JPS6028435Y2 - 隆鼻用プロテ−ゼ - Google Patents

隆鼻用プロテ−ゼ

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Publication number
JPS6028435Y2
JPS6028435Y2 JP8826478U JP8826478U JPS6028435Y2 JP S6028435 Y2 JPS6028435 Y2 JP S6028435Y2 JP 8826478 U JP8826478 U JP 8826478U JP 8826478 U JP8826478 U JP 8826478U JP S6028435 Y2 JPS6028435 Y2 JP S6028435Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
nasal
weight
relieving
prosthesis
columella
Prior art date
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Expired
Application number
JP8826478U
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English (en)
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JPS555938U (ja
Inventor
信幸 塩谷
Original Assignee
ダウコ−ニング株式会社
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Publication date
Application filed by ダウコ−ニング株式会社 filed Critical ダウコ−ニング株式会社
Priority to JP8826478U priority Critical patent/JPS6028435Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は美容整形外科の隆鼻術に用いられるプロテーゼ
に係る。
従来のこの種陳弁用プロテーゼは鼻の鼻骨近くに位置せ
しめられる鼻端部分と、鼻の鼻頭近くに位置せしめられ
るとともにその鼻端部分に一体に連続せしめられた鼻柱
部分とを有している。
除重用プロテーゼは患者側々の特徴に合わせて最適の形
状寸法を有するべきものである。
そのために幾種類もの形状寸法をした除重用プロテーゼ
を準備しておく必要があった。
それにもかかわらず、手術中又は手術直前に患者に合う
よう術者により削り、調節されねばならなかった。
即ち、鼻柱部分の切削により適性形状ならしめるととも
に鼻端部分の端部の切削及び鼻柱部分の端部の切削によ
り全体の長さ、いわゆる高さを調節していた。
しかしながら、鼻端部分には鼻骨との合致を良好ならし
めるために傾斜部が形成されており、その傾斜部を切削
して高さ方向の寸法の調節を行うと、その高さ方向寸法
の調節毎に新たに傾斜部を滑らかに調節させてやらねば
ならず、この作業には豊富な経験と多大の労力とが必要
とされ、また傾斜部を滑らかにする切削加工により発生
せしめられる切削粉がその傾斜部に付着するのを完全に
防止することは難かしく、そのままの状態での使用は危
険性を含んでいた。
本考案の目的は上記欠点を解決し得る除重用プロテーゼ
を提供することである。
かかる本考案の目的は、上記したごとき従来の除重用プ
ロテーゼにおいて、鼻端部分と鼻柱部分とを互いに別個
に形成し、その鼻端部分と鼻柱部分とのうちの少なくと
も一方のものに、その一方のものの、他方のものの端面
に接合されるべき端面に開口しているとともにその一方
のものの長手方向に延在する凹所を備えせしめ、その少
なくとも一方のものに備えられた凹所に嵌合せしめられ
る接合用部材により鼻端部分と鼻柱部分とを互いに接合
せしめるよう構威し、鼻端部分と鼻柱部分との互いに接
合されるべき端面のいずれか一方又は両方を切削するこ
とによって除重用プロテーゼの高さを調節可能ならしめ
ることにより遠戚された。
以下本考案の実施例を添附図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本考案による除重用プロテーゼ1を
示し、その除重用プロテーゼ1は二点鎖線で示された鼻
2の鼻骨近くに位置せしめられる鼻端部分3と、鼻頭近
くに位置せしめられる鼻柱部分4とを有し、これら鼻端
部分3及び鼻柱部分4は互いに別個に形成されている。
鼻端部分3の、鼻柱部分4に接合されるべき端部と反対
側の端部には傾斜部5が備えられていてプロテーゼ1が
鼻骨上に滑らかに合致せしめられるようになっている。
また、鼻柱部分4の、鼻端部分3に接合されるべき端部
と反対側の端部、即ち弁尖部6には鼻柱部分4に対し角
度をなして延在する鼻柱8が一体に形成され、その鼻柱
8は弁尖部6から遠去かる方向に拡げられている。
この鼻柱8は患者個人の特徴に合わせて自由断面を切削
することにより長さが調節されるようになっているとと
もに側端面を切削することにより鼻柱部分4に対する角
度が調節されるようになっている。
本考案における除重用プロテーゼ1においては、互いに
別個に形成されている鼻端部分3及び鼻柱部分4が、第
3図に示すように細長い断面四角形をした接合用部材1
1により互いに接合せしめられるようになっている。
即ち、鼻柱部分4には、それの、鼻端部分3と接合せら
れるべき端面12に開口しているとともにその鼻柱部分
の長手方向に延在する凹所、具体的には孔13が備えら
れているとともに、同様に鼻端部分3には、それの、鼻
柱部分4と接合せられるべき端面に開口しているととも
にその鼻端部分の長手方向に延在する凹所、具体的には
孔15(第4図)が備えられ、それら孔13及び15の
断面形状寸法は投合用部材11の断面形状寸法に対応し
ていてそれら孔(13及び15)内にその接合用部材1
1が嵌合せしめられるようになっている。
本考案による除重用プロテーゼはそれの全体の高さHが
予め大きく作られていて、患者個人に合わせ鼻端部分3
の、鼻柱部分4に接合されるべき端面及び鼻柱部分4の
端面12のいずれか一方又はそれら両方を切削腰同時に
接合用部材11を合わせて切削することにより、除重用
プロテーゼ1の高さHが調節されるようになっている。
上記実施例において接合用部材11の断面形状は四角形
として示しであるが、三角形、五角形あるいは円形でも
よい。
ただ、接合後鼻端部分3と鼻柱部分4との間の相対回転
運動を防止するためには、その接合用部材の断面形状は
多角形であるのが好ましい。
また、上記実施例において接合用部材11は鼻端部分3
及び鼻柱部分4に対し別個に形成されているものとして
示されているが、第5図に示すようにその接合用部材1
1を鼻柱部分4に一体に形成してもよいし、あるいは鼻
端部分3に一体に形成してもよい。
更に、上記実施例において鼻端部分3及び鼻柱部分4に
は夫々接合用部材11が嵌合される凹所として孔13及
び15が形成されているものとして示されているが、こ
れら孔13及び15の代わりに、第6図及び第7図に示
すように鼻柱部分4に接合用部材11を一体に形成して
おき、鼻端部分3にその接合用部材11が嵌合せしめら
れる凹所として台形(第6図)又はU字形(第7図)の
溝17.18を形成し、接合時医用接着剤でもって互い
に接合させるようにしてもよい。
また、第1図乃至第3図、及び第5図に示した実施例の
場合にもその医用接着剤を用いて鼻端部分3と鼻柱部分
4とを互いに接合させることが好ましい。
以上述べたごとく、本考案による除重用プロテーゼは、
鼻端部分3と鼻柱部分4とが互いに別個に形成され、そ
れら互いに別個に形成された鼻端部分3と鼻柱部分4と
が接合用部材11でもって接合されるようになっており
、また、その鼻端部分と鼻柱部分との互いに接合される
べき端面のいずれか一方又は両方を切削することにより
、除重用プロテーゼの高さが調節可能にされているので
、その高さ調節に際腰鼻骨及び皮膚に適合するべく複雑
な形状に、そして平滑に形成されている鼻端部分3及び
鼻柱部分4の部位に何等切削加工を施す必要が無くなり
、その高さ調節に熟練した技術及び多大な労力を必要と
することがなく、未熟練者でもその高さ調節を簡単に行
え、また、その切削加工により生ずる切削粉がその複雑
な形状で平滑な部位に付着することによって生じせしめ
られる人体への危険性を回避することができる。
更に加えて、互いに別個に形成された鼻端部分3及び鼻
柱部分4を多種類にわたり準備しておくことにより、そ
れらの組合せで、患者個々人の特徴に最も近い形状のプ
ロテーゼを得ることが可能である(すなわち、高さ調節
のための切削を最少にすることができる)。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による除重用プロテーゼの側面図、第2
図はプロテーゼの正面図であって第1図の左側面図、第
3図はプロテーゼの分解斜視図、第4図は第3図の線I
V−IVに沿って取られた断面図、第5図は本考案によ
る除重用プロテーゼの変形例を示す部分斜視図、第6図
及び第7図は更に別の変形例を示す部分斜視図である。 1・・・・・・除重用プロテーゼ、2・・・・・・鼻、
3・・・・・・鼻端部分、4・・・・・・鼻柱部分、5
・・・・・・傾斜部、6・・・・・・鼻尖部、8・・・
・・・鼻柱、11・・・・・・接合用部材、12・・・
・・・端面、13,15・・・・・・凹所即ち孔、17
,18・・・・・・凹所即ち溝。

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1) 鼻の鼻骨近くに位置せしめられる鼻端部分と
    、鼻の鼻頭近くに位置せしめられるとともに前記鼻端部
    分に接合された鼻柱部分とを有する除重用プロテーゼに
    おいて、前記鼻端部分と前記鼻柱部分とが互いに別個に
    形成され、前記鼻端部分と前記鼻柱部分とのうちの少な
    くとも一方のものが、その一方のものの、他方のものの
    端面に接合されるべき端面に開口しているとともにその
    一方のものの長手方向に延在する凹所を有し、その少な
    くとも一方のものに設けられた前記凹所に嵌合せしめら
    れる接合用部材により前記鼻端部分と前記鼻柱部分とが
    互いに接合せしめられるよう構成されており、前記鼻端
    部分と前記鼻柱部分との互いに接合されるべき端面のい
    ずれか一方又は両方を切削することによって除重用プロ
    テーゼの高さが調節可能ならしめられていることを特徴
    とする除重用プロテーゼ。
  2. (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の除重用
    プロテーゼにおいて、前記鼻端部分と前記鼻柱部分とが
    、それらの互いに接合されるべき端面に夫々開口してい
    るとともにそれらの長手方向に夫々延在する凹所を有し
    、前記接合用部材が前記鼻端部分と前記鼻柱部分とに夫
    々設けられた前記凹所に嵌合せしめられるよう構成され
    ていることを特徴とする除重用プロテーゼ。
  3. (3)実用新案登録請求の範囲第1項記載の除重用プロ
    テーゼにおいて、前記凹所が前記鼻端部分に設けられ、
    前記接合用部材が前記鼻柱部分に固着せしめられている
    ことを特徴とする除重用プロテーゼ。
  4. (4)実用新案登録請求の範囲第1項記載の除重用プロ
    テーゼにおいて、前記凹所が前記鼻柱部分に設けられ、
    前記接合用部材が前記鼻端部分に固着せしめられている
    ことを特徴とする除重用プロテーゼ。
  5. (5)実用新案登録請求の範囲第1項から第4項までの
    いずれか1つに記載の除重用プロテーゼにおいて、前記
    凹所が溝で構成され、前記接合用部材が該溝の断面形状
    に対応した形状を有していることを特徴とする除重用プ
    ロテーゼ。
  6. (6)実用新案登録請求の範囲第5項記載の除重用プロ
    テーゼにおいて、前記溝の断面形状がU字形であること
    を特徴とする除重用プロテーゼ。
  7. (7)実用新案登録請求の範囲第5項記載の除重用プロ
    テーゼにおいて、前記溝の断面形状が多角形をなしてい
    ることを特徴とする除重用プロテーゼ゛
  8. (8)実用新案登録請求の範囲第1項から第4項までの
    いずれか1つに記載の除重用プロテーゼにおいて、前記
    凹所が孔で構成され、前記接合用部材が該層の断面形状
    に対応した断面形状を有していることを特徴とする除重
    用プロテーゼ。
  9. (9) 実用新案登録請求の範囲第8項記載の除重用
    プロテーゼにおいて、前記孔の断面形状が多角形をなし
    ていることを特徴とする除重用プロテーゼ。
  10. (10)実用新案登録請求の範囲第8項記載の除重用プ
    ロテーゼにおいて、前記孔が円形断面形状を有している
    ことを特徴とする除重用プロテーゼ。
  11. (11)実用新案登録請求の範囲第1項から第10項ま
    でのいずれか1つに記載の除重用プロテーゼにおいて、
    前記鼻端部分の、前記鼻柱部分に接合されるべき端部と
    反対側の端部に傾斜部が備えられていて鼻骨に滑らかに
    合致せしめられるよう構威されていることを特徴とする
    除重用プロテーゼ。
  12. (12)実用新案登録請求の範囲第1項から第11項ま
    でのいずれか1つに記載の除重用プロテーゼにおいて、
    前記鼻柱部分の、前記鼻端部分に接合されるべき端部と
    反対側の端部に鼻柱が一体に固着せしめられていること
    を特徴とする除重用プロテーゼ。
JP8826478U 1978-06-27 1978-06-27 隆鼻用プロテ−ゼ Expired JPS6028435Y2 (ja)

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JPS555938U JPS555938U (ja) 1980-01-16
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KR100883175B1 (ko) * 2007-06-11 2009-02-10 정영철 코끝 성형술을 용이하게 하는 비연골기둥보조장치

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JPS555938U (ja) 1980-01-16

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