JPS60304B2 - 巻取機 - Google Patents
巻取機Info
- Publication number
- JPS60304B2 JPS60304B2 JP9350176A JP9350176A JPS60304B2 JP S60304 B2 JPS60304 B2 JP S60304B2 JP 9350176 A JP9350176 A JP 9350176A JP 9350176 A JP9350176 A JP 9350176A JP S60304 B2 JPS60304 B2 JP S60304B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- winding
- belt
- pulley
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は織条の巻取機に関するものである。
巻取られる級条の性質又は巻取体の特殊な用途から所謂
ワィンド数(ワインド数1とは織条が1往復する間にボ
ビンが2回転する場合をいう)を1或はその前後という
極端に小さい数値で巻取ることを必要とする場合は、第
3図に示すように折返し点に於ける往工程と復工程の織
条間の角度ばが鋭角になり過ぎ、ボビンに対する巻付き
が弱いために滑り崩れて、満足な巻取りができないこと
は当業者の熟知する処である。本発明は既存の巻取機構
に於ける前記構造上の限界を克服した新規な巻取機構を
備える巻取機を提示して、業界に於ける新たなる要請に
応えようとするものである。以下図面について実施例を
詳細に説明するに、第1図は本発明による巻取機の側面
図、第2図は同上の巻取機構要部の斜視図、第3図はヮ
ィンド数が1前後の場合の巻付き状態を示す斜視図、第
4図及び第5図は折返し部押え用ベルトの掛り状態を示
す正面図と側面図である。図においてBは巻取ボビンで
、支持軸1に隊善され、支持軸1は両側でレバー2の先
端で回転自在に支承されている。レバー2はフレームF
に装着せる軸受8に支持された髄24により揺動自在に
支承され、巻径の増大に応じて離行し、ローラベール4
の表面とボビンBの巻層面とが常に小量の間隔をおくよ
うに構成されている。ローラベール4は第2図に示すよ
うにボビンと平行に配置され、両端部近傍でベルト7を
案内し乍ら駆動され、且つベルト7とボビンBの接触角
を維持する。その支持はトラバース装置函6に装着した
ブラケツト5により定位贋で且つ回転自在に支承されて
いる。7は第4図及び第5図に群示するように、巻始め
はボビンBの表面に、巻取中は巻層面に接触して駆動さ
れるベルトで、ローラベール4及びローラ8に導かれる
と共に、重錘10に支持された張ローラ9により張力が
与えられ、且つ巻蓬の増大に応動可能である。
ワィンド数(ワインド数1とは織条が1往復する間にボ
ビンが2回転する場合をいう)を1或はその前後という
極端に小さい数値で巻取ることを必要とする場合は、第
3図に示すように折返し点に於ける往工程と復工程の織
条間の角度ばが鋭角になり過ぎ、ボビンに対する巻付き
が弱いために滑り崩れて、満足な巻取りができないこと
は当業者の熟知する処である。本発明は既存の巻取機構
に於ける前記構造上の限界を克服した新規な巻取機構を
備える巻取機を提示して、業界に於ける新たなる要請に
応えようとするものである。以下図面について実施例を
詳細に説明するに、第1図は本発明による巻取機の側面
図、第2図は同上の巻取機構要部の斜視図、第3図はヮ
ィンド数が1前後の場合の巻付き状態を示す斜視図、第
4図及び第5図は折返し部押え用ベルトの掛り状態を示
す正面図と側面図である。図においてBは巻取ボビンで
、支持軸1に隊善され、支持軸1は両側でレバー2の先
端で回転自在に支承されている。レバー2はフレームF
に装着せる軸受8に支持された髄24により揺動自在に
支承され、巻径の増大に応じて離行し、ローラベール4
の表面とボビンBの巻層面とが常に小量の間隔をおくよ
うに構成されている。ローラベール4は第2図に示すよ
うにボビンと平行に配置され、両端部近傍でベルト7を
案内し乍ら駆動され、且つベルト7とボビンBの接触角
を維持する。その支持はトラバース装置函6に装着した
ブラケツト5により定位贋で且つ回転自在に支承されて
いる。7は第4図及び第5図に群示するように、巻始め
はボビンBの表面に、巻取中は巻層面に接触して駆動さ
れるベルトで、ローラベール4及びローラ8に導かれる
と共に、重錘10に支持された張ローラ9により張力が
与えられ、且つ巻蓬の増大に応動可能である。
又ローラ8による走路の変向をうけて、第4図に示すよ
うにボビン表面と接しない不接域イを残し、トラバース
ガイド12により運ばれる織条の折返し城を形成すると
共に、該城で折返した織条をボビン又は巻層面に押える
重要なる作用を行い「ボビンBの両端近傍に左右対称に
架設されている。ガイドローラ8はフレームFの両側か
ら回転自在に支承されている。張力付与手段を構成する
重錘1川ま、フレームFに立設した。ッド11に昇降自
在に鉄装され、巻径の増大に応じて上昇する。又トラバ
ースガイド12は通常の巻取機構と同じく、トラバース
装置函6内に装架されたトラバースカム13により駆動
されて送られる織条をトラバースさせ、第4図に示すベ
ルト不援域イで折返し、運んだ織条が折返し直後に、ベ
ルト7に押え込まれるよう構成されている。次に駆動系
統を簡単に説明する。
うにボビン表面と接しない不接域イを残し、トラバース
ガイド12により運ばれる織条の折返し城を形成すると
共に、該城で折返した織条をボビン又は巻層面に押える
重要なる作用を行い「ボビンBの両端近傍に左右対称に
架設されている。ガイドローラ8はフレームFの両側か
ら回転自在に支承されている。張力付与手段を構成する
重錘1川ま、フレームFに立設した。ッド11に昇降自
在に鉄装され、巻径の増大に応じて上昇する。又トラバ
ースガイド12は通常の巻取機構と同じく、トラバース
装置函6内に装架されたトラバースカム13により駆動
されて送られる織条をトラバースさせ、第4図に示すベ
ルト不援域イで折返し、運んだ織条が折返し直後に、ベ
ルト7に押え込まれるよう構成されている。次に駆動系
統を簡単に説明する。
モータM軸に装着しモータプーリ14により中間軸15
に装着したプーリ16をベルト17を介して駆動し、中
間軸上のブーリ18によりベルト19を介しトラバース
カム軸13上のプーリ20を駆動し、トラバース駆動系
を構成する。ボビン駆動系は中間軸15上プーリ21か
らベルト23を介し、レバー2の軸24にベアリングを
介して装着したプーリ22を駆動し、プーリ22と一体
化したプーリ25によりベルト27を介しボビン支持軸
1上のプーリ26を駆動して、ボビンB及び押えボルト
7を駆動する。前記ベルト類は巻取条件によりチェン類
に代替させてもよい。本発明による巻取機構の作用を第
2図により説明すると、トラバ−スガイド12によって
左側から右側に運ばれた織条Yは右側の折返し点則ち第
4図に示すベルト不蚤域イ内において折返す。折返すと
往程と、復程の織条はボビン又は巻層面において鋭角状
に巻付くために、滑り易い状態であるが、本発明機では
ボビンとベルトの回転により、直ちに折返した織条がそ
の間に巻込まれ押えられるために織条の滑りは完全に防
止され、反対側においても同様の滑り防止作用をうけて
支障なくトラバースが繰返され、前記の過酷な条件下に
おける正常な巻取作動が可能になる。本発明による巻取
機構は単錘として又はこれを蓮談して多数錘機構として
も実施できることはいうまでもない。前記説明のように
本発明による巻取機は織条の特性から又は巻取体の用途
の特殊性から1を中心としたその前後の極めて低4・値
のワィンド数において巻取る場合に、折返し点において
当然形成される鋭角状の巻付きによる滑り崩れを完全に
防止して正常な巻取作動を可能にする主効果により、続
々開発される織条の種々な特性、用途に対応して当業者
の新しい製品領域の開発拡大に寄与するものである。
に装着したプーリ16をベルト17を介して駆動し、中
間軸上のブーリ18によりベルト19を介しトラバース
カム軸13上のプーリ20を駆動し、トラバース駆動系
を構成する。ボビン駆動系は中間軸15上プーリ21か
らベルト23を介し、レバー2の軸24にベアリングを
介して装着したプーリ22を駆動し、プーリ22と一体
化したプーリ25によりベルト27を介しボビン支持軸
1上のプーリ26を駆動して、ボビンB及び押えボルト
7を駆動する。前記ベルト類は巻取条件によりチェン類
に代替させてもよい。本発明による巻取機構の作用を第
2図により説明すると、トラバ−スガイド12によって
左側から右側に運ばれた織条Yは右側の折返し点則ち第
4図に示すベルト不蚤域イ内において折返す。折返すと
往程と、復程の織条はボビン又は巻層面において鋭角状
に巻付くために、滑り易い状態であるが、本発明機では
ボビンとベルトの回転により、直ちに折返した織条がそ
の間に巻込まれ押えられるために織条の滑りは完全に防
止され、反対側においても同様の滑り防止作用をうけて
支障なくトラバースが繰返され、前記の過酷な条件下に
おける正常な巻取作動が可能になる。本発明による巻取
機構は単錘として又はこれを蓮談して多数錘機構として
も実施できることはいうまでもない。前記説明のように
本発明による巻取機は織条の特性から又は巻取体の用途
の特殊性から1を中心としたその前後の極めて低4・値
のワィンド数において巻取る場合に、折返し点において
当然形成される鋭角状の巻付きによる滑り崩れを完全に
防止して正常な巻取作動を可能にする主効果により、続
々開発される織条の種々な特性、用途に対応して当業者
の新しい製品領域の開発拡大に寄与するものである。
第1図は本発明による巻取機の側面図、第2図は巻取機
構要部の斜視図、第3図はヮィンド数が1前後の場合の
織条の巻付き状態を示す斜視図、第4図及び第5図は折
返し部押え用ベルトの掛り状態を詳示する正面図(一部
省略)と側面図。 符号説明、1はボビン支持軸、2は同上支持用レバー、
3は同上用軸受、4はローフベール、5は同上用ブラケ
ツト、6はトラバース装置函、7は折返し部押え用ベル
ト、8は同上用ガイドローラ、9は同張o−ラ、10‘
ま車錘、11は同上用ロッド、12はトラバースガイド
、13はトラバースカム、14はモータプーリ、15は
中間軸、16は中間軸被動プーリ.、17はベルト、1
8はプーリ、19はベルト、2川まトラバースカム軸プ
ーリ、21はボビン駆動プーリ、22はプーリ、23は
ベルト、24はしバー軸、25はプーリ、26はボビン
支持軸プーリ、27はベルト、Bはボビン、Mは駆動モ
ータ、Yは織条、Qは折返し点の巻付き角、イはボビン
端部表面におけるベルト不援域。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
構要部の斜視図、第3図はヮィンド数が1前後の場合の
織条の巻付き状態を示す斜視図、第4図及び第5図は折
返し部押え用ベルトの掛り状態を詳示する正面図(一部
省略)と側面図。 符号説明、1はボビン支持軸、2は同上支持用レバー、
3は同上用軸受、4はローフベール、5は同上用ブラケ
ツト、6はトラバース装置函、7は折返し部押え用ベル
ト、8は同上用ガイドローラ、9は同張o−ラ、10‘
ま車錘、11は同上用ロッド、12はトラバースガイド
、13はトラバースカム、14はモータプーリ、15は
中間軸、16は中間軸被動プーリ.、17はベルト、1
8はプーリ、19はベルト、2川まトラバースカム軸プ
ーリ、21はボビン駆動プーリ、22はプーリ、23は
ベルト、24はしバー軸、25はプーリ、26はボビン
支持軸プーリ、27はベルト、Bはボビン、Mは駆動モ
ータ、Yは織条、Qは折返し点の巻付き角、イはボビン
端部表面におけるベルト不援域。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 1 揺動自在なレバーに支承されたボビン支持軸に嵌着
したボビンの両端近傍に、ボビンと並設したローラベー
ルと、走路の一部を対称的に変向させてボビン端部に繊
条の折返し域を形成させるガイドローラによって導かれ
、且つボビンの回転によって駆動されると共に張力付与
手段に連繋した張ローラによて巻径の増大に応動できる
ようにした一対の折返し部押え用ベルトを架設し、トラ
バースガイドが前記折返し域近傍で折返すように配置し
たことを特徴とする巻取機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9350176A JPS60304B2 (ja) | 1976-08-04 | 1976-08-04 | 巻取機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9350176A JPS60304B2 (ja) | 1976-08-04 | 1976-08-04 | 巻取機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5319440A JPS5319440A (en) | 1978-02-22 |
JPS60304B2 true JPS60304B2 (ja) | 1985-01-07 |
Family
ID=14084085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9350176A Expired JPS60304B2 (ja) | 1976-08-04 | 1976-08-04 | 巻取機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60304B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2639503B2 (ja) * | 1988-07-27 | 1997-08-13 | 株式会社高分子加工研究所 | 網状管状体より補強された構築物 |
-
1976
- 1976-08-04 JP JP9350176A patent/JPS60304B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5319440A (en) | 1978-02-22 |
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