JPS6028872B2 - インジゴイド染料の製法 - Google Patents
インジゴイド染料の製法Info
- Publication number
- JPS6028872B2 JPS6028872B2 JP51156133A JP15613376A JPS6028872B2 JP S6028872 B2 JPS6028872 B2 JP S6028872B2 JP 51156133 A JP51156133 A JP 51156133A JP 15613376 A JP15613376 A JP 15613376A JP S6028872 B2 JPS6028872 B2 JP S6028872B2
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- Japan
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- acid
- general formula
- reaction
- formula
- nitromethane
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B7/00—Indigoid dyes
- C09B7/02—Bis-indole indigos
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
- Coloring (AREA)
- Indole Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はインジゴィド染料の新規製法を提供する。
研究の結果意外にも一般式
(式中、Aはベンゼン環を完成し、×は水素原子である
が、または0−位置のカルボキシル基と無水の誘導体を
形成することのできる遊離ァミノ基の保護基であって、
この保護基は飽和または不飽和脂肪族カルボン酸、環状
脂肪族カルボン酸、環状脂肪族−脂肪族カルボン酸、芳
香族カルボン酸、または芳香脂肪族カルボン酸のアシル
残基、または炭酸半ェステルまたは炭酸のアシル残基で
ある)で表わされるアントラニル酸の官能性誘導体を塩
基の存在の下でニトロメタンと反応させるか、またはニ
トロ酢酸の塩と反応させて一般式(式中AとXとは前記
と同じ意味である)で表わされるの−ニトロ−o−アミ
ノーアセトフェノン誘導体とし、この中間体を酸と加熱
することにより縮合させて一般式(式中Aは前記と同じ
意味である) で表わされるインジゴ化合物とすることによってインジ
ゴィド染料が得られることを発見した。
が、または0−位置のカルボキシル基と無水の誘導体を
形成することのできる遊離ァミノ基の保護基であって、
この保護基は飽和または不飽和脂肪族カルボン酸、環状
脂肪族カルボン酸、環状脂肪族−脂肪族カルボン酸、芳
香族カルボン酸、または芳香脂肪族カルボン酸のアシル
残基、または炭酸半ェステルまたは炭酸のアシル残基で
ある)で表わされるアントラニル酸の官能性誘導体を塩
基の存在の下でニトロメタンと反応させるか、またはニ
トロ酢酸の塩と反応させて一般式(式中AとXとは前記
と同じ意味である)で表わされるの−ニトロ−o−アミ
ノーアセトフェノン誘導体とし、この中間体を酸と加熱
することにより縮合させて一般式(式中Aは前記と同じ
意味である) で表わされるインジゴ化合物とすることによってインジ
ゴィド染料が得られることを発見した。
ニトロ酢酸の適当な塩はアルカリ士類金属塩しかし特に
アルカリ金属塩例えばナトリウム塩である。Aがモノ置
換またはポリ置換されている場合にはこれら置換基はア
ルキレン基例えば1・4ーテトラメチレン基、脂肪族、
環状脂肪族、芳香脂肪族または芳香族の炭化水素基、あ
るいはエーテル化された水酸基例えばアルコキシ基、シ
クロアルコキシ基、アラルコキシ基、特に低級アルコキ
シ基例えばメトキシ基またはェトキシ基、あるいはアリ
ールオキシ基例えばフェノキシ基であってもよい。
アルカリ金属塩例えばナトリウム塩である。Aがモノ置
換またはポリ置換されている場合にはこれら置換基はア
ルキレン基例えば1・4ーテトラメチレン基、脂肪族、
環状脂肪族、芳香脂肪族または芳香族の炭化水素基、あ
るいはエーテル化された水酸基例えばアルコキシ基、シ
クロアルコキシ基、アラルコキシ基、特に低級アルコキ
シ基例えばメトキシ基またはェトキシ基、あるいはアリ
ールオキシ基例えばフェノキシ基であってもよい。
シクロアルコキシ基は例えばシクロベンチル基またはシ
クロヘキシルオキシ基である。脂肪族炭化水素基は好ま
しくは7個より多い炭素原子を含まず、例えば低級アル
キル基、低級アルケニル基または低級アルキニル基であ
る。低級アルキル基の例はメチル基、エチル基、nープ
ロピル基、ィソプロピル基、nーブチル基、ィソプチル
基、第2ブチル基、第3ブチル基、nーベンチル基、ィ
ソベンチル基、ネオベンチル基、n−へキシル基、ィソ
ヘキシル基、またはn−へブチル基である。低級ァルケ
ニル基の例はァリル基または2−メタリル基であり、低
級アルキニル基は好ましくはブロパルギル基である。置
換された低級アルキル基は例えばトリフルオルメチル基
あるいは場合によりヱステル化されたカルボキシメチル
基例えばアルコキシカルボニルメチル基である。環状脂
肪族炭化水素基は好ましくは5〜7個の環炭素原子を含
み例としてシク。アルキル基例えばシクロベンチル基ま
たはシクロヘキシル基である。芳香脂肪族炭化水素基は
好ましくは7〜9個の炭素原子を含み、アリール基とし
て好ましくはフェニル基を含み、このフェニル基は脂肪
族炭化水素基特にアルキル基例えば低級アルキル基に結
合している。
クロヘキシルオキシ基である。脂肪族炭化水素基は好ま
しくは7個より多い炭素原子を含まず、例えば低級アル
キル基、低級アルケニル基または低級アルキニル基であ
る。低級アルキル基の例はメチル基、エチル基、nープ
ロピル基、ィソプロピル基、nーブチル基、ィソプチル
基、第2ブチル基、第3ブチル基、nーベンチル基、ィ
ソベンチル基、ネオベンチル基、n−へキシル基、ィソ
ヘキシル基、またはn−へブチル基である。低級ァルケ
ニル基の例はァリル基または2−メタリル基であり、低
級アルキニル基は好ましくはブロパルギル基である。置
換された低級アルキル基は例えばトリフルオルメチル基
あるいは場合によりヱステル化されたカルボキシメチル
基例えばアルコキシカルボニルメチル基である。環状脂
肪族炭化水素基は好ましくは5〜7個の環炭素原子を含
み例としてシク。アルキル基例えばシクロベンチル基ま
たはシクロヘキシル基である。芳香脂肪族炭化水素基は
好ましくは7〜9個の炭素原子を含み、アリール基とし
て好ましくはフェニル基を含み、このフェニル基は脂肪
族炭化水素基特にアルキル基例えば低級アルキル基に結
合している。
芳香脂肪族基は特にペンジル基である。適当な芳香族炭
化水素基は特にベンゼン系の単核または多核の芳香族基
例えばフェニル基またはナフチル基である。
化水素基は特にベンゼン系の単核または多核の芳香族基
例えばフェニル基またはナフチル基である。
A基の他の置換基はハロゲン原子例えばふっ素原子、塩
素原子または臭素原子である。
素原子または臭素原子である。
従って前記の置換基において芳香環はその一部を置換さ
れていてもよい。
れていてもよい。
アミノ保護基×は水素原子によって置き代えることので
きる基で、特にアシル基である。
きる基で、特にアシル基である。
アシル基は主として有機カルボン酸のアシル基特に置換
されたまたは非置換の脂肪族、環状脂肪族、環状脂肪族
−脂肪族、芳香族または芳香脂肪族のカルボン酸のアシ
ル基、あるいは炭酸半ェステルまたは炭酸のアシル基例
えばカルボキシル基である。脂肪族または芳香族のカル
ボン酸のアシル基はアルカノィル基またはアロイル基例
えばホルミル基、アセチル基、プロピオニル基またはペ
ンゾイル基である。適当なアミノ保護基である炭酸半ェ
ステルの容易に除去できるアシル基は低級アルコキシカ
ルボニル基例えばメトキシカルボニル基またはェトキシ
カルボニル基である。
されたまたは非置換の脂肪族、環状脂肪族、環状脂肪族
−脂肪族、芳香族または芳香脂肪族のカルボン酸のアシ
ル基、あるいは炭酸半ェステルまたは炭酸のアシル基例
えばカルボキシル基である。脂肪族または芳香族のカル
ボン酸のアシル基はアルカノィル基またはアロイル基例
えばホルミル基、アセチル基、プロピオニル基またはペ
ンゾイル基である。適当なアミノ保護基である炭酸半ェ
ステルの容易に除去できるアシル基は低級アルコキシカ
ルボニル基例えばメトキシカルボニル基またはェトキシ
カルボニル基である。
カルボキシル基としての×が無水ィサト酸の誘導体の場
合のようにo−位置の第2のカルボキシル基と無水化合
物として内部無水物を形成する場合にはこの反応中アミ
/基の位置に形成するカルボキシル基は容易に除去でき
る保護基として作用する。
合のようにo−位置の第2のカルボキシル基と無水化合
物として内部無水物を形成する場合にはこの反応中アミ
/基の位置に形成するカルボキシル基は容易に除去でき
る保護基として作用する。
この理由で無水ィサト酸の誘導体は本発明のインジゴィ
ド染料の合成用の出発物質として使われるアントラニル
酸の官能性誘導体として極めて好適である。保護基Xが
o−位置のカルボキシル基と無水化合物を形成する他の
出発物質はN−アシルアントラニル酸特にN−アセチル
アントラニル酸の無水化合物例えば2−メチル−4H−
3・1−ペンズオキサジンー4−オン(アセチルアント
ラニル)である。
ド染料の合成用の出発物質として使われるアントラニル
酸の官能性誘導体として極めて好適である。保護基Xが
o−位置のカルボキシル基と無水化合物を形成する他の
出発物質はN−アシルアントラニル酸特にN−アセチル
アントラニル酸の無水化合物例えば2−メチル−4H−
3・1−ペンズオキサジンー4−オン(アセチルアント
ラニル)である。
一般式(1)のアントラニル酸の官能性議導体としてェ
ステル特に低級アルキルェステル例えばメチルェステル
またはエチルェステルを使うことができるが、この場合
そのアミノ基は保護基X例えばァシル基によって置換さ
れなければならない。
ステル特に低級アルキルェステル例えばメチルェステル
またはエチルェステルを使うことができるが、この場合
そのアミノ基は保護基X例えばァシル基によって置換さ
れなければならない。
この反応に使われたジメチルスルホキシド(ジムシル)
のアニオンの形成に強塩基として信頼できるアルカリ金
属誘導体は例えば水素化ナトリウムのようなアルカリ金
属水素化物、例えばナトリウムアミドのようなアルカリ
金属アミド、あるいは例えばナトリウムメチラード、ナ
トリウムェチラートならびにナトIJウム第3ブチラー
トのような低級アルカノールのアルカリ金属アルコラー
トであることができる。
のアニオンの形成に強塩基として信頼できるアルカリ金
属誘導体は例えば水素化ナトリウムのようなアルカリ金
属水素化物、例えばナトリウムアミドのようなアルカリ
金属アミド、あるいは例えばナトリウムメチラード、ナ
トリウムェチラートならびにナトIJウム第3ブチラー
トのような低級アルカノールのアルカリ金属アルコラー
トであることができる。
一般式(1)のアントラニル酸の誘導体とニトロメタン
との反応は室温しかし好ましくは僅かに高めた温度(4
5〜5000)ないし反応混合物の還流温度で行うこと
ができる。
との反応は室温しかし好ましくは僅かに高めた温度(4
5〜5000)ないし反応混合物の還流温度で行うこと
ができる。
この反応は中性溶媒例えばジオキサン中、またはジメチ
ルホルムアミド中またはへキサメチルりん酸トリアミド
中塩基の存在の下例えば前記したアルカリ金属譲導体の
存在の下、しかし好ましくは簡単なアルカリ塩基例えば
炭酸ナトリウムまたは酢酸ナトリウムの存在の下で行う
ことができる。得られた(D)式の■−ニトロ−o−ア
ミノーアセトフェノン誘導体を酸と加熱することによっ
て酸化窒素の分離を伴いながら縮合して(m)式のイン
ジゴが得られる。除去中遊離した酸化窒素は亜硝酸ガス
を伴う。尿素の添加または強い空気の流れの導入は中間
体として得られた(0)式の■−ニトロ−oーアセトフ
ヱノン誘導体がジアゾ化され、あるいは遊離した亜硝酸
ガスおよびこれから生成した亜硝酸によって副反応を受
けることを防ぐ。インジゴを作る転位および縮合に適当
な酸は水性の有機酸例えばpートルェンスルホン酸のよ
うな水性アリールスルホン酸であるが好都合には水性の
無機酸特に鉱酸例えば冷薄または濃厚な塩酸または硫酸
である。この反応順序中生成した(D)式の山一ニトロ
−o−アミノーアセトフェノン議導体は単離することが
できるが、中間体を単離せずにこの反応順序を行うこと
がより簡単であり、より好都合である。
ルホルムアミド中またはへキサメチルりん酸トリアミド
中塩基の存在の下例えば前記したアルカリ金属譲導体の
存在の下、しかし好ましくは簡単なアルカリ塩基例えば
炭酸ナトリウムまたは酢酸ナトリウムの存在の下で行う
ことができる。得られた(D)式の■−ニトロ−o−ア
ミノーアセトフェノン誘導体を酸と加熱することによっ
て酸化窒素の分離を伴いながら縮合して(m)式のイン
ジゴが得られる。除去中遊離した酸化窒素は亜硝酸ガス
を伴う。尿素の添加または強い空気の流れの導入は中間
体として得られた(0)式の■−ニトロ−oーアセトフ
ヱノン誘導体がジアゾ化され、あるいは遊離した亜硝酸
ガスおよびこれから生成した亜硝酸によって副反応を受
けることを防ぐ。インジゴを作る転位および縮合に適当
な酸は水性の有機酸例えばpートルェンスルホン酸のよ
うな水性アリールスルホン酸であるが好都合には水性の
無機酸特に鉱酸例えば冷薄または濃厚な塩酸または硫酸
である。この反応順序中生成した(D)式の山一ニトロ
−o−アミノーアセトフェノン議導体は単離することが
できるが、中間体を単離せずにこの反応順序を行うこと
がより簡単であり、より好都合である。
この方法は単純なそして容易な方法で実施できるという
こと、特に中間体を単離する必要がないという点を特徴
としている。以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
こと、特に中間体を単離する必要がないという点を特徴
としている。以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
実施例中部および%は重量部および重量%である。例1
(a} の−ニトロ−o−アミノーアセトフエノン36
0の9を、0.が水酸化ナトリウム溶液10肌中の尿素
500の9の溶液に氷格温度で溶かす。
0の9を、0.が水酸化ナトリウム溶液10肌中の尿素
500の9の溶液に氷格温度で溶かす。
この透明な黄色溶液を磯硫酸12の‘で処理すればこの
色は消失する。さらに30分間放置した後この反応混合
物を80ご0の裕中で同じ時間かきまぜればインジゴが
次でんする。この懸濁液を冷却してろ過し、生成物を多
量の水で次にメタノールとエーテルで洗浄する。KBr
による赤外スペクトルによって同定が行われる。収量:
174m9(理論量の66%)。【b} 中間体として
使ったの−ニトロ−o−アミノーアセトフェノンは次の
ようにして作られる。
色は消失する。さらに30分間放置した後この反応混合
物を80ご0の裕中で同じ時間かきまぜればインジゴが
次でんする。この懸濁液を冷却してろ過し、生成物を多
量の水で次にメタノールとエーテルで洗浄する。KBr
による赤外スペクトルによって同定が行われる。収量:
174m9(理論量の66%)。【b} 中間体として
使ったの−ニトロ−o−アミノーアセトフェノンは次の
ようにして作られる。
無水ィサト酸16.3夕(100ミリモル)と無水炭酸
ナトリウム26.5夕(250ミリモル)との混合物を
へキサメチルりん酸トリアミド140奴と中で75〜8
000に加熱し、ニトロメタン10.8机【(d=1.
134:200ミリモル)をへキサメチルりん酸トリア
ミド50肌に溶かした溶液を1時間で滴加する。この反
応混合物を前記温度で1細時間かきまぜ、冷却し、次に
水400の‘中に注ぎ、得られた溶液を(溶剤回収のた
めに)クロロホルム200の‘ずつで4回抽出する。次
にこの水性層を、濃塩酸を加えてpH値2に調整し、生
成物を塩化メチレンで抽出する(150地ずつで4回)
。この抽出物を合わせて塩化ナトリウム水溶液で洗浄し
、硫酸ナトリウムで脱水し、ほぼ50の‘に濃縮し、シ
リカゲル(メルク社のシリカゲル60、粒径0.063
〜0.200側)16Mのカラムを通す。この溶出液を
濃縮すれば融点110〜111℃の山一ニトロ一oーア
ミノーアセトフヱノン6.8夕が得られる。例2 山一ニトロ−o−アミノーアセトフエノン720の9を
0.州NaOH20の‘に溶かし、この氷冷しかきまぜ
た溶液を鮒硫酸24の‘で処理する。
ナトリウム26.5夕(250ミリモル)との混合物を
へキサメチルりん酸トリアミド140奴と中で75〜8
000に加熱し、ニトロメタン10.8机【(d=1.
134:200ミリモル)をへキサメチルりん酸トリア
ミド50肌に溶かした溶液を1時間で滴加する。この反
応混合物を前記温度で1細時間かきまぜ、冷却し、次に
水400の‘中に注ぎ、得られた溶液を(溶剤回収のた
めに)クロロホルム200の‘ずつで4回抽出する。次
にこの水性層を、濃塩酸を加えてpH値2に調整し、生
成物を塩化メチレンで抽出する(150地ずつで4回)
。この抽出物を合わせて塩化ナトリウム水溶液で洗浄し
、硫酸ナトリウムで脱水し、ほぼ50の‘に濃縮し、シ
リカゲル(メルク社のシリカゲル60、粒径0.063
〜0.200側)16Mのカラムを通す。この溶出液を
濃縮すれば融点110〜111℃の山一ニトロ一oーア
ミノーアセトフヱノン6.8夕が得られる。例2 山一ニトロ−o−アミノーアセトフエノン720の9を
0.州NaOH20の‘に溶かし、この氷冷しかきまぜ
た溶液を鮒硫酸24の‘で処理する。
この混合物を8030(俗温)に30分間加熱する。冷
却後生成した枕でんを吸収ろ過で集め、水、メタノール
ならびにエーテルで洗浄し乾燥する。収量:インジゴ3
04の9(理論量の58%)。例3 山一ニトロ一o−アミノーアセトフエノン720の9を
鮒硫酸12m‘に溶かす。
却後生成した枕でんを吸収ろ過で集め、水、メタノール
ならびにエーテルで洗浄し乾燥する。収量:インジゴ3
04の9(理論量の58%)。例3 山一ニトロ一o−アミノーアセトフエノン720の9を
鮒硫酸12m‘に溶かす。
この溶液を水で希釈し、8000の裕中で30分間かき
まぜる。次に前記操作方法を行う。収量:インジゴ38
3の9(理論量の73%)。例4也−ニトロ一o−アミ
ノーアセトフエノン10.8夕(60ミリモル)を無水
酢酸20汎‘もこ加え、この混合物を6000に加熱す
る。
まぜる。次に前記操作方法を行う。収量:インジゴ38
3の9(理論量の73%)。例4也−ニトロ一o−アミ
ノーアセトフエノン10.8夕(60ミリモル)を無水
酢酸20汎‘もこ加え、この混合物を6000に加熱す
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aはベンゼン環を完成し、Xは水素原子である
か、またはO−位置のカルボキシル基と無水の誘導体を
形成することのできる遊離アミノ基の保護基であつて、
この保護基は飽和または不飽和脂肪族カルボン酸、環状
脂肪族カルボン酸、環状脂肪族−脂肪族カルボン、芳香
族カルボン酸、または芳香脂肪族カルボン酸のアシル残
基、または炭酸半エステルまたは炭酸のアシル残基であ
る)で表わされるアントラニル酸の官能性誘導体を塩基
の存在下ニトロメタンと反応させるかまたはニトロ酢酸
の塩と反応させて一般式▲数式、化学式、表等がありま
す▼ (式中、AとXとは前記と同じ意味である)で表わされ
るω−ニトロ−O−アミノアセト−フエノン誘導体とし
、この中間体を酸と加熱することにより縮合させて一般
式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは前記と同じ意味である) で表わされるインジゴ化合物とすることから成る、イン
ジゴイド染料の製法。 2 反応を、中間体を単離することなしに行う特許請求
の範囲第1項に記載の方法。 3 一般式(I)の化合物とニトロメタンとの反応の塩
基としてアルカリ金属水素化物を使う、特許請求の範囲
第1項または第2項に記載の方法。 4 一般式(I)の化合物とニトロメタンとの反応の塩
基としてアルカリ金属アミドを使う、特許請求の範囲第
1項または第2項に記載の方法。 5 一般式(I)の化合物とニトロメタンとの反応の塩
基として低級アルカノールのアルカリ金属アルコラート
を使う、特許請求の範囲第1項または第2項に記載の方
法。 6 塩基としてナトリウムメチラートを使う、特許請求
の範囲第5項に記載の方法。 7 塩基としてナトリウムエチラートを使う、特許請求
の範囲第5項に記載の方法。 8 塩基としてナトリウム第3ブチラートを使う、特許
請求の範囲第5項に記載の方法。 9 一般式(II)の化合物の反応の酸として水性の無機
酸または有機酸を使い一般式(III)のインジゴ化合物
とする、特許請求の範囲第1項または第2項に記載の方
法。 10 酸として水性の鉱酸を使う、特許請求の範囲第1
項、第2項または第9項に記載の方法。 11 酸として水性塩酸を使う、特許請求の範囲第1項
、第2項、第9項または第10項に記載の方法。 12 酸として水性硫酸を使う、特許請求の範囲第1項
、第2項、第9項または第10項に記載の方法。 13 酸として水性のアリールスルホン酸例えばP−ト
ルエンスルホン酸を使う、特許請求の範囲第1項、第2
項、第9項または第10項に記載の方法。 14 ニトロメタンまたはニトロ酢酸の塩との反応のた
めの一般式(I)のアントラニル酸の官能性誘導体とし
て無水イサト酸を使う、特許請求の範囲第1項乃至第1
3項のいずれかに記載の方法。 15 ニトロメタンまたはニトロ酢酸の塩との反応のた
めの一般式(I)のアントラニル酸の官能性誘導体とし
て2−メチル−4H−3・1−ベンズオキサジン−4−
オンを使う特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
方法。 16 ニトロメタンまたはニトロ酢酸の塩との反応のた
めの一般式(I)のアントラニル酸の官能性誘導体とし
てN−アセチル−アントラニル酸のエステルを使う、特
許請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。 17 アントラニル酸の官能性誘導体とニトロメタンま
たはニトロ酢酸の塩との反応を中性溶媒中で行う、特許
請求の範囲第1項乃至第16項のいずれかに記載の方法
。 18 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aはベンゼン環を完成し、Xは水素原子である
か、またはO−位置のカルボキシル基と無水の誘導体を
形成することのできる遊離アミノ基の保護基であつて、
この保護基は飽和または不飽和脂肪族カルボン酸、環状
脂肪族カルボン酸、環状脂肪族−脂肪族カルボン酸、芳
香族カルボン酸、または芳香脂肪族カルボン酸のアシル
残基、または炭酸半エステルまたは炭酸のアシル残基で
ある)で表わされるω−ニトロ−O−アミノアセトフエ
ノン誘導体を酸と加熱することにより縮合させて一般式
▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aは前記と同じ意味である) で表わされるインジゴ化合物とすることからなるインジ
ゴイド染料の製法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH16782/75 | 1975-12-24 | ||
CH1678275A CH614701A5 (ja) | 1975-12-24 | 1975-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5281338A JPS5281338A (en) | 1977-07-07 |
JPS6028872B2 true JPS6028872B2 (ja) | 1985-07-06 |
Family
ID=4420178
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51156133A Expired JPS6028872B2 (ja) | 1975-12-24 | 1976-12-24 | インジゴイド染料の製法 |
JP60029182A Pending JPS60186565A (ja) | 1975-12-24 | 1985-02-16 | インジゴイド染料中間体の製法、中間体、及びこれを用いる染色及び捺染法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP60029182A Pending JPS60186565A (ja) | 1975-12-24 | 1985-02-16 | インジゴイド染料中間体の製法、中間体、及びこれを用いる染色及び捺染法 |
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