JPS6035714Y2 - グラウト注入ガン - Google Patents

グラウト注入ガン

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Publication number
JPS6035714Y2
JPS6035714Y2 JP9575180U JP9575180U JPS6035714Y2 JP S6035714 Y2 JPS6035714 Y2 JP S6035714Y2 JP 9575180 U JP9575180 U JP 9575180U JP 9575180 U JP9575180 U JP 9575180U JP S6035714 Y2 JPS6035714 Y2 JP S6035714Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stop lever
handshake
piston rod
grout
cylinder
Prior art date
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Expired
Application number
JP9575180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5720443U (ja
Inventor
清見 篠沢
寛人 五味
治克 角屋
Original Assignee
岡部株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 岡部株式会社 filed Critical 岡部株式会社
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Publication of JPS5720443U publication Critical patent/JPS5720443U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は前端出口にホースを連結するシリンダの後部上
にグラウト材受は口を設けてシリンダ内へのグラウト材
の供給を簡易迅速になし得られ、上記シリンダの後端開
閉蓋は掛止め金具で着脱可能に取付け、グラウト材が固
化しても開閉蓋の取外し操作が容易であり、一方、ピス
トンロッドをそれに中間通孔を嵌合した刻み送り片とス
トップレバーとで支承して操作バンドルの操作により順
次シリンダ内のピストンを前進させてグラウト材をホー
スから強制的に押出すと共に、ストップレバーの操作に
よって簡易にピストンを後退でき、取扱い易くて作業能
率を向上するようにしたグラウト注入ガンに係るもので
ある。
図面に示す本考案の1実施例についてその構造を説明す
れば、1はグラウト注入ガンの本体をなすシリンダで、
その後部の上方に漏斗状のグラウト材受は口2を装設し
両側に掛止め金具の掛は金3を取付けて後端下方にグラ
ウト材取出口4を穿設し、前端に螺着した蓋5の中央出
口には軟質合成樹脂製のホース6の基端を連結して該ホ
ース6の先端内に先筒7を若干外方へ突出させて挿着す
る。
8はシリンダ1の後端に着脱する開閉蓋で、その両側に
掛止め金具の止め金9を取付けて後面に握手10の上端
前面を固着し、該開閉蓋8内にはバッキング11を嵌着
する。
12は操作バンドルで、その上部を握手10の中間部内
に嵌合してピン13により枢着し、該操作バンドル12
の上端には当て片14を突設する。
15は握手10の上部の後ろ下方へ傾斜する後面に固着
したストップレバー支持金で、その上端の後方への折曲
片の先端に横長孔16を穿設し、下端両側の後方突出片
の先端部は内側へ張出させて該後方突出片の先端に係止
部17を装設する。
18はストップレバー支持金15の横長孔16に挿通し
て前後動自在に垂下したストップレバー、19は角材よ
りなるピストンロッドで、シリンダ1の中心線上におい
て開閉蓋8の中心通孔20、握手10およびストップレ
バー支持金15の通孔21およびストップレバー18の
中間通孔22に嵌挿し、該ピストンロッド19の前端に
ゴム等よりなる弾性板のピストン23を前方の小径押え
金24と後方の大径押え金25とにより挾持して取付け
、後方突出先端には引き手26を装着する。
27は操作バンドル12の前方において中間通孔28を
ピストンロッド19に遊嵌したコ形の刻み送り片で、該
刻み送り片27と開閉蓋8との間にはピストンロッド1
9に嵌合したスプリング29を介装し、一方、ストップ
レバー支持金15とストップレバー18との間にもピス
トンロッド19に嵌合したスプリング30を介装する。
そこで、ピストン23をシリンダ1内に挿入し開閉蓋8
をシリンダ1の後端部に嵌合して両側の掛は金3を止め
金9に引掛けその開閉M8をシリンダ1に密接固定して
グラウト注入ガンを構成する。
31は既製コンクリート構築物で、その所要箇所にアン
カーボルト32を埋設する。
33は必要な取付部材の合板で、その適当箇所に通孔を
穿設する。
34は下部に凹所を設けたグラウト材注入座金で、その
l側部に通孔を、他側部にグラウト材注入口をそれぞれ
装設する。
35.36はアンカーボルト32に取付ける座金および
ナツト、37は注入グラフト材である。
次にその作用を説明する。
先ず、第4図に示すようにアンカーボルト32の上方突
出部に順次取付部材の台板33の通孔、注入座金34の
通孔、座金35を嵌合し上方突出ねじにナツト36を螺
着して注入座金34と共に取付部材の台板33を構築物
31上に締付は固定する。
一方、ストップレバー18が第3図に実線で示す状態に
おいては、その通孔22がピストンロッド19と遊嵌状
態であるけれども、該ストップレバー18の下端部を後
方へ引いて係止部17より後方へ離脱させると、スプリ
ング30の弾力によりストップレバー18はその上端の
支持金15への取付部を支点として後方へ回動し第3図
に鎖線で示すように後ろ下方へ傾斜しストップレバー1
8の通孔22の上下縁がピストンロッド19の上下面に
それぞれ圧接して停止する。
そこで、作業者が片手で握手10とバンドル12とを一
緒に把持してバンドル12を適宜に握り込めば、その握
り込みの長さに応じバンドル12がピン13を支点とし
て第3図の反時計方向へ回動し該バンドル12の当て片
14によって刻み送り片27の下端部を前方へ押圧する
従って、刻み送り片27はその通孔28の上下縁がピス
トンロッド19の上下面にそれぞれ圧接しスプリング2
9の弾力に抗して前進するから、ピストンロッド19は
刻み送り片27との圧接摩擦によりストップレバー18
の通孔22の上下縁に接触摺動しながら刻み送り片27
と一体的に前進してピストン23は一定長さ前進する。
その後バンドル12を離放すると、ピストンロッド19
がストップレバー18の通孔22の上下縁との圧接摩擦
によって後方への移動を阻止されながらスプリング29
の弾力により刻み送り片27はその通孔28がピストン
ロッド19に摺動して後方へ移動し、該刻み送り片27
により当て片14を押圧してバンドル12はピン13を
支点として第3図の時計方向へ回動し、ピストン23が
上記の前進位置に停止保持されたままバンドル12は第
3図に示す状態に復元する。
以下バンドル12の握り込みと離放の操作を行う毎に順
次上記作用が繰返されてピストン23は間欠的に逐次前
進する。
而して、ピストン23がシリンダ1の前端部まで至った
ときは、ストップレバー18の下部を両側係止部17間
へ押込みストップレバー18を第3図に鎖線で示すフリ
ー状態から実線で示すように回動前進させて係止部17
に掛止めさせれば、ストップレバー18の通孔22がピ
ストンロッド19に遊嵌状態となるから、その後引き手
26を後方へ引くとピストンロッド19は後方へ移動す
る。
従って、第1図に示すようにストップレバー18を係止
部17に引掛け、引き手26によりピストンロッド19
を第1図に鎖線で示すように後方へ引いてピストン23
を第3図に鎖線で示すようにシリンダ1内の後部に位置
させた後、ストップレバー18の下部を後方へ引いて係
止部17から離脱させ、次いで、水で練り混ぜたグラウ
ト材を受は口2からシリンダ1内に供給する。
そこで、作業者が1方の手で握手10およびバンドル1
2を、他方の手でホース6を把持して注入ガンを携帯し
、第4図に示すように先筒7の突出部を注入座金34の
注入口に嵌合させてホース6を注入座金34に押付は保
持してバンドル12を握り込めば、ピストン23が前進
しこれによりシリンダ1内のグラウト材を押圧してその
グラウト材が順次ホース6の先筒7から注入座金34内
に注入され、第4図に示すようにグラウト材3Fは注入
座金34内からその通孔、台板33の通孔および構築物
31と台板33との間の隙間内にも注入され、以下順次
各注入座金34に上記操作を行うと、グラウト材37に
よって構築物31と合板33とが確実に定着される。
なお、ピストン23が受は口2の前方、または中間に位
置するときに間違ってグラウト材を受は口2からシリン
ダ1内に供給したときには、ストップレバー18の下部
を両側係止部17間に押込んでそれらに係止させた後引
き手26を後方へ引けば、シリンダ1内のピストン23
の後方部に入り込んだグラウト材はピストン23の後退
に伴って取出口4よりシリンダ1外に排出されるから、
ピストン23を第3図に鎖線で示すようにシリンダ1の
後部まで後退させ、その後ストップレバー18の下部を
後方へ引いて係止部17より離脱させ、グラウト材を受
は口2からシリンダ1内に供給すると、支障を来すこと
なく作業を行うことができる。
本考案はグラウト注入ガンを上記のように構成したから
、注入座金内等少量のグラウト材を注入するときに作業
者が手で持って作業場まで行ける上に、作業者が片手で
操作バンドルを握り込むだけで作業し得られ、且つ注入
ガンを把持している手の方向を任意に変更して自在に操
作でき、狭い場所や鉄筋等邪魔物があるところでも無理
なく操作し得て手抜上至便である。
更にシリンダにグラウト材受は口を設けたから、グラウ
ト材のシリンダ内への供給が容易である上に、ストップ
レバーを前進させて係止部に係止することにより、ピス
トンを後方へ引いて後退させることができるので、ピス
トンの後退およびシリンダ内へのグラウト材の供給を簡
易迅速に行つて作業を再開し得られ、無駄な時間を節減
して作業能率を著しく向上し、且つ構造が簡単で、小型
のコンパクトに形成して容易安価に製作できる。
その上小型の携帯型でありながらグラウト材をピストン
により強制的に押出して所要箇所内に注入するため、グ
ラウト材を隙間内にも注入して取付部材を確実に定着し
得る上に、ピストンを挾持する前方押え金を小径に、後
方部え金を大径にしたから、ピストンを後退して復帰さ
せるときピストンはシリンダ内に固まって耐着している
グラウト材に邪魔されることなく円滑に撓んで後退する
ことができる。
また握手付き開閉蓋はシリンダに掛止め金具によって着
脱可能に取付けたから、グラウト材の固化により開閉蓋
がシリンダに接着して離脱できなくなることはない上に
、掛止め金具を外せば容易にピストンをシリンダから抜
き出しそれらを分離して掃除することができる。
一方、間違ってグラウト材をシリンダ内のピストンより
後方部に供給しても、そのグラウト材はピストンを後退
させることによってグラウト材取出口から排出される上
に、シリンダの前端にホースを連結したから、片手でホ
ースを成る程度支持しながら押して折曲させると、グラ
ウト材の供給を止めることができて作業上便利なる等の
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例に係るグラウト注入ガンの側
面図、第2図は同上平面図、第3図はその要部の拡大側
断面図、第4図は同上グラウト注入ガンによるグラウト
材の注入作業状態を示す要部の側断面図である。 1・・・・・・シリンダ、2・・・・・・グラウト材受
は口、4・・・・・・グラウト材取出口、5・・・・・
・蓋、6・・・・・・ホース、8・・・・・・開閉蓋、
10・・・・・・握手、12・・・・・・操作バンドル
、13・・・・・・ピン、14・・・・・・当て片、1
5・・・・・・ストップレバー支持金、17・・・・・
・係止部、18・・・・・・ストップレバー、19・・
・・・・ピストンロッド、20.21. 22・・・・
・・通孔、23・・・・・ゼストン、24・・・・・・
小径押え金、25・・・・・・大径押え金、26・・・
・・・引き手、27・・・・・・刻み送り片1.28・
・・・・・通孔、29.30・・・・・・スプリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダの後部上にグラウト材受は口を、後端下方にグ
    ラウト材取出口をそれぞれ装設して前端蓋の出口にホー
    スを連結し、上記シリンダの後端に掛止め金具によって
    着脱可能に取付ける開閉蓋の後面に握手の上端を固着し
    、該握手の中間部内には上端に当て片を設けた操作バン
    ドルの上部を嵌合してピンにより枢着し、握手の上部後
    面にストップレバー支持金を取付け、その支持金の上端
    の後方折曲片にストップレバーを前後動自在に垂下して
    支持金の下端には先端にストップレバーの係止部を装設
    した後方突出片を設け、上記開閉蓋、握手の上部、スト
    ップレバー支持金およびストップレバーの中間部の通孔
    にピストンロッドを嵌挿して該ピストンロッドの前端に
    は弾性板のピストンを前方の小径押え金と後方の大径押
    え金とにより挾持し取付けて後方突出先端に引き手を設
    け、上記ピストンロッドの操作バンドル前方位置にはそ
    の操作バンドルの当て片に下部が対向する刻み送り片の
    中間通孔を嵌合し、開閉蓋と刻み送り片、握手とストッ
    プレバーの間にそれぞれスプリングを介装してなるグラ
    ウト注入ガン。
JP9575180U 1980-07-08 1980-07-08 グラウト注入ガン Expired JPS6035714Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9575180U JPS6035714Y2 (ja) 1980-07-08 1980-07-08 グラウト注入ガン

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JP9575180U JPS6035714Y2 (ja) 1980-07-08 1980-07-08 グラウト注入ガン

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Publication Number Publication Date
JPS5720443U JPS5720443U (ja) 1982-02-02
JPS6035714Y2 true JPS6035714Y2 (ja) 1985-10-23

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ID=29457613

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9575180U Expired JPS6035714Y2 (ja) 1980-07-08 1980-07-08 グラウト注入ガン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6060141B2 (ja) * 2014-12-18 2017-01-11 Jfe条鋼株式会社 グラウト材の注入器具および注入方法

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JPS5720443U (ja) 1982-02-02

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