JPS6029022B2 - スイベル - Google Patents
スイベルInfo
- Publication number
- JPS6029022B2 JPS6029022B2 JP56068288A JP6828881A JPS6029022B2 JP S6029022 B2 JPS6029022 B2 JP S6029022B2 JP 56068288 A JP56068288 A JP 56068288A JP 6828881 A JP6828881 A JP 6828881A JP S6029022 B2 JPS6029022 B2 JP S6029022B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stem
- shaped groove
- circumferential
- disk
- swivel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はスィベル、特にブレーキ付スィベルに係る。
ケーブルの架線時にパイロットワイヤとケーブルとを接
続するために使用される継手は、ケーブル、パイロット
ワイヤに生じるねじれを解消するためスイベルとするの
が普通である。
続するために使用される継手は、ケーブル、パイロット
ワイヤに生じるねじれを解消するためスイベルとするの
が普通である。
ところが、従来のスィベルでは、回転摺動面にはケーブ
ルの荷重が加わっており、回転に対し相当大きな摩擦抵
抗があり、ねじれの累積により増大したトルクが前記摩
擦抵抗に打勝つまでスィベルの回転はなされない。
ルの荷重が加わっており、回転に対し相当大きな摩擦抵
抗があり、ねじれの累積により増大したトルクが前記摩
擦抵抗に打勝つまでスィベルの回転はなされない。
また、一たん回転が始まれば動摩擦となり静止時より摩
擦抵抗が減少するので、累積したねじれが殆んど解消す
るまでスィベルは急速に回転され、場合によっては非常
に危険である。また、構造上磯級的強度低く大きな荷重
、衝撃の作用時に破損するおそれがあった。本出願人は
従来のスィベルの上記の欠点を除去したものとして、実
豚隣５１一１０２９０号においてブレーキ付のスイベル
を開示した。ところが、前記開示のスィベルは、ブレー
キ力が固定されており用途によっては不都合なことがあ
った。
擦抵抗が減少するので、累積したねじれが殆んど解消す
るまでスィベルは急速に回転され、場合によっては非常
に危険である。また、構造上磯級的強度低く大きな荷重
、衝撃の作用時に破損するおそれがあった。本出願人は
従来のスィベルの上記の欠点を除去したものとして、実
豚隣５１一１０２９０号においてブレーキ付のスイベル
を開示した。ところが、前記開示のスィベルは、ブレー
キ力が固定されており用途によっては不都合なことがあ
った。
本出願人は上記の欠点を解消し得るものとして特顔昭５
５−１７６６９び餅こおいてブレーキ力を調整設定する
ことができるブレーキ付のスイベルを開示した。
５−１７６６９び餅こおいてブレーキ力を調整設定する
ことができるブレーキ付のスイベルを開示した。
このスィベルは以下に示すように構成されている。
すなわち、第１図、第２図において、本発明のスィベル
は回転部材１と、固定部材２とにより構成されている。
回転部材１は、一端にＵ字状クランプ３を有し池端に円
周方向に配置した複数筒のトルク設定用のボール（詳細
後記）４を有するほぼ円筒状のもので、トルク設定用の
ボール４を設けた端部には先端にスラスト受用の円板５
を有するステム６が螺入固着されている。トルク設定用
のボール４は、回転部材１の端面に設けた旨孔７内に挿
入したブレーキトルク設定板８、コイルばね９により支
持されており、固定部材２の端面に設けた後出のブレー
キプレート１０と協働してブレーキ作用を生じる如くし
てある。
は回転部材１と、固定部材２とにより構成されている。
回転部材１は、一端にＵ字状クランプ３を有し池端に円
周方向に配置した複数筒のトルク設定用のボール（詳細
後記）４を有するほぼ円筒状のもので、トルク設定用の
ボール４を設けた端部には先端にスラスト受用の円板５
を有するステム６が螺入固着されている。トルク設定用
のボール４は、回転部材１の端面に設けた旨孔７内に挿
入したブレーキトルク設定板８、コイルばね９により支
持されており、固定部材２の端面に設けた後出のブレー
キプレート１０と協働してブレーキ作用を生じる如くし
てある。
固定部材２は、２分割構成で、円板５を包含する内腔１
１およびステム６の頚部を係合させる関口１２を有し、
閉口１２の設けられた端と反対側の端部にはＵ字状のク
ランプ１３が設けられている。
１およびステム６の頚部を係合させる関口１２を有し、
閉口１２の設けられた端と反対側の端部にはＵ字状のク
ランプ１３が設けられている。
なお、円板５と内腔１１の開〇１２側の端面との間には
スラストベアリングが設けられ、開□１２内にはステム
の頚部を支持するラジアルベアリング１５が設けられて
いる。ブレーキプレート１０は環板状であり、その一方
の面には回転部材のボール４設置円と同径の円周方向の
Ｖ字溝１１６、プレート取付ボルト１７のボルト頭を収
容する円周方向溝１８が同○的に設けてあり、その外周
には回転部材１の対向面外周に設けた小径部１９と係合
する円周方向突条２０が設けられている。
スラストベアリングが設けられ、開□１２内にはステム
の頚部を支持するラジアルベアリング１５が設けられて
いる。ブレーキプレート１０は環板状であり、その一方
の面には回転部材のボール４設置円と同径の円周方向の
Ｖ字溝１１６、プレート取付ボルト１７のボルト頭を収
容する円周方向溝１８が同○的に設けてあり、その外周
には回転部材１の対向面外周に設けた小径部１９と係合
する円周方向突条２０が設けられている。
また、Ｖ字溝１６の設けられた面には円周方向のＶ字溝
１６を過ぎつて、それより深さの大きな半径方向のＶ字
溝２１が設けてある。なお、図中２２は固定部材２にプ
レート１０を取付けるための取付孔を示す。ブレーキプ
レート１０の他方の面には、固定部材２の対向面の小径
部２３に係合する縦フランジ２４が設けてある。
１６を過ぎつて、それより深さの大きな半径方向のＶ字
溝２１が設けてある。なお、図中２２は固定部材２にプ
レート１０を取付けるための取付孔を示す。ブレーキプ
レート１０の他方の面には、固定部材２の対向面の小径
部２３に係合する縦フランジ２４が設けてある。
固定部材２の分割部片は、回転部材１のステム６および
ベアリング１４，１５を内睦１１、関口１２内に組み込
んで一体に組合わされ、ブレーキプレート１０および他
端に係合した固定用リング２５により結合されている。
ベアリング１４，１５を内睦１１、関口１２内に組み込
んで一体に組合わされ、ブレーキプレート１０および他
端に係合した固定用リング２５により結合されている。
上記の如くしてステム６、固定部材２を絹上げ、最後に
ステム６を回転部材１に螺入し、ピン２６を打込んでス
ィベルの組立を終了する。この時、各ボール４は、ばね
９に押されてブレーキプレート１０の円周方向のＶ字溝
１６１こ圧接されている。而して、その中１箇は半径方
向のＶ字溝２１に係合されている。回転部材１が固定部
材２に対して回転し始めるには、半径方向のＶ字溝２１
に係合していたボ−ルが、Ｖ字溝２１から円周方向のＶ
字溌１６に乗上げなければならない。
ステム６を回転部材１に螺入し、ピン２６を打込んでス
ィベルの組立を終了する。この時、各ボール４は、ばね
９に押されてブレーキプレート１０の円周方向のＶ字溝
１６１こ圧接されている。而して、その中１箇は半径方
向のＶ字溝２１に係合されている。回転部材１が固定部
材２に対して回転し始めるには、半径方向のＶ字溝２１
に係合していたボ−ルが、Ｖ字溝２１から円周方向のＶ
字溌１６に乗上げなければならない。
回転部材１に作用するトルクが前記の秦上げに必要な大
きさとなった時、回転部材１は回転し始める。
きさとなった時、回転部材１は回転し始める。
ところで、前記の菜上げに必要な力は、ボール４がＶ字
溝２１に圧接されているばね力が大きい程大である。従
って、盲孔７の底部とコイルばね９の内端間に介在され
るブレーキトルク設定板８の厚さの異るものを準備して
おき、これを交換してばね９がボール４におよぼす圧嬢
力を変化させれば、ブレーキトルクの調整設定が可能と
なる。上記の如く特願昭５５一１７６６９ぴ号開示のス
ィベルは、用途に応じた最適のブレーキトルクを設定す
ることができるので、例えばケーブルの架線時に有利に
作業を進せることができる。
溝２１に圧接されているばね力が大きい程大である。従
って、盲孔７の底部とコイルばね９の内端間に介在され
るブレーキトルク設定板８の厚さの異るものを準備して
おき、これを交換してばね９がボール４におよぼす圧嬢
力を変化させれば、ブレーキトルクの調整設定が可能と
なる。上記の如く特願昭５５一１７６６９ぴ号開示のス
ィベルは、用途に応じた最適のブレーキトルクを設定す
ることができるので、例えばケーブルの架線時に有利に
作業を進せることができる。
ところが、種々実験の結果前記開示のスィベルにあって
は、作用トルクが一旦設定トルクに達すると、回転部材
の急速な回転を生じることがあることがわかった。
は、作用トルクが一旦設定トルクに達すると、回転部材
の急速な回転を生じることがあることがわかった。
また、スィベルに連結されたワイヤロープが緊張されて
いる時、その上に作業員が乗ったりすると、回転部材が
回転するおそれがあった。本発明は上記の事情に塞きな
されたもので、設定トルクに達した罪に回転部材が急速
に回転するおそれがなく、しかもワイヤロープに外力が
作用しても回転部材が回転するおそれのないスィベルを
提供する。
いる時、その上に作業員が乗ったりすると、回転部材が
回転するおそれがあった。本発明は上記の事情に塞きな
されたもので、設定トルクに達した罪に回転部材が急速
に回転するおそれがなく、しかもワイヤロープに外力が
作用しても回転部材が回転するおそれのないスィベルを
提供する。
以下、図面につき本発明の詳細を説明する。
第１図と同一部分には同一符号を附した第３図、第４図
において、第１図の円板５を収容する内腔１１にかえ、
円板５より大径で関口１２に対し偏心した円形内腔１１
ａが設けてある。また、ステム６には、円板５をその直
径方向に貫通する角孔２７が設けてあり、この角孔２７
内には内腔１１ａの径とほぼ等長で、両端に丸味を持た
せた角棒２８が可沼動に係合されている。なお、円板５
中心をはさむ角棒２８の両側面には平坦な浅い凹陥部２
９がそれぞれ設けてあり、この凹陥部内には角孔２７側
面に圧接する板ばね３０がそれぞれ装着されている。ま
た、固定部材２およびステム６の端末部を貫通する着脱
自在のピン３１が設けてある。
において、第１図の円板５を収容する内腔１１にかえ、
円板５より大径で関口１２に対し偏心した円形内腔１１
ａが設けてある。また、ステム６には、円板５をその直
径方向に貫通する角孔２７が設けてあり、この角孔２７
内には内腔１１ａの径とほぼ等長で、両端に丸味を持た
せた角棒２８が可沼動に係合されている。なお、円板５
中心をはさむ角棒２８の両側面には平坦な浅い凹陥部２
９がそれぞれ設けてあり、この凹陥部内には角孔２７側
面に圧接する板ばね３０がそれぞれ装着されている。ま
た、固定部材２およびステム６の端末部を貫通する着脱
自在のピン３１が設けてある。
上記構成の本発明スィベルにおいて、通常はピン３１を
引抜いて使用する。
引抜いて使用する。
而して、設定トルクに達した時、回転部材１が回転を開
始することは特顔昭５５一１７６６９０号開示のスィベ
ルと同様である。本発明のスィベルでは、内腔１１ａが
回転部村１に従ってステム６の回転中心に対して偏心し
た円形とされており、この内控１１ａに、ステム６の直
径方向角孔２７にばね３０古こより摩擦係合した角棒２
８の両端が接触されている。
始することは特顔昭５５一１７６６９０号開示のスィベ
ルと同様である。本発明のスィベルでは、内腔１１ａが
回転部村１に従ってステム６の回転中心に対して偏心し
た円形とされており、この内控１１ａに、ステム６の直
径方向角孔２７にばね３０古こより摩擦係合した角棒２
８の両端が接触されている。
内腔１１ａは円板５に対して偏○しているため、第４図
に示した位置から例えば時計方向にステム６従って円板
５が回転すると、角榛２８の上端は、内腔１１ａと円板
５との間隙が小さくなる方向に動き、下端は間隙が大き
くなる方向に動く。そのため、ステム６の回転時に角榛
２８は角孔２７内で往復槽動されるが、この時角孔２７
との摩擦に打勝って糟動しなければならず、それが角棒
２８両端と内腔１１ａとの間の摩擦力を生じへステム６
の回転に制動をかけることとなる。なお、ピン３１を挿
入すれば、ステム６従って回転部材１は固定されること
となり、ワイヤロープ緊張時にワイヤロープに作用する
外力により回転部材１が回転するおそれはない。
に示した位置から例えば時計方向にステム６従って円板
５が回転すると、角榛２８の上端は、内腔１１ａと円板
５との間隙が小さくなる方向に動き、下端は間隙が大き
くなる方向に動く。そのため、ステム６の回転時に角榛
２８は角孔２７内で往復槽動されるが、この時角孔２７
との摩擦に打勝って糟動しなければならず、それが角棒
２８両端と内腔１１ａとの間の摩擦力を生じへステム６
の回転に制動をかけることとなる。なお、ピン３１を挿
入すれば、ステム６従って回転部材１は固定されること
となり、ワイヤロープ緊張時にワイヤロープに作用する
外力により回転部材１が回転するおそれはない。
第１図は従来のスィベルの縦断面図、第２図はその要部
の正面図、第３図は本発明一実施例の縦断面図、第４図
は第３図Ａ−Ａ線における断面図である。 １・・・・・・回転部村、２・…・・固定部材、３，１
３・・・…Ｕ字状クランプ、４・・・・・・ボール、５
・・・・・・円板、６…・・・ステム、７・・・・・・
旨孔、８・・・・・・ブレーキトルク設定板、９・・・
・・・コイルばね、１０…・・・ブレーキプレート、１
１，１１ａ……内腔、１２……関口、１６，２１・・・
・・・Ｖ字溝、２７・・・・・・角孔、２８……角樺、
３０・・・・・・ばね、３１．・・・・・・ピン。 第２図図 船 第３図 第４図
の正面図、第３図は本発明一実施例の縦断面図、第４図
は第３図Ａ−Ａ線における断面図である。 １・・・・・・回転部村、２・…・・固定部材、３，１
３・・・…Ｕ字状クランプ、４・・・・・・ボール、５
・・・・・・円板、６…・・・ステム、７・・・・・・
旨孔、８・・・・・・ブレーキトルク設定板、９・・・
・・・コイルばね、１０…・・・ブレーキプレート、１
１，１１ａ……内腔、１２……関口、１６，２１・・・
・・・Ｖ字溝、２７・・・・・・角孔、２８……角樺、
３０・・・・・・ばね、３１．・・・・・・ピン。 第２図図 船 第３図 第４図
Claims (1)
- １ 一端にＵ字状クランプを有し他端に着脱自在に個着
したステムを有する回転部材と、一端にＵ字状クランプ
を有し他端に前記ステム頚部を可回動に支持する開口お
よびこれに連り前記ステム先端のスラスト受用の円板を
可回動に支持する内腔をそなえた固定部材と、前記固定
部材の開口面に設けられ環板状をなし前記回転部材との
対向面に同心の円周方向Ｖ字溝およびそれに交りそれよ
り深さの大きな少くとも１箇の半径方向Ｖ字溝を有する
ブレーキプレートと、前記回転部材の固定部材に対向す
る面に設けられ前記Ｖ字溝に対向する円周上に配置した
盲孔内にブレーキトルク設定板を介して挿入されたコイ
ルばねにより前記ブレーキプレートに圧接されるボール
とを有するものにおいて、前記内腔を前記開口に対し偏
心し前記円板より大径のものとし、前記円板には直径方
向の角孔を設け、この角孔内には前記内腔の径とほぼ等
長の角棒を摩擦係合させたことを特徴とするスイベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56068288A JPS6029022B2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | スイベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56068288A JPS6029022B2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | スイベル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57186911A JPS57186911A (en) | 1982-11-17 |
| JPS6029022B2 true JPS6029022B2 (ja) | 1985-07-08 |
Family
ID=13369426
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56068288A Expired JPS6029022B2 (ja) | 1981-05-08 | 1981-05-08 | スイベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029022B2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-08 JP JP56068288A patent/JPS6029022B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57186911A (en) | 1982-11-17 |
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