JPS6030228Y2 - 地下洞 - Google Patents
地下洞Info
- Publication number
- JPS6030228Y2 JPS6030228Y2 JP15610181U JP15610181U JPS6030228Y2 JP S6030228 Y2 JPS6030228 Y2 JP S6030228Y2 JP 15610181 U JP15610181 U JP 15610181U JP 15610181 U JP15610181 U JP 15610181U JP S6030228 Y2 JPS6030228 Y2 JP S6030228Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- underground storage
- cave
- communication hole
- storage cave
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
現在は良質の岩盤に貯蔵油を貯蔵するために二本の地下
貯蔵側Ａを並列して掘削し、その前後を連通孔Ｂにて連
結し、その内部に貯蔵油を貯蔵する方法が採られている
が、この地下貯蔵側Ａに貯油を注排する際に二本の注入
排出パイプシャフトＣ，Ｄをいずれか片側の地下貯蔵側
Ａの連通孔Ｂの開口端前部に上部より垂下し、排出パイ
プシャフトＤは地下貯蔵側Ａの底床に設けたピボットＥ
迄垂直に降し、注入パイプシャフトＣは連通孔Ｂに方向
に曲折し、連通孔Ｂを遮断するプラグＦを貫通し、他側
の地下貯蔵側Ａのはく中央迄延長し、他側の地下貯蔵側
Ａの底床に設けた受入れベースンＧの中央にて下方向に
曲折し、貯油を受入れベースンＧに注入するようにして
いるが、この地下貯蔵側Ａは水封式であるため地下貯蔵
側Ａ及び連通孔Ｂの底床上に水層部Ｈに形威して貯蔵す
る（ピボットＥ及びベースンＧの側板は水層部Ｈより高
く形威されている）ので貯油は注入パイプシャフトＧか
ら受入れベースンＧに注入され、受入れベースンＧより
あふれた貯油が水層部Ｈ上に流れて貯油されるものであ
る。
貯蔵側Ａを並列して掘削し、その前後を連通孔Ｂにて連
結し、その内部に貯蔵油を貯蔵する方法が採られている
が、この地下貯蔵側Ａに貯油を注排する際に二本の注入
排出パイプシャフトＣ，Ｄをいずれか片側の地下貯蔵側
Ａの連通孔Ｂの開口端前部に上部より垂下し、排出パイ
プシャフトＤは地下貯蔵側Ａの底床に設けたピボットＥ
迄垂直に降し、注入パイプシャフトＣは連通孔Ｂに方向
に曲折し、連通孔Ｂを遮断するプラグＦを貫通し、他側
の地下貯蔵側Ａのはく中央迄延長し、他側の地下貯蔵側
Ａの底床に設けた受入れベースンＧの中央にて下方向に
曲折し、貯油を受入れベースンＧに注入するようにして
いるが、この地下貯蔵側Ａは水封式であるため地下貯蔵
側Ａ及び連通孔Ｂの底床上に水層部Ｈに形威して貯蔵す
る（ピボットＥ及びベースンＧの側板は水層部Ｈより高
く形威されている）ので貯油は注入パイプシャフトＧか
ら受入れベースンＧに注入され、受入れベースンＧより
あふれた貯油が水層部Ｈ上に流れて貯油されるものであ
る。
しかしながら、注入パイプシャフトＣは注入パイプシャ
フトＣを上部より降下した地下貯蔵側Ａから他側の地下
貯蔵側Ａ迄延長して形威しなければならずそれだけ設備
工事、施工が複雑且つ高価となるばかりか、受入ベース
ンＧと１９７１間の連通孔８間において滞溜を起す原因
となる欠点を有していたものである。
フトＣを上部より降下した地下貯蔵側Ａから他側の地下
貯蔵側Ａ迄延長して形威しなければならずそれだけ設備
工事、施工が複雑且つ高価となるばかりか、受入ベース
ンＧと１９７１間の連通孔８間において滞溜を起す原因
となる欠点を有していたものである。
本願はこれ等の欠点をなくし、設備工事、施工が簡単で
且つ施工材料並び費用の節約を図り、更に連通孔内その
他の個所においての滞溜及び水と貯油との混合を防止す
ることを目的とした地下洞の考案に係るものである。
且つ施工材料並び費用の節約を図り、更に連通孔内その
他の個所においての滞溜及び水と貯油との混合を防止す
ることを目的とした地下洞の考案に係るものである。
今その目的を達するためにその実施例を述べれば、地下
岩盤内に並列して水平に掘削形成された二本或は複数本
の主従地下貯蔵側１，２の前後端下部を互いに送り込み
連通孔３及び自然流用達通孔４にて連結し、主地下貯蔵
洞１より従地下貯蔵洞２へ貯蔵油を送り込む片側の送り
込み連通孔３の入口側近くにおいて送り込み連通孔３に
直角で且つ垂直にプラグ５を設けると共に、送り込み連
通孔３の入口の前部において主地下貯蔵洞１に上部より
注入排出用のパイプシャフト６．７を主地下貯蔵洞底部
１ａの近く迄挿入し、注入用のパイプシャフト６の下端
を送り送み連通孔３側に曲折すると共に、パイプシャフ
ト６の開口端をプラグ５を貫通して従地下貯蔵洞２側の
送り込み連通孔３側に開口し、且つプラグ１５を設けた
従地下貯蔵洞２側の送り込み連通孔３の底床部及びそれ
と連続する従地下貯蔵洞２の底床部の一部にコンクリー
ト底床８を形威し、更に排出用パイプシャフト７を主地
下貯蔵洞１に設けたピボット９に挿入して形威するもの
ある。
岩盤内に並列して水平に掘削形成された二本或は複数本
の主従地下貯蔵側１，２の前後端下部を互いに送り込み
連通孔３及び自然流用達通孔４にて連結し、主地下貯蔵
洞１より従地下貯蔵洞２へ貯蔵油を送り込む片側の送り
込み連通孔３の入口側近くにおいて送り込み連通孔３に
直角で且つ垂直にプラグ５を設けると共に、送り込み連
通孔３の入口の前部において主地下貯蔵洞１に上部より
注入排出用のパイプシャフト６．７を主地下貯蔵洞底部
１ａの近く迄挿入し、注入用のパイプシャフト６の下端
を送り送み連通孔３側に曲折すると共に、パイプシャフ
ト６の開口端をプラグ５を貫通して従地下貯蔵洞２側の
送り込み連通孔３側に開口し、且つプラグ１５を設けた
従地下貯蔵洞２側の送り込み連通孔３の底床部及びそれ
と連続する従地下貯蔵洞２の底床部の一部にコンクリー
ト底床８を形威し、更に排出用パイプシャフト７を主地
下貯蔵洞１に設けたピボット９に挿入して形威するもの
ある。
ピボット９の側板９ａ及びコンクリート底床８は水層部
１０より少し高めに形威しておくものである。
１０より少し高めに形威しておくものである。
本願は前記構成よりして第１図及び第２図において主地
下貯蔵洞１と従地下貯蔵洞２とを連通する連通孔３のプ
ラグ５の部分において注入パイプシャフト６が従地下貯
蔵洞２側に開口されているので貯油は水層部１０より少
し高めに形威されたコンクリート底床８上を静かに流れ
、且つコンクリート底床８上を多方向に広がりながら静
かに流れ貯蔵されるものである。
下貯蔵洞１と従地下貯蔵洞２とを連通する連通孔３のプ
ラグ５の部分において注入パイプシャフト６が従地下貯
蔵洞２側に開口されているので貯油は水層部１０より少
し高めに形威されたコンクリート底床８上を静かに流れ
、且つコンクリート底床８上を多方向に広がりながら静
かに流れ貯蔵されるものである。
本願は成上のように地下岩盤内に並列して水平に掘削形
成された二本の主従地下貯蔵側１，２の前後端下部を互
いに送り込み連通孔３及び自然流用達通孔４にて連結し
、主地下貯蔵洞１より従地下貯蔵洞２へ貯蔵油を送り込
む片側の送り込み連通孔３の入口側近くにおいて送り込
み連通孔３に直角で且つ垂直にプラグ５を設けると共に
、送り込み連通孔３の入口の前部において主地下貯蔵洞
１に上部より注入排出用のパイプシャフト６．７を主地
下貯蔵洞底部１ａの近く迄挿入し、注入用のパイプシャ
フト６の下端を送り込み連通孔３側に曲折すると共に、
パイプシャフト６の開口端をプラグ５を貫通して従地下
貯蔵洞２側の送り込み連通孔３側に開口し、且つ従地下
貯蔵洞２側の送り込み連通孔３の底床部及びそれと連続
する従地下貯蔵洞２の底床部の一部にコンクリート底床
８を形威し、更に排出用パイプシャフト７を主地下貯蔵
洞１に設けたピボット９に挿入して戒るので、注入パイ
プシャフトも短かくそれだけ工事も簡単で、且つ連通孔
も水層部より少し高めのコンクリート底床があるので滞
溜を防止でき良く所期の目的を達することができるもの
である。
成された二本の主従地下貯蔵側１，２の前後端下部を互
いに送り込み連通孔３及び自然流用達通孔４にて連結し
、主地下貯蔵洞１より従地下貯蔵洞２へ貯蔵油を送り込
む片側の送り込み連通孔３の入口側近くにおいて送り込
み連通孔３に直角で且つ垂直にプラグ５を設けると共に
、送り込み連通孔３の入口の前部において主地下貯蔵洞
１に上部より注入排出用のパイプシャフト６．７を主地
下貯蔵洞底部１ａの近く迄挿入し、注入用のパイプシャ
フト６の下端を送り込み連通孔３側に曲折すると共に、
パイプシャフト６の開口端をプラグ５を貫通して従地下
貯蔵洞２側の送り込み連通孔３側に開口し、且つ従地下
貯蔵洞２側の送り込み連通孔３の底床部及びそれと連続
する従地下貯蔵洞２の底床部の一部にコンクリート底床
８を形威し、更に排出用パイプシャフト７を主地下貯蔵
洞１に設けたピボット９に挿入して戒るので、注入パイ
プシャフトも短かくそれだけ工事も簡単で、且つ連通孔
も水層部より少し高めのコンクリート底床があるので滞
溜を防止でき良く所期の目的を達することができるもの
である。
第１図は本願の実施例の地下洞の縦断面図、第２図は第
１図の■−■線の断面図、第３図は第１図の■−■線の
断面図、第４図は従来の地下洞の縦断面図である。 １・・・・・・主地下貯蔵洞、１ａ・・・・・・底部、
２・・・・・・従地下貯蔵洞、３・・・・・・連通孔、
４・・・・・・自然流用連通孔、５・・・・・・プラグ
、６・・・・・・パイプシャフト、７・・・・・・パイ
プシャフト、８・・・・・・コンクリート底床、９・・
・・・・ピボット。
１図の■−■線の断面図、第３図は第１図の■−■線の
断面図、第４図は従来の地下洞の縦断面図である。 １・・・・・・主地下貯蔵洞、１ａ・・・・・・底部、
２・・・・・・従地下貯蔵洞、３・・・・・・連通孔、
４・・・・・・自然流用連通孔、５・・・・・・プラグ
、６・・・・・・パイプシャフト、７・・・・・・パイ
プシャフト、８・・・・・・コンクリート底床、９・・
・・・・ピボット。
Claims (1)
- 地下岩盤内に並列して水平に掘削形成された二本の主従
地下貯蔵側１，２の前後端下部を互いに送り込み連通孔
３及び自然流用達通孔４にて連結し、主地下貯蔵洞１よ
り従地下貯蔵洞２へ貯蔵油を送り込む片側の送り込み連
通孔３の入口側近くにおいて放り込み連通孔３に直角で
且つ垂直にプラグ５を設けると共に、送り込み連通孔３
の入口の前部において主地下貯蔵洞１に上部より注入排
出用のパイプシャフト６．７を主地下貯蔵洞底部１ａの
近く迄挿入し、注入用パイプシャフト６の下端を放り込
み連通孔３側に曲折すると共に、パイプシャフト６の開
口端をプラグ５を貫通して従地下貯蔵洞２側の送り込み
連通孔３側に開口し、且つ従地下貯蔵洞２側の送り込み
連通孔３の底床部及びそれと連続する従地下貯蔵洞２の
底床部の一部にコンクリート底床８を形威し、更に排出
用パイプシャフト７を主地下貯蔵洞１に設けたピボット
９に挿入して成ることを特徴とする地下洞。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15610181U JPS6030228Y2 (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 地下洞 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15610181U JPS6030228Y2 (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 地下洞 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5861785U JPS5861785U (ja) | 1983-04-26 |
| JPS6030228Y2 true JPS6030228Y2 (ja) | 1985-09-11 |
Family
ID=29948654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15610181U Expired JPS6030228Y2 (ja) | 1981-10-20 | 1981-10-20 | 地下洞 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030228Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP4265371A4 (en) | 2021-03-18 | 2024-06-05 | JFE Steel Corporation | GAS SHIELDED ARC WELDING METHOD, WELD JOINT AND METHOD FOR PRODUCING WELD JOINT |
-
1981
- 1981-10-20 JP JP15610181U patent/JPS6030228Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5861785U (ja) | 1983-04-26 |
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