JPS60309Y2 - ボツクス型フアイル - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はホックス型ファイルに関するものて堅牢なこの
種の物品を提供することを目的として案出したものであ
る。

図面は本考案に係るホックス型ファイルの一実施例を示
し、本考案は箱主体１と該箱主体１に組み付ける前後壁
の各構成片２．２′とで構成し、箱主体１は方形の底板
構成片３の相対する一方の両側に側壁構成片４を、他方
の両側に台形状の一対の第一組付は片５．５と該第−組
付は片５の外側に見出し片６の受片７．７をそれぞれ連
設し、組付けたとき台形状の第一組付は片５が嵌入する
切欠８を設けた第二組付は片９を前記側壁構成片４に連
設し、その第二組付は片９と前記第一組付は片５にはそ
れぞれ止着鋲１０の貫挿孔１１を開設して構成するので
ある。

前後壁の各構成片２．２′は、主板１２の前面側両端を
折り曲けて見出し片６の挟入溝１３．１３を形成し、主
板１２の後面中央に接続片１４を突設し、この接続片１
４に挾持溝構成片１５を連設して該挾持溝構成片１５と
主板１２との間に前記第一、第二の各組付は片５．９の
挾持溝１６を形威し、主板１２と挾持溝構成片１５には
前記貫挿孔１１に一致する透孔１７を設けて構成するの
である。

しかして、底板構成片３と側壁構成片４および第一組付
は片５並ひに側壁構成片４と第二組付は片９とのそれぞ
れの間に配した折目ａに沿って箱主体１を折り曲げ、前
後壁の各構成片２．２′の挾持溝１６に第二組付は片６
および第一組付は片５を順次摺嵌して箱主体１と前後壁
の各構成片２．２′を互いに組付け、貫挿孔１１および
透孔１７に止着鋲１０を貫挿して止着して本考案に係る
製品を得るのである。

なお、図示 ８は見出し片６の透明保護板である。

本考案は前記の通りのであるから、前後壁の構成片と両
側の側壁構成片は第二組付片を介して互いに鋲着され、
また、側壁構成片を連設した底板構成片は同じく連設し
た第−組付片を介して前後壁の構成片と互いに鋲着され
るのてきわめて堅牢であり、例えは、公知の構造のもの
（実公昭４９−４３２１３号公報）は、底板構成片該構
成片の四周に配した各壁構成片全部がいわば一体的に接
合されていないので、持ち運ふ際にいわゆる底抜けの生
じるおそれがあるが、本考案は全部が接合されているの
て底板構成変に多少の荷重が負荷されても左様なおそれ
はなく、きわめて堅牢なボックス型ファ、イルを提供で
きる。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案に係るボックス型ファイルの一４施例を示
し、第１図は分解斜視図、第２図は正面図、第３図は第
２図Ｉ−Ｉ’線断面図、第４図は箱主体の展開図である
。 １・・・箱主体、２．２′・・・前後壁の各構成片、３
・・・底板構成片、４・・・側壁構成片、５・・・第一
組付は片、８・・・切欠、９・・・第二組付は片、１０
・・・止着銀、１６・・・挾持溝。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 方形の底板構成片の相対する一方の両端に側壁構成片を
   、他方の両側に一対の第一組付は片をそれぞれ連設し、
   組付けたとき第一組付は片が嵌入する切欠を設けた第二
   組付は片を前記側壁構成片に連設してシート状の箱主体
   と戒し、組付けたとき該箱主体の第一、第二の各組付は
   片と互いに鋲着する前後壁の各構成片には前記第一、第
   二の各組付は片を摺嵌する挾持溝を設けたボックス型フ
   ァイル。