部で尿道部腟前壁を圧迫して尿失禁を防止するC
型腔式尿失禁防止具に関するものである。
女子の骨盤内手術、外陰部手術のあと、あるいは分娩な
どが原因となり、咳、くしやみ、大声で笑ったり、重い
物を挙上したり、階段を急いで降りたりして急に復圧が
上昇したときに、膀胱尿が尿道から漏出する所謂急迫尿
失禁と呼称される人が多い。
どが原因となり、咳、くしやみ、大声で笑ったり、重い
物を挙上したり、階段を急いで降りたりして急に復圧が
上昇したときに、膀胱尿が尿道から漏出する所謂急迫尿
失禁と呼称される人が多い。
程度の差はあるが、欧米では一般に成人女子の5%位と
いわれるほど多い症状である。
いわれるほど多い症状である。
そのため諸種の手術法が行なわれている。
また羞恥から口外を憚かり、治療を受けず、患者自身が
腟内に詰めもの、タンポン等を挿入して尿温を防いでい
る人もいるが不潔であり、炎症を惹起する原因ともなる
ために、本考案者は装着、除去容易で清潔な尿温防止具
を考案したものである。
腟内に詰めもの、タンポン等を挿入して尿温を防いでい
る人もいるが不潔であり、炎症を惹起する原因ともなる
ために、本考案者は装着、除去容易で清潔な尿温防止具
を考案したものである。
第1図乃至第3図は既往の尿温防止器具を示すもので、
第1図はEndsley氏らの考案した、きのこ型圧迫
具で、大小、硬軟の多種のきのこ形圧迫子1て腟2の前
壁を圧迫し、尿道3を閉塞して、膀胱4より漏出する尿
を防止するものである。
第1図はEndsley氏らの考案した、きのこ型圧迫
具で、大小、硬軟の多種のきのこ形圧迫子1て腟2の前
壁を圧迫し、尿道3を閉塞して、膀胱4より漏出する尿
を防止するものである。
第2図はラテックス、スポンジ等によるボール形圧迫子
5を腟内に挿入し、尿道を圧迫して尿温を防止するもの
である。
5を腟内に挿入し、尿道を圧迫して尿温を防止するもの
である。
第3図は五角形の挿入部材6の上面にバルーン7を取付
けたもので、この部材6を腟内に挿入した後、外部より
バルーン7を膨らませて尿道を圧迫するものである。
けたもので、この部材6を腟内に挿入した後、外部より
バルーン7を膨らませて尿道を圧迫するものである。
以上の器具は何れも患者自身の指で潤滑油をつけて腟内
に挿入するものであり、排尿の度ごとに抜去、挿入を繰
返す繁雑さがあり、さらに不潔となり、挿入部位の深浅
があり一定しない等の難点がある。
に挿入するものであり、排尿の度ごとに抜去、挿入を繰
返す繁雑さがあり、さらに不潔となり、挿入部位の深浅
があり一定しない等の難点がある。
本考案は以上のような既往の器具の欠点に鑑み、腟内に
詰物として挿入し、尿道部腟前壁を圧迫するという発想
でなく、腟前壁の一部を圧迫するためには、固定する支
点が必要であり、又その支点としては恥骨Pが理想的で
あることに着想し、第4図乃至第6図に示すように、C
型帯状部材8の上端部9を恥骨上縁部覆壁10を支点と
して、そのC型帯状部材の弧状部すは陰裂前面部12を
経由し、その下端部13で尿道部腟前壁14を圧迫して
尿失禁を防止するように構成したものである。
詰物として挿入し、尿道部腟前壁を圧迫するという発想
でなく、腟前壁の一部を圧迫するためには、固定する支
点が必要であり、又その支点としては恥骨Pが理想的で
あることに着想し、第4図乃至第6図に示すように、C
型帯状部材8の上端部9を恥骨上縁部覆壁10を支点と
して、そのC型帯状部材の弧状部すは陰裂前面部12を
経由し、その下端部13で尿道部腟前壁14を圧迫して
尿失禁を防止するように構成したものである。
図中Aは肛門を示す。恥骨上縁の復壁土から尿道部腟前
壁までの前後径を50名の婦人について計測したところ
、大60、中5cm、小4.5(]の範鳩に入った。
壁までの前後径を50名の婦人について計測したところ
、大60、中5cm、小4.5(]の範鳩に入った。
恥骨上縁を支点として尿道部腟前壁の一部を圧迫するに
は、陰裂前面を経由することになり、安全性からも角張
らない弧状のC型帯状部材としたものである。
は、陰裂前面を経由することになり、安全性からも角張
らない弧状のC型帯状部材としたものである。
上記の計測値からC型の弧状部は大、中、小となるが、
外陰部の形態に差があるために、C型弧状部をa、 b
、 cの3部分に分け、蝶ナツトのねじ15により固定
して、その開閉により個人差を調節するようにしである
。
外陰部の形態に差があるために、C型弧状部をa、 b
、 cの3部分に分け、蝶ナツトのねじ15により固定
して、その開閉により個人差を調節するようにしである
。
a部上端9を恥骨上縁部覆壁10に当てて支点とする。
又す部は陰裂前面部12に、C部下端部13は尿道部腟
前壁14を圧迫する。
前壁14を圧迫する。
その際、装着時の違和感、あるいは疼痛等を感ぜしめな
いために、a部上端にはスポンジ等の緩衝部材16,0
部下端にはゴム等の部材17が取付けられ、又その中間
のb部には弾力性のあるバネ板18が使用されている。
いために、a部上端にはスポンジ等の緩衝部材16,0
部下端にはゴム等の部材17が取付けられ、又その中間
のb部には弾力性のあるバネ板18が使用されている。
次に、以上の如く構成された本考案尿失禁防止具の使用
方法について説明する。
方法について説明する。
装着にはC型帯状部材のa部を持ち、0部を腟内に挿入
したのち、弧状部のb部を伸展するようにしてa部を恥
骨上縁部に置く。
したのち、弧状部のb部を伸展するようにしてa部を恥
骨上縁部に置く。
装着時には0部で尿道部腟前壁を圧迫しているので、尿
道が閉塞され、膀胱尿が尿道から漏出することを防止で
きる。
道が閉塞され、膀胱尿が尿道から漏出することを防止で
きる。
排尿時にはa部を挙上し、前下方に倒すと0部が腟内か
ら脱出するので簡単に除去できる。
ら脱出するので簡単に除去できる。
以上のように本考案尿失禁防止具は装着、除去が簡単で
あり、石鹸液で洗浄程度で常に清潔に維持でき、指によ
る腟内操作が不要である等の利点があり、又弧状部をa
、b、cの3部分に分け、ねじにより固定し、その開閉
により個人差を調節できるなど従来の防止器具にはみら
れない特長を有するものである。
あり、石鹸液で洗浄程度で常に清潔に維持でき、指によ
る腟内操作が不要である等の利点があり、又弧状部をa
、b、cの3部分に分け、ねじにより固定し、その開閉
により個人差を調節できるなど従来の防止器具にはみら
れない特長を有するものである。
第1図乃至第3図は既往の尿温防止具を示すもので、第
1図はきのこ形圧迫子を使用するもの、第2図はボール
形圧迫子を用いるもの、第3図はバルーンを用いるもの
である。 第4図は本考案による尿失禁防止具、第5図はその側面
図、第6図は本考案防止具の使用状態の説明図である。 1・・・・・・圧迫子、2・・・・・・腔部、3・・・
・・・尿道、4・・・・・・膀胱、5・・・・・・ボー
ル形圧迫子、6・・・・・・バルーン7を取付けた五角
形挿入部材、8・・・・・・C型帯状部材、10・・・
・・・恥骨上縁部覆壁、14・・・・・・尿道部腟前壁
。
1図はきのこ形圧迫子を使用するもの、第2図はボール
形圧迫子を用いるもの、第3図はバルーンを用いるもの
である。 第4図は本考案による尿失禁防止具、第5図はその側面
図、第6図は本考案防止具の使用状態の説明図である。 1・・・・・・圧迫子、2・・・・・・腔部、3・・・
・・・尿道、4・・・・・・膀胱、5・・・・・・ボー
ル形圧迫子、6・・・・・・バルーン7を取付けた五角
形挿入部材、8・・・・・・C型帯状部材、10・・・
・・・恥骨上縁部覆壁、14・・・・・・尿道部腟前壁
。
Claims (1)
- 弧状(C型)帯状部材よりなり、該帯状部材の上端を恥
骨上縁部覆壁を支点とし、該帯状部材は陰裂前面部を経
由し、その下端部で尿道部腟前壁を圧迫して尿失禁を防
止するC型腔式尿失禁防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1811583U JPS6036272Y2 (ja) | 1983-02-12 | 1983-02-12 | C型膣式尿失禁防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1811583U JPS6036272Y2 (ja) | 1983-02-12 | 1983-02-12 | C型膣式尿失禁防止具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59124516U JPS59124516U (ja) | 1984-08-22 |
JPS6036272Y2 true JPS6036272Y2 (ja) | 1985-10-28 |
Family
ID=30149324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1811583U Expired JPS6036272Y2 (ja) | 1983-02-12 | 1983-02-12 | C型膣式尿失禁防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036272Y2 (ja) |
-
1983
- 1983-02-12 JP JP1811583U patent/JPS6036272Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59124516U (ja) | 1984-08-22 |
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