JPS6028552B2 - ガス分離装置 - Google Patents
ガス分離装置Info
- Publication number
- JPS6028552B2 JPS6028552B2 JP13231275A JP13231275A JPS6028552B2 JP S6028552 B2 JPS6028552 B2 JP S6028552B2 JP 13231275 A JP13231275 A JP 13231275A JP 13231275 A JP13231275 A JP 13231275A JP S6028552 B2 JPS6028552 B2 JP S6028552B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- component
- separation
- components
- separated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は安全でかつ経済的な運転が行なえるようにした
遠心分離機使用のガス分離装置に関する。
遠心分離機使用のガス分離装置に関する。
重ガス成分と軽ガス成分との混合ガスを各成分ガスに分
離するものとしてガス遠心分離機が知られている。
離するものとしてガス遠心分離機が知られている。
このガス遠心分離機は、一般に真空容器内に回転胴と、
この回転月岡を超高速回転駆動するモータとを設置し、
上記回転胴内に被分離ガスを導入して回転耳同内の高速
心力場を利用して各成分ガスに分離し、分離された各成
分ガスを別々に回転胴外へ導くように構成されている。
しかして、より高い割分に各成分ガスを分離する場合に
は、多数のガス遠心分離機をカスケードに接続したガス
分離装置が使用されている。
この回転月岡を超高速回転駆動するモータとを設置し、
上記回転胴内に被分離ガスを導入して回転耳同内の高速
心力場を利用して各成分ガスに分離し、分離された各成
分ガスを別々に回転胴外へ導くように構成されている。
しかして、より高い割分に各成分ガスを分離する場合に
は、多数のガス遠心分離機をカスケードに接続したガス
分離装置が使用されている。
このガス分離装置は、今、ガス遠心分離機を第1図に示
すようにSで表示し、この分離機Sのフィードヘツダを
F、プロダクトヘツダをP、ウエストヘツダをWで簡略
表示すると、第2図に示すように構成されている。すな
わち、たとえば4つのガス遠心分離機を並列的に接続し
て分離要素を構成し、これら分離要素をN段目、N+1
段目・・・N−1段目・・・の如く配置し、たとえばN
段目のフィードヘツダFが共通に接続されるフィード管
Xに被分離ガスを供給し、N段目の各プロダクトヘッダ
Pが共通に接続されるプロダクト管YをN+1段目‘こ
フイード管בこ接続し、さらにN段目の各ウエストヘ
ツダWが共通に接続されるウエスト管ZをN−1段のフ
ィード管×に接続している。また、N+1段目のウエス
ト管ZとN−1段目のプロダクト管YをN段目のフィー
ド管×に接続している。以下同様に各段が接続されてい
る。したがって、この装置によると、N段目のフィード
管Xに供給された被分離ガス中のプロダクト成分は順次
濃縮されて上段側へ移動し、ウエスト成分は順次濃縮さ
れて下段側へ移動するので、より高い割合に分離される
ことになる。そして、このようなガス分離装置は、通常
、第3図に示すように分離装置本体をS′で、プロダク
ト流をP′で、ウエスト流をW′で、また、フィード流
をF′で模擬的に表示される。ところで、上記構成のガ
ス分離装置は、一般に数万台から約10万台の遠心分離
機を組合せて構成される場合が多く、しかも各遠心分離
機の回転胴および配管内は大気法より低い圧力下で使用
される。
すようにSで表示し、この分離機Sのフィードヘツダを
F、プロダクトヘツダをP、ウエストヘツダをWで簡略
表示すると、第2図に示すように構成されている。すな
わち、たとえば4つのガス遠心分離機を並列的に接続し
て分離要素を構成し、これら分離要素をN段目、N+1
段目・・・N−1段目・・・の如く配置し、たとえばN
段目のフィードヘツダFが共通に接続されるフィード管
Xに被分離ガスを供給し、N段目の各プロダクトヘッダ
Pが共通に接続されるプロダクト管YをN+1段目‘こ
フイード管בこ接続し、さらにN段目の各ウエストヘ
ツダWが共通に接続されるウエスト管ZをN−1段のフ
ィード管×に接続している。また、N+1段目のウエス
ト管ZとN−1段目のプロダクト管YをN段目のフィー
ド管×に接続している。以下同様に各段が接続されてい
る。したがって、この装置によると、N段目のフィード
管Xに供給された被分離ガス中のプロダクト成分は順次
濃縮されて上段側へ移動し、ウエスト成分は順次濃縮さ
れて下段側へ移動するので、より高い割合に分離される
ことになる。そして、このようなガス分離装置は、通常
、第3図に示すように分離装置本体をS′で、プロダク
ト流をP′で、ウエスト流をW′で、また、フィード流
をF′で模擬的に表示される。ところで、上記構成のガ
ス分離装置は、一般に数万台から約10万台の遠心分離
機を組合せて構成される場合が多く、しかも各遠心分離
機の回転胴および配管内は大気法より低い圧力下で使用
される。
したがって、配管等の気密性を常に確保することは困難
で、往々にしてリーク現象が起こり易い。このようなり
ーク現象が起こると空気が系内に侵入することになる。
今、UF6用のガス分離装置を考えた場合、プロセスガ
ス中に空気が混入すると、この空気中の窒素の分子量は
28と小さく、一方、UF6の分子量は352と大きい
。このため、たとえばプロダクト流側に軽ガス成分が排
出さるものとすると、このプログクト流側の配管圧力が
上昇し、装置を破壊させてしまう虜れがある。また、破
壊に至らないまでも回転胴が接触する雰囲気を低圧化さ
せるために設けられる分子ポンプの性能を低下させ、風
損を増大させる虜れがある。したがって、リーク現象に
よってプロセスガス中に異成分ガスが混入したら速やか
に装置の運転を停止し、リーク個所の修理を行なうこと
が必要であらる。本発明はこのような事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、極めて簡単にプ
。
で、往々にしてリーク現象が起こり易い。このようなり
ーク現象が起こると空気が系内に侵入することになる。
今、UF6用のガス分離装置を考えた場合、プロセスガ
ス中に空気が混入すると、この空気中の窒素の分子量は
28と小さく、一方、UF6の分子量は352と大きい
。このため、たとえばプロダクト流側に軽ガス成分が排
出さるものとすると、このプログクト流側の配管圧力が
上昇し、装置を破壊させてしまう虜れがある。また、破
壊に至らないまでも回転胴が接触する雰囲気を低圧化さ
せるために設けられる分子ポンプの性能を低下させ、風
損を増大させる虜れがある。したがって、リーク現象に
よってプロセスガス中に異成分ガスが混入したら速やか
に装置の運転を停止し、リーク個所の修理を行なうこと
が必要であらる。本発明はこのような事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、極めて簡単にプ
。
セスガス中への異成分ガスの混入を検出でき、これにっ
て装置全体の運転を停止するることができ、装置の安全
運転と経済的な運転とな実施し得ぬ遠D分離機使用のガ
ス分離装置を提供することにある。以下、本発明の詳細
を図示の実施例によって説明する。
て装置全体の運転を停止するることができ、装置の安全
運転と経済的な運転とな実施し得ぬ遠D分離機使用のガ
ス分離装置を提供することにある。以下、本発明の詳細
を図示の実施例によって説明する。
第4図は本発明装置を概略的に示すもので第3図と同一
部分は同一符号で示してある。本発明装置が従来装置と
異なる点は、プロダクト流P′側に位置する最上段の分
離要素のプロダクト管にガス分析器日のガス導入口を接
続し、この分析器日の出力値における異成分ガスの値が
所定値を越えたとき制御器1を作動させて各遠D分離機
のモータを停止させるとともに被分離ガスの供給を停止
させ、さらに警報を送出させるようにしたことにある。
部分は同一符号で示してある。本発明装置が従来装置と
異なる点は、プロダクト流P′側に位置する最上段の分
離要素のプロダクト管にガス分析器日のガス導入口を接
続し、この分析器日の出力値における異成分ガスの値が
所定値を越えたとき制御器1を作動させて各遠D分離機
のモータを停止させるとともに被分離ガスの供給を停止
させ、さらに警報を送出させるようにしたことにある。
このような構成であると、今、プロダクト流P′側から
軽ガス成分が排出されるものとし、かつプロセスガスと
してUF6の場合を例にとると、リーク等によって空気
がプロセスガス中に混入すると、空気成分はプロダクト
流P′側から速やかに排出されるので、ガス分析器印こ
よって空気が混入しているか否かが直ちに検出されるこ
とになる。
軽ガス成分が排出されるものとし、かつプロセスガスと
してUF6の場合を例にとると、リーク等によって空気
がプロセスガス中に混入すると、空気成分はプロダクト
流P′側から速やかに排出されるので、ガス分析器印こ
よって空気が混入しているか否かが直ちに検出されるこ
とになる。
そして混入量が所定値を越えたとき制御器1が作動し、
これによって装置本体S′の動作が停止される。したが
って、以後リーク個所を発見し補修すればよいことにな
る。そして、この場合には、プロセスガスと、このプロ
セスガスにリークによって混入する異成分ガスとの分子
量の差を巧みに利用し、最上段の分離要素から排出され
るガスをガス分析器日に導入して異成分ガスの混入を検
出しているので、簡単な1つの分析器日で十分短時間に
リークの発生を検出でき、装置全体を複雑化させること
なくリーク発生を検出できる利点がある。以上詳述した
ように本発明によれば、プロセスガスに異成分ガスが混
入すると値ちに分離動作を停止させることができ、これ
によって安全性の確保と、経済的運転化を図れるガス遠
心分離機使用のガス分離装置を提供できる。
これによって装置本体S′の動作が停止される。したが
って、以後リーク個所を発見し補修すればよいことにな
る。そして、この場合には、プロセスガスと、このプロ
セスガスにリークによって混入する異成分ガスとの分子
量の差を巧みに利用し、最上段の分離要素から排出され
るガスをガス分析器日に導入して異成分ガスの混入を検
出しているので、簡単な1つの分析器日で十分短時間に
リークの発生を検出でき、装置全体を複雑化させること
なくリーク発生を検出できる利点がある。以上詳述した
ように本発明によれば、プロセスガスに異成分ガスが混
入すると値ちに分離動作を停止させることができ、これ
によって安全性の確保と、経済的運転化を図れるガス遠
心分離機使用のガス分離装置を提供できる。
第1図はガス遠0分離機の簡略表示図、第2図は同分離
機をカスケードに接続したガス分離装置を一部取り出し
て示す概略図、第3図は同分離装置の簡略表示図、第4
図は本発明の一実施例の概略的構成図である。 S′・・・・・・分離装置本体、F′・・・・・・フィ
ード流、P′…・・・プロダクト流、日・・・・・・ガ
ス分析器、1・・・・・・制御器。 〆′蛾 〆ぐめ がj幻 〆々燭
機をカスケードに接続したガス分離装置を一部取り出し
て示す概略図、第3図は同分離装置の簡略表示図、第4
図は本発明の一実施例の概略的構成図である。 S′・・・・・・分離装置本体、F′・・・・・・フィ
ード流、P′…・・・プロダクト流、日・・・・・・ガ
ス分析器、1・・・・・・制御器。 〆′蛾 〆ぐめ がj幻 〆々燭
Claims (1)
- 1 重ガス成分と軽ガス成分とが混在した被分離ガスを
各成分ガスに分離するものであつて、単数もしくは複数
のガス遠心分離機で構成された分離要素を複数段カスケ
ート接続してなるガス分離装置において、前記軽ガス成
分の濃度が高いガスを最終的に排出する最上段の分離要
素を出たガスを導き、このガスに混入した前記被分離ガ
ス成分より分子量の小さいガス成分を検出するガス分析
器と、このガス分析器の検出値が所定レベルを越えたと
き前記各分離要素の運転を停止させる制御器とを具備し
てなることを特徴とするガス分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13231275A JPS6028552B2 (ja) | 1975-11-04 | 1975-11-04 | ガス分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13231275A JPS6028552B2 (ja) | 1975-11-04 | 1975-11-04 | ガス分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5256461A JPS5256461A (en) | 1977-05-09 |
JPS6028552B2 true JPS6028552B2 (ja) | 1985-07-05 |
Family
ID=15078359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13231275A Expired JPS6028552B2 (ja) | 1975-11-04 | 1975-11-04 | ガス分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028552B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63152747U (ja) * | 1987-03-29 | 1988-10-06 |
-
1975
- 1975-11-04 JP JP13231275A patent/JPS6028552B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63152747U (ja) * | 1987-03-29 | 1988-10-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5256461A (en) | 1977-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4779449A (en) | Leak detector and leak detection method | |
GB859333A (en) | Filtering centrifugal separators | |
GB1468844A (en) | Method and device for separating gaseous or vaporous materials especially isotopes by means of separation nozzles | |
US3398505A (en) | Dual stage membrane gas separators with variable conductance means for varying their throughput | |
GB960621A (en) | Improvements in or relating to apparatus for extracting dust from a stream of air | |
GB734460A (en) | Method of and apparatus for separating dispersed gas from liquids | |
JPS6028552B2 (ja) | ガス分離装置 | |
US3289481A (en) | Gas sampling device | |
GB835884A (en) | Separator | |
GB1528085A (en) | Device for separating the components of a gas mixture | |
GB1272989A (en) | Device for segmenting gaseous or vaporous substances, especially isotopes, with different molecular weights and/or different gas kinetic cross sections | |
GB741046A (en) | Improvements in or relating to methods and devices for effecting centrifugal separation | |
US2469367A (en) | Canister and distributor therefor | |
GB1000183A (en) | Method of, and apparatus for, purifying gases charged with solid particles | |
GB1445061A (en) | Gas stream cleaning system | |
US2947471A (en) | Centrifuge end cap | |
DE102014223841A1 (de) | Vorrichtung und Verfahren zur Gegenstrom-Leckdetektion | |
DE1253677B (de) | Vorrichtung zum Trennen von Gasen mit unterschiedlichen Molekulargewichten | |
GB885535A (en) | Improvements in or relating to filters | |
US1137774A (en) | Process and device for separation of the elements composing a gaseous mixture by means of centrifugal action. | |
GB2345969A (en) | Leak detection system | |
GB1601164A (en) | Apparatus for separating gas mixtures | |
GB2055310A (en) | Apparatus for separating particles from a gas stream | |
GB792230A (en) | Improvements in or relating to processes for the separation of solid particles from gases or vapours | |
CN110082402A (zh) | 一种易爆溶剂体系用充氮测氧本质安全型离心萃取方法 |