JPS6031813A - 除塵装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、（１）多数の可撓性繊維を圧密化した状態で
、気体中の懸濁物ｔ−ｐ過・捕集し、（１）核繊維層に
捕捉された堆積粉（液滴）の除去に際しては、繊維束圧
着用通気性多孔板を離し、繊維束を延伸、解放した状態
にて、機械的払い落し、空気ブＱ　−１薬剤または水に
よる洗滌等の操作にて繊維束の再生を行ない、 （■）濾過捕集操作と再生操作を繰り返し使用可能な除
塵装置を目的とするもので参る。

除塵は、工業装置として古くから重要な単位操作であり
、これ壕で０重力沈降法　０篩法（網・布袋等）　０遠
心法（サイクロン・超遠心）　Ｏ静電法　０液体洗滌法
　０粘着吸着法等の手段が採られていｆＣ８ 最近とくに精密工業の要請から、より精度の高い除塵技
術が要望され、また環境保全上からも大規模に実施し得
て、かつ紅済的な装置の開発が望まれている。

本発明以前において、有機質または無機質の粉体または
繊維束全圧密化し、接着または半熔着し、平板状または
筒状に成型した通気性多孔体を、気中に懸濁する粉塵ま
たはミストの濾過捕集に用いた例は多い。

例えは羊毛フェルト板、綿マット、樹木繊維素紙、不織
布、ガラス繊維マット、セラミック筒、ポリプロピレン
繊維捲付は筒状カートリッジ等である。

ところが従来のものは、一度捕集に使ったあと社細かい
目の中に、粉塵が奥深く入り込んで払い落し、洗滌、逆
ブロー等の常套的方法による完全な再生は難しく、１乃
至数回程度で使い捨てられることが普通であり、除塵コ
ストの高腫の一因ともなっていた。

他の方法では金銅、布袋も良く用いられ、これ等は叩打
、逆プロー等で簡単に再生できるが、表層のみの捕集で
目詰りが早く、１速がおそいうえ頻繁な再生操作が必要
である等の欠点があった。

本発明にか＼る除塵装置においては、これ等従来の除塵
装置とは異なり、０通気ｐ過時には繊維東金圧着用多孔
板にて圧密し、あたかも獣毛フェルトや木綿マットの如
く緻密なｐ床を形成し、良好な除塵効果を得るとともに
、０捕集塵の脱離、繊維束の再生時に社、圧着用多孔板
と脱離させ、繊維束を延伸、解放状態にて行なうため、
繊維と繊維の間隔が開き、繊維間に捕集・堆積さｒした
粉塵粒子は、機械的払い落し、洗滌、空気ブロー等の通
常の方法で深部まで完全に除去され、再生され得る％徴
を有する。

要するに、可撓性繊維束の一端を多孔板に固定、他端を
解放状態にした物体と、該繊維束を圧着するための多孔
板とを組み合わせた対（ライ）で構成された除塵装置に
より、従来の欠点を補い、高性能かつ経済的な装置を完
成したものである。

本発明にか＼る装置の具体例を図面によってさらに敷桁
する。

第１図＾は（通気性）繊維束支持用多孔板ｌ、（２）は
繊維束圧着用多孔板３．０は囚と（２）をｐ床として組
み立てた図、０は該ｐ尿管応用した除塵装置の一例金そ
れぞれ示したものでおる。

捕集塵粉の堆積によって、圧密繊維層が目詰りし、通気
抵抗が増大した場合は、繊維束支持用孔板囚、圧着用多
孔板＠管外し、繊維層全叩打、空気ブローまたは（薬剤
）水洗により塵埃を完全に除去、再組立（Ｃ％Ｄ）によ
って繰り返し使用することができる。この除塵装置と並
べて、脱湿機能を有する板や、常温酸化型ＣＯ除去触媒
を充填した板・静電気荷電板など金併せ用いることも可
能である。

本発明は、すでに冒頭に記したように、繊維束を装着し
た通気性多孔板と、これを圧密するための通気性多孔板
との対で構成される１体が必須部分であり、この組み合
わせは実装置においては種々の形態を採ることができる
。

第２図に示す装置においては、バネ５０弾性力によって
繊維束は上方に圧密され、緊密な除塵炉床を形成する。

（第２図Ａ）（除塵工程）”　次いで再生時に扛、沖通
用ガスの送入金止め１１、捕集層排出弁１３′ｆｔ開き
、逆洗用ガスの送入を行ないつ＼１４、ペロー６の頭を
押すと、連結枠４を介して圧着用多孔板３を押し下げ、
繊維層は解緊、延伸、自由垂下状態となる。（第２図Ｂ
）（逆洗再生工程） 捕集された堆積粉塵は剥落して、逆洗ガスに搬送され、
器外に放出される。この際ベローの頭を数回叩く動作を
併用すると、繊維層の叩打払い落し作用も加わり、炉上
の洗滌効果はより大きいものとなる。

第３図は内装された水圧機１９によって、多孔板３を上
方へ押し上げ（２）、ｐ毛を圧密する機構を持つ例で桑
る。再生時に扛水圧を抜き、圧着用多孔板３を自重で下
げ、繊維束を解緊、垂下したのち、ｐ床上方またはｐ床
側面から水洗シ〜ワー１８で洗滌する。（６） ｔＸ４図は外部からのレバー操作によって、圧着用多孔
板２１ヲ回転させて、ｐ毛の圧密と解緊會行なう機構を
有する例である。

第５図は円（角）柱内に、繊維束２と、これを圧着する
ための多孔板３を装填した例を示す。特に吸着活性を有
する可撓性（炭素）繊維を用いた場合には、篩目による
捕集、繊維束との衝突作用による捕集に加え吸着作用が
相乗して、微細煙霧の除去に好適であり、携帯用の有害
物質のミスト除去用フィルターとしても最適である。ま
た圧着用多孔板を空洞化して、内部に吸着剤２５（例え
ば固形脱湿剤）などを充填、併用すると一層その効果が
向上する。

例示した、こ詐等の除塵装置に用いる繊維束は、羊毛、
木綿などの天然繊維の他、耐久性、強靭性、加工性（太
さの調節、接着剤による固定性能等）、耐熱性の付与、
化学的機能（吸着性、親水性、親油性等）の付与の容易
さの点から、合成繊維を用いることが多い。

繊維の太さは可撓性を有するものであれば充分であるが
、細い繊維を強く圧密する程除塵効果も太きいが、余り
に細いと切断し易いうえ、通気抵抗も大きくなる欠点も
出るので限度があり、濾過精度と通気速度を勘案して決
定される。３〜３０デニ一ル位が適当と思われる。

炉上鳴には除塵効果を高めるためｒ１適度に水分′−１
′たは油分を微量含浸させて用いることも可能である。

例えば灯油に約１０％程度機械油を溶解し、これをｐ電
層の延伸時に霧状に吹きつけ、または浸漬して乾燥させ
ると灯油は揮散し、繊維表面に薄い油膜が残り、塵埃（
またはξスト）の捕集性は向上する。再生洗滌時には、
洗剤を溶解した水に浸すか、シャワーリングすｎば油分
は塵埃と共に除去される。

繊維束支持用多孔板に繊維束を固定する方法は、並列棒
に繊維束を逆Ｕ字状第２図（ハ）、またはＯ状第３図（
ロ）に、一端を引っかけ、これを抑え金具を用いるか、
接着剤によって固定することが望ましい。

また第６図に示す並列棒四や同心環状支持体（ハ）の他
、網状、格子状物体を用いることが出来る。

上記の方法で製作された、支持さｔ′ＬｆＣ綾維束沖床
と等価に用い得るものとして、可撓性繊維を布地の片面
に織り出した、所謂長毛炉布も挙げることが出来る。

【図面の簡単な説明】

図は本発男にか＼る装置の原理を模式的に示したもので
おる。 第１図；装置例■、囚は繊維束を装着した多孔板、＠←
繊維束圧着用多孔板、０は四、■を組み合わせＥ床を構
成した例、０は除塵炉床０を組み込んだ除塵装置の一例
。 第２図；装置例■、（６）除塵捕集動作時、（ロ）は再
生動作時の状態。 第３図；装置例■、第４図は装置例■を示し、囚は除塵
動作中、回は再生動作中の状態。 第５図；装置例Ｖ１（２）、（１３）社分解されている
状態、Ｂ）は８）のＸ−Ｙ軸断面図、ａｔｉ組立てられ
た状態。 第６図；＾、（へ）はそれぞれ並列棒状、同心項状の繊
維束支体用多孔板の上面図及び側断面を示す。 °符号の説明 １；繊維束支持用多孔′ＪｔＬ２；繊維束３；繊維束圧
着用多孔板　４；連結枠 ５；バネ　６；ベロー １１；ガス人口弁　１２；ガス出口弁 １３；捕集塵排出弁（逆洗ガス出口弁）１４；逆洗ガス
人口　１５；水圧器覆 １６；繊維束（０字状）１７；切換弁 １８；繊維束洗滌用ノズル　１９；水圧器２１；繊維東
圧着用多孔板　２２；廻転軸２５；吸着剤粒

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 多数の可撓性繊維の一端を通気性多孔板に固定し、繊維
   束の他端を解放状態にした物体（２）と、該繊維束を圧
   着するための通気性多孔板（６）とを組み合わせた対で
   構成され、互いに着脱自在な構造を有する気体中の液・
   固体状懸濁Ｊ！ヲ捕′Ｊ′１１ 集、分離する除塵装置