JPS6030782Y2

JPS6030782Y2 - 文字パタ−ン発生装置

Info

Publication number: JPS6030782Y2
Application number: JP1982018154U
Authority: JP
Inventors: 淳石井; 英雄萩原; 信行笹木; 義二厚見
Original assignee: 富士通株式会社
Priority date: 1982-02-12
Filing date: 1982-02-12
Publication date: 1985-09-14
Also published as: JPS57148183U

Description

【考案の詳細な説明】本考案は所望の文字を文字パターンとして発生せしめる
文字パターン発生装置に関する。

近年、情報を人間が識別出来る様に変換するため、ディ
スプレイ、プリンター等がさかんに使用されている。

この情報を人間が識別出来る様に変換するのに、文字パ
ターン発生装置を介して行なうのが一般的である。

従来、文字パターン発生装置としてＩＣメモリ等に文字
パターンをドツト単位で蓄積したものが用いられていた
。

しかしながら、漢字等の多種文字を蓄積するにはメモリ
の容量を多く必要として高価となり、又周辺回路も複雑
となる。

さらにドツト単位で蓄積しているため、きれいで見易い
文字が得にくいという欠点がある。

このため、フィルム上に文字像を収容し、これを光走査
（又は投影したものを電子ビーム走査）により文字パタ
ーンとして取り出す方式が提案されている。

しかしながら、この方式では文字選択のためコード変換
を必要とし、又文字と文字コードとが別々に収容されて
いるため、文字の取り替え時にめんどうであるという問
題が生じている。

そこで、本考案はコード変換が不要で、文字取り替え時
に容易に文字コードも変更出来、且つ構成の簡単な文字
パターン発生装置を提供することにある。

この目的のため、本考案°は構成単位である部分パター
ン領域内に、文字等のパターン情報と該パターン情報識
別用のパターンコード情報を有し、該部分パターン領域
を複数個配列して成る文字パターン原板と、パターン情
報を読出し光電変換するパターン読出し手段と、パター
ンコード情報を読出すコード読出し手段と、上記文字パ
ターン原板から少くとも１個の部分パターン領域を含む
部分群を選択的に投影する手段と、コード比較手段を有
し、所望のパターンコードを識別することによって、所
望のパターン情報を選択することを特徴とする。

以下、本考案を実施例を基に説明する。

第１図は本考案の一実施例説明図であり、１は文字パタ
ーン原板、３は光源、４．４’、４’は光学系、５．５
’、５“はダイオードアレー、６はモーター、７，８は
ギヤ、９は回転ドラムである。

この実施例では、文字パターン原板は回転ドラム９の回
りに文字パターン原板１が張りつけである形式のものを
用いており、又光電変換素子としてダイオードアレーを
用いである。

文字パターン原板１の詳細を第２図を基に説明する。

文字パターン原板１はパターン板２がマトリックス状に
複数個配列されて構成され、例えば横１散、縦５０〜７
畝からなる。

この横方向１行（若しくは縦方向１列）で部分パターン
群を形成する。

パターン板２はコードパターン領域ａと文字パターン領
域すとからなり、コードパターン領域ａには文字コード
が白黒パターンで印されており、図の場合横５ビット、
縦５ビツトの５Ｘ５＝２５ビツトの文字コードを表現す
る。

又、文字パターン領域すには文字がパターンで印されて
いる。

さて、このように構成された文字パターン原板は第２図
においては回転ドラム９に各々並列に３枚設けられてい
る。

この回転ドラム９の端部にはギア８が設けられており、
ギア８はモータ６のギア７とかみあっており、従ってモ
ータ６の回転により、回転ドラム９が回転する。

回転ドラム９の文字パターン原板１上の部分パターン群
１′は回転ドラム９の回転によって順次光学系４．４’
、４″を介してダイオードアレー５．５’、５′に投影
される。

それ故、このダイオードアレー５．５’、５“は部分パ
ターン群１′が投影されても充分解像度を有する密度が
必要であり、例えば各ダイオードアレー５．５’、５“
は５１２個のダイオードから構成される。

ダイオードアレー５．５’、５″上に投影された部分パ
ターン群１′はダイオードアレー５．５’。

５″によって光電変換され、これらの電気的出力は後述
するカウンタ回路によって走査され、並直変換される。

すなわち、回転ドラム９の回転による主走査とダイオー
ドアレー５．５’、５′の走査による副走査により、部
分パターン群１′が直列電気信号に変換される。

このダイオードアレー５．５’、５“は上述の実施例で
は、多数のダイオードが一列であるものとして説明した
ため、部分パターン群１′の一部づつが投影されるので
、部分パターン群１′が全部数ダイオードアレーを通過
しないとパターン出力が現われないが、ダイオードをマ
トリックス状に組んだダイオードマトリックスを用いれ
ば、一度にパターン出力かえられる。

又、ダイオードアレーの代りにビジコンを用いてもよい
事は勿論である。

第３図は上記実施例の動作説明ブロック図であり、図中
数字１，４．４’、４“、５．５’、５“。

６．９の示すものは第２図と同様であり、１０゜１０’
、１０“はカウンタ回路、１１，１１’、１１″は照合
回路、１２はゲート回路、１３は制御回路、１４は入力
レジスタである。

又、第４図は上記実施例の動作説明図である。

この動作を説明すると、回転ドラム９の回転により文字
パターン原板１の部分パターン群１′の一部が順次光学
系４．４’、４“によりダイオードアレー５．５’。

５“に投影される。

このダイオードアレー５゜５′、５“は第４図に示す如
くダイオードが例えば５１２個−列に並んだものである
。

カウンタ回路１０．１０’、１０“はこのダイオードア
レー５．５’、５″の出力を走査し、第４図の波形りを
生じしめ、順次レジスタ１１，１１’、１１″に入力す
る。

すなわち、ダイオードアレー５．５’、５″には部分パ
ターン群１′の一部分（例えば第１図のライン■）が投
影され回転ドラムが回転するにつれ部分パターン群１′
の他の部分が投影されるため、文字コードパターンが完
成するよう組立てなおさねはならなす、これをカウンタ
１０，１８’、１０“とレジスタ１５．１５’、１５“
により行なうものである。

例えば、第１図のラインＩ。ｎ、ｍ、ｒｖ、ｖの
文字１富ヨに対応するコードをレジスタの所定のアドレ
スに直列的に蓄えておくものである。

このレジスタ１５．１５’、１５”に蓄えられた文字コ
ードは、入力レジスタ１４に蓄えられた指定文字コード
と照合回路１１，１１’、１１″で照合比較され、この
結果は制御回路１３へ送り込まれる。

制御回路１３は、この結果に従ってゲート回路１２を制
御する。

ゲート回路にはカウンタ回路により走査されたダイオー
ドアレー５．５’、５“の出力が直列変換されて入力さ
れるから、制御回路１３の指令によりゲート回路１２は
所望の文字パターンのみを取り出すことができ、この文
字パターンを外部のディスプレイ、プリンター等へ送出
する。

第５図は本発明の他の実施例のパターン板を示す図であ
り、文字コードパターン領域ａ′は文字パターン領域ｂ
′は縦に分割しである。

このようなパターン板を用いる場合の動作説明図を第６
図に示す。

光電変換素子５は文字パターン検出部ｐとコード検出部
Ｃとがパターン板２の文字パターン領域ｂ′、文字コー
ドパターン領域ａ′に応じて交互に配置されている。

この実施例では、まずコード検出部Ｃでコードを検出し
、一致がとれたら回転ドラム９が一回転するのを待って
該文字パターンを文字パターン検出部ｐより得る。

勿論コードを検出すると同時に文字パターンをメモリに
蓄え、回転ドラム９を一回転せずに所望のメモリの文字
パターンを読出してもよい。

又、前述の如く光電変換素子にビジコンを用いる場合、
一度に部分パターン群の文字パターン及び文字コードパ
ターン全体がビジコンのターゲツト面に照射される。

従って、光源はビジコンに該パターンを投影する時のみ
動作させることが必要である。

そして、このパターン内、先づ電子ビームにより部分パ
ターン群の全文字コードを読み出し、所望の文字コード
と比較し、その結果により所望の文字コードに対応する
文字パターンを電子ビームで走査して読み出すようにす
ればよい。

さらに、文字パターン原板の回転手段として、前述の回
転ドラムによるものの他に回転円板によるものや、無端
状ベルトによるもの等にしてもよく、さらに回転手段を
複数個設け、一方に文字パターンを、他方に文字コード
パターンを収容することも出来、このように構成すれば
収容字数が増加し好都合である。

以上説明した様に、本発明によれば各文字パターン原板
内の各部分パターン領域には内容を示す夫々特定のコー
ドが付加されて一対一の対応関係を保持しているので文
字選択のためのコード変換は不要であり、又文字パター
ン原板の取替えによっても容易にコードの取替えが出来
、さらに安価で簡易な構成な文字パターン発生装置かえ
られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図は第１図の
実施例に用いられる文字パターン原板の一実施例概略図
、第３図は本発明の一実施例ブロック図、第４図は本発
明の一実施例動作説明図、第５図は本発明に用いられる
パターン板の他の実施例を示す図、第６図は第５図のパ
ターン板を用いた本発明の他の実施例概略図であり、１
は文字パターン原板、１′は部分パターン群、２はパタ
ーン板、３は光源、４は光学系、５は光電変換素子、６
はモータ、７，８はギア、９は回転ドラム、１０．１０
’、１０“はカウンタ回路、１１゜１１’、１１“は照
合回路、１２はゲート回路、１３は制御回路、１４は入
力レジスタ、１５，１５’、１５“はレジスタである。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

構成単位である部分パターン領域内に、１対１で対応す
る文字等のパターン情報と該パターン情報識別用のパタ
ーンコード情報を有し、該部分パターン領域を複数個配
列して成る文字パターン原板と、該パターン原板を装着
する走査手段とパターン情報を読出し光電変換するパタ
ーン読出し手段と、パターンコード情報を読出すコード
読出し手段と、上記文字パターン原板から少くとも１個
の部分パターン領域を含む部分群を選択的に投影する手
段と、コード比較手段を有し、所望のパターンコードを
識別することによって、所望のパターン情報を選択する
ことを特徴とする文字パターン発生装置。