JPS6034210Y2 - 枕台 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案は高低調節のできる枕台に関するもので使用者の使
用し易い状態に高低の調節をして殊にテレビ等の見易い
姿勢に横向きに伏して使用するに便利なようにすると共
に一型枠によって安価に製造ができるようにし、且コン
パクトに分解して収納できるようにして運搬、保管に便
利なように工夫されたものである。

本案は図示の実施例により詳記すると、一対の弓状に彎
曲した板状の組枠本体１，１′よりなり組枠本体１の受
部２下面の基部寄り両側部には上部押圧面３と側部押圧
面４とを有する三角形状の押圧突起５を突設し、受部２
の上縁には縁取り６を周設し、受部２の中央部には巾方
向の通孔７゜７′・・・をリブ８，８′・・・とを交互
に設ける。

組枠本体１，１′の脚部９の表面上部両側部には前記上
部押圧面３が押当する上部押当面１０と、側部押圧面４
が押当する側部押当面１１とを有する押当突起１２を設
けるが、押圧突起１２は脚部９の全長にわたって延設し
、脚部９の補強をする。

受部２と脚部９の中間には組枠本体１，１′の２分の一
巾の長さの上部組込溝１３と下部組込溝１４を巾方向に
穿設し、互いの組枠本体１，１′の上部組込溝１３相互
、下部組込溝１４相互を組込自在としである。

尚受部２の部分を補強するために側縁に補強リブ（図示
せず）を設けても良いが、この場合はそれに対応して押
圧突起５、押当突起１２の取付位置或は組枠本体１，１
′の中間部分を少し切落等して組込溝１３或は１４の組
込みを自在とする。

又上部押圧面３、側部押圧面４と上部押当面１０、側部
押当面１１に互いに嵌合する凹凸部（図示せず）を設け
ずれ動かないように加工するとよい。

本案は以上の如く具現されるもので、これを使用するに
は先ず低い枕として使用する場合は組枠本体１，１′の
互いの下部組込溝１４，１４を第２図の如く組合せて上
部押圧面３を脚部９の上部押当面１０に押当させる。

かくして受部２，２に枕体Ａを結び付ける。

高い枕として使用する場合は互いの上部組込溝１３．１
３を第３図の如く組合せて側部押圧面４を側部押当面１
１に押当させる。

本案は叙上の如く一対の弓状に彎曲した組枠本体の受部
の下面両側部には上部押圧面と側部押圧面を有する押圧
突起を突設し、脚部の表面上部の両側部には前記上部押
圧面が押当する上部押当面と側部押圧面が押圧する側部
押当面とを有する押当突起とを設け、受部と脚部の中間
には組枠本体の２分の一巾の長さの上部組込溝と下部組
込溝を巾方向に穿設しであるので互いの組枠本体の対応
する組込溝を組込んで押圧面を押当面に押当するので受
台は垂れ下がることなく一定角度に平に支持されるので
枕を載置でき、又使用する者の体に合せて高低の調節が
でき、更に分解してコンパクトに収納できるので運搬、
保管に際しても場所をとらず便利である。

更に製造に際しても一型枠による合成樹脂の一体成型に
よってでき上るので安価にできる利点を併せ有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本案に係る枕台の組枠本体であり、第２図、第
３図は組枠本体を組合せて形成した枕台である。 １．１′は組枠本体、２は受部、３は上部押圧面、４は
側部押圧面、５は押圧突起、９は脚部、１０は上部押当
面、１１は側部押当面、１２は押当突起、１３は上部組
込溝、１４は下部組込溝。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 一対の弓状に彎曲した組枠本体よりなり、組枠本体の受
   部下面の両側部には上部押圧面と側部押圧面を有する押
   圧突起を突設し、脚部の表面上部の両側部には前記上部
   押圧面が押当する上部押当面と側部押圧面が押当する側
   部押当面とを有する押当突起とを設け、受部と脚部の中
   間には組枠本体の２分の一巾の長さの上部組込溝と下部
   組込溝を巾方向に穿設し、互いに組枠本体の上部組込溝
   、下部組込溝を組込み自在とした枕台。