JPS6035834Y2 - 支持脚の固定装置 - Google Patents

支持脚の固定装置

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JPS6035834Y2
JPS6035834Y2 JP7714181U JP7714181U JPS6035834Y2 JP S6035834 Y2 JPS6035834 Y2 JP S6035834Y2 JP 7714181 U JP7714181 U JP 7714181U JP 7714181 U JP7714181 U JP 7714181U JP S6035834 Y2 JPS6035834 Y2 JP S6035834Y2
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JP
Japan
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leg
main
fixing bolt
legs
fixing
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Application number
JP7714181U
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JPS57190194U (ja
Inventor
徳郎 大野
富博 溝口
Original Assignee
株式会社溝口製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は測量機器やカメラ等を支持する雲台の支持脚
の固定装置に関する。
一般に測量機器やカメラ等を支持する雲台は、長さ伸縮
自在な3本の支持脚で支持されている。
この支持脚は通常雲台に直接又は間接的に固定される中
空状の主脚と、該主脚に伸縮自在に接合され下端が地面
に当接する伸縮脚とにより構成されている。
従来、支持脚の主脚と伸縮脚の固定は通常固定ボルトに
よる締付けにより行われており、該固定ボルトを緩めた
ときや三脚の運般中等に固定ボルトを離脱して紛失する
という欠点があった。
この考案の目的は、固定ボルトが意に反して離脱しない
支持脚の固定装置を提供することによって、前記従来の
欠点を除去することにある。
次に、この考案の一実施例の構成を図面にそって説明す
る。
この支持脚は中空筒の伸縮脚3が二本の中空筒の主脚1
,2に摺動自在に挟持され、保持筒4を介して前記伸縮
脚3と主脚1,2とが固定ボルト5で固定される装置で
ある。
伸縮脚3は第2図に示すように両側に主脚1,2に接す
る凸曲面6を有する中空筒であり、軽量金属管より成形
されている。
主脚1,2はそれぞれ内側に伸縮脚3の凸曲面6形状に
合わせた凹曲面7を有するとともに、外側に凸曲面8を
有する中空筒であり軽量金属管より底形されている。
一方(第1図、第2図に向って右側)の主脚2の凸曲面
8の下端部には、固定ボルト5の挿入孔9が穿設される
とともに、固定ボルト5の後述の首部11が、嵌入され
る首部挿入用の長孔10が挿入孔9の上側に連通して穿
設されている。
ただし前記長孔10は挿入孔9の内径より小さい幅を有
して挿入孔9と長孔10とによっていわばだるま形の穴
が形成されている。
保持筒4は伸縮脚3と主脚1,2を組合せた外層を囲む
筒形に形成され、下側には主脚1,2の下端面に当接す
る5脚当接部12が設けられ、−方の主脚すなわち、主
脚2側の側外部には雌ねじを螺刻した雌ねじ部13力く
一体成形又は溶接で固着されている。
固定ボルト5は、雄ねじが螺刻されたねじ部15を主体
と腰該ねじ部15の先端(すなわち、第1図、第2図に
向って右端)にバンドル14が固着され、他端には、前
記ねじ部15の雄ねじに連続する雄ねじが螺列された固
定部16が形成され、幹部の中央部には該ねじの谷径よ
り若干小径の首部11が段付状に形成されている。
又、固定ボルト5の締付けによる主脚2、伸縮脚3の変
形や圧痕発生を防止するため、主脚2の凹曲面7の内面
曲面に合わせて形成された当板17が設けられ、該当板
17の反間曲面側(第1図、第2図に向って右側面)に
は固定ボルト5の固定部16の案内を兼ねたガイド板1
8が起立一体成形又は固着されて設けられている。
このように構成された支持脚の固定装置において、先ず
組立てる場合は、伸縮脚3の両凸曲面6に主脚1,2の
凹曲面7をそれぞれ合わせて組合せ、一方(第1図、第
2図に向って右側)の主脚2内に当板17を挿入し、伸
縮脚3、主脚1,2の下側に保持筒4を嵌合する。
そして、保持筒4の雌ねじ部に固定ポル4ト5を螺合し
、該固定ボルト5の固定部16を主脚2の挿入孔9及び
ガイド板18内に挿入するようバンドル14を介して固
定ボルト5をねじ込み該固定ボルト5の首部11と主脚
2の凸曲面8とが合致した位置にて、保持筒4を上方に
押し上げて固定ボルト5の首部11を長孔10上部に挿
入する。
更に、固定ボルト5ををねじ込めば当板17が主脚2の
凹曲面7に押圧され、又主脚1,2凹曲面7と伸縮脚3
の凸曲面8が互いに押圧されその摩擦力により主脚1゜
2と伸縮脚3とは一体状に固定される。
次に、支持脚を要求の長さに調整固定するときは、固定
ボルト5をバンドル14を回して緩め、両主脚1,2間
の伸縮脚3を長手方向に摺動させて、該固定ボルト5を
締めれば容易に支持脚の長さが調整固定することができ
る。
さて、上記した主脚1,2と伸縮脚3とは組立てられて
1本の支持脚としてその上端部において雲台に枢着され
る。
しかして、上記支持脚は、主脚1と主脚2とに対して共
通状に挿装される枢軸(図示しない。
)を介して雲台に枢着されるものである。
次に、上記した実施例における主脚1,2と伸縮脚3と
保持筒4との組立ての一例をさらに具体的に説明すると
、主脚1には、下端部の凸曲面8において第1図、第2
図に示すようにリベット19を介して保持筒4が固着さ
れている。
しかして該保持筒4には、予め当板17を挿入した主脚
2を上方より挿入し、次に保持筒4の雌ねじ部13に対
して固定ボルト5の固定部16を螺入させる。
この際、該固定部16が主脚2のボルト挿入孔9の中へ
臨むように主脚2を保持しつつ固定ボルト5をさらにね
じ込む。
すなわち固定部16に続いてねじ部15をもねじ込み、
固定ボルト5の首部11が主脚2の凸曲面8に達した時
、主脚2を下げて首部11を首部挿入長孔10に係止さ
せるとともに主脚2の下端面を保持筒4の主脚当接部1
2に当接させる。
なお、上記したねじ込み操作の際、固定部16を当板1
7に係合させることは述べるまでもない。
さて上記の如く組立てることにより、主脚1と主脚2と
は同一の高さに位置し、それらの上端部において共通の
枢軸を介して雲台に枢着することができる状態となる。
しかして、この状態において固定ボルト5を螺退させる
と、固定ボルト5の固定部16の図示右端面によって、
主脚2の長孔10の側縁部が押圧され、主脚2が保持筒
4の内側面に密接状に引き寄せられる。
従ってこの際主脚2と保持筒4とが一体状に緊締される
とともに主脚1と主脚2の間の間隔が最大となり、その
間隔中へ伸縮脚3を容易に挿入することができる。
さて、上記の通りの組立てにより、主脚1,2と保持筒
4とは一体状に組付けられた状態になり、これに対して
伸縮脚3を相対的に摺動させて支持脚の全長を容易に調
節することができる。
しかして支持脚3が所要の長さに調節された後、固定ボ
ルト5を螺進させることにより、主脚2が伸縮脚3へ押
圧されて主脚1,2と伸縮脚3とが一体状に固着されて
支持脚の全長が固定される。
さて上記のように固定ボルト5の首部11は主脚2の首
部挿入孔長孔10に係止されているため、万一固定ボル
ト5が異常に緩んだ場合でも、該固定ボルト5の固定部
16が主脚2の首部挿入用の長孔10部の側縁に当接し
て、固定ボルト5が離脱紛失することはない。
特に固定ボルト5を外して分解したいときは主脚2の上
端部の枢軸を抜き取って主脚2を上方へ押上げることに
より、該ボルト5を挿入孔9より抜き取ることが可能で
ある。
なお上記した実施例においては主脚と伸縮脚との断面形
状において、側面を曲面にする技術を例示したがこれに
限ることなく、たとえば単一平面や複合平面にすること
も可能である。
また本実施例では保持筒4の底板上面に主脚当接部12
が上方へ向けて突設されて、保持筒4の底板上面に少量
の砂塵その他の微細な異物が堆積したような場合に、そ
の異物によって主脚1,2と保持筒4との組み付けが阻
害されることを未然に防止しているが、前記のように突
起状の主脚当接部12は必ずしも設ける必要はない。
また上記実施例における固定ボルト5の固定部16には
必ずしもおねじを刻設する必要はなく、ただ、固定部1
6は雌ねじ部13内に挿通し得る外径を有するとともに
首部11より段付状に大きい外径を備えるものであれば
よいことは構造上、自明である。
すなわち、本考案による支持脚の固定装置は雲台等を支
持するために、中空筒の伸縮脚が、上端を前記雲台等に
相接された二本の中空筒の主脚に摺動自在に挟持され、
かつ前記伸縮脚と前記主脚とが共通の保持筒に外嵌され
て固定ボルトを介して固定される支持脚において、前記
固定ボルトの幹部の中央部に段付小径状の首部を設け、
前記主脚の一方の外側面に、前記固定ボルトを挿入し得
るボルト挿入孔と、該挿入孔に連通ちかつ前記首部を係
止し得る長孔とを穿設し、前記保持筒に設けられた雌ね
じ部に前記固定ボルトを螺合させるとともに該固定ボル
トの首部を前記主脚の長孔に挿入した時には前記固定ボ
ルトの離脱を防止し得る構造にしたことを特徴とするも
ので、固定ボルトの首部を主脚の長孔に係止することに
より、固定ボルトを不用意に緩めた時にももの脱落が防
止される。
また本考案においては固定ボルトを螺退させてその首部
の段付面を主脚の長孔の内側面に押圧することにより主
脚と保持筒とを一体状に緊締することができるためきわ
めて容易に伸縮脚を摺動させ得るという附帯的効果をも
有するものである。
従って本考案装置は支持脚の固定装置としてきわめて有
効で、固定ボルトの紛失がなくなるばかりでなく、構造
簡単で支持脚の長さ調整や組立分解も容易であるという
効果が得られる。
従って本考案はきわめて実用性に富むものであるという
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の支持脚の固定装置の一実施例を示す
一部破断正面図、第2図は第1図のA−A′断面図、第
3図は第1図のB −B’断面図である。 1.2・・・・・・主脚、3・・・・・・伸縮脚、4・
・・・・・保持筒、5・・・・・・固定ボルト、9・・
・・・・ボルト挿入孔、10・・・・・・首部挿入用の
長孔、11・・・・・・首部、13・・・・・・雌ねじ
部、16・・・・・・固定部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雲台等を支持するために、中空筒の伸縮脚が、上端を前
    記雲台等に相接された二本の中空筒の主脚に摺動自在に
    挟持され、かつ前記伸縮脚と前記主脚とが共通の保持筒
    に外嵌されて固定ボルトを介して固定される支持脚にお
    いて、前記固定ボルトの幹部の中央部に段付小径状の首
    部を設け、前記主脚の一方の外側面に、前記固定ボルト
    を挿入し得るボルト挿入孔と、該挿入孔に連通しかつ前
    記首部を係止し得る長孔とを穿設し、前記保持筒に設け
    られた雌ねじ部に前記固定ボルトを螺合させるとともに
    該固定ボルトの首部を前記主脚の長孔に挿入した時には
    前記固定ボルトの離脱を防止し得る構造にしたことを特
    徴とする支持脚の固定装置。
JP7714181U 1981-05-27 1981-05-27 支持脚の固定装置 Expired JPS6035834Y2 (ja)

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JP7714181U JPS6035834Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27 支持脚の固定装置

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JP7714181U JPS6035834Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27 支持脚の固定装置

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Publication Number Publication Date
JPS57190194U JPS57190194U (ja) 1982-12-02
JPS6035834Y2 true JPS6035834Y2 (ja) 1985-10-24

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