JPS6035162Y2 - ガス導入用アダプタ− - Google Patents
ガス導入用アダプタ−Info
- Publication number
- JPS6035162Y2 JPS6035162Y2 JP14232877U JP14232877U JPS6035162Y2 JP S6035162 Y2 JPS6035162 Y2 JP S6035162Y2 JP 14232877 U JP14232877 U JP 14232877U JP 14232877 U JP14232877 U JP 14232877U JP S6035162 Y2 JPS6035162 Y2 JP S6035162Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- gas
- gas introduction
- open end
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は各種デバイスの中にガスを導入するときに使用
するガス導入用アダプターに関するものである。
するガス導入用アダプターに関するものである。
成る種の電子デバイスでは、その製造の際、電子デバイ
スに有る特定の空間を、特殊な雰囲気で置換しながら熱
処理を行なったり、封着処理を行う等の処理が必要であ
る。
スに有る特定の空間を、特殊な雰囲気で置換しながら熱
処理を行なったり、封着処理を行う等の処理が必要であ
る。
例えば、2枚のガラス板を対向させ、その周囲を封着せ
しめて形成した空間内に多数の放電極を形成してなる放
電記録デバイスは、空間内に設けられた放電電極の酸化
を防止するために前記空間内を不活性ガスで置換した状
態で封着することが必要である。
しめて形成した空間内に多数の放電極を形成してなる放
電記録デバイスは、空間内に設けられた放電電極の酸化
を防止するために前記空間内を不活性ガスで置換した状
態で封着することが必要である。
このような場合の従来のガスの置換方法を第1図を用い
て説明する。
て説明する。
通常、前記2枚のガラス板を対向させ、その周囲を封着
せしめて形成した空間(図示せず)に通じるガス導入管
2が設けられており、該ガス導入管に、該導入管の内径
より小さい外径を持つ芯管を挿入し、該芯管から置換ガ
スである例えば不活性ガスを送り込み、前記ガス導入管
を通じて前記空間内の空気と置換させることが行なわれ
る。
せしめて形成した空間(図示せず)に通じるガス導入管
2が設けられており、該ガス導入管に、該導入管の内径
より小さい外径を持つ芯管を挿入し、該芯管から置換ガ
スである例えば不活性ガスを送り込み、前記ガス導入管
を通じて前記空間内の空気と置換させることが行なわれ
る。
内因において4は不活性ガス送管(図示せず)と芯管1
を連結するためのフランジを示す。
を連結するためのフランジを示す。
このような、従来方法では、不活性ガスは導入管2内部
に挿入された芯管の開口端から空間部に向って送り込ま
れる。
に挿入された芯管の開口端から空間部に向って送り込ま
れる。
従ってガス導入管内部を流れるガスの流れによって、ガ
ス導入管開口端5から、外の空気が吸引されて、空間内
部へ入り込み、空間内を完全に不活性ガスで置換するこ
とができなかった。
ス導入管開口端5から、外の空気が吸引されて、空間内
部へ入り込み、空間内を完全に不活性ガスで置換するこ
とができなかった。
このためにデバイスの動作中に空間内に設けられた放電
電極は酸化され、デバイスの特性を著しく劣化してしま
う欠点につながっていた。
電極は酸化され、デバイスの特性を著しく劣化してしま
う欠点につながっていた。
本考案の目的は、かかる欠点を有効に除去し得るように
したガス導入用アダプターを提供するものである。
したガス導入用アダプターを提供するものである。
本考案によれば芯管部と側管部とから威り、芯管は、そ
の外径が導入管の内径より小さく、その開口端の他に側
面にガス流出用の小孔を有し、側管は、その内径が導入
管の外径より大きく、導入管を充分包みこむ長さを有し
、該小孔が側管の内部にくる位置で、該芯管と気密に接
合され、該小孔は、導入管の外にあるようにした事を特
徴とするガス導入用アダプターが得られる。
の外径が導入管の内径より小さく、その開口端の他に側
面にガス流出用の小孔を有し、側管は、その内径が導入
管の外径より大きく、導入管を充分包みこむ長さを有し
、該小孔が側管の内部にくる位置で、該芯管と気密に接
合され、該小孔は、導入管の外にあるようにした事を特
徴とするガス導入用アダプターが得られる。
つぎに本考案の一実施例を第2図を参照しながら説明す
る。
る。
第2図において芯管21には、小孔25が設けられてい
る。
る。
芯管の一端は開口端23であり、他の一端には、フレキ
シブルな配管の接続端とガスもれかないように接合でき
るようなフランジ25が設けである。
シブルな配管の接続端とガスもれかないように接合でき
るようなフランジ25が設けである。
側管22は、小孔24の近くでフランジ25寄りの位置
で芯管とガスもれかないように接合されている。
で芯管とガスもれかないように接合されている。
芯管21の開口端23の方から置換すべきガス導入管2
へ挿入する。
へ挿入する。
通常、ガス導入管2はデバイスに取り付けである。
また芯管の開口端23から小孔24までの長さは、ガス
導入管2に芯管21を挿入したとき、小孔24が導入管
の外にくるように定める。
導入管2に芯管21を挿入したとき、小孔24が導入管
の外にくるように定める。
側管22の長さと内径および小孔24の穴径とその個数
は、ガス導入管の開口端5の近傍が置換ガスで充分置換
され、しかも外の空気が、側管22の開口端26から深
く浸入してガス導入管の開口端5の近傍までとどくこと
を防止できるように決定する。
は、ガス導入管の開口端5の近傍が置換ガスで充分置換
され、しかも外の空気が、側管22の開口端26から深
く浸入してガス導入管の開口端5の近傍までとどくこと
を防止できるように決定する。
置換ガスの最大流量は、デバイスによって異るので、そ
の範囲で上に述べた側管22の長さ等の諸量を決定しな
ければならないことは云うまでもないことである。
の範囲で上に述べた側管22の長さ等の諸量を決定しな
ければならないことは云うまでもないことである。
このように本考案によるガス導入用アダプターは、各種
デバイス(図示せず)に設けられたガス導入管2に対し
て第2図に示すようにセットされる。
デバイス(図示せず)に設けられたガス導入管2に対し
て第2図に示すようにセットされる。
このようにセットされた状態で置換ガスはガス導入アダ
プターの芯管21を通り、デバイスに設けられたガス導
入管に挿入された芯管の開口端23よりデバイス内に送
り込まれると共に、置換ガスは芯管に設けられた小孔2
4からも吹き出し、ガス導入管2を覆うように設けられ
ている側管22内を満たすようになる。
プターの芯管21を通り、デバイスに設けられたガス導
入管に挿入された芯管の開口端23よりデバイス内に送
り込まれると共に、置換ガスは芯管に設けられた小孔2
4からも吹き出し、ガス導入管2を覆うように設けられ
ている側管22内を満たすようになる。
従って芯管21の開口端23から送り込まれる置換ガス
によってガス導入管内部を流れる置換ガスの流れによっ
てガス導入管開口端5に生ずる吸引力で吸引されるのは
側管22内を満たしている。
によってガス導入管内部を流れる置換ガスの流れによっ
てガス導入管開口端5に生ずる吸引力で吸引されるのは
側管22内を満たしている。
現在送り込んでいる置換ガスそのものであり、外の空気
が吸引されることはない。
が吸引されることはない。
この結果デバイスを構成する空間内を置換ガスで完全に
置換することができる。
置換することができる。
従って本考案を使用することによって各種電子デバイス
の製造において、デバイスの空間内を完全に置換ガスで
置換した状態での封印、或いは完全に置換ガスで置換さ
れた雰囲気内での熱処理を行なうことができ、置換の不
完全さによって残存する空気等のガスの影響を完全にな
くすことができ、各種デバイスの良好な電気特性を得る
ことができ製造の歩留りを大幅に改善することができる
。
の製造において、デバイスの空間内を完全に置換ガスで
置換した状態での封印、或いは完全に置換ガスで置換さ
れた雰囲気内での熱処理を行なうことができ、置換の不
完全さによって残存する空気等のガスの影響を完全にな
くすことができ、各種デバイスの良好な電気特性を得る
ことができ製造の歩留りを大幅に改善することができる
。
第1図はガス導入管に従来のガス導入アダプターを挿入
した状態の断面図、第2図はガス導入管に本考案のガス
導入アダプターを挿入した状態の断面図である。 図において、1,21は芯管、2はガス導入!、3.2
3は芯管の開口端、4.25はフランジ、5はガス導入
管開口端、22は側管、24は芯管に設けられた小孔、
26は側管の開口端を示す。
した状態の断面図、第2図はガス導入管に本考案のガス
導入アダプターを挿入した状態の断面図である。 図において、1,21は芯管、2はガス導入!、3.2
3は芯管の開口端、4.25はフランジ、5はガス導入
管開口端、22は側管、24は芯管に設けられた小孔、
26は側管の開口端を示す。
Claims (1)
- 芯管部と側管部とから威り、芯管はその外径が導入管の
内径より小さく、その開口端の他に側面にガス流出用の
小孔を有し、側管は、その内径が導入管の外径より大き
く、導入管を充分包みこむ長さを有し、該小孔が側管の
内部にくる位置で、該芯管と気密に接合され、該小孔は
、導入管の外にあるようにしたガス導入用アダプター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14232877U JPS6035162Y2 (ja) | 1977-10-21 | 1977-10-21 | ガス導入用アダプタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14232877U JPS6035162Y2 (ja) | 1977-10-21 | 1977-10-21 | ガス導入用アダプタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5468552U JPS5468552U (ja) | 1979-05-15 |
JPS6035162Y2 true JPS6035162Y2 (ja) | 1985-10-19 |
Family
ID=29118963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14232877U Expired JPS6035162Y2 (ja) | 1977-10-21 | 1977-10-21 | ガス導入用アダプタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035162Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-10-21 JP JP14232877U patent/JPS6035162Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5468552U (ja) | 1979-05-15 |
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