JPS6034340A - 部品配膳用パレット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、部品配膳パレットに係り、特に品種の違う部
品を同一パレット上で簡単に段取り替えするのに好適な
部品配膳パレットに関する。

〔発明の背景〕

従来の部品配膳パレット方式を矛１図から矛４図で説明
する。牙１図及び才２図に示すようにパレット１が複数
個の仕切板２と一体構造、あるいはねじ等により仕切板
２をパレッｌ−１［締結した構造で、仕切板２同志の間
に部品４．５を位置決めするピン３を設けである。仕切
板２は部品４．５の姿勢を制約する。なお部品４と５は
異部品であり、パレット１上には、部品４だけ、あるい
は部品５だけしか配膳しないものとする。またピン３は
、第３図に示すように部品４と５が同位置に同数配置す
る方法と、第４図に示すようにスペースを極力有効に使
って多くの部品を配膳するように、互いの部品４．５の
位置決めの妨げとならない位置関係にピン３を設ける方
法がある。また、図示しないが、部品の種類ごとに専用
のパレット１を用意し、品種切替えの段取り替えはパレ
ット１ごと交換する方法がある。以下に、それぞれの方
法の欠点を述べる。

まず最初に、同一パレット１上に部品４．５を同位置に
同数配置する方法では、大きな部品５の寸法によってピ
ン３の間隔が決まるため、小さな部品４を配膳する場合
、スペースからみてもっと多く配膳できるのに配膳でき
ず、無駄が多い。

次に矛４図に示すようにスペースを有効に使う方法では
、位置決めビン６が他部品の分まで見えるため、ビン３
に目印をつけたに１−ても間違ってちがうビン６に配膳
することも考えられ、信頼性に欠ける。

次にパレットごと交換する方法では、段取工数が多くな
り非能率的である。また、パレット自体比較的重量物な
ので安全面での対策が不可欠である。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、機種の異なる部品の段取替えにおいて
、同一パレット上で複数機種の段取替えを簡単な構造で
、簡単な操作で可能とした部品配膳パレットを提供する
ことにある。また同時に、パレット自体の重量を軽減し
、かつ剛性の高い構造とする。

〔発明の概要〕

部品の位置決めは、位置合わせと向きなどの姿勢を制約
することで可能である。本発明では、位置合わせに関し
ては、ビンや簡単な治具等を機種に対応【７た位置に設
ける。姿勢の制約は仕切板で行ない、この仕切板の位置
をずらすことで段取り可能とした。勿論、段取りの際σ
）仕切板の移動で位置決めビン等に対する寸法が出るよ
うな構造とする。また軽量でかつ剛性の高いパレットと
するためＡＪＨ物でリブ構造とする。

〔発明の実施例〕

月下、本発明の一実施例を第５図から第８図により説明
する。

パレット１０はリブ１１付ぎの鋳物構造とし、軽量化を
図ると同時に剛性を高めている。パレット１０には、部
品の位置決めのためビン１２．１５を設けてあり、部品
Ａ用位置決めビン１２、部品Ｂ用位置決めビンを１３（
破線）とする。第５図は部品Ａ用に段取りされた状態で
ある。パンツトラ０上には、部品Ａ、Ｂの方向性を制約
する仕切板１４が設けられており、２つの仕切板１４の
間に部品Ａ、Ｂが入れるようＫなっている。また、仕切
板１４は、ビン１２．１３の高さより厚い少なくとも２
枚の板１５の上にねじ１６で締結している。

板１５の厚さ方向のガイド１７と板１５の巾方向のガイ
ドローラ１８を、板１５が移動可能なようにパレット１
０に設けである。また、仕切板１４の移動の際、手でつ
かめる取手１９ヲ設けた。取手１９は、ロケートピン２
０に取付け、ロケートピン２０は、パレット１０に設け
たロケート穴２１ａ、　２１にと保合可能である。ロケ
ートピン２０は、仕切板１４ＶＣ，ねじで締結したブロ
ック２２をガイドとして上下可能であり、更にロケート
ピン２０が常時ロケート穴２１ａあるいは２１薯に係合
しようとする向きに力を作用するバネ２６を設け、不用
意に仕切板１４の位置がずれないようにした。ロケート
穴２１ａと２１４の間隔は、仕切板１４を移動する距離
となる。また容易に仕切板１４の移動後の位置をつかむ
ためストッパ２４　ａ　、２４ｋを設けた。すなわち、
取手１９をもち上げてストッパ２４ａ又は２４Ｊに当る
まで引いたり、あるいは押して、取手１９を離すことに
よりバネ力でロケート穴２１ａあるいは２１４に、ロケ
ートピン２２が係合し、ビン１２あるいは１３に対する
仕切板１４の位置が決まるものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、同一パレット上での簡単な操作で段取
替えが可能であるので次のような効果がある。

（１）　パレットの共有化に伴ないパレット台数を減少
でき、総合的に製作費の低減が図れる。

（２）　また、重いパレットそのものを交換する必要が
ないので、段取り工数を大巾に低減できると同時に、安
全対策の面からも有利である。

（３）露出している位置決め用ビンに部品を配膳すれば
よく、不必要なビンが仕切板でか（れているので、誤配
膳の心配がない。

（４）部品の大きさに合わせて位置決め用ビンを配置で
きるためスペースの有効活用ができる。

【図面の簡単な説明】

５図は左側の平面図、第６図は、第５図の部分縦断面図
、第７図は、第５図におけるＢ袂図、第８図は、第５図
におけるＣ初回である。 １０・・・パレット、１２．１５・・・ビン、１４・仕
切板、１５・・・板、１７−・・ガイド、１８・・ガイ
ドローラ、１９・・取手、２０・・・ロケートピン、２
１ａ、２１４・・・ロケート穴、２６・・・ハネ、２４
ａ、２４呑・・・ストッパ。 代理人弁理士　高　橋　明　夫 第　１　ｎ　閉？摩 〆 第３１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 部品の位置決め用ビンあるいは治具と、部品の方向性を
   制約あるいは場合によって位置決めをする移動可能な仕
   切板より成る部品配膳用パレットにおいて、仕切板を移
   動することによって、位置決め用ピンあるいは治具等が
   仕切板と仕切板の間に配置され部品の機種切替えに対応
   できることを特徴とした部品配膳用パレット。