JPS6032086Y2 - ガラス壜成形機におけるブロ−ヘツド作動装置 - Google Patents

ガラス壜成形機におけるブロ−ヘツド作動装置

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JPS6032086Y2
JPS6032086Y2 JP7283880U JP7283880U JPS6032086Y2 JP S6032086 Y2 JPS6032086 Y2 JP S6032086Y2 JP 7283880 U JP7283880 U JP 7283880U JP 7283880 U JP7283880 U JP 7283880U JP S6032086 Y2 JPS6032086 Y2 JP S6032086Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blow head
finishing mold
air
air cylinder
finishing
Prior art date
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Expired
Application number
JP7283880U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56173638U (ja
Inventor
喜久治 釜口
孝一 森
Original Assignee
山村硝子株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、垂直軸の周りに開閉駆動されるガラス増成形
用仕上げ型と、複動型エアーシリンダーのピストンロッ
ドにより前記仕上げ型に対して昇降駆動されるブローヘ
ッドとを備え、前記仕上げ型内のパリソンを壜形状にブ
ロー成形した後、前記仕上げ型を開き、成形された壜を
取り出すように構成したガラス増成形機におけるブロー
ヘッド作動装置に関する。
この種のガラス壜成形機においては、仕上げ型によって
所定形状に成形されたガラス壜を一定位置で往復運動す
るティクアウト爪で掴み上げてコンベア側へと自動的に
取り出すように構成されるため、仕上げ型を開くとき、
何らかの手段によってガラス壜を位置決めしておかない
と、壜が仕上げ型に付着して左右いずれかに位置がずれ
、ティクアウト爪による種口の掴み上げが不能になる虞
れがあった。
このため、下降位置にあるブローヘッドで種口を嵌合保
持することにより、ガラス壜の位置を規制し、この状態
で仕上げ型を開動し、しかる後、ブローヘッドを上昇さ
せてガラス壜を取り出すように調整すれば、ブローヘッ
ドをエアー圧と自重によって仕上げ型に押し付けたまま
、仕上げ型を開くことになりブローヘッドと仕上げ型と
の接触部が早期に摩耗しやすいばかりでなく、ブローヘ
ッドによって加えられる押下げ力のために、仕上げ型が
、その可動部の融通範囲内で若干傾き、この傾斜姿勢の
まま開かれることになり、これがガラス壜の底ビリや肩
ビリの発生原因となる。
本考案は、これらの欠点を一掃するものである。
以下、本考案の実施例を図面基づいて説明する。
第1図はガラス壜成形機の概要を例示する。
Aは図外のガラス溶融室より排出され、かつ、所定長さ
に切断されたゴブ(溶融ガラス塊)を各セクションに振
分は分配するためのデリバリ−装置であり、各セクショ
ンには、分配されたゴブを一次的に予備成形する組型装
置B1該装置Bによって成形されたパリソンの移送装置
C1移送されたパリソンを製品としての壜形状にまで最
終的にブロー成形する仕上げ型装置D1該装置りからガ
ラス環aを取り出すティクアウト装置Eが配設されてい
る。
仕上げ型装置りは、底型1と図外のエアーシリンダーに
より垂直軸の周りに開閉駆動される二つ側構造の仕上げ
型2a、2bならびに仕上げ型2a、2bに対して昇降
駆動されるブローヘッド3を備えている。
ブローヘッド3は、縦方向に位置固定状態に設けられた
複動型エアーシリンダー4のピストンロッド5上部に固
定されており、ピストンロッド5の下降により仕上げ型
2a、2bの上面にエアー圧と自重によって強く押し付
けられ、この状態でブローヘッド3にエアーを圧送して
、仕上げ型2ap2b内のパリソンにブロー圧をかける
ように構成されている。
また、ブローヘッド3は、適度の融通間隙をもって種口
を嵌合保持する形状に作製されており、ブロー成形後、
下M置にあるブローヘッド3で種口を嵌合保持したまま
仕上げ型2a、2bを開き、しかる後、ブローヘッド3
を昇降駆動することによって、仕上げ型2a、2bへの
付着に起因したガラス環aの位置ずれを防止するように
調整されている。
ティクアウト装置Eは、一定位置で往復運動する開閉可
能なティクアウト爪6a、6bとプッシャー7とを有し
、ブローヘッド3の上昇後、底型1上にあるガラス環a
の種口をティクアウト爪6a、6bで掴み上げて、冷却
風の吹出し孔を有するプレート8上に移送し、プレート
8上に置かれたガラス環aをプッシャー7によってコン
ベア9上へ押し出すように構成されている。
第1図中、10はスクープシリンダー、11はファンネ
ルシリンダー、12はプランジャーシリンダー、13は
バッフルシリンダー、14はインバートシリンダー、1
5はティクアラトラリンダ−である。
これらの各シリンダー10,11,12.13,14,
15.前記エアーシリンダー4、仕上げ型2ap2bや
粗製を開閉駆動する図外のエアーシリンダー等は、バル
ブブロックとこれを予め設定された適当なタイミングで
機械的に開閉操作するタイミングドラムとによって自動
制御されるものであるが、これらは周知構造であるため
図示説明を省く。
本考案の好適な実施例は、以上の構成において、第2図
に示す如く、前記エアーシリンダー4と該エアーシリン
ダー4へのエア供給方向を切換えるスプールバルブV1
との間に、別のバルブ■2を設けて、仕上げ型2a、2
bの開動に先立って、エアーシリンダー4内を一旦大気
に開放するように構成すると共に、ピストンロッド5に
固定したセグメント16とエアーシリンダ−4上面との
間にスプリング17を介装して、エアーシリンダー4内
が大気開放されたとき、スプリング17の復帰力により
ピストンロッド5が僅かに上昇して、ブローヘッド3が
、第3図の如く、仕上げ型2a、2bから微小距離1
(これは、種口との嵌合が外れない範囲で適宜に設定さ
れる。
)浮き上がるように構成したものである。
第2図中、18a、18bは上部シリンダー室4aとス
プールバルブV1とを接続するエアー流路19は下部シ
リンダー室4bとスプールバルブV1とを接続するエア
ー流路、Mはメインエアー供給路、Exl 、Ex2
、Ex3は夫々大気開放路、20は図外のバルブブロッ
クから送られる指令エアーによってスプールバルブV1
を復帰用スプリングS1に抗して摺動操作するための指
令エアー流路、21は前記バルブブロックから送られる
指令エアーによってバルブ■2を復帰用スプリングS2
に抗して摺動するための指令エアー流路である。
上記の構成によれば、スプールバルブV1及びバルブV
2が第2図に示す位置に保たれているときには、図外の
バルブブロックから送られるメインエアーカ、スプール
バルブ■1、エアー流路18a、バルブV2、エアー流
路18bを経て上部シリンダー室4aに供給され、下部
シリンダー室4b内のエアーがエアー流路19、スプー
ルバルブv1を経て大気中に排出されるので、ピストン
ロッド5が下降し、ブローヘッド3が仕上げ型2a*2
bの上面に強く押し付けられる。
この状態で、ファイナルブローを行なってパリソンを壜
形状に成形し、所定時間が経過した時点で、前記バルブ
ブロックからバルブv2に指令エアーを送り、バルブv
2をスプリングS2に抗して摺動操作すると、エアー流
路18aがバルブv2によって遮断され、同時に、エア
ー流路18bが大気開放路Ex3に接続されるため、上
部シリンダー室4aも大気開放となる。
従って、ブローヘッド3を押し下げていたエアー圧がゼ
ロになり、しかも、このときスプリング17の復帰力に
より第3図に示す如くブローヘッド3が自重に打ち勝っ
て仕上げ型2at2bの上面から微小距離1浮き上がる
このため、ブローヘッド3による押付は力の作用しない
状態で仕上げ型2a、2bを円滑に開動でき、ブローヘ
ッド3との接触部の摩耗が抑制され、かつ、ガラス環a
の底ビリ、肩ビリ等の発生が抑制されるのである。
次に、バルブV1への指令エアーを断ってバルブ■□を
スプリングS□により原位置に復帰させた後、スプール
バルブV2への指令エアーを断ち、スプールバルブV2
をスプリングS2の力によって原位置復帰(第2図で左
方向に摺動)させると、メインエアーが下部シリンダー
室4bに供給され、上部シリンダー室りa内のエアーが
スプールバルブV□を介して大気中に排出されるので、
ピストンロッド5及びこれと一体のブローヘッド3が上
昇する。
この状態で、ティクアウト装置Eにより、底型1上のガ
ラス環aが取り出されることになる。
尚、上記実施例では、仕上げ型2a、2bの開動に先立
ってエアーシリンダー4内を大気開放するためのバルブ
V2が、スプールバルブV1と別個に設けられているが
、スプールバルブV1がメインエアーの制御方法によっ
ては、第2図のバルブV2を昇略し、スプールバルブ■
1を大気開放用バルブとして兼用すべく構成することが
可能である。
例えば、仕上げ型2av2bでファイナルブローを行な
った後、メインエアーの供給を断って、上部シリンダー
室りa内を、エアー流路18af18b、スプールバル
ブv1、メインエアー供給路Mを経て大気開放すれば、
第2図のバルブV2を省略しても、上述の実施例と同様
にブローヘッド3の押下げ力をゼロにすることが可能で
ある。
また、上記実施例では、スプリング17をセグメント1
6とエアーシリンダ−4上面との間に介装したが、ピス
トンヘッド5aと下部シリンダー室4b内端面との間に
介装しても、同様な作用が得られることは勿論である。
本考案は、上述の構成よりなり、パリソンを所定の環形
状にブロー成形した後、下降位置にあるブローヘッドに
よって種口を嵌合保持した状態で仕上げ型を開くにあた
り、エアーシリンダー内を大気開放にしてブローヘッド
を押し下げるエアー圧をゼロにし、しかも、スプリング
の復帰力によりブローヘッドを仕上げ型から微小距離浮
上させるため、仕上げ型がブローヘッドによる押下げ力
の作用しない状態で円滑に開動され、ブローヘッドとの
接触部の摩耗、ガラス環の底ビリ、肩ビリ等を抑制でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はガラス壜成形
機の概略構成図、第2図はブローヘッド作動装置のエア
ー回路図、第3図は作用を示す要部の縦断面図である。 2a、2b・・・・・・仕上げ型、3・・・・・・ブロ
ーヘッド、4・・・・・・複動型エアーシリンダー 5
・・・・・ピストンロッド、18a、18b、19・・
・・・・エアー流路、vl・・・・・・スプールバルブ
、V2・・・・・・バルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直軸の周りに開閉駆動されるガラス壜成形用仕上げ型
    と、複動型エアーシリンダーのピストンロッドにより前
    記仕上げ型に対して昇降駆動されるブローヘッドとを備
    え、前記仕上げ型内のパリソンを壜形状にブロー成形し
    た後、前記仕上げ型を開き、成形された壜を取り出すよ
    うに構成したガラス壜成形機において、前記エアーシリ
    ンダーのエアー流路中に、前記仕上げ型の開動に先立っ
    て前記エアーシリンダー内を大気開放するためのバルブ
    を設けると共に、前記エアーシリンダー内を大気開放し
    たとき前記ピストンロッドを微小距離上昇させるための
    スプリングを設け、種口を前記ブローヘッドでゆるく嵌
    合保持したまま前記仕上げ型を開き、次いで前記ブロー
    ヘッドを上昇することを特徴とするガラス増成形機にお
    けるブローヘッド作動装置。
JP7283880U 1980-05-24 1980-05-24 ガラス壜成形機におけるブロ−ヘツド作動装置 Expired JPS6032086Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56173638U JPS56173638U (ja) 1981-12-22
JPS6032086Y2 true JPS6032086Y2 (ja) 1985-09-25

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