JPS6032806B2 - タ−ビン式流量計 - Google Patents

タ−ビン式流量計

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Publication number
JPS6032806B2
JPS6032806B2 JP4611578A JP4611578A JPS6032806B2 JP S6032806 B2 JPS6032806 B2 JP S6032806B2 JP 4611578 A JP4611578 A JP 4611578A JP 4611578 A JP4611578 A JP 4611578A JP S6032806 B2 JPS6032806 B2 JP S6032806B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
downstream
cone member
impeller
fluid
outer circumferential
Prior art date
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Expired
Application number
JP4611578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54138471A (en
Inventor
道夫 新田
和一 信田
豊 進士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP4611578A priority Critical patent/JPS6032806B2/ja
Publication of JPS54138471A publication Critical patent/JPS54138471A/ja
Publication of JPS6032806B2 publication Critical patent/JPS6032806B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタービン式流量計、すなわち管路中に配置した
羽根車の回転数を電気的にピックアップし、この回転数
から流速または流量を積算表示するようにした流量計に
係る。
タービン式流量計の羽根車には流体速度によって鞠方向
のスラスト力が作用するので、このスラスト力による幣
筈を防止するべく、例えば第1図に示すごとき改良がな
されている。
この流量計は次のように作動する。
羽根車1の上流側に配置した整流兼支持部材2により整
流された後、この部村2に支持された上流側コーン部材
3の案内面により導かれた流体は羽根車1の羽根4を回
転させた後、羽根車1の下流側に配置した下流側コーン
部材5の案内面に沿って下流側へ流れ出る。この際、羽
根車1の部分と、羽根車1の下流側に位置する下流側コ
ーン部材5の下流であって、この下流側コーン部材を支
持する下流側ロッド6の近傍とでは、それぞれ流速が異
なり、したがって各位直における静圧力が異なる。そこ
で羽根車1の下流側側面7と下流側コーン部材5の上流
側端面8との間の間隙9と、下流側コーン部材5の下流
域10とを運適する通路11を下流側コーン部村5に形
成してやれば、両地域の圧力差によって下流域10の高
圧力が間隙9内へ伝達され、羽根車1を上流へ押し戻す
力を生ずることとなる。その結果、羽根車1を上流側へ
押し戻す力と、流体が羽根車に与えるスラスト力とが釣
合うことにより、羽根車1の下流側側面7は下流側コー
ン部材4の上流側端面8に接触することがないので、羽
根車1は機械的抵抗を受けることなく回転でき、計測性
能の向上を図り得る。ところで、流れの中に物体がある
場合など、物体表面から流体がハク隣することがある。
(ここでいうハク雛とは、流線形表面のように、物体の
後にできるうずの領域がごくわずかであって物体の形状
抵抗はほとんどなく、摩擦抵抗のみが流体に作用するよ
うな場合は含まず、摩擦抵抗に加えて形状抵抗が相当に
大きな抵抗要因となる場合をいう。)このハク隣に影響
を及ぼす因子として、物体の表面形状とか流体のレイノ
ルズ数がある。すなわち、流れが急拡大を行ったり、逆
に急縮小を行うように物体の表面形状が形成されている
とハク離し易く、流体の粘性や速度の大小によってもハ
ク離の有無、ハク離する地点などに相違が生ずる。とこ
ろが、従来採用されている下流側コーン部材5の場合、
第2図に示すように、その外周面15は流れに急拡大を
行わせるような形状となっているのが一般であるので、
この外周面のいずれかでは必ずハク雛が生ずるものであ
る。
この場合、流体の流れの状態、つまり流体の粘性や速度
が異なることによって生ずる。ハク隣地点が変化する問
題は看過できない。例えば第2図において、高粘度流体
の場合のハク滋点Aが、低粘度流体の場合にはBへ移る
こととなると、圧力導入用の通路11に加えられる圧力
が変化し、したがって羽根車1を上流へ押し戻す力が変
わり、羽根車1の回転数にも影響が生ずる。この結果、
高粘度流体から低粘度流体までの流量計の器差が悪くな
る。流体速度の変化についても同様のことが言える。そ
こで本発明は流体のハク離点を一定位置に固定すること
により、レィノルズ数が変わっても前記のごとき間第が
発生しないタービン式流量計を提供することを目的とす
る。本発明においては、下流側コーン部材を第3図に示
すごときコーン部材20‘こ形成するもので、その他の
部分は従来のタービン式流量計と同じである。
すなわち、このコーン部材20の外周面21の曲率半径
Rを大きくして、一般的に使用される範囲のレィノルズ
数では外周面21上で流体のハク離は生せず、外周面2
1と裁断状の下流側端面22との交差部Cにおいてのみ
ハク鱗が生ずるように構成する。ここで裁断状とは、第
3図に示すような平但面に限らず、外周面21から流れ
る急拡大するものであればよく、例えば曲線状のような
ものを含む。前記外周面21は流線形の一部であること
が最も好ましいが、これに近似した形状であっても差し
支えなく、実験によると、外周面の曲率Rと、コーン部
材20の上流側端面23の直径dとの比R/dが2.0
〜2.5の範囲となるように外周面の曲率を定めると、
好結果が得られることが分かった。第2図に示す従来の
場合、R/d<1であり、コーン部材の外周面15の形
状は極端な拡拡大流れをもたらすものであったため、レ
ィノルズ数のわずかな変化によっても流体のハク滋点が
変わってしまったものであるが、本発暁ではコ−ン部材
の外周面21を前記のごとく形成することにより、ハク
機点は常にC点またはこの近傍に固定できる。ハク欧を
このC点に固定するには、外周面21を前記のごとく形
成すると共に、コーン部村20の下流側端面22は、流
れが急拡大を行うような形状とすることが好ましく、第
3図に示すような平坦面の外、前記のごとく湾曲面でも
、この湾曲面が外周面21と滑らかに接続しないような
ものは採用できる。第4図は本発明と従釆のタービン式
流量計の比較効果であり、高粘度流体としてはA重油を
使用し、低粘度流体としては水を使用した例について、
従来のものを実線で、本発明のものを破線で、しかも高
粘度流体は太線で、低粘度流体は紬線でそれぞれ示して
ある。なお本発明ではR/d=2.0〜2.5とした平
均値であり、従来のものでは、R/d<1とした平均値
である。この図から明らかなごと〈、本発明では相対器
差、したがって器差が改善されている。以上のごとく、
本発明では高粘度流体から低粘度流体にわたって流れの
ハク離点を一定とすることにより、タービン式流量計の
器差をよくすることができのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタービン式流量計の概略正面図で一部を
断面で示してあり、第2図は従来の下流側コーン部材に
生ずるハク隣の説明図、第3図は本発明タービン式流量
計に採用する下流側コーン部材の一部断面正面図、第4
図は流量と相対器差の関係を示すグラフである。 1・・・・・・羽根車、3・・…・上流側コーン部材、
5,20……下流側コーン部村、11……通路、15,
21・…・・外周面、22・・・・・・下流側端面、2
3・・・・・・上流側端面。 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒状羽根車本体の外周面に複数枚の羽根を植設し
    て形成した羽根車を管路内に回転自在に設け、該羽根車
    の上流側、下流側にそれぞれ流体案内用の一対のコーン
    部材を設け、下流側コーン部材に圧力導入孔を設けてな
    るタービン式流量計において、前記下流側コーン部材の
    外周面を流体のハク離が生じない程度のゆるい曲線状に
    形成するとともに該コーン部材の下流側端面を截断状に
    形成し、該コーン部材の曲線状外周面と截断状端面との
    交差部をハク離点としたことを特徴とするタービン式流
    量計。 2 下流側コーン部材の外周面の曲率半径Rと、下流側
    コーン部材の上流側端面の直径dとの比R/dを2.0
    〜2.5の範囲に形成してなる、特許請求の範囲第1項
    記載のタービン式流量計。
JP4611578A 1978-04-19 1978-04-19 タ−ビン式流量計 Expired JPS6032806B2 (ja)

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JP4611578A JPS6032806B2 (ja) 1978-04-19 1978-04-19 タ−ビン式流量計

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JP4611578A JPS6032806B2 (ja) 1978-04-19 1978-04-19 タ−ビン式流量計

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JPS54138471A JPS54138471A (en) 1979-10-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01103003A (ja) * 1987-10-16 1989-04-20 Hitachi Ltd 同軸形電力分配合成器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2513755B1 (fr) * 1981-09-30 1985-08-09 Flonic Sa Perfectionnements aux appareils de mesure de debit a turbine axiale

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JPH01103003A (ja) * 1987-10-16 1989-04-20 Hitachi Ltd 同軸形電力分配合成器

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