JPS6031785A - 往復回転円盤玩具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はＵ字状に折り返された２本の略平行なレール
上を、手動により円盤を往復回転運動させることができ
る往復回転玩具に関し、特に、回転運動時に回転円盤を
点灯させることができる往復回転円盤玩具に関する。

従来、握り部の先端にＵ字状に折り返された２本の略平
行なレールの基部を植設し、このレール上には磁性を有
する回転軸を備えた円盤を吸着させ、握り部を揺動させ
ることによりこの円盤を往復回転運動させて遊ぶ玩具が
あった〇しかしながら、前記従来の往復回転円盤玩具は
、回転円盤の動きが単純であり、　また視覚的にも変化
がないので、操作を覚えた子供はすぐに飽きてしまうと
いう欠点があった。

この発明の目的は、Ｕ字状に折り返された２本の略平行
なレールに回転円盤の回転軸を磁力により吸着させ５手
動によりこの円盤をレール上で往復回転運動させること
ができる往復回転円盤玩具において、前記円盤の回転運
動時にこれに視覚的変化を起こさせ、子供がいつまでも
飽きずに遊ぶことができる往復回転円盤玩具を提供する
ことである。

前記目的を達成するこの発明の往復回転円盤玩具は、２
本の略平行なレールが植設された握り部に電池を交換自
在に内蔵させ、この電池の両電極は、少なくとも片方に
オンオフスイッチを介在させて前記２本のレールにそれ
ぞれ接続し、さらに、回転円盤本体は透光性部拐て１′
ｆ（ｊ成すると共に、本体内には発光素子を設置し、そ
の両り１１Δ子は前記２本のレール間に」」’ｌｉｊ渡
された回転円盤の導電性回転軸に互いＧこ短絡しないよ
うにそれぞれ接続したことを特徴としている。

以下図面を用いてこの発明の詳細な説明する。

第１図はこの発明の往復回転円盤玩具の一実施例の概形
および回転円盤の構造を示す組立斜視図であり、第２図
は２本のレール６０か植設された握り部１０の内部構造
を示す握り部１０の底面図である。

この実施例では等長の２本の右レール３［ＩＲと左レー
ル３０Ｌとを握り部１０に植設しており、これらのレー
ル３０Ｒ，６０Ｌは折り返し部６１によりその途中で上
方にＵ字状に折り返している。そして、その自由端６６
には安全用の球状部材６４を被着すると共に、自由端近
傍を外方に拡開して自由端拡幅部６５を形成する。また
、前記レール６０の握り部１０の近傍部は、同じ位置で
外方Ｇこ湾曲突出させ、拡幅部６２としてし）る。前記
拡幅部６２および自由端拡幅部６５はレール６０」二を
回転移動させる円盤２０の反転部となるものである。

レール６０の握りｉ邦１０内の固定部６６にけ、第２図
に示すようにその端部に回転防止用曲げろ７を施し、右
レール３ＤＲと左レール３０Ｌとが常Ｇこ平行状態を保
持したまま固定されるよう心こしている。また、この握
り部１０には）くツテＩＪ　１　（この実施例では単三
形のバッテリ２本）を内蔵させ、バッテリ１の十極を十
端子１４を介して左レール３０Ｌに接続し、バッテリ１
の一極を一端子１５を介して右レール３［ＩＲに接続す
る。そして、これら２本のバッテリ１はスイッチ１６を
用いて接続、分出１ｆできるように構成する。

スイッチ１６は、この実施例では）くツテリ１の一極に
接続する固定接点１６、もう一方のツク゛ンテリ１の十
極に接続する固定接点１７および摺動してこれら固定接
点１６．１７を接続するｉＪ動接点１８とから構成して
おり、可動接点１８には握り部１０の本体ケーシング１
１の外部に突出するノブ１９を取りイ」けている。従っ
て、ノブ１９を矢印Ｐ　方向（ＯＮ方向′）にスライド
させると２本の／・ツテリ１，１が直列に接続され、右
レール３０Ｒ全体が一極、左レール３０Ｌ全体が十極と
なるのである。１２は本体ケーシング１１の底面に取り
付けた裏蓋てあり、複数条の小突起をイ４した指ＪＪ１
す１２Ａを裏蓋１２の表面に設けた矢印マーク１２１３
の方向に指で押してスライドさせれば蓋か開き、バッテ
リ１を交換することができる。

一方、握り部１０の揺動によりレール６０−１−を回転
移動する円盤２０は、この実施例ではその本体ケーシン
グ２１を透光性を有する彩色合成樹脂から構成し、係合
突環２２を設けた雄ケーシング２１Ｍとこれに係合する
雌ケーシング２１Ｆとてはその彩色を異ならせておく。

そして、磁石２５の両端部に吸着固定した鉄製等の磁化
性および導電性を備えた回転軸２６には、発光素子であ
るランプ２７のリード！２７Ａを１本ずつそれぞれ接続
する。この後部、Ｍｉ：のケーシング６０Ｆ、ろＱＭ　
の回−転軸挿通孔２６から回転軸２６が外方Ｇこ突出す
るように雌、雄のケーシング３０Ｆ　、　３０Ｍを合わ
せて固着する。２４は磁石２５を本体ケーシング２１内
に位置決めの」二保持するリブである。

以上のように構成したこの実施例の往復回転円盤玩具は
、スイッチ１６のノブ１９をＯＮ　方向にスライドさせ
た後に、握り部１０を揺動さぜれば、円盤２０は内部の
ランプ２７が点灯した状態でレール６０上を往復回転運
動し、ランプ２７の光は透光性を有する本体ケーシング
２１を通して外部から視認することがてきる。しかも、
前記ランプ２７の発光点は回転軸上から離れた位置にあ
るので、円盤２０の回転に伴って発光点の軌跡はレール
６０上でトロコイドを描くことになり、この行復回転円
盤玩具で遊ふ人（子供）にとっての視覚的変化の効果は
大である。

第３図は円盤２０の第２実施例を示すものである。この
実施例では円盤２０かレール６０」−を回転移動する時
の視覚的変化を増大させるために。

本体ケーシング２１の左右の側面２８に渦状の模様２９
をｌｉしている。これにより円盤２０の回転方向を変え
れば渦が飛び出してくるような錯北や渦に吸い込まれる
ような錯覚が生しるという視覚的効果がある。

第４図はレール６０の第２実紬例を示ずものである。こ
の実ｊ血例ではレール６０のところどころに絶縁部３８
を設けている。この絶縁部６８は少なくともレール６０
上の回転上２１が吸着する部分のみに施せば良いもので
ある。このようにレール６０に絶縁部６８を設けると１
円盤２０の回転軸２１がこの絶縁部３８上を通過する時
に、円盤２０内のランプ２７に電流が流れなくなって、
ランプ２７が消灯することになる。従って、握り部１０
の揺動の調節により円盤２０のレール６０上での回転ス
ピードを増してやれば１円盤２０は行復回転運動時にあ
たかも点滅しているように視認され、視覚的効果が増大
する。なお２　この実施例では左右のレール３ＱＬ　、
　３０Ｈの同じ位置に絶縁部６８を設けたが、絶縁部６
８はどぢらか片方のレール６０に設けるだけでも同じ効
果が得られる。

絶縁部６８はテープを巻いたり、絶縁材料を塗布したり
して設ければ良い。

第５図および第６図はレール６０の第３および第４の実
施例を示すものである。これらの実施例においては、レ
ール６０を折り返し部６１以外の場所でさらに少なくと
も１回折り曲げたり、折り返したりしてレール６０の形
状を複雑にしたものである。すなわち、第５図の第３実
施例はレール６０の第１折り曲げ部６９Ａ、第２折り曲
げ部３９Ｂを追加したものであり、第６図の第４実師例
はレール６０に第２折り返し部３１Ａを追加したもので
ある。このようにレール６０の形状を複雑化することに
より、円盤２０の移動軌跡も複雑Ｇこなり、視覚的変化
が増すと共に握り部１０の揺動操作も複雑になって操作
者が飽きにくくなるという効果がある。

第７図はレール６０の第５実施例を示すモノであるＯ この実施例ではレール６０として溝型レール４０をその
開ＩＺＩ部を対向させて使用している。そして、溝型レ
ール４０のインナウオール４１のみに拡幅部６２および
自由９：！ａ拡幅部６５を設け、アラクラオール４２に
は何も設けない。すなわち、この実施例ではｊＱ型レー
ル４θのインナウメ−−ル４１をレールろＯとして使用
し、アラクラオール４２は１円盤２０の回転軸２６がイ
ンナウオール４１のアウタウオール４２側の表面を移動
する時の飛び出し防止用ガードとしているのである。

従って、この実施例では円盤２０の目１転軸２６がイン
ナウオール４１のアウタウオール４２側に吸着している
時に握り部１０を急激に振り１円盤２０カインナウオー
ル４１の折り返し部５１Ａでインナウオール４１から外
れてもアウタウオール４２にその回転軸２６が係止され
るので、円盤２０が外部に飛び出さないという効果があ
る。

第８図はこの発明の他の実施例を示すものであり、この
図にはその電気的構成のみを示しである。この実施例で
は円盤２０に内蔵する発光素子をＬＥＤ　（発光ダイオ
ード）、！ｌとし、極性を逆にした発光色の異なる２個
のＬＥＤ　４Ａ　、　４Ｂを両回転軸２６の間に取り付
ける。一方、握り部１０には極性切換スイッチ２を内蔵
させ、バッテリ１の十極、−極の右レール３［］Ｒおよ
び左レール３０Ｌへの接続が切り換えられるようにする
。このために、スイッチ２には例えば４個の２連の固定
接点ａ、ｂ、’ｃ、ｄ、ａ’、’、ｃ’、ｄ’を連動す
る２個の可動接点乙により切り換える形式のものを使用
し、接点ａ、ｃ’をバッテリーの十極に接続し、接点ａ
’、’ｃをバッテリ１の一極に接続し、接点ｄ。

ｄ′は共に非接続とし、さらに接点すを右レール３０Ｒ
に、接点ｂ′を左レール３０Ｌに接続する。

これにより可動接点６が接点す、ｃおよび接点ｂ’、ｃ
’を接続している時には左レール６０Ｉ、が十徐になり
、右レール３０Ｒが一極になるのでＬＥＤ４Ａが点灯し
、可動接点６が接点ａ、ｂおよび接点”　＋　”を接続
している時には逆に左レール３０Ｌが一極、右−レール
３０Ｒが十極になってＬＥＤ　４Ｂが点灯する。接点ｄ
　、　ｄ’はＬＥＤ　４Ａ　、　４Ｂを点灯させないよ
うにする接点である。

従ってこの実施例ではスイッチ２の切り換えにより点灯
させるＬＥＤ　４を変更させることができ１発光色を変
えることができるという視覚的効果がある。

第９図はこの発明のさらに別の実１Ｆ２例を示すもので
あり、２本のレール６０の白山端ろ６をＪＪ？り曲げて
レール６０の握り部１０への植設基部近傍に滑らかに接
続してレール６０をループ状にしたものである。この実
施例では円盤２０の回転軸２６をレール６０の内側に吸
着させれば、握り部１０を激しく揺動しても円盤２０が
夕１に飛び出すことがない。また、ループ状にしたレー
ル６０の形Ｖ、″は、第１０図にその一例を示すが、自
由に変形することが可能である。

以上説明したように、この発明の往復回転円盤玩具は、
等長の２本のレールが略平行に握り部に植設され、これ
らのレールは途中でＵ字状に折り返されると共に、植設
部近傍には拡幅部が設（・づられており、これらレール
間に磁力を有する回転軸で吸着する回転円盤を、前記握
り部を揺動させることにより前記レール上で往復回転運
動さセることがてきる往復回転円盤玩具に４−３いて、
１１ｉｊ記握り部にバッテリを内蔵させ、このバッテリ
の両電極はスイッチを介して前記２本のレールにそれぞ
れ接続し、一方、前記円盤には発光素子を内蔵させ、そ
の両端子は円盤の両側面に突出する導電性回転軸にそれ
ぞれ接続すると共に、円盤本体を透光性部、１４で構成
したことにより、円盤の回転運動時の視覚的変化が大き
くなり、回転円盤を操作する子供がいつまでも飽きずに
遊ぶことができるという効果がある。また、暗い場所に
おいても発光素子の点灯により視覚−的効果が大きいと
いう利点もある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の往復回転円盤玩具の一実施例を示す
組立斜視図、第２図は第１図の握り部の構造を示す底面
図、第３図は回転円盤の第２実施例を示す円盤の側面図
、第４図はレールの第２実施例を示すレール部の斜視図
、第５図および第６図はレールの第３および第４の実施
例を示す円盤を取り去ったイト後回転円盤玩具の側面図
、第７図はレールの第５実ｆ企例を示すレール部の斜視
図、第８図はこの発明の１１−後回転円盤玩具の他の実
施例の電気的構成を示す電気回路図、第９図はこの発明
のさらに別の実施例の往復回転円盤玩具の斜視図、第１
０図は第９図の往復回転円盤玩具の変形実施例の構造を
示す往復回転円盤玩具の側面図である。 １・・バッテリ、２−切換スイッチ、４・　ＩＪＩ）、
１０・・握り部、１２・・・裏蓋、１６　・スイッチ、
１４・・上端子、１５・一端子、２０・・円盤、２５・
・磁石、２６・回転軸、２７・・・ランフ、２９・渦状
のの模様、６０・・・レール、６１・・・折り返し部、
６２・・・拡１１Ｇ部、６６・・自由端、６５・・自由
端拡幅部、６８・・・絶縁部、４０・−溝型レール。 代理人　弁理士　小　川　信　− 弁理士　野　口　賢　照 弁理士　斎下和彦 １Ｍ １ 第１図 第２図 ０ 第３図 第６図　３２ 第７図 第８図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、等長の２本のレールが略平行に握り部に植１没され
   、これらのレールは途中でＵ字状に折り返されると共に
   、植設部近傍にはｊ）大幅部が設けられており、これら
   レール間に磁力を有する回転軸で吸着する回転円盤を、
   前記握り部を揺動させることにより前記レール上で往復
   回転運動させることができる往復回転円盤玩具において
   、前記握り部にバッテリを内蔵させ、このバッテリの両
   電極はスイッチを介して前記２本のレールにそれぞれ接
   続し、一方、前記回転円盤には発光素子を内蔵させ、そ
   の両端子は円盤の両側面に突出する導電性回転軸にそれ
   ぞれ接続すると共に円盤本体を透光性部材で構成したこ
   とを特徴とする往復回転円盤玩具。 ２、少なくとも片方のレールの一部に絶縁部を設け、往
   復回転運動を行なう円盤がこの絶縁部で消灯するように
   した特許請求の範囲第１項記載の往復回転円盤玩具。 ３、Ｕ字状に岳り返された２本のレールを、握り部から
   等距離の場所でさらに一回以上折り曲げた勃許請求の範
   囲第１項記載の往復回転円盤玩具。− ４、回転円盤の両側面の回転軸のまわりに、筒状の模様
   を施した特許請求の範囲第１項記載の往復回転円盤玩具
   。 ５．２本のレールか開口部が対向する溝型レールである
   特許請求の範囲第１項記載の往復回転円盤玩具。 ６．２本のレールの自由端を平行を保ちながら折り曲げ
   て、レールの握り部への植設基部近傍に滑かに接続し、
   レールを円環状とした特ｔ′「請求の範囲第１項記載の
   （Ｐ復回転円盤玩只っ７、発光素子が２個の色の異なる
   発光ダイオードであり、導電性回転軸には瓦いに極・姓
   が逆になるように取り付け、さらに握り部に設けたスイ
   ッチによりレールの極性を逆にすることができるように
   した特許請求の範囲第１項記載の往復回転円盤玩具。