JPS6030064B2 - 光電変換管 - Google Patents
光電変換管Info
- Publication number
- JPS6030064B2 JPS6030064B2 JP13481280A JP13481280A JPS6030064B2 JP S6030064 B2 JPS6030064 B2 JP S6030064B2 JP 13481280 A JP13481280 A JP 13481280A JP 13481280 A JP13481280 A JP 13481280A JP S6030064 B2 JPS6030064 B2 JP S6030064B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- photocathode
- photoelectric conversion
- dynode
- conversion tube
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J40/00—Photoelectric discharge tubes not involving the ionisation of a gas
- H01J40/02—Details
- H01J40/08—Magnetic means for controlling discharge
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
自動車の排気による大気の汚染等を観測するためには、
大気中から窒素の酸化物を検出する必要がある。
大気中から窒素の酸化物を検出する必要がある。
最近はこの検出に化学発光を利用する方法が用いられる
。すなわち一酸化窒素とオゾンとを混合すると励起され
た二酸化窒素と酸素分子とを生じその二酸化窒素が基底
状態になるとき６００〜８７５の仏の発光を生ずる。従
って充分多量のオゾンを供給した状態で発光強度を測定
することによって空気中における窒素酸化物の濃度を検
出し得るものである。このような化学発光の検出装置と
して従来は、一酸化窒素を含んだ空気およびオゾンを含
んだ酸素のように化学反応によって発光を生ずる２種類
の気体を同時に送り込む容器の一部の器壁に設けた光学
窓に光電子増倍管の光電面を対向させたものが用いられ
ていた。上記の容器内での発光の大部分は光電面から遠
い位置で生ずるので、このような装置は検出感度が低い
欠点があった。狭い間隔の２枚の平行平板をその周縁で
封止した容器を用いれば全て光電面に近い場所で発光す
ることになるが、発光は全方向に向って放射するから、
それでも２分の１以下の光しか利用できない。このよう
な場合に２つの器壁にそれぞれ光電子増倍管の光電面を
対向させれば解決されるが、２本の光電子増倍管を必要
とする。本発明は上述のような欠点を除去して、化学発
光を効率よく検出することができる光電子増倍管に関す
るものである。
。すなわち一酸化窒素とオゾンとを混合すると励起され
た二酸化窒素と酸素分子とを生じその二酸化窒素が基底
状態になるとき６００〜８７５の仏の発光を生ずる。従
って充分多量のオゾンを供給した状態で発光強度を測定
することによって空気中における窒素酸化物の濃度を検
出し得るものである。このような化学発光の検出装置と
して従来は、一酸化窒素を含んだ空気およびオゾンを含
んだ酸素のように化学反応によって発光を生ずる２種類
の気体を同時に送り込む容器の一部の器壁に設けた光学
窓に光電子増倍管の光電面を対向させたものが用いられ
ていた。上記の容器内での発光の大部分は光電面から遠
い位置で生ずるので、このような装置は検出感度が低い
欠点があった。狭い間隔の２枚の平行平板をその周縁で
封止した容器を用いれば全て光電面に近い場所で発光す
ることになるが、発光は全方向に向って放射するから、
それでも２分の１以下の光しか利用できない。このよう
な場合に２つの器壁にそれぞれ光電子増倍管の光電面を
対向させれば解決されるが、２本の光電子増倍管を必要
とする。本発明は上述のような欠点を除去して、化学発
光を効率よく検出することができる光電子増倍管に関す
るものである。
次に本発明の適切な実施例について説明する。
第１図は本発明の実施例の光電子増倍管の縦断面図であ
る。１は真空気密容器で、その形状の見取図を第２図に
示す。
る。１は真空気密容器で、その形状の見取図を第２図に
示す。
すなわち、真空気密容器１は円筒１１の一端に底面１２
を設け、他端は半球１３で閉塞してあると共に底面１２
の中心から半球１３の天頂の間を円筒１１と同軸の円筒
１４によって貫通孔が設けてある。２は半球１３の内壁
および円筒１４の外壁すなわち真空気密容器１の内壁の
一部に形成された光電面である。
を設け、他端は半球１３で閉塞してあると共に底面１２
の中心から半球１３の天頂の間を円筒１１と同軸の円筒
１４によって貫通孔が設けてある。２は半球１３の内壁
および円筒１４の外壁すなわち真空気密容器１の内壁の
一部に形成された光電面である。
３１，３２，３３，３４および４はダイノードで、ダイ
ノード３１，３２，３３および３４は第３図に示すよう
に軸のまわりに等万位間隔で放射状にかつその面が軸に
対して４５度をなすように配置された複数の条片で構成
されていて、一次電子がｃに沿って入射したとき、二次
電子がｄに沿って数を増倍して放出される。
ノード３１，３２，３３および３４は第３図に示すよう
に軸のまわりに等万位間隔で放射状にかつその面が軸に
対して４５度をなすように配置された複数の条片で構成
されていて、一次電子がｃに沿って入射したとき、二次
電子がｄに沿って数を増倍して放出される。
４は環状の平板で構成されている。
上記の条片および平板の表面はいずれも二次電子放出能
を有する物質である。５はダィノード４に平行な環状の
網からなるコレクタである。
を有する物質である。５はダィノード４に平行な環状の
網からなるコレクタである。
６，６は導入線で、図示してない導入線も含めて少くと
も光電面、ダイノード、コレクタの数だけ設け、それぞ
れ各電極に接続すると共に、所定の電源または微少電流
計のような測定器に接続してある。
も光電面、ダイノード、コレクタの数だけ設け、それぞ
れ各電極に接続すると共に、所定の電源または微少電流
計のような測定器に接続してある。
言換えれば、光電面２に−１００ボルト、ダイノード３
１に−７５０ボルト、ダイノード３２に−６００ボルト
、ダイノード３３に−４５０ボルト、ダイノード３４に
一３００ボルト、ダイノード４に−１５０ボルトを印加
すると共にコレクタ４は１００キロオームの抵抗を介し
て接地してある。このような光電子増倍管１の貫通孔１
５に一酸化窒素を含んだ空気およびオゾンを含んだ酸素
を導入して混合すると貫通孔１５内の′点Ｐで発光を生
じ経路ａ．，ａ２，ａ３を通って光電面２に入射する。
１に−７５０ボルト、ダイノード３２に−６００ボルト
、ダイノード３３に−４５０ボルト、ダイノード３４に
一３００ボルト、ダイノード４に−１５０ボルトを印加
すると共にコレクタ４は１００キロオームの抵抗を介し
て接地してある。このような光電子増倍管１の貫通孔１
５に一酸化窒素を含んだ空気およびオゾンを含んだ酸素
を導入して混合すると貫通孔１５内の′点Ｐで発光を生
じ経路ａ．，ａ２，ａ３を通って光電面２に入射する。
この発光は統計的にあらゆる方向に放射するが、光電面
２は点Ｐを取巻く大部分の方向に用意されているから極
めて効率よく光電子放出に寄与する。光電面２に入射し
た光によって光電子が放出し経路広，Ｑ，ｂ３を通って
ダィノード３１に衝突し、さらに順次ダイノード３２，
３３，３４，４に衝突し、その数を増倍しながらコレク
タ３０に補集され、微少電流計によって検出される。こ
の検出された電流は点Ｐでの発光イベントに対応し、電
流値は発光の強度を示す。以上のように本発明は貫通孔
を有する真空気密容器内に上記貫通孔の軸に沿って軸を
取巻くように光電面を形成した光電子増倍管であり、流
体中の発光を検出または測定しようとするとき、上記貫
通孔の中に流体を流すことによって、その発光を極めて
効率よく検出し、あるいは測定することができる。
２は点Ｐを取巻く大部分の方向に用意されているから極
めて効率よく光電子放出に寄与する。光電面２に入射し
た光によって光電子が放出し経路広，Ｑ，ｂ３を通って
ダィノード３１に衝突し、さらに順次ダイノード３２，
３３，３４，４に衝突し、その数を増倍しながらコレク
タ３０に補集され、微少電流計によって検出される。こ
の検出された電流は点Ｐでの発光イベントに対応し、電
流値は発光の強度を示す。以上のように本発明は貫通孔
を有する真空気密容器内に上記貫通孔の軸に沿って軸を
取巻くように光電面を形成した光電子増倍管であり、流
体中の発光を検出または測定しようとするとき、上記貫
通孔の中に流体を流すことによって、その発光を極めて
効率よく検出し、あるいは測定することができる。
第１図は本発明の実施例の光電子増倍管の断面図、第２
図は第１図に示した光電子増倍管の真空気密容器の見取
図、第３図はダィノード３１，３２，３３，３４の見取
図である。 多７図 壕２図 努３図
図は第１図に示した光電子増倍管の真空気密容器の見取
図、第３図はダィノード３１，３２，３３，３４の見取
図である。 多７図 壕２図 努３図
Claims (1)
- １ 貫通孔を有する真空気密容器内に上記貫通孔の軸に
沿つて適当な長さに亘り、上記軸を取巻いて光電面を形
成したことを特徴とする光電変換管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13481280A JPS6030064B2 (ja) | 1980-09-27 | 1980-09-27 | 光電変換管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13481280A JPS6030064B2 (ja) | 1980-09-27 | 1980-09-27 | 光電変換管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5760652A JPS5760652A (en) | 1982-04-12 |
| JPS6030064B2 true JPS6030064B2 (ja) | 1985-07-13 |
Family
ID=15137071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13481280A Expired JPS6030064B2 (ja) | 1980-09-27 | 1980-09-27 | 光電変換管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030064B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2881874B1 (fr) * | 2005-02-09 | 2007-04-27 | Photonis Sas Soc Par Actions S | Tube photomultiplicateur a moindre ecarts de temps de transit |
-
1980
- 1980-09-27 JP JP13481280A patent/JPS6030064B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5760652A (en) | 1982-04-12 |
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